2025年7月8日火曜日

その木、何の木、ホルトノキ

キッチンがないので今夜は外食だ。で、店は歩いて行ける団地内の「くろ屋別邸」にした。以前1回だけ行ったことがある。はっきり言って自宅から一番近い外食店であるにも関わらずたったの1回。どんだけ外食をしない家庭なんだぁ?

そう言えば団地内の焼き肉店「和華」には一度も行ったことないし、イタリアンの「肝付」もたった一度だけ。最近はAコープ内の「寿司まどか」へも何年も行ったことがない。とにかく外食って月に一度か二度、この前の結婚記念日など特別な日にしか行かないからなぁ。

この「くろ屋」は定食もあるが居酒屋でもありアルコール類のキープも出来る。いろんな食種がある中で、もつ鍋をメインに頼むことにした。あとチキン南蛮も。カールは生ビールを、そして私は「水で結構です」と何も飲み物は頼まなかった。

出汁(だし)は醤油とみそのどちらかを選ぶシステムで、お勧めのみそにした。締めはラーメンにしたがやはり雑炊が一番かも。まあいいか。
帰りにAコープに寄って明日朝の食事代わりのパンなど買い、帰宅した。

そうだ、店に行く前に、団地交差点に生えている立派な木があって、それを写真に撮っておいた。ネットで調べてみたいと思ったからだ。いつも見かけていて何の木か分からず「この木何の木?」と聞かれても全然答えることが出来ない。それってちょっぴり悔しいじゃん。

そんなことを話していたら、カールが「以前、植物の名前を教えてくれるサイトがあってねー」と言い、続けて「写真を送ったら教えるけどお金払いなさいってサイトだったのよ。速攻で断ったわ」だったと。そんなの10年以上前くらいじゃないか。今じゃ、生成AIに尋ねれば結構詳しく教えてくれる。しかもタダだ。上の木も尋ねてみた。「街路樹の名前を知りたいです。鹿児島の団地の道路に植えられている木です」と問いかけ、写真を送ったらほとんど間をおかずに回答が来た。

この街路樹は、おそらくタイワンフウ(台湾楓)またはホルトノキ(ホルトノキ科)の可能性が高いですが、より特徴が一致するのは・・ホルトノキ(Eusideroxylon zwageri) です。

特徴からの判断ポイント:

・葉が密集して丸いドーム型の樹形
・幹がまっすぐで、比較的太く、ややゴツゴツした質感
・常緑広葉樹で、南九州~沖縄でよく街路樹に使われる
・鹿児島など温暖な地域の団地や学校付近で見かけることが多い

で、さらに葉っぱの拡大画像も送ると、やはりホルトノキであるとの判定で、
判定理由:

・葉はやや厚みがあり、先端が丸くて光沢がある
・枝先にまとまって輪生状に出ているように見える
・一部に赤みがかった新芽(または紅葉葉)も確認できます(ホルトノキはこれが特徴)
・南九州の街路樹で非常にポピュラー

と、極めて論理的に判断したことが記されていた。最初に出てきたタイワンフウは葉っぱの形が明らかに違っていて、上の木はホルトノキで間違いないと思われた。

いやー、ちょっとした散歩みたいな外出、外食したことで長年の疑問が解けた。たまに違った生活パターンを送ると新鮮でかつ頭への刺激にもなるわ。ボケ防止にもいいかも。ともかくも今日、ホルトノキを覚えて一つ賢くなったことだけは確かだ〜。

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