2025年7月16日水曜日

「小野湯」へ

帰宅すると、浴室が全部取り払われ床下も壁も露わになっていた。カールが「床下にネコたちが入ってしまわないように廊下のドアをシャットアウトしているのよ。入れないように気を付けてね」と。うわ、確かに・・。

それと居間に設置していたエアコンの排水パイプが変な構造になっていて水がパイプにたまりやすい状態だった。「水が逆流してしまいますよ」と工事の人にカールは言われたが、それは毎年私たちが気にしていたことで、家の外からパイプつまりしないよう灰や垢のたまりを掃除していた。「下がっていたパイプを外壁近くで少し上げて外に出す構造」だったそうだ。で、今のうちに修繕してもらったという↓。そうすれば水は低きに流れる法則どおり「詰まることはまずない」そうだ。やれやれ。

毎日お風呂に入らないと気持ちが悪いので近くの「小野湯」に行った。カールやチッチは温泉好きなのでたまに行くことがあったが、私は町の銭湯に行くのは何年ぶりだろう。20年ぶりくらいかな。小野湯に限れば一度しか行ったことがなく、今の家に移ったばかりの1998年頃だったと思う。入浴代は大人460円とのことで、昔に比べればずいぶん高くなった。入る前にカールに「何時くらいに出る?」と聞くとだいたい40分後だって。いや〜20分でも長いと思うがナァ。しかしここは合わせないと。

で、入浴してすぐに大きな失敗をしたことに気がついた。なんと体をごしごし洗うタオルを忘れてしまっていたのだ。使い切りシャンプーや自宅のボディソープ、バスタオルは持っていったのだが、「カールがタオルはそこにおいてあるからね」と言ってくれていたのにうっかりしていた。ホテルの温泉などではそれらは全部提供されるし、以前は子どもらといっしょだったから自分が持っていかなくても共有できて困ることはなかった。7、8名ほどいた他の客に借りるわけにもいかず、手でソープをこすりつけ拭いた。しかし背中だけはうまくいかない。あー。気泡風呂で背中に泡を当て少しでもきれいになるようにってやったりしたわ。ただやはり温泉は気持ちいいね。30分ほどで出てカールが出てくるのを待った。その間なんだか肌がすべすべするのが分かったよ。

♪貴方は もう忘れたかしら
赤い手拭い マフラーにして
二人で行った 横丁の風呂屋
「一緒に出ようね」って 言ったのに
いつも私が 待たされた

二人で銭湯に行くと出るタイミングが難しいよな。「神田川」ではいつも女性側が待たされたが、「小野湯」だったら間違いなく男性が待たされるなぁとも思った。クーラーも効いていて10分ほど待つのはそんなに苦痛ではなかったがね。↓白いタオルを肩にかけて出てきたカール。
洗い髪が芯まで冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った」ってこともなく、プリウスにいっしょに乗ってすぅーっと自宅に帰った。「神田川」の世界はすっかり今はない。明日も明後日もまた銭湯だが、せっかくだから小野湯以外にところに行こう。こんな機会でもないと温泉巡りも出来ないしね〜。

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