2025年7月6日日曜日

麻雀の世界大会「世界麻雀TOKYO2025」

明日から自宅のキッチン周りや畳間、浴室のリフォームが予定されている。それで畳部屋の机、本、和箪笥などぜーんぶ居間や廊下、ギボヒサコの部屋などへ移動をさせた。これに3時間くらいかかったかな。ちょっとヘロヘロになった。夕方17時過ぎには一段落した。↓ごみごみした居間になってしまった。

今週は主にキッチン回り、来週は浴室の改修で、明日から自宅での食事が出来ず、来週は入浴が出来ないなど不便をかこつことになる。でももう待ったなしの状況だったのでそれくらいは我慢をせねばな。

そんな忙しさの合間に私は「世界麻雀TOKYO2025」の個人戦の準々決勝と決勝をネットで観戦していた。世界の麻雀大会を冠する大会は中国式麻雀などで以前からあったが、日本式リーチ麻雀のルールでは2014年の第1回パリ大会から3年おきに開催され、今回第4回大会が東京で初めて行われた。7月2日には団体戦があり、7月3日からメインの個人戦を行い2日間10半荘で256名から32名にまで絞られ、昨日でベスト16までとなり、今日ベスト8,そして最終4人が残って半荘2回を戦い優勝者を決めるというものだ。今回は日本勢が多く出場しておりベスト32の中の半数以上が日本人選手で占められた。大方プロ雀士でMリーガーもそこそこ残っていた。

で、わずか500点差でぎりぎり32位に滑り込んだMリーガー内川幸太郎プロは好調を維持していた。ベスト16にも残り、今日の準決勝でも2回連続トップを取って、文句なしで決勝卓に進んでいた。もう一つの山からは同じMリーガーの黒沢咲プロが大接戦を制しここまで絶好調だった仲林圭プロは涙を呑んだ。で、決勝卓はその二人に第2回ラスベガス大会で優勝経験のあるともたけ雅晴と韓国の医大生ユン・ジュンソクの4人で2半荘で争われた。韓国人のユンは準決勝から観戦していたがプロを比べても遜色ない打ち方をしていた。いざとなればポンポンチーの裸単騎もいとわず、しかも上がりきっていた。

決勝では私の応援しているMリーグチーム雷電所属の黒沢咲を応援していた。1回目の半荘では勢いそのままに内川プロが大きなトップを取ったが、2回目ではみんな黙ってはおらず大物手狙いで、黒沢の海底ツモのハネマン、ともたけの二盃口のハネマンとそうは見ない大物手が炸裂した。トップ目の内川もしっかり上がりを取り追随を許さない。しかも目つきがバキバキでMリーグでは余り見られない表情だった。
そして日本人選手に囲まれラス目に落ちていたユン選手、途中の打ち筋を見ていても大物手を狙っている様子がありありだった。そして両面を嫌ってでも対子手から暗刻を作って四暗刻に近づけていた。黒沢も親で聴牌しリーチを掛けた。するとユン選手、暗刻をそろえ、とうとう四暗刻を聴牌し追っかけリーチした。待ちは北か4ピン。私は黒沢の上がりを祈ったが、なんとユン選手、北をツモり上げ、役満四暗刻を上がりきったのだ。すごい。
しかしこれで親かぶりした黒沢はマイナス1万6千点も減らしラスに落ちた。見せ場を作ったユンもまだ大物手を上がらないと内川には追いつけない。内川はラス前にも安手で上がりを取り、オーラスは相手がダブル役満を上がらないと優勝出来ないくらいに差をつけた。完勝での優勝だった。いや〜リアルタイムで観戦するとヒヤヒヤドキドキで面白かったぁー。

これで第1回から第4回まで全部日本人選手が優勝ということになったが、リーチ麻雀が普及していけばきっといずれ外人選手の優勝者も出てくるだろう。柔道がそうだったし今後の麻雀界はネットのおかげもあって若い人にも人気が出てきている。こんな世界大会も出来るくらいだから、賭けなくても十分に面白すぎる麻雀ってゲームがこれからもどんどん普及していってほしいもんだ。

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