2018年7月31日火曜日

強烈!山根会長

いやはや、すごいキャラが出てきたもんだ。早帰りでの車中、ワイドショーのミヤネ屋を聴いていたらアマチュアボクシング連盟の会長に対し告発する会員が333名もいて大問題に発展していた。あまりに独善的で威圧的、そして自己愛にあふれるボスに対しへつらい、我慢してきた子分が造反した構図のようだ。その連盟会長山根明氏はいかついお顔にグラサン、スーツか羽織袴でまるでヤ〇ザの組長然としている。ちょっと笑ったのが「会長への直通電話を掛けますと・・」と流れてきたのが何と「ゴッドファーザー愛のテーマ」。ぴったしすぎや違いまっか、親分。(↓写真で見るだけでコワイ)

親分は反論しているがどうもみても分が悪い。333人の告発ってもう尋常じゃないもん。告発って普通1人2人がするもんでしょ。自分はおもてなしを直接強要していないと言ってもそうさせる雰囲気とか言動が絶対にあったはず。万能感が強くとにかく自分がえらいということを示さないと我慢ならない、ある意味分かりやすいキャラだ。こうした人がトップだと当然組織はいびつになる。こんな実態があからさまになればいずれ辞任せざるをないだろう。

それにしても今年はアマスポーツのスキャンダルが多い。スポーツはプロよりもアマにこうした前時代的な構造が残されているとはある識者の指摘だ。東京オリンピックを前にこうした悪弊はどんどん改善されるべきやろね。ただ、今回は山根会長の強烈なキャラゆえにワイドショー的には楽しませてもらっているという点は大いに評価出来るわ。

2018年7月30日月曜日

年追う証拠とは

朝礼で可愛いんだ理事長が青雲会病院開設38年記念のスピーチをした。これまでも昔をふりかえるスピーチは何度かあったが、今回はちょっとした工夫があって面白かった。それは毎回登場するスタッフの昔の写真と同じポーズを撮らせ比較して見せたことだ。私も事前に撮られたが両手万歳している写真でなんでその写真を使うのかなー。他にももっといいのがあるはずだが総務にはあまりストックがないようで毎回その写真、それは2003、4年ごろリハビリ室で肩の姿勢が悪いことを指摘され撮られたものだ。15年も経つと白髪が目立ってきているね。あと、顔も少し太っているか。
シマッチ院長はちょっと照れて頭に手をやっている写真。職員の写真を撮る係である私には記憶がなく20年以上前のようだ。あんまり変わっていないようだがちょっぴり額が広くなったような・・。
信号Drはちょっと驚いて指さすポーズで、これははっきり覚えている。私が初めてCanonのデジカメを買ったばかりで彼を撮ろうとしたら「それ、新しいカメラですか」と反応した時の写真だからだ(2002年)。先生も白髪が目立ってきているなぁ。
他にも同じポーズ写真があるが割愛し、理事長が最後に見せたのはかなり薄くなった自身の頭頂部写真だった。なんでも毛髪剤を使用していて1年3ヶ月後の現在は確かに増えているのが分かるものだった。ほう・・。

年追うかどうかの一番のキーポイントは「髪」!ってことがよく分かった。カツラメーカーが未だ幅を利かせているのも当たり前なのだった。



2018年7月29日日曜日

北から台風が来た

なになに、台風が来ているって。え、北から南に降りてきてる、ほんまか?それが本当だった。夕方のTVの予想進路を見れば福岡から甑島付近へ向かう模様だ。
今度の台風は東から西へ向かうのもやや異例だが北から南ってのはもっと異常だ。でも、フィリピンや沖縄の南あたりではわりにある進行なんでそれだけ南方の気温、水温が上がって来ているってことかな。
でも夜はちっとも台風らしい風雨が感じられなかった。ま、それはそれでよし、被害が出るのが一番良くない。

台風のせいにするわけではないが午後からは家の中でじっとしていた。TVビデオ見たりネット麻雀したり・・。最近は麻雀が調子悪い。リアルでも昨日負けたし、ネットの天鳳六段も基準点の1200はキープしているもののなかなか昇段点の2400点までは近づけない。囲碁はまったく打っていないが、毎日AI「マスター」対一流プロの対局を並べて見ている。全60局あり全てマスターがプロが負かした。マスターの打ち回しが素晴らしく自分もこんな風に打てたらと思う。実際、プロも打ち方を参照にするようになってAIの影響を受けない碁を見ないことがない。今はプロでさえAIに学ぶ時代だ。

暑さや台風もあって自宅引きこもり気味の夏である。

2018年7月28日土曜日

G7Xの代わりにG7XMark IIを

長島に行くため鹿児島中央駅のエレベーターに乗ると、壁のポスターの宣伝文句が目に入った。

「大阪、ハンパないって。」

あはー、これは「大迫、ハンパないって」のパロだね。ワールドカップは終わってしまったけれど、「ハンパない」は応用力があってやはり流行語大賞の最有力候補だ。で、受賞者は誰になるのかな。大迫勇也か?はたまた最初の発言者中西隆裕君か?いずれにせよ大迫ファンの私としては年末が楽しみだ。

さて、この前のこてる日記でちょいとばかしもったいぶってぼかした書き方をしたCanonからのメールの件だ。実はPowerShot G7Xの修理を依頼したところ、こう返事が来たのだった。

【ご指摘内容】
(1)シャッターのカバー開閉が不具合あり。色々といじっているうちに壊れた。ジャバラの根元が外れてしまっています。 
(2)また電池入れの蓋の留め金がはずれてしまい、ガムテープで固定しています。 
【確認内容】 
(1)バリア開閉部に不具合があることを確認致しました。→光学ユニットの部品交換が必要となります。 
(2)バッテリーカバーに開閉不具合があることを確認致しました。→電池室ユニットの部品交換が必要となります。 
【ご指摘外の現象】 (3)レンズ内にゴミがあります。→光学ユニットの部品交換が必要となります。 お見積り金額は以下の通りです。 
お見積り金額:¥18,360(税込)

「修理に必要な部品が生産を終了しており、供給が終了しているため修理を行うことができません。つきましては、この度の修理に際しましてはお預かりした機種の部品交換での修理対応の代替としまして、 別製品への製品交換にて対応させていただきたく、併せてご案内を申し上げます。 一律料金内にて、別製品(PowerShot G7 X Mark II)への交換にて対応させていただきたく存じます。

要するに、古くてぶっ壊れているPowerShot G7Xを現行製品のPowerShot G7X Mark IIに18,360円で交換してあげますよ、ということだ。なにこれ、こんな美味しい話があっていいの。ホントかなと少々いぶかりつつも「望外の喜びです。よろしくお願いします。」と返信を送ったのだった。明日くらいには製品は届く予定だ。いやー、驚き。今でもMark IIは最安値でも5万円以上平均6万円で売られているのにその1/3ほどの値段で交換してもらえるなんて。こんなことなら早く修理に出しておけばよかった。

自分のものとしてはすでにふるさと納税で購入してしまっているのでこのおニューはヒトミンチョにそっくり上げることになる。なんてラッキーなヤツなんだ。純粋の製品と違うのは保証期間が1年ではなく3ヶ月で保証書が付かないという点だけ。そんなの大した問題じゃない。でもしばらくは秘密にしておこう。ガムテープ付きのお古でもうれしいと言っていたからそれがまさかの現行おニュー製品がもらえると知れば超びっくりのありがとうに違いない。ヒトミンチョはきっと何かしら善行を積んでいたに違いないわっ。

2018年7月27日金曜日

TBSモニタリング「心霊バス」

ボウリングは串木野トリオリーグでも調子が悪かった。なんか指の抜けが悪く、張っておいたテープを剥がし薄いのに変更してもまだ抜けが悪い。とうとうテープなしで投げる羽目になった。いったいどうしたんだろう。手がむくんでしまっている。暑さのせいか、水分の取り過ぎか。ボウリング投球ではサム(親指)の抜け具合が一番繊細な部分で、そこがえらく浮腫(むく)むと投げられたもんじゃない。この異常気象じみた暑さはボウリングにまで影響しているようだ。

最近話題にしているタイムシフト、今回はTBS木曜の「モニタリング」を見た。ドッキリ系は好きでモニタリングもちょくちょくは見ていたが毎回録画してまでは見ていなかった。で、今回は心霊バスシリーズが最高に面白かった。雨の降る夜にバスに乗ってきた友人同士、またはカップル同士をそれ以外の乗客、運転手が全員仕掛け人で恐怖に陥れる、これがよくできていた。

まず対面のおばさん同士が「ねえ、知ってる。このバス、女の幽霊がでるらしいよ」と噂話を聞こえるように会話する。モニタリングされる二人は当然気味悪がる。バスの中には盛り塩があったり、変なお札があったりでそのうち一人、二人とバスを降り、最後は運転手とその二人きりになる。そこから恐怖をあおる仕掛けの数々が・・。

「ピンポン!」と降車ボタンが鳴る。運転手が「次降りますかぁ」とわざと声を掛けるが、二人は押していないので当然断るも気味悪がる。また、何もしないのに吊り輪や広告中吊りが落ちたりもする。次には車内が真っ暗に。「きゃっ」と声を上げるがまだ心霊の仕業と思うまではいかない。運転手が「ヒューズが飛んだのかも」とバスを降りて修理するふりをしてまた戻ってくる。明るくなったところでの一言が秀逸だ。

「あれ?もう一人いなかったですか?」

二人は当然「いいえ、いませんよ」運転手「あれぇ・・」ここで一気に不気味さが増す。これからはどんどんあおる。誰もいない後部座席付近から「ねえ・・」とか「助けてぇ・・」とか女性の声が・・。もう二人はびびりまくりだ。そんな二人にバスはバス停に止まってみせる。バス停には明かに幽霊を模したうら若い女性がじーっと立っている。女性カップルは車内を立ち上がり運転席まで行き「幽霊!」「幽霊!」「ウワー、キャー」とかまびすしいこと。まあ、バスが発車しどうにか一息つくが、ここで最後の仕上げで後部座席に髪の長い幽霊が姿を現す・・二人の恐がりぶりと騒ぎっぷりがもうハンパないって。

3組が仕掛けられたが最後の大学生いちゃいちゃカップルが一番の出来だった。周りに人がいるのに男子学生は背後から女に腕をからませる。幽霊の噂話を聞いてもちょっと気にするくらいで二人の世界に入っていた。しかし数々の仕掛けでだんだんビビってきてー。バス停女を見てからは「うわーっ!」と叫び、前に座る女子の首に腕を巻き付けぴたっとくっつき離れようとしない。女は「ゲホッ、ゲホッ」と息苦しがるも男は気付かず全く余裕がない。そして背後の女幽霊に気付くと・・。
(↓が気付く3秒前の様子。確かに幽霊、怖い)
(↓が気付いた瞬間。見事なくらいの驚きっぷり)
(↓話しかけられ・・絶叫ー!)
(↓スリーパーホールドで女性は呼吸困難に)

もう、絶叫の声、表情、カンペキ!大笑いだった。それとこの男子学生、どこかで見たことのある顔だなと思ったら、歳は違うが↓某鹿児島県会議員さんに似ていたわ〜。

2018年7月26日木曜日

激レアさん

未明に尿管結石の患者が来てまたちょいと睡眠不足になった。午前は内視鏡をやり午後はようやく早帰りだったがすでに15時になっていた。車中はなんと38℃!やっとられん。帰宅し仮眠をとって17時には散髪に出かけた。平日の早帰りに散髪が最近のパターンになっている。土日は予約が多くてね。毎金曜が休みのダイボDrが「平日休みはいろいろと便利だよ」という意味がよく分かるわ。

夜は「城山ホテル鹿児島(城山観光ホテル)」へ動脈硬化がらみの講演会を聴きに行った。専門外なんだがエリックMRから「ぜひ」と言われ、ベイ・シティ・ローラーズのCDの借りもあったしー(この辺はおあいこだ)。懇親会ではなんと海広しDrともばったり会った。明日の串木野もよろしくお願いしますっ!

REGZAのタイムシフトマシンで数日前の番組をよく見るが、今回は月曜深夜のテレ朝系「激レアさんを連れてきた。」が興味深かった。紹介されたのはヤザワなる30才代女性で職業はプロのバックギャモンプレーヤーだ。大まかな紹介では「余命一年と宣告されたけどある事を極める為、単身アメリカの路上で武者修行を敢行し3億人の頂点に立った人」とのことだが、私が面白いと思ったのはそうなる前までのことで、彼女は幼い頃から一つのことにこだわるとそれをとことん突き詰めていく性格でそれが理不尽なことでも止めることができない、固執する性格なんだという。例えば今でもTVのリモコンは使えないそうで、それは幼い頃リモコンを触って注意を受けたため今でもどうしてもできないとか、決めた道しか歩かないという固執や世界一高い積み木を作ることに固執し天井に穴を開けようとしたり、先生の間違いを指摘し続けることに固執(一度気になると我慢が出来ない性格)したりと周囲に迷惑をかけるほどだったとか。

それでそれを直そうとして中学の時にあるマイルールを作る。それは「1年に10個の新しいことに挑戦する」というものでそれを忠実に実行してきたそうだ。例をあげると「スカイダイビング」「北極圏で犬ぞり」「自転車で山手線一周」「パン作り」「オーロラ観測」「スキューバダイビング」「マチュピチュ散策」「環七沿いラーメン店制覇」などなど。ちょっとそれこそマイルールに固執じゃないのってツッコミたくなった。そんな中でエジプト旅行中になにやらゲームをしている写真を見てそれは何かと調べたら西洋すごろくとも言われるバックギャモンだった。全く興味をなかったがマイルールに従い帰国後始めたらのめり込んだんだという。大学生の時で寝ている時以外すべてバックギャモンのことを考えるほどだったとか。

ここからがすごい。そうそうバックギャモンの相手などいないので戦える相手を探していたところ、ギャモナーが集まるカフェに単身乗り込み「ここで一番強い人は誰?」と言うと出てきたのが望月正行という後に世界一になる人だった。そこで激戦2時間、なんと初対戦で勝ってしまったんだと。バックギャモン歴わずか3ヶ月のことだった。周囲は驚き、大会への参加を勧め、その後は快進撃で日本の大会で優勝もし初参加のラスベガスの大会でもクラスは下だったが準優勝をしたりし1年も経たないうちに日本代表入りを果たした。結婚も決勝戦であたった男性としてまさに固執する性格で人生ががらりと変わったのだった。

ただ28才ごろから不正出血に悩まされ、当初は子宮体がんとなかなか診断が付かず4年後に判明し手術と抗がん剤の治療を受けた。髪の毛も抜け、ウィッグを付けて、もしかしたら残り人生がないかもという中、武者修行に出かけニューヨークのストリートで屈強な男性相手に連戦連勝し元締めのロドリゲスと銃声の聞こえるハーレムで対戦したり、バックギャモンの世界大会に臨んだりした。そしてついに世界最高峰の大会で優勝し世界一の称号を得るのだ。いやー、すごい。幸い今年5年経過し癌は再発なく一応の治癒の目途が経っているという。

ここまで見てきて、ヤザワこと矢澤亜希子さんはあれじゃないのかな。アスペルガー症候群。典型例ではないが近い印象だ。TVでは出てこなかったが周囲は結構振り回されたりして・・。ともかく特異な才能で武者修行や道場破りをやるところは少年漫画のパターンに似て面白い。男性優位のバックギャモン界で華奢な若い女性が勝ちまくってトップを目指す・・映画にでもなりそうなくらいだ。

「激レアさんを連れてきた。」・・名もなき一見普通の人が実はすごい経験をしてきた、これを弘中綾香アナが手書きボードで淡々と紹介していく番組でなかなかに面白い。今後注目の番組だった。

2018年7月25日水曜日

PowerShot G7X Mark II届く

昨日、ボウリングから帰宅すると待っていたふるさと納税のPowerShot G7X Mark IIが波佐見町から届いていた。
 一見すると初代G7Xと変わらない
 Mark IIの印字は上部にちょこっとだけある。
さっそく取り出し触ってみるといつものパワーショット同様見た目より重くしっかり感のあるボディで、Mark IIというだけあって基本はG7Xと同じだがG7Xよりも突起があって握りやすくなっている。事前購入していた液晶シートを張り、日付入力を済ませ、ソファにいたカールとゲンちゃんを試写するとフラッシュなしでもディテールがよく出ていて画質も文句はない。この1週間ちょっとギボヒサコデジカメで不便をかこっていたがこれからまたバシバシとスナップを撮りまくろう。

と、Canonからメールが届いているのに気がついた。それをよ〜く読むと・・、ゲッ!ビックリ!ホントか?予想もしなかったことで、今すぐにでもその内容を書きたいが諸事情でもうしばらく後になりそう。しばし!

で、今夜は当直。昼間から入院患者が多く5人もさせた。8月9月のDrの日当直表作成がこの時期私の係で0時過ぎもそれをやっていたところ、なんと外科Drは昼過ぎのオペがまだ終わらず0時50分にようやく医局に帰ってきたところだった。なんでも癒着だらけの患者だったらしくその処理に相当時間がかかったんだそう。いやはや、お疲れさん。その後私は当直表を作り終えどうにか普通に就寝することができた。はあ、疲れたわ・・。

2018年7月24日火曜日

ボウリング対決

10日ほど前、私が当直で緊急転送した脳出血の患者さん、返書が来ていて、開頭血腫除去術を受けたものの1週間後に亡くなっていた。ああ、あの日の楽しみが人生最後の楽しみとなってしまったのか。合掌。

夜はT-MAXで例のヤスヒロ君のボウリング挑戦を受けた。シホねえNsや福香さんも応援に来ていた。福香さんは青雲の医局にいて医療作業補助者をしている。彼女は姶良のスポーツジムでヤスヒロ君らといっしょにトレーニングをしているのだとか。私とヤスヒロ君はいっしょのレーンで投げ、こてる会の難ガター、アンドキサ君らは隣のレーンで投げた。ヤスヒロ君はいわゆるローダウン投法で手首を曲げステップも私とはタイミングが違う。ほとんど曲がらないハウスボールなのに回転が多くレーン奥で良く曲がる。以前からよく投げていたようでコントロールも意外に良かった。

そして1ゲーム目、なんと私は負けてしまうのだ。128対134という目も当てられないロースコアでこれは10ピンを3回もミスしたことと、ストライクがほとんど出ない(出にくい)コンディションだったのが敗因だ。2ゲーム目は180対136で面目を施したが、スコアの出ないヤスヒロ君が3ゲーム目はストライクを5回も出したのに対して私はまたもや10ピンミスにストライクなしで135というロースコアで惨敗した。これで1勝2敗。負け越しているじゃないの。4ゲームの約束で始めたので次負けるとなんと言い訳していいか、いや言い訳にもならない。最終ゲームは接戦で後半に入りストライクが出だし167対144でどうにか勝つことが出来た。ううむ5階レーンはどうも相性悪い。しかし10ピンが1回くらいしか取れないのはいかん。猛省だ。

ヤスヒロ君はラウンドワンで投げていた時にマイボールを作ったことがあるが本格的なストライク用ボールでは作ったことはないとのこと。ハウスボールでもいい回転とコントロールがあるのでマイボール作ればすぐに上達するはず。よし、私が一肌脱ごう。ボール作るなら国分スターレーンがいい。今度時間を作って彼に教えマイボウラーに仕立てようではないか。いい球質なのでハマれば私よりアベレージが良くなることも十分あり得る、かつてのにしん村MRのようにネ。それはそれでボウリングをやるものとしてはうれしいことなのだ。

2018年7月23日月曜日

なぜに「火星のプリンセス」を手に取ったのか

ネットでふとしたきっかけで「大こけした映画10作」という記事を目にした。ハリウッドが大作映画を作ったはいいが意に反して全くヒットしなかったという作品を10作紹介していた。確かエディ・マーフィーの「プルート・ナッシュ(2002年)」がワースト1に挙げられていたが、私がオヤと思ったのが「ジョン・カーター(2012年)」という作品だった。ジョン・カーターといえば高校時代に読んだことのある「火星のプリンセス(E・R・バローズ作)」の主人公の名前じゃないかな。当時のアメリカ大統領がジミー・カーターだったので似ていると思ったものだ。読むとはたしてそのとおりでディズニーが製作したにもかかわらずアメリカではヒットせず海外ではまあまあのヒットだったとのことだ。映画製作は当たればでかいが外れると会社そのものが傾く危険性もあるくらいばくち的な商売だ。

それはともかく「火星のプリンセス」だが、滅多にSF作品は読まない私がなんでこの本を読もうと思ったか、それは創元推理文庫の表紙絵の火星のプリンセス(デジャー・ソリス)があまりにも魅力的だったからだ。お顔は清楚で気品があり、そしてバストがあふれんばかりに目に飛び込んで来る・・。
絶世の美女の設定のデジャー・ソリスはまさに男の理想を具現化したよう・・

色気づいた高校男子が思わず手に取るのも分かるというもの。そんな不遜な動機で読んだものだからこの作品をこれまで話題にすることは一度もなかった。ストーリーも波瀾万丈で面白かった記憶があるがいかんせん1917年の作品でシリーズ化されたあとの作品は読まずに終わっていた。

ところで、この表紙絵をネットで検索してみて分かったことがあった。それは日本ではこの作品は内容も評価されてはいるが表紙絵や挿絵を描いた武部本一郎の手腕も評価されているということ。「あの表紙のデジャー・ソリスなしには火星シリーズではあり得ません。あの挿絵を見るだけでまだ純情だった高校生の時の胸のときめきが思い出されます」「バローズのSF作品は主に創元推理文庫から出版されており、中高校生時代、大ファンだった私はあらかたの作品を読破した。内容もさることながら、武部本一郎氏の描いた流麗なカバー絵、挿絵が極めて魅力的だった」「日本では、創元推理文庫でおなじみの武部本一郎画伯のセクシーな挿画とこの物語シリーズは切っても切り離せない。僕たちは武部画伯の書く、『デジャー・ソリス』にあの時たしかに恋したのだ」「昔の思い入れのある人間にとって、武部本一郎の表紙も挿絵もない火星シリーズなど、辛子のはいっていないただの明太子、そうそれはただの魚卵なのだ」など出てくる出てくる。なーんだ、私だけじゃなかったんだ。

武部本一郎の絵は本国アメリカでも評価され、さらに世界中のバローズファンにも人気だという。武部画伯のこの表紙絵がなかったならバローズの「火星シリーズ」を読まずにやり過ごした人が数多くいただろうと思うと絵の持つ力ってすごいと思う。私はSFには走らなかったが、同じ時期、横溝正史の文庫が本屋にはあふれていて杉本一文の描く不気味で艶やかな表紙絵が正史のおどろおどろした雰囲気を醸しだされ、何冊も買っていったものだった。最近の角川文庫の横溝物は無味乾燥で面白くない。手に取るかどうかは表紙絵にかかっているといっても過言ではない。「火星のプリンセス」はその代表例だった。

2018年7月22日日曜日

こてる先生に挑戦

こんな暑さの中、せっかくの休みを外で過ごすなんてことはこれっぽちも思わず、1日中家で過ごした。

カールが「昨日届いた掃除機は軽くてすごくいい」と喜んでいた。掃除機はずっとパナソニックを使っていて前機は重さがネックだった。吸引力が落ちてきていたので2、3ヶ月前から購入検討するも「まだ使えるし・・」だったが「こんなことならもっと早く買っておけば(良かった)」とはカールの率直な感想だ。私もデジカメ(PowerShot G7X)が故障がちになっているのを本格的に壊れるまで使いようやくMark IIを注文したがすでにMark IIはモデル末期なんだよなあ・・。

このところこてる家では電化製品の新調ブームで洗濯機、高圧洗浄機、TV、掃除機、デジカメと来て次の候補は冷蔵庫だ。保存のための冷凍庫の容量がもっと欲しいとカールは言う。でもまだ壊れていないので無駄使いを良しとしない家風からして注文はまだまだ先のになりそう。

つい数日前のことになるが、シホねえNsからLINEが届き「お久しぶりです。こてる先生にボウリングで挑みたい救急隊員がここにいます」とあった。ヤスヒロ君という救急隊員で以前ボウリングをよくやっていて結構腕に自信があるらしい。写真も添えられていてその手つきをみるとなかなかでガタイもいい。生きのいい若者のようだ。
マイボールは今は持っていないらしいが作りたいとも言っている。ふむ、いい度胸だ。受けて立とう。ならば善は急げで次の火曜日T-MAXにきて欲しいと伝えておいた。ボウリングは何よりやる気が一番で腕は後からいくらでも付いてくる。楽しみにしているぜ!

2018年7月21日土曜日

熱中症と思いきや

今週も土曜外来でしかも午後も居残り日直だった。朝、70才代男性で下血の患者がいるとの報告があった。名前を聞いて愕然、以前大腸憩室出血で散々苦労した人だった。この人、S状結腸や横行結腸が長く、奥にある上行結腸まで到達するのが難しい、ところが大腸憩室がその上行結腸にあるため観察も止血処置も困難を極めるのだ。何度も憩室出血を起こし、ある時など私の目の前で出血性ショックでぶっ倒れたりもした。ただ7年前にどうにか止血に成功してからはパタッと下血では来なくなりやれやれと思っていた。今回の症状を聴くと新鮮な下血だからまた憩室出血に違いない。以前とは別の憩室から出血したのだろう。午前は外来患者診察があるから12時以降に大腸内視鏡やな、はあ。

私は救急PHS当番でもあり、午前10時過ぎだったか、「熱中症疑いの人が会社の人の車で運ばれて来ています」との報告があった。69才の男性で朝6時くらいから草刈りをして大汗もかいているという。この時期のいつものパターンの患者さんだろうと思ったが、看護師らの報告で「胸も痛がっています」と聞き、点滴採血の他、心電図の指示も出した。するとー。心電図波形がおかしいとのことで見に行くと、明かにST上昇があり急性心筋梗塞だと思った。部位は前壁梗塞か。今朝は昨日までと違い曇り空で極端に暑いわけではない。しかも早朝、大汗をかくのは暑さのせいだけではなく、心筋梗塞による発汗と考えられるのではないか。採血の結果を待つ時間が惜しいので鹿児島市内の循環器専門のある病院に連絡をした。最初に電話した点妖怪病院が受け入れOKですぐに紹介状を書き転送のための救急車を要請した。付き添いで救急車同乗するのはチュンジョー君。4月に「よう眠る病院」からうちに来たばかりで救急車同乗は初めてなんじゃないか。いくつか症状悪化時の対応を教え見送った。

午前外来が一段落し大腸内視鏡に入った。案の定挿入は難しく、盲腸まで5分もかからないのが普通なのに20分近くかかった。で、やはり上行結腸に出血の痕跡が確認できたが、どの憩室から出血しているかはついに分からなかった。出血源を見つけるのが得意なはずの私も少々あきらめが早かった。入院の上、絶食点滴で安静にするしかなさそうだ。

心筋梗塞で送った人はFaxが届き、やはり左前下行枝の完全閉塞で拡張ステントを入れる治療をしたそうだ。ふう、よかった。そのまま点滴だけで経過をみていれば最悪死ぬ可能性すらあるケースだった。思い込みで熱中症と決めつけてはいけないナ。

2018年7月20日金曜日

二人のMRボウラー

昼休みに約束していた「明日から製薬」のにしん村さんが上司とともに挨拶に来てくれた。いやー、20年ぶりくらいか。お互い「あまり変わっていないねえ」が最初の言葉だった。彼はちょっぴり太ったかな。私はこの10年で痩せたのち太ってきたが実は20年前は今より太っていたのでそう変わらない印象だったようだ。(左がにしん村さん)
それで昔の四方山話が始まったわけだがこれがあっという間に時間が過ぎて、お隣の上司さんは明らかに乗って来られず「早く終わらないかな〜」という表情だった。しかし私もにしん村さんもお構いなしで沖縄やボウリングのことなど話しまくった。気がつけば4、50分も経っていたろうか。昼食も摂っておらずお腹空いたけれど、またいつ会えるかもしれず、悪いが上司さんには我慢してもらった。熊本ではきっとボウリングを再開するだろう。私のパーフェクトシーンもきっちり見せたからきっと自分もーと思ってくれたに違いない。本格的に始めれば彼なら達成できるだろう。またいっしょに投げようぜ!

夕方、今度はタシケントMRから電話があった。今、青雲会病院の医局前の廊下にいるという。彼はすでに青雲の担当を外れているのでおそらく最後の挨拶に来たのだろう。病棟からすぐに降りて数ヶ月ぶりに会った。今日が鹿児島最後の勤務で来週からは名古屋への引っ越しなど忙しくなるとか。鹿児島が初任地で2009年に来てそのころ「ボウリングをしたくてマイボールを作りました」と投げ方を教えて欲しいとやって来た。私に言われてボールを作った人は何十人といるが、最初からマイボールを買っていたのは彼だけだ。それから職員といっしょに投げることが多かった私がまたMRと投げるようになり、昨日のように週1定期的に投げる会に定着していった。彼も腕が上がり数年前はスリウェルMRと組んである大会では私と難ガターさんに勝ち優勝するまでになった。結婚もしすでに二児の良きパパでもある。9年も経てばそうなって当然か。
(最後にツーショット。ちなみに私のシャツは某キャラクターをみんな連想するらしく、合計8人の職員に「先生、それウォーリーですか」と言われたヨ)

印象に残る二人のMRボウラーが同じ日にやって来て挨拶をする。何か運命的だった。

2018年7月19日木曜日

ベイ・シティ・ローラーズを聴く

今日のT-MAXでのボウリング練習には何とメンバー8人中7人が参加した。あと1人のタシケントMRは今月で名古屋への転勤が決まっているからボウリングどころではなく実質全員参加だ。これは年に1回あるかどうかで2ボックス(4レーン)使用して投げた。

使用階は6階で最近ここでは調子がいい。この前の歯科医師会月例も6階だった。今日は1ゲーム目、8連続ストライクで268を出した。この後も223、183でとにかくストライクがよく出る。これが5階になると微妙なレンコンの差でアベ160から170に落ちるから別人だ。4ゲーム目5ゲーム目は恒例のダブルスで私はアンドキサMRと組み、これがシングルス以上の大当たり。247、223でダブルスでここまでいいスコアは初めてだ。それまでスプリットを連発していたアンドキサ君が1回も出さなかったのが大きかったネ。

帰り際、エリックMRからベイ・シティ・ローラーズのCD、DVDを計4枚を借りた。創立メンバーのアラン・ロングミュアーが亡くなったことで先週7月4日の日記ネタにもし、その時エリック君が「今度CD持って来ます」と約束してくれていたのだ。ローラーズファンのエリック君はアランが亡くなってしばらく彼らの曲を聴きまくっていたそうだ。で、私も久しぶりに聴いてみた。

最初に聴いたのが「Early collection」というタイトルのアルバムだった。最初の数曲、タイトルも曲自体も聞いたことがなく、6曲目の「ビコーズアイラブユー」などはビートルズ風の曲でという解説があり、確かにこれは初期のポール・マッカートニーが作りそうな曲で思わずにんまりした。7曲目やっとおなじみの曲全米ナンバーワンヒットの「サタデーナイト」が出てきて聴くと・・あれ?なんか違う。ボーカルが結構ハードなんだ。で、ライナーノーツを読んで初めて知ったのだが、ローラーズは初期メンバーのボーカルがノビー・クラークという人でこれもそのバージョンだった。彼が脱退して代わりにあのレスリー・マッコーエンが加入してからローラーズは一躍人気グループになる。

アルバムを替えてベストセレクションをかけると今度は聴いた曲がいくつも出てきた。その中で私が一番最初に聴き日本でのファーストシングルにもなった「バイバイベイビー」を本当に久しぶりに聴いた。イントロのあと語りが入り、そしてレスリーの「♪バイバイベイビー〜」という伸びやかで明るい声を聴くと、ああいいなーと思わず感慨にふけった。ボーカルの力ってすごい。
https://www.youtube.com/watch?v=6PMqGS8QtYc
「サタデーナイト」もヒットしたレスリーバージョンがやはりいい。
https://www.youtube.com/watch?v=HfS_QKGjwzw
あと有名なのが「二人だけのデート(I Only Want to Be with You)」だろう。アランが脱退してイアン・ミッチェル加入後シングルになった曲だ。日本の番組のオープンニングタイトルに使われたりして聴いたことがある人も多いはず。今でもまったく古びた感じがしないのがすごい。この3曲がBCRを代表する曲といってもいいだろう。
https://www.youtube.com/watch?v=HRxtAPljpZ4

この他「ロックン・ロール・ラヴ・レター」「ひとりぼっちの十代(My Teenage Heart)」などああこれも聴いていたなあ。アイドルロックとでも言うのかな、ビジュアル、衣装、明るいサウンドなど女の子が夢中になったのも分かるよ。私は当時すでにビートルズファンだったが、自分らの世代のスターとして大いに期待したものだ。ただ、当時鹿児島のアナウンサーでラジオパーソナリティでもあった横山欣司がローラーズを紹介する時にイマイチいい風に言わなかった記憶がある。ビートルズの日本公演も見に行ったほどのビートルズファンだったから「ビートルズの再来!」なんてもてはやされていたのはあまり気にくわなかったんだろうな。

で、アイドルの宿命というのかな、ある時期が来れば当然人気も落ちてくる。ローラーズも数年でそんなに名前を聞かなくなった。それともう一つ大きなのが、最初に上げた3曲はどれも彼らが作曲したものでなくカバーだったりプロの作曲家に依頼した曲だったということでそこは痛い。ビートルズが偉いのは別の作曲家が作った「ハウドゥユードゥイット」をプロデューサーのジョージ・マーチンに勧められてもデビュー曲は自作にこだわり「ラブミードゥー」にした。これはあまり大した曲ではなく全英17位にしかならなかったがジョンレノンが作った次作「プリーズプリーズミー」がすぐに1位になりそれ以降は「フロムミーツーユー」「シーラブズユー」「抱きしめたい」と怒濤の勢いでヒットを連発した。オリジナリティにこだわるということは自分らの存在意義を高めるということでもある。

いや、ローラーズもエリックとウッディが共作で結構いい曲を作っていたのよ。だがそれを主流には持ってこられず音楽性を重視すればアイドル的なものを求めるファンには受け入れられないしというジレンマもあった。結局しばらくしてレスリーが脱退しほぼ解散状態になったが日本では未だに結構人気があり「再結成」しては来日していたようだ。そして2年前レスリーとアランの二人が来日しコンサートを開いたそうで、ちょうどテレ東の「YOUは何しに日本へ?」で空港での偶然のインタビューで二人がファンに囲まれる様子が出てくる。
https://www.youtube.com/watch?v=2Sco5hhKJIE
アランは全く面影がないが、レスリーはすこしある。おっさんになっても女子がキャー!って言ってくれるのはいいねぇ。レスリーが日本人と結婚したのは知っていた。また熱狂的なファンに手を出しんだろうと思っていたが確か奥さん(月岡啓子)は当時イギリスにいて彼らのことは全く知らなかったそうだ。しかも8才年上。結婚は1983年で離婚もしていないから意外にカタイね。奥さんは上の「何しに日本」でもそばに付いていて「(旦那が女性に)キャーキャー言われても大丈夫ですか」との質問に「どうぞ、どうぞ」とまったくひるむところがなかった。ちなみに息子が一人いて名前が「十兵衛」。ジュウベイ・リチャード・マッコーエン、日本名は「月岡十兵衛」といいモデルや歌手をしているとか。

しばらくベイ・シティ・ローラーズの曲を聴く日々が続きそうだ。

2018年7月18日水曜日

セミが鳴くと

PowerShot G7Xが使えないのでギボヒサコが6年前に買ったCanonのIXYの600Fを借りることにした。
ほとんど使われておらず、新品のようで、病院の連中数人に「お、新しいカメラ買ってんですか」と聞かれた。ポケットに入れると持っていることを忘れるくらい小さくて軽い。ただし、G7Xと比べ画質、操作性は明かに落ちる。それとG7Xは日常のほとんどの場面でフラッシュなしでOKで自然な色調で撮れたがIXYはオートにしているとやたらフラッシュがたかれるのが使いにくい。

朝、家を出る時、今年初めてセミの声を聞いた。病院駐車場の近くの庭木にもいっぱいいて盛大に聞こえる。いかにも夏!だ。先週7月9日からずっと晴れ続きで上旬の豪雨ニュースから一転熱中症がらみのものがぐっと増えた。実際、診察していてもそれがらみの患者が多い。午後は早帰りでまた日中外に出たが、暑さと湿気で確かにこの時期外で活動すれば熱中症にもなるわ。

帰宅して実家のあこネーサ母に電話を入れた。今日が満89才の誕生日だったからだ。またいつもの長話になるのかなと思っていたら「はいーありがとうねえ、もう90だよー」「ギボヒサコさんは鹿児島に帰っているの」「ええ、帰ってきてますよ」「なら、また来てー」ぐらいであっという間に終わってしまった。あれれ。これも暑さのせいですかぁ。

2018年7月17日火曜日

PowerShot G7Xついに・・

つい先週は鹿児島で消化器外科学会があった。私は参加はしないがうちに来る非常勤Drや元教授のラブカメ先生らは参加した。で、ラブカメ先生から聞いたところ、質疑応答は全部英語ですることになったんだって。げげー。もし消化器内視鏡学会もそうなら英語が苦手な私は学会にも参加できないぞー。かつての映写するスライドが全部パソコンのプレゼンソフトに切り替わったのは良かったと思っているが、このままだと日本での発表も英語でなんてなるんじゃ・・。今時の医学部入試も英語は必須でしかも配点も大きいと聞く。国際化がますます強調され、私なんかは徐々に取り残されていくんだねえ・・。

実はガムテープを貼って蓋の外れを防いでいたデジカメ愛機PowerShot G7Xが今度はシャッターカバーがついにというかぶっ壊れてしまった。以前から開閉が引っかかりその度にカッターナイフの先端で少し広げてあげては動きを戻していた。こぼれたワインの汁がかかってからなさらひどくなり最近は毎回のようにカッターの世話になっていたのだが・・。写真を見てくれれば分かるように、これはもうダメだ。
注文している新しいPowerShot G7X Mark IIが来たらこのお古をヒトミンチョに上げる約束をしていたのに、上げることすら出来なくなってしまった。たはっ。まあ3年半毎日酷使してきたからなあ。で、カールと相談し、G7XはCanonに修理を頼むことにした。すでに保証期間は過ぎているので1万8千円以上かかるが人に上げる前提だからここは仕方あるまい。早く良くなってくれよ、G7X!

2018年7月16日月曜日

「タモリ倶楽部」信号機マニア

東芝REGZAのタイムシフトマシンはTV視聴の習慣を大きく変えるほどパワーのあるものだ。見たい番組、見落とした番組をすぐに番組表クリックで見ることができるので逆にTVを見なくてもいいという気分にすらさせる。そして見る気のなかった番組をたまたま見て面白い!と思うこともある。

日ごろ、TV朝日の「タモリ倶楽部」はまず見ないのだがたまたまその前に見ていた番組の流れで付けっぱなしにしていたところ、全部見る気になった。今週は「信号機マニア」の若い男性(北海道大学院生の岩原拳士朗氏)がゲストでさらにゆきりんこと柏木由紀が招かれていた。このゆきりんが来たことで「おおっ」と思い、ちょいと見始めたのだ。世に信号機マニアという人たちが数百人いて昭和時代に作られた角形信号機は絶滅の危機に瀕していて彼らは必死に追いかけて撮影、確認をしているのだそうだ。昭和後期は丸みを帯びた信号機が主流で平成に入るとLEDになって特に東京では99%LEDで、古い角形信号機はたった4ヶ所しか残っていないという。しかも赤ランプのみが点滅する一時止まれの角形信号機でそれが新小岩には3ヶ所もあるという。

それら4ヶ所を全部タモリ、オードリー、ゆきりんと岩原拳士朗氏が回って行くだけの企画だった。ただ、この拳士朗氏、AKB48のファンでゆきりんとは実は初対面ではなかった。その証拠に写真撮影会で指でゆきりんとハートマークを作っている証拠があった。
検索中にはゆきりんと顔を近づけて信号機の写真を覗くシーンもあったり、この人、いったいどんな善行を積んでいたんだ?!うらやましいぞ、この野郎。
この角形信号機はいつ撤去されてもおかしくないらしく、番組でもはたしてまだ残っているかがテーマの一つだった。それで信号機のある場所に近づくと、全員下を向き、せーので顔を上げ、「あったー、よかったー」と喜んでいた。
信号機にもメーカーによって差があるらしく、小糸工業製は「下側のアームが円弧型でレンズの色が濃く、透明度が高い」とか「日本信号製は下側のアームが直線的」などさすがマニアックな視点を拳士朗君は語っていた。どうもAKBオタクとこんな物マニアは親和性が高いのかも。

以前、送電鉄塔マニアの特集がNHKであって鉄塔にも「オス」と「メス」があると知り驚いたことがあった。ちなみに鉄線を吊り下げているのがオスで引っ張っているのがメス、↓の写真でいえば奥がオスで手前がメスだ。
あと、その番組ではボウリングのはじけるピンの音を聞いただけでどこのメーカーのピンか言い当てるマニアもいたな。共通するのはいずれも男性でだいたい若い連中だ。彼らはたいてい女性にモテるタイプには見えない。が、今日のケンシローはえらかった。少なくとも自分の好きなアイドルと正々堂々渡り合うことが出来たのだからー。

2018年7月15日日曜日

御立腹の理由

今日はいつもの担当のカワゼンDrが今月来月休みのため当番日を信号Drと二人で担当した。発熱、熱中症、風邪、虫刺されなどが多く、救急車も軽症が数台でここ最近の当番日業務としては比較的楽で、昼休みには信号Drとも「いい感じですね」と感想を言うほどだった。17時半過ぎには帰ることも出来て、高速に乗って気分良く運転していたのだが・・。

当直外来の井雄君からスマホに電話があった。Bluetoothで会話すると「先ほど救急車で来て点滴をしていた男性ですが、CTを撮ったことにかなり立腹しています」と言ってきた。「はあ?どういうことだ」それは30才の男性でめまいと熱中症の診断で点滴をして症状も改善してきていたので点滴終了後帰宅OKの指示を出していたのだった。確か、救急隊もまだいる中で「小脳に梗塞や出血があってめまいも起こす場合があるからCTを撮りましょう」本人にも聞こえるように言っていた。いや、仮にそうしたまともな理由がなくても医師がCTが必要と判断すれば救急で運ばれて来た患者が文句を言ったり立腹する理由があるはずもない。侵襲的検査(体を傷つけたり後遺症が残る可能性がある検査)ならば事前に承諾書をきちんと取る。普通のCTにはそれは必要ない。患者はきつそうにしてはいたが意識もあり自分がCTを受けることは分かっていて拒否する発言などはなかった。私こそ腹が立って「突っぱねろ、そういう抗議は」と井雄君に伝えた。「でもぅ・・」と気弱な彼は言い出せそうにないようだった。

私は怒鳴り散らしたい気分になったよ。万一がないように検査、診察、治療を施し良くしてあげたのに御立腹ですか。ただ私にはだいたいの察しが付いた。支払いの段になって言い出したそうだから、「思っていたよりお金が掛かったぞ、何でだ?CT代が余計だったからだな」と勝手に判断しているのだろう。自ら救急隊を呼んでおいてお金がないから診療行為を非難するなんて、今後二度と来ないで欲しいわ。(素直に持ち合わせがないというなら分かる)

後日、やはり私の推測通りだと判明した。3割負担で9千円ほどかかりうちCT代は5千円ほどだった。きちんと保険診療に則って請求している。同じく当番だったカッコちゃんNsがきちんと支払料金の理由まで説明したところ、反論することもできなくなり、スタッフ3人立っているのを「そんなに3人で突っ立って見るじゃない」とほざいていたそうだ。それとまずウソだろうと思うが「俺はイシャだからCTは必要ないってわかる」とも言っていたとか。結局、連絡を受けた親が代わりに払ってくれたんだそうだ。医者なのにそのくらいのお金も払えないのかとは誰も言わなかった。まあ当然だ。

ふう、ここまで書いて少し憂さが晴れたよ。

2018年7月14日土曜日

無敵のカール様

朝、外来が始まったころ、こてる家のLINEにカールから投稿があった。

「怖 殺してやったぜ」

何事かと思えば家の中に紛れ込んだハチを殺して画像に撮っていた。
これに次男のセージが「めっちゃ針ある」
私が「針があるのはメスだってナ」
三男チッチが「どうやって殺したの?(笑)」ときて、
カール「布団干した隙に2階寝室クローゼットに入り込んだのね。ドアを閉めて長袖に着替えて殺虫剤かけまくったのです」とその殺害方法を知らしめた。
私「カール様に狙われたら最後。ご愁傷様」
カール「はいっ!」「家に迷い込んだのが運の尽き。生きては返さぬゆえ」
さしものハチもカールには全く敵わなかったのだった。

午後は帰宅後天文館へ。やばかった屋で夏物のパンツ(ズボン)を買った。実は事前にカールが吟味していてそれを私が気に入れば良くて即OKだった。だいたい自分の好みよりカールの趣味に任せたほうが圧倒的に周囲の評判がいい。で、柄物のシャツを私が手に取り「これいいかな」と彼女に見せると「ううん」と首をかしげる。はい、分かりました、止めときましょう。自分にはファッションセンスはない、カール様の言うとおりが正しい。それには自信がある・・アハハ。

2018年7月13日金曜日

やること多し!

やはり熱中症の患者が結構来る。今日は屋外の生コン作業をしていてスポーツドリンクも飲んでいたそうだが、しびれに筋肉痛、発汗でどうにも身の置きどころがないといった状態で搬送された初老男性が来た。即点滴開始して入院だ。採血では脱水に腎機能低下、CPK上昇とまさに熱中症のデータだ。でもきっと明日にはかなり改善するはず。その辺は経験的にだいたい予想付くねー。

夜は串木野トリオリーグ参加だ。今日は海広しDrが参加できず、サンシさん、アンドキサMRと投げた。お二人はまあまあだったが私が1ゲーム2ゲーム目絶不調でそれがチーム成績にもろ影響を与えた。159、138じゃお話しにならない。3ゲーム目に220で面目を施したもののこれじゃ順位を下げたな。がくっ。

対してネット麻雀は好調だ。六段になって平均ポイントは下回らずどんどん加点している。今夜もねばりにねばって後半逆転しトップでこれで4連続トップで1785Pまで来た。2400Pで七段昇段なのでまだ道半ば。こつこつ頑張っていこう(トップ1回で75P加算。ただしビリだとー120Pだから落ちる時はあっという間だ)。

TVはREGZAのZ7になってタイムシフトマシンが使えるのがやはりすごく便利だ。地上波6局は録画予約などしていなくても全部録画されているので特に昨日見過ごした番組を番組表から簡単に見られるのでTVに時間を縛り付けられないのがいい。ただ、使ってみて思ったのが、バラエティー中心の地上波はわざわざ番組表をふり返って見たいとのはそれほど多くないなっていうこと。BSは意識して録画せざる得ないが、そうしてまでも録画したい番組はまだある気がする。

はあ、それでも録画も見る時間がない。明日も仕事だし・・。人生、やることが多すぎる。

2018年7月12日木曜日

暑いねぇ

あんなに忙しかったのに日付が変わってからは何もお呼ばれもなく朝になった。午前中胃カメラをして昼は病棟を済ませ早帰りの日だったが、病院を出たのは結局15時になった。で、車に乗ってその暑さにびっくり!車中温度は36℃ですぐに窓を全開にしエアコンも効かした(その後当然窓は閉める)。院内にいると気付きにくいが日中はこれほど暑いんか。家に帰るまでに疲れが増幅されたようで帰宅後はしばしぐったりだった。

大雨の後は大暑で、この前も書いたが日本列島の夏を乗り切るのは大変なことだ。昔、兼好法師が「家のつくりようは夏をもって旨とすべし」と言ったのは当たっているとは思うが、現代の家は断熱をしっかりして冬の寒さを乗りきるように造られていることが多い。それで夏はエアコンが必須となる。今日も家の中はエアコンが効いて外にいるよりずっと快適だ。それが1ヶ月ほど前にエアコンの換気がうまくいかず修理した。これで3度目で居間と室外機と距離があり廃棄水がたまったりし以前から故障がちだった。今回もエエデオ電気の担当者がすぐに来てくれ事なきを得た。こうだから最近はエエデオに家電を頼むことが多くなった。そこで教訓、エアコンや洗濯機、冷蔵庫など生活必需品の家電はネットや安いだけが取り柄の家電販売店よりアフターサービスがしっかりした所を選ぶべき。まあ、当たり前やね。

うちでは風呂場に隣接している脱衣所は洗濯物の乾燥室でもある。そこにド派手な体操着が干してあってあまりにも目立つパンツを見て「これはお前(カール)の?」と聞くと「そうよ」それがどうしたのってな具合。いやー、もし自分だったら決してこんな派手な服は着ないだろう。「そうね、ジムでもこんなのを着るは私くらいからしら。でもこのおかげでみんなも地味ぃーな服からカラフルなのを着るようになって『カールちゃんのおかげね』って言われるのよ」なんだそうだ。鹿児島の人は概して地味目の服が多いとカールは言う。ま、似合っているからいいけどね、うん。
↓がそのド派手なウェア。これ、着る勇気ある?


2018年7月11日水曜日

㊙な事情

いやー、今日は午後から救急ピッチ当番で夕方からは当直というハードな設定になっていた。そしてひっきりなしに患者や救急がやってきて夜の23時ごろに落ち着くまでバタバタし通しだった。胆管にドレナージの管(ERBD)が入っているご老人は元々の主治医であるクニンダDrに明日診てもらうことにし、カジキマグロ病院からの紹介で急性の胆管炎疑いの患者はピッピDrに譲った。彼はそのせいで外科Drも交え緊急胆嚢ドレナージをやり19時過ぎまで居残る羽目になった。

私はアルコール依存の女性老人の入院の他、外来では熱中症と思われる若者、中年も多かった。でも一番のハイライトは左半身麻痺で救急車で加治木から運ばれて来た初老男性だろう。脳卒中は間違いないが梗塞か出血かはCTを撮らないと分からない。すぐにCT指示したところ右半球に出血所見があった。被核出血という一番多い出血部位だ。患者は会話はしっかりし意識はあるが出血の径が5cmを越えているのが問題だ。緊急手術もありうるからで、今日の脳外オンコールのシマッチ院長に電話しどうすべきかを伺わねば・・。
(↓は右被核出血の一例でネットのものだが今夜のケースもこれとそっくりだった)

実はこの男性の背後事情がいわく付きだった。自宅は鹿児島市内で当院は全くの初めての受診、妻に連絡がつくと「鹿児島市内の病院に転送できないか」と依頼された。渡りに舟とはこのこと、シマッチ院長にもそのことを伝えると「市内で手術も出来そうなあっちっち脳外科か一律病院あたりに紹介してはどうか」とのこと、ガッテン承知の助で最初に連絡したあっちっち病院に転送と相成った。救急車に同乗した本日当直のカッコちゃんNsを見送った直後に慌てて駆けつけた息子夫婦が玄関に来た。「あ、たった今、救急車で鹿児島市内に向かいました」と教えると、そうか、では追いかけねばという様子のあと、「でも、なんで(親父は)加治木になんかいたんですかねぇ」と尋ねて来た。私は事情を知ってはいるのだが「さあ、何か集まりがあったんでしょうか」ととぼけて曖昧に返事した。

カッコちゃんNsならあっちっち病院への伝達でもその辺はきちんとそつなくこなしてくれるだろう。なんでもかんでも人に伝えればいいというものではないのだ。㊙うふふ・・。

2018年7月10日火曜日

バブルワイドDr登場

昨日から脳神経外科の新しいドクターが入職した。バブルワイドDrで何と70才前後の高齢である。鹿児島市内の病院に長らく務めていたが事情あって先月で退職し、以前からの知り合いであった可愛いんだ理事長に相談し一気に再就職が決まったのだった。それで総務や医局事務は慌てて諸準備をせざるを得なかった。医局の机も非常勤Drが使っていた所をバブルワイドDr専用にし、外来の補助も一人付くことになった。終戦直後に生まれた世代はだいたいにおいてパソコンとの親和性が弱く電子カルテを使いこなせないのだ。ただ、シマッチ、ポンシン脳外科Dr2人は負担が軽くなるだろう。しかしこうした突然の人事がたまに起こるのがこの病院の「あるある」だわ。

夜のボウリング練習はタナカッツMRと二人だけだった。たまにこういうことがあるが、さっさと終わるし、彼のリリースが安定しないのを個人指導って感じで教えることもでき、こんなケースもまた良しだった。しかも今日は毎月10日のイチマルデーで1ゲーム100円という破格の料金。ただ、一般客が多くて少し離れた立体駐車場に駐めざるを得なかったのは仕方ない。で、私のスコアは4ゲームで160台。そんなに荒れたレンコンでもなかったのにこの体たらく。この前アベ215でダントツ優勝だぁって言ってもこれだからー。まだまだでっせ。(>_<)

2018年7月9日月曜日

にしん村MRからの電話

総務の畠鏡君から院内連絡があって「こてる先生に取り次いでくれと『明日から製薬』のにしん村というMRから電話が来ていますが、断ろうにもなかなか引き下がらないのでー」とあり、はて、私の知っているにしん村MRはもう20年以上も前の沖縄で付き合いがあった人だが、彼は明日から製薬ではなかったし、仕事で連絡がくるはずもなく、いぶかって出ようか出まいか躊躇していると「沖縄でいっしょに仕事をしていたそうでー」でやはりあのにしん村さんかとピッチに出た。

声を聞けば彼に間違いなく、職場も「テーゾー」が合併して「明日から製薬」になっていた。連絡があるのは実に珍しいのでどうしたと聞くと、9月で定年を迎えるそうで、来週鹿児島に仕事で来る用事があるのでぜひ伺いたいとのことだった。沖縄のあとはしばらく九州にいたもののその後は広島、名古屋と転勤し縁遠くなっていた。今は福岡にいるという。こうした機会でもないと挨拶もできないから私と同じ時期沖縄にいた「赤ちゃん」先生にも訪問する予定だと。せっかくだから夜食事でもと誘うが予定が入っているという。

彼は沖縄時代、マイボール作ってサラダボウルのトリオリーグ戦に私と参加していた。かなり筋がよくすぐにうまくなって私よりアベは良かったくらいだ。私がボウリングを教えた数多くいるMRの中で彼が一番上手かった。転勤後は熊本時代は水前寺にあるボウリング場で投げていたがその後は全くらしい。でもマイボールはまだ持っていて定年後は復活したいとのこと。そっか、ボウリングは定年後も十分できるスポーツやから是非頑張って欲しい。

そうそう、私が一昨年パーフェクト達成したと教えると「ええーっ!」と驚いていた。今度の面会ではしっかりと動画を目に焼き付けさせようぞ。ちなみにパーフェクトはトリオ戦の仲間ではもう一人の密会MRが練習時に先に達成していた。ほうら、一番うまかったあなたがまだなのよん、早く復活しようね−、ふふ。

2018年7月8日日曜日

災害大国日本

昨日は高速で通勤する時、すごい大雨でアクセルを緩めないと怖いくらいだった。病院内でも「大雨で広島あたりは大変らしい、死者・行方不明が大勢出ている」と話題になっていた。そのニュースは今日になっても拡大するばかりで現時点で犠牲者は100人を越えているとのこと。25年前の鹿児島大水害も同じような豪雨で被害が出た。私はその時沖縄出張中でTVで甲突川の氾濫を見てただただ驚くばかりだった。広島は数年前も大きな被害に遭ったばかりというのになんとも痛ましい。愛媛、岡山も相当被害が出ているようだが、香川、高知は犠牲者が1人も出てないようだ。同じ中国四国地方でも県でこんなに違いが出るとは。高知は水害対策が進んでいるとは聞いているが香川はそれほど高い山がなく地形のおかげなんだろうか。

沖縄も台風が多いわりに犠牲者が出ることは少ない。洪水になるような大きな川も崖崩れになるような山もあまりないからだ。県民は台風の時など仕事や学校が休業しこれ幸いと遊びに出かけるくらい(これホント)。平成5年9月初めの台風は鹿児島では加世田で崖崩れで多くの死者が出た。これは前にも日記に書いたが、その時の沖縄では午後から各自帰宅になり私は職員らとボウリングに出かけた。ところがいつものサラダボウルは平日なのに満杯で駐車場にも入れやしない。しょうがないんで小禄ボウルに行ってはみたがそこも待ち時間があった。どうにか出来るかもと待っていると何と停電になり結局各自帰宅した。みんな台風を怖がっていないのだ。その台風での被害者はたった1人だった。確か沖縄中部地域の海岸に風雨の中釣りに出かけて波にのまれて亡くなったのだった。なんともはや。

今回の洪水のように地域全体が水に浸かってしまうと大変なことになるのだが、子どもの頃見た映画「パンダ・コパンダ」では町が洪水で水に浸かるけれど透明できれいで町が水族館のようになる内容だった。子供心に「わー面白い。こんなことになったら楽しいだろうなぁー」と画面を見ていた。あの宮崎駿らが作った夢のある作品だったが、現実の洪水は汚い泥水で勢い余って人の命も奪うほどのものだ。

家を建てるとしたら崖下や河川の側は怖い。そうだ津波も考えれば海岸付近も怖い。少しでも高台で雨や波の影響を受けないところ・・そうはいってもこの狭い日本ではいい条件があるところってなかなかないわ。私の医学部同級の「無駄な蛾」女医の妹さんは親のたっての希望で神戸の大学に行ったと聞く。「東京は地震が多いが神戸ならその心配はないから」との親心だった。だがご存じの通り、阪神大震災が起きた。幸いその頃には神戸からは離れていたので被害はなかったが「関西は地震が少ない」は今じゃ全くの迷信だ。地震、台風と自然災害の多いこの国ではそれと付き合っていく覚悟が必要と改めて思った次第。

2018年7月7日土曜日

アマ万歳!

巨人の柿澤貴裕って選手が同じ巨人の選手の野球用具を勝手に盗み出し転売して逮捕されたとの報道があった。こいつ、東京生まれの鹿児島育ちで神村学園というから故郷の恥さらしやね。楽天時代はアダ名が「ルパン」。手癖が悪いとの評判だったらしい。巨人もリサーチ力が悪いのかなぁ。いったいプロ野球選手って有名どころはお金も名誉もあって女子アナなどと結婚もできるが、下のクラスは借金苦に泥棒、はては殺人までやってしまうケースもある。20代でお払い箱になればそこからいい会社に就職することはまず無理で水商売やったり肉体労働者になったりのことも多い。

昨日の病棟歓迎会で看護師連中の結婚願望の話題になった時、サーヤNsは「医者より野球選手がいい」と言ったが、みんなから「出来るのなら医者の方が絶対いいよ」とたしなめられていた。そりゃ巨人の坂本や西武の菊池など一流どころは医者よりずっといいよ、でも相手が柿澤だったらどうすんのよ。そしてそのクラスの方がずっと多いんだ。それに比べ医者は普通のサラリーマンよりだいたい収入も安定している。同じ野球選手でもプロになれず住友金属(現:新日鐵住金)に入らざるを得なかった鹿児島工業の鮫島哲新なんかも結果的には良かったんじゃないの。昔、ある囲碁雑誌編集長のプロに入るか入らないかのアドバイスに感心したことがあった。それは「超一流になれる自信がないなら(プロ入りは)止めときなさい」というもの。囲碁、将棋にしても野球にしてもテニスにしてもプロの底辺は並のサラリーマンより低収入のことが多い。そしてつぶしが利かず特に野球、サッカー選手などはプロ資格がなくなればタダの人に成り下がる。

私なんかも囲碁、麻雀、ボウリングと趣味にしているからいいものの、これが職業だったら一流どころか超底辺にいて絶対に嫌いになっているネ。今日は歯科医師会の月例会に参加して6ゲームでアベ215以上出しダントツの優勝をしたのだがしょせんアマレベルの話。趣味や余興だから長く続いているし楽しんでもいる。朝ドラの「半分青い」で主人公鈴愛(すずめ)が「(あんなに好きだった)漫画が苦しいだけになってしまった」と廃業を口走るところなんかプロゆえの苦悩といっていい。アマはプロには敵わなくてもその分野を心底楽しめる特権もあるのだ。アマ万歳!

2018年7月6日金曜日

4階病棟歓迎会

焼き鳥居酒屋の「ウエスタ」であった4F病棟の飲み会(歓迎会)に久しぶりに参加した。だいたい金曜日にこうした会はあるので串木野トリオリーグとかち合い不参加になることが多いのだ。だから去年の青空美Nsなどの歓迎会には出ていなかった。今年の新人はマリンNsとマウントレーナNsでどちらも看護学校を出たばかりだ。マリンちゃんは姉が4Fのキコ様Nsで高校生の時から知っていた。あれから3年、早いものだ。マウントレーナさんは名前は松井玲奈と同じだがタイプは違う。「そういえばアラレちゃんに似ているね」というと「あ、言われます」だって。眼鏡がそっくりだもんね。

隣に座っていた包帯Nsは噂によると彼氏がいて私も知っている人だというヒントが外野からあった。ならば当ててみようとじっくり考え「はっぴいえんど君かな」と言うと図星だった。今は青雲会病院にはいないのでどこにいるのかと尋ねると、私が知っている病院に勤務しているとのことだった。へー、ちょっと離れているがうまくいけばいいね。ま、こればっかしは神のみぞ知る、だ。

わいわいがやがやしていると、サブアラドDrから電話が・・。何事かと思えば「ジャーン!が鳴りました」だって。ピンときた私は「で、何を上がったの?国士か四暗刻か」「四暗刻。ダントツビリからツモって2位に浮上しやした」と。天鳳では役満が出ると「ジャーン」の効果音が流れるのだった。

飲み会は一次会で切り上げ帰宅。自分は天鳳を打つこともなくW杯のウルグアイ対フランス、ブラジル対ベルギーを見た。フランスは順当に勝ち、ブラジルはベルギーに不運なオウンゴールで先制されてからなかなか崩せず後半1点を取り追い上げるも1ー2で敗れた。まあどっちに転んでもおかしくはなかったが、0ー2から1点を取れるところに負けてもブラジルの強さを感じたな。しっかし土曜も勤務というのに毎日TV観戦でいつもにも増して昼夜逆転がひどくなっているわぃ。ふうー。

2018年7月5日木曜日

ガムテープデジカメ

昨日はボウリング練習からの帰り、デジカメPowerShot G7Xを車のセンターコンソールに置いた際、電池入れの蓋が壊れてしまった。購入して3年半近く、毎日のように電池交換やSDカードを出し入れしていて留め金が緩くなってきていた。たまに外れて締め直すこともよくあったがまさか留め金がパリッと壊れるとはー。

蓋が開いたままでは使えないのでガムテープで抑えることにした。これで一応は大丈夫だが見た目がすごく悪い。シャッターカバーの開閉も引っかかり気味だしそろそろ替え時かぁ。
実はG7XのMark IIが2年以上前に出ていてできればMark Ⅲが出たら買いたいなと思っていた。今年出るのではという噂もあるが、出たばかりは値段も高いだろうしMark IIを買うことにしたわ。ヒトミンチョがもしそうなったらお下がり頂戴と以前から言っていたので上げることにしよう。

G7XMark IIはネットで調べると最安値でも5万5千円以上もする。私の感覚ではまだ高い。写真なんてスマホでもきれいに撮れるこの時代、そこまで金をかける価値があるのか。ううむ、私のデジカメ使用頻度を考えれば、あると言えよう。3年半で写真が6万5千枚、動画が5千枚ほども撮っている。画質が良くて機動性に富む機種は欠かせないのだ。

で、最安値のネットショップに申し込もうとアクセスしてみたが・・最近のカード決済は個人認証がどうたらと言ってくる。もう1回やり直さないといけなくなり、たまたまカールにこのことを話すと「ふるさと納税にそのカメラがないかしら」とアドバイスしてくれた。確か大分の町でCanonの一眼レフが出ていたのは知っていたがPowerShotはどうだったか。するとなんと、なぜか長崎は波佐見町がPowerShot G7X Mark IIを扱っているではないか。へー!それでそこに頼むことにした。20万円もして一気に4倍もの出費になるが来年払う税金がその分減るのでタダで手に入ることになる。ただ、ふるさと納税慣れしているカールによると「1ヶ月以内とは思うけどいつ届くかははっきりしない」とのこと。そっかー。それまではこのガムテープデジカメを使うしかないな。カシャ、カシャ。

2018年7月4日水曜日

アラン・ロングミュアーって

(久々の当直、夕方から23時頃まで患者よう来るわ。やっと終わって医局ソファに寝そべり、錦織のウインブルドン見て脱力してしまい、そのままぐーすか・・・。日記は1行も書けず、イングランド対クロアチアも全く見られず夜明けを迎える羽目になっちまった・・)

読売新聞の死亡記事欄に「アラン・ロングミュアー氏」「佐藤タカヒロ氏」と並んで記載があった。一般記事には桂歌丸の亡くなる時の様子もー。
佐藤タカヒロさんというのは漫画家らしく、まだ40才代というのに急死したとあった。タカヒロと仮名書きにするのは漫画家には多く、NHK朝ドラの主人公も「楡野スズメ」になっていた。ただ死の直前まで元気だったというのに死因も書かれていないのはきっと自殺だったからじゃーないだろうか。漫画家稼業は毎週締め切りに追われる日々でアイデアが浮かばないストレス、苦労はドラマでも描かれこういったことも十分に考えられるのだ。

で、その隣にあるアラン・ロングミュアーだが写真には全く見覚えはないけれど聞いたことがある名前だった。「英国のロックバンド、ベイ・シティ・ローラーズ・・」でハッとなった。ベイ・シティ・ローラーズのオリジナルメンバーで弟のデレクとともに活躍したアラン・ロングミュアーじゃないか。(左上がアラン、右上がエリック、下中央がデレク・ロングミュアー)
当時27才くらいでアイドルバンドにしては年長すぎるもそれなりにファンも多かった。私は日本でのデビューアルバム「噂のベイ・シティ・ローラーズ」が好きでよく聴いていた。ボウリング仲間のエリックMRに今日の練習中に「アランが亡くなったって」と教えるとびっくりしていた。彼は私と同世代で大のベイ・シティ・ローラーズファンにしてハンドルネームもメンバーのエリック・フォークナーから取っているほどだ。「うわー、それは知らなかったです。今夜はローラーズをずっと聴きまくります」と。そうか、私はLPレコードは処分してしまって今聴けるのは全米NO1ヒットになった「サタデーナイト」くらい。機会あれば私もまた聴いてみよう。高校時代の気分がよみがえるかな。

2018年7月3日火曜日

日本対ベルギー戦

日本対ベルギーの決勝トーナメント初戦、今回はちゃんと目覚めてしっかり最初から観戦した。

前半、日本は守備がしっかり組織的に守れていてなかなか頑張っていた。15分まではベルギーにシュートすら打たせなかったくらい。結局前半は0ー0で行け、このあとまた攻められるんだろうなと思っていたら、逆に柴崎からのスルーパスが原口に通り、なんときれいに1点先制しちゃったよ。そしてなんとなんとこの後、乾のミドルが見事に刺さって2点目も日本が取るとは!もう驚き。相手ゴールキーパーのクルトワもまさかこの左脇にボールが来るとはと思ったいなかったかも。確かに夢を見たよ、この時は。その後の数分間はベルギーのデフェンスに結構スペースがあってかなり精神的なダメージが向こうにもあったんじゃないかな。

しかし皆も知ってのとおり、相手長身選手交代のあとややアンラッキーなヘディングボールを入れられて2ー1になって雲行きが怪しくなった。日本はちょっと点を取るのが早すぎた。ベルギーにはまだ時間が残っていて、高さとカウンターで勝負すればまだやれると思わせるだけの余裕が残っていた。で、アディショナルタイムのCKからの逆襲カウンターは喰らわずに済んだとの意見も多い。でも、同点になって時点で私は日本は勝てないとほぼあきらめ気味だった。延長は30分もありきっと相手に決められていただろう。ただ日本はラッキーや時間稼ぎでベスト16まで来たんじゃないってことは世界に示せた。私は日本の実力はまだこんなもんだろうと思っている。

大迫は結構頑張っていたがもう1点は取って欲しかったな。4年後のW杯では彼は32才か、今の調子を維持出来ればどうにか出られるか。ただ日本代表は予選リーグ敗退、進出と交互の成績だから次回は予選リーグ突破出来ないかも。そんなジンクスにとらわれるうちはまだジツリキがない証拠でブラジルなんか優勝できるか否かしかない。日本も予選リーグ突破が当たり前にならないとベスト8以上はては優勝というのはまだまだずっと先のことだ。まあ、今回のW杯日本代表には楽しませてもらった。とりあえずは感謝感謝だ。

2018年7月2日月曜日

乱歩の「幽霊塔」

乱歩の「幽霊塔」は少しずつ読み進めている。昭和10年代の作品で少し読みにくい言葉があるものの乱歩物は読みやすい。ただ、中学生のころのワクワク、ドキドキした気分はほとんど湧いてこない。序盤は幽霊塔や登場人物にまつわる謎の提示が多すぎでもやもやするが話の展開はスピーディーでいい。主人公が美女に恋して許嫁を邪険に扱うことやその許嫁が首なし死体で見つかるのはいかにも昔風の探偵物だ。首なし死体のケースは横溝正史によれば「ほとんどが死んだと思われた被害者ことが真犯人」と自らの小説の中で論じているくらいで他の有名ミステリーでも類例がある。今回もそうかなと思いきやすぐに被害者は別人と判明した。ただし許嫁の行方は分からない。その後、やや無鉄砲な主人公は怪しい人物の後を付けて窮地に陥って・・

うーん、少し面白くなってきたが、やはり読むべき時期に読んでいてよかった類いの小説だな。真に面白い小説は年齢を重ねてもその時々で面白さを感じるという。ミステリーはやや一般小説に比べ分が悪いが、アガサ・クリスティーの作品は大正から昭和前半に書かれた古いものだけれど今読んでも結構面白い。乱歩も「人間椅子」「押し絵と旅する男」など全く古びていない作品もあるからそれなりの力量はある。「少年探偵団」シリーズも少年向けとしてみれば大したものだ。横溝正史も知られてはいないが実は少年向けを書いているけれど乱歩には全くかなわない。本格推理小説家としては横溝が上だろうが一風変わった味わいのある小説家としては乱歩に軍配が上がるかも。いずれが残るか、年月が経ってみないと分からない。どんな批評や売り上げよりも経過した時間の評価にはかなわないものだ。

おっと今夜はそろそろ寝なければ。明けて午前3時からは日本対ベルギー戦がある。ブラジル対メキシコ戦も見たいが日本戦が大事だし・・。

2018年7月1日日曜日

エムバペ!

フランス対アルゼンチン戦を見た。いやー、エムバペっていう19才、すごいなあ。あれほどのスピードあるプレイってあまり見たことない。PKをもらった一人攻撃などアルゼンチンDFのファールを非難できない。(↓)
そうでもしなければ得点されていただろう。アルゼンチンが1点リードして後半フランス同点後のエムバペの得点はスピード、テクニック、パワーまさに若さあふれるものでスーパースターの資質十分とみた。当初アルゼンチンを応援していたがこんなプレーを見せられるとフランスに頑張ってほしいなんて心変わりするくらいだ。1986年のメキシコ大会でマラドーナの活躍を見て決勝はアルゼンチンを応援していたのと同じ心理だな、これは。

ただエムバペも次が大事。もう1、2回活躍しないとかつてのペレ、マラドーナ、ジダンクラスにはなれない。彼の活躍で優勝でもすればもう確実だがー。メッシやネイマール、C・ロナウドなど前者らと比べやや格下になるのは国を背負っての大活躍がないからだ。エムバペの今後が大いに楽しみである。(一つだけマスコミに注文。名前Mbappéの表記がエムバペとムバッペの二つがあり統一してくれないかなあ)