2018年10月31日水曜日

予定は全部ずれて・・

当直開けて午前は外来担当だった。それほど忙しい感じはなく淡々と過ぎて午後は帰宅出来るかな、明日から神戸で学会(JDDW)に行くのでその準備や来週朝礼のスピーチスライドも準備もあるしーと思っていた。しかし4階病棟患者の状態が悪いという連絡が入り一変した。急変前に今日胸部CTを撮っていたにも関わらず病状からして再度CTを撮る必要が出てきた。レントゲン室にまで直接行って画像をみて愕然、最悪の事態で即、緊急内視鏡となった。観察しこれは助からないと覚悟せざるを得なく、家族にもそう説明し患者さんをまた病棟に上げた。そうして1時間ほど経ち亡くなってしまった。入院後一時症状改善し本人も家族も喜んでくれていたのが救いか。結局お見送りまでして終業まで病院にいることになった。

帰宅後は先の予定を済ませねばならなかったのに・・日本シリーズを見つつ床に寝そべっていた・・ああ、今日もソフトバンクがリードしてて勝てそうだな・・グーグーグー。スライド作りどころじゃない、風呂にも入らず日記も書かず2泊3日の準備もせず、寝ぼけ眼でごそごそ起き出したのは日付変わって未明の3時ごろになっていた。たはっ。

2018年10月30日火曜日

ボウリング大会を断る理由

夕方、姶良郡医師会から電話があった。12月8日土曜夕方に予定されている姶良郡三師会ボウリング大会への参加を促す内容だったが、私は「現在、保留か不参加のつもり」と答えた。表向きはあまりにも開催時期が師走の忙しい土曜日ということで終わるのが18時ごろならば忘年会ともかち合うと。でも本音は相も変わらずマイボール禁止にしているのがイヤなのだ。

禁止にしている理由も分からないではない。マイボール持参チームが圧倒的に強くハウスボールの人たちから「どうせ勝てないから」と不満が出るというものだ。でもマイボウラーの私たちはボウリングはマイボールでないと全然つまらないという感覚がある。それはマイボールに慣れた人たちみんなが言うこと。主催者はどっちのレベルに合わせるか、マイボール持参者は少数派だから多数派に傾くのだろう。うーーん、ならば貴重な師走の土曜をそれに費やすいわれはない。医師会の人も開催時期が悪いということで私の態度を受け入れてくれたが困ったもんだわ。マイボール持参者は1ゲームに付きマイナス20ピンならOKなんだがな、別に優勝出来なくてもいいから・・。

今夜は当直。日本シリーズ第3戦をやっていて確かソフトバンクが大量リードのところで外来に呼ばれ診察が終わった後もチェリピアNs、かっこちゃんNsとだべっていて22時40分を過ぎて医局に上がると野球は9ー8と接戦でかろうじてソフトバンクが勝っていた。広島もやるなあ。でも結果勝ったということはやはりソフトバンクは強いと思ったよ。

で、こてる日記を書かねばと思いつつもソファに寝そべってTVを見始めたら、まあ予想どおりというかそのまま未明までソファ寝だったわー。

2018年10月29日月曜日

「時間管理のマトリックス」

今週の朝礼スピーチはシマッチ院長だった。「時間管理のマトリックス」というタイトルで、スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」がネタ本だそうだ。その中で毎日の時間をいかに有効に使うかが大事で、「あなたは1日が25時間だったらその1時間を何に使いますか?」との質問があった。真っ先に「寝る」かなと思ったが、時間利用の4つのパターンのうち第二領域の「緊急性はないが重要な領域」に使うべきだとのことだった。これだけでは分かりづらいだろうから実際にスライドに出されていた図を示す。
私が考えた「寝る」はどこに入るのだろう?重要でないはずはないが緊急性は低い気もするので第二領域か?でも「資格取得」や「自己啓発」には当たらないよなあ。その次に思ったのが「麻雀」や「録画ビデオ鑑賞」だった。これはまず第四領域だろう。題して「無駄」だって。質問されて「第二領域に使う」との発想はしなかった。どうも私はぐうたら体質のようだ。

ま、1時間を全部自己啓発に使うのは難しいだろうから1日15分でいいと言う。それで習慣が変われば人生が変わるよということだった。そうねえ、ダイエットのための運動など15分でも続ければきっと大きな効果を生むだろう。しかし人間はなかなかそうはできないもの。逆にそれが出来れば他の人に差を付けられ確かに人生が変わるかも。

昼になり、某一般職員が私に「今日のシマッチ院長のスピーチのタイトルは何でしたっけ?あのー、映画のタイトルのようでしたけど」と尋ねて来た。何、映画?私も何のことか分からずデジカメに撮っていた上の写真を見て合点した。ついでにその職員は「その映画の主人公は確かトム・クルーズ?じゃなくて誰でしたかね」と聞くので、私も顔は浮かぶけどすぐには思い出せず、ネットで調べる羽目になった。答えは「キアヌ・リーブス」。シマッチ院長のいいお話も末端の職員には映画のタイトルの印象が強かったようだ。

2018年10月28日日曜日

勝ち癖

ワールドシリーズ第4戦は昨日の興奮が収まらぬ中、朝起きたらすでに始まっていた。投手戦で互いに得点出来ないままの6回裏にドジャースが効率よく4点を先制した時はこれは流れはドジャースのもの、2勝2敗になっていい勝負が出来るか?ただ、これまでの戦いぶりからレッドソックスが強く、先に3勝して五分くらいと思っていた。するとそれまで好投していたヒルを7回に交代させた。確かに打者を出塁させてしまったがどうだったかなー。この後3ランを打たれ一気に勝負は分からなくなった。で、8回表、まだ4ー3と1点リードしていたド軍は昨日と同じくクローザーのジャンセンを投入した。で、これがまた失敗の原因となった。すぐにホームランを打たれ同点にされたのだ。あー。

ドジャースの監督は短期決戦の戦い方を知らないんじゃないか。半年に渡るレギュラーシーズンなら良くてもポストシーズンでは調子悪い選手が元に戻るまで待ってはいられない。一度失敗したのを同じシチュエーションでチャレンジさせて成長を促すのは別の機会にすべき。案の定やられてしまった。これが尾を引いて9回にまた攻め立てられ前日好投したマエケンに託したが・・今日は明かに急速が落ちていた(140km台だった)のに直球を投げて痛打され4点奪われ、これは終わった。明日も試合があるがチャンピオンはもうレッドソックスのものだ。

ドジャースはこのところメジャー球団中年俸1位で成績もそれを反映しナ・リーグチャンピオンに連続でなったが、30年もワールドシリーズ優勝をしていないとフロントもスタッフも勝ち方を知らないというか勝ち癖がついていないというか・・。まるで今世紀初めのソフトバンクみたいだ。でもその後はソフトバンクの時代といえるほど実績を残しているから、ドジャースも今の資金投入を持続し勝ち癖が付いたらかつてのヤンキースのように黄金時代が来るかも。

勝ち癖はボウリングにもある。昨日まであったラウンドワングランドチャンピオンシップボウリングの男子レギュラー部門でわれらが日置秀一(へきしゅういち)が優勝し、9月のMKチャリティカップで9年ぶりに自身2勝目を上げたと思ったら2ヶ月もしないうちにまた勝った。実力がありながら2位3位が多くて9年も経っていたのに何かしら勝ち癖が付いたらこうだよ。どうすれば身に付くはよく分からないが、実力があるならばあらまほしきは勝ち癖である。(優勝したはいいが賞金がねえ。たった150万とは、ボウリングはもっと多くならないものか)

2018年10月27日土曜日

延長18回をずっと見る

土曜だけど休みで朝からずっと家にいた。当然TVは付けっぱなし。午前9時過ぎからメジャーリーグのワールドシリーズ第3戦ドジャース対レッドソックスが始まっていた。本拠地に戻ったドジャースはここで勝たないと3連敗になりチャンピオンの夢が遠のく。是か非でも勝たねばならない戦いだった。ゲームは3回にドジャースが1点先制した後は投手戦で8回表にクローザーのケンリー・ジャンセンが出てきた。いつもは9回に出てくるが最小点差のため絶対的抑えのエースで早めに締めたかったのだろう。しかしこれが裏目に出た。ホームランで同点にされたのだ。あらら、簡単には勝たせてくれないな。

この後延長戦に入った。私は根を詰めて観戦していたわけではなく、ネットしたり「こてる日記」を書いたりしていた。

メジャーを張本さんなんかバカにしているが、この目で見れば最高峰レベルというのが分かる。何といってもすごいのは個人能力の高さで、ピッチャーは球が速くて力強く、バッターは振りが鋭く当たればホームランだ。守備にしても三塁から一塁への送球など筋力があるせいか非常に素早く余裕がある。ただ時にボーンヘッドがでることがあり、延長13回にドジャース2塁手から1塁への送球がずれてレッドソックスに1点が入った。その裏今度はレッドソックスが2塁への深い打球の1塁への送球を大きく外しドジャースに点が入った。これで2ー2、同点が続くことになった。お互いの抑えピッチャーは出てくるヤツみんな球が速くて簡単に点が入りそうな感じがしない。ブルペンでは前田健太がいてこの雰囲気の中で出てきたらばかすか打たれ惨めな状態になりやしないか少し心配になった。そして延長15回にとうとう前田が登場した。最初の打者は打ち取ったにも関わらず守備がまずくてセーフ、その次を四球にしてノーアウト1、2塁のピンチになった。ほうら・・しかしここでレッドソックスは珍しくもバントを仕掛けてきた。このあたりがレギュラーシーズンとは違うワールドシリーズの緊張感か。それをマエケンは3塁に投げアウト!ここは日本人選手のいいところが出たね。これで落ち着いたのか2者連続三振にして切り抜けた。そして16回も継続し何と3者連続三振に切って取った。球が低めで球速も150km出ていたからかなり調子が良かったとみた。何よりせっかくのいい試合を壊さずにしてほっとした。

延長15回以上は100年以上のワールドシリーズの歴史の中で最長となりさらにその記録を伸ばしていった。5時間6時間経過しても拮抗して決着が付かない。現地時間でも深夜0時を過ぎてしまった。朝から見ているのに日本時間は午後の16時過ぎてもまだ試合をやっている。いったいどうなると半ば感心し半ば呆れて画面を見ていた。で、18回裏ドジャースのマンシーが出てきたところでこの試合初めて私はカメラを構えた。その前の打席でホームラン性のファールを打っていて何かある予感がした。するとなんとセンターにホームラン!ついに決着が付いた。時間にして7時間20分、足かけ2日で実に2試合分かけての長試合は終わった。




これはメジャーの歴史に残る試合だろう。日本では延長打ち切り引き分けがあるからあり得ないがメジャーはとことん決着するまで続ける。それでもワールドシリーズでの延長18回は100年に1度の試合といっていい。それを始めから終わりまで見ていたのも何かの縁か。これでドジャースが調子を出し久々の(30年ぶり)ワールドシリーズ制覇したらカッコいい。

私がメジャーリーグに興味を持ったのが1988年でその年はア・リーグがアスレチックスの全盛期でリッキー・ヘンダーソン、カンセコ、マグワイアなど打者に魅力あふれる選手が多く応援していたのにナ・リーグのドジャースの投手ハーシュハイザーを打てずドジャースに6回目の優勝をとげられてしまった。その時のドジャース監督があのラ・ソーダで今夜も観戦に来ている様子がTVに出ていた。アスレチックスは翌年もワールドシリーズに出てサンフランシスコジャイアンツを破り優勝できた。対するドジャースはそれ以来ワールドシリーズに勝っておらず、去年も勝利直前までいきながらアストロズに負けて3勝4敗で敗れており、ワールドシリーズに勝つというのはそれくらい大変なことなのだ。

そのまま夜になって今度はソフトバンク対広島の日本シリーズが始まった。これがまた投手戦で後半は点が入る感じがしない。夜23時を回っても決着付かず12回引き分けに終わった。いやー、まったく野球漬けの1日だったわい。

2018年10月26日金曜日

斧を研ぐおっさんより怖いものとは

外来で西友Nsと服裂き魔Nsの二人が子どもの頃一番怖かった思い出を語り合っていた。

服裂き魔Nsは小学生の頃、姉と道を歩いていたら中年のおっさんが大声で犬の首根っこをつかみ橋の上から川に投げ捨てた(!)シーンがとても怖かったという。それって動物虐待でしょ。でも、確かに怖かったかも。
西友Nsはというと、やはり小学生時の下校時にこれもおっさんで何と斧を研いで「たたっきるぞー」と叫んでいる人がいて、怖くて怖くて近くの美容室に逃げ込んんだという。そ、それは怖い。怖すぎる。「私、美容室の名前も覚えている。『クミ美容室』って名前だった」だそうで。

いずれも共通するのは中高年のおっさんは怒りを抑えられなくなると世間の人がどう見ようが気にならず怒り爆発するってこと。私も気をつけなくちゃ。

30才前後の男性で「発熱、発疹」の人が診察希望と電話連絡があった。どうも最近話題の風疹の可能性があるとのこと。他者への感染を考慮し院外の車中で私が診察をした。発疹は顔面から上半身下半身にまで拡がり、はっきりしたリンパ節腫大がないがワクチン接種歴もないし2週間ほど前名古屋出張もしていて風疹の可能性はあると判断した。それで採血や咽頭拭い液など採取し保健所に迅速な検査を依頼した。もしこの人が風疹ならきっと県内今年2例目としてニュースになるだろう。

風疹は症状自体はそんなに長引くこともないが妊娠可能な女性が初感染しもし妊娠していると生まれてくる赤ちゃんに難聴、先天性心疾患、白内障など多くの障害が起きる。だから若い女性は自分に風疹の抗体があるかどうかを知っておくべきだが、院内の対象女性職員おもに看護師さんの入職時の風疹抗体を調べて少し驚いた。明らかに陰性の人が7、8人、やや低くてワクチン打った方がいい人まで入れると10人以上いる。これはいかんね。そうとは知らずに患者さんからうつされるかもしれない。できちゃった結婚なんて今じゃ当たり前だから油断ならない。ということで感染症委員会から来週の所属長会議で注意喚起することにした。ちなみに先の患者は夕方に結果が判明し風疹、麻疹は陰性とのことでとりあえずはホッとした。

映画やドラマにもなったあるミステリー(敢えて作品名は言わず)の犯人の動機が「生まれた子どもに障害があり死んでしまったのは風疹をうつされたから」というのがあり、若い女性にとって風疹は中年のおっさんより怖いってことを分かってもらわねばー。

2018年10月25日木曜日

白いクラウンに緊張する

(外部にいてネット接続がうまくできない状態に。事前にこの日の日記を書いていたのに再起動など繰り返していたら全部消えちゃったぁー。がっくり。ドラフトの話題だったが改めて書く気が失せた。今iPhoneのテザリングでどうにかつながっているだけのため簡単に済ます)

朝、高速でちょいと先に白いクラウンが走っていた。こういう時の習性でブレーキを踏む。クラウンはほぼ制限速度で走っているのでおいそれと追い越すわけにはいかない。そっと後を付けるように私も制限速度で走った。今後のためにデジカメで写真を撮る。ナンバーは3桁で3〇8だった。どうもこのクラウンのせいで周囲の車の動きがおとなしくなり高速全体がゆっくりになった。するとこのクラウン、追い越し車線に入って走行車線の車2台を追い越し始めるじゃない。ただそれでもスピードアップはせず100km/h程度だった。私も後を付けたがクラウンはすぐにまた走行車線に戻った。ふむ、そのままスピード出して制限速度をオーバーするわけにいかないしね。(↓追い越し中のクラウンアスリート)

姶良まであと2kmというところでそのままずーっと金魚のフンよろしく付いていくとクラウンは姶良インターに降りるようだった。当然私も後をそのまま走る。スピードは落ち、こうなれば捕まる心配はない。しかしインターのゲートを通り過ぎるまでは油断は出来ない。覆面ならばまたすぐにUターンして高速に向かうはずだ。うん?クラウンは戻らずそのまま県道に入って姶良方面へ走り去って行った。あれれ。

後で覆面パト専門家のサブアラドDrに話すと「ナンバー3桁の覆面はいない」「クラウンアスリートの覆面はいない」とのことで写真で確認するとどうやらこの白クラウンはシロ、一般車だったようだ。まったくぅー、紛らわしい。高速で白やシルバーのクラウンは走行して欲しくないぜよ。

2018年10月24日水曜日

「美しきチャレンジャー」の楽しみ方

昨日のボウリング練習が終わった後、エリックMRが私によければ見て欲しいと昔のボウリングTVドラマ「美しきチャレンジャー」のDVD第1巻を貸してくれた。新藤恵美主演で昭和46年のTBS日曜ドラマである。実は「美しきチャレンジャー」のビデオは25年ほど前にCSで放送された時録画して私は持っているのだが悲しいかな第1話だけは録り損ねていた。で、それを見直したいかというとそれほどでもなくせっかく貸してくれるというので見てみた。

まずオープニングの主題歌が筒美京平作曲でなかなかに素晴らしい。さすがの出来映えだ。新藤恵美自身が歌っているがなぜか競作になっていて堀江美都子バージョンもあり歌自体はそっちがやはりいい。https://www.youtube.com/watch?v=EeYcMeeE7nsドラマが始まるとナレーションで毎回「現代のスポーツボウリングは今やオリンピック種目に加えられようする動きすらある。このボウリングに青春を賭け、厳しさと孤独に打ちかち・・・一人の少女がいた」と流れるのだが、オリンピックに加えられようとするその動きはずっと50年経とうとする現代もまだ続いていて未だにかなえられてはいない(笑)。

主人公「小鹿みどり」役の新藤恵美はロングヘアサラサラでいかにも美形女優の趣きだがやや目がつり上がっていてややキツさも感じられる。
後にいじわるな年増役がハマっていたがその片鱗はすでにこのドラマでも出ているねえ。しかしこのドラマでは逆にイジメを受けるはずで以前見ていた時はそれがひどくてイヤになるほどだった。それに現代ではあり得ないシーンもいくつもある。ボウリングコーチ役にあのウルトラセブンの主人公「モロボシダン」の森次浩司(晃次)が出ているのはよく知られているが、挨拶の次にタバコを吹かすのは今じゃまずないわ。とそれに主人公が彼の居所をしるために雑誌社に「高峰プロ(ボウラー)の住所を知りたいんですけど」と電話を掛けるのには「え?」と思った。絶対教えないでしょ。でも雑誌社の人は「(教えてもいいけど)担当者が出かけているから」と断るのだ。今なら「そんなの個人情報だから教えられません」と一蹴するに決まっている。

それと今のドラマと決定的に違うのはやたらナレーションで語ること。女性主人公の心情からライバルの気持ちまで男性ナレーターの石原良がおどろおどろしい効果音を背景に「こんなはずではない・・みどりはそう思うのだった」「茜の投げたあの変化球、それがどのようにビッグフォーを倒すのか、みどりには分からなかった」などと語りまくるのだ。そんな言わなくても見ていれば分かるだろってツッコミを入れたくなる。また第7話でライバルの茜がビッグフォーを倒す魔球に挑む話が出てくる。確か主人公もやがて7-10スプリットを攻略する魔球を投げると記憶している。でもボウリングをする人なら分かるはずだが「そんな滅多に出ないスプリットの練習をするよりまずストライクをたくさん取る練習が優先でしょ」となぜ言ってやらない。ま、魔球はスポーツドラマのお約束だから仕方ないか(ここでも(笑))。

当時のプロボウラーのゲスト出演も多く、第1話ではやはり中山律子が出てくる。左利きの石井利枝も出てきてつい最近のラウンドワンカップにも出場していたのにはうれしくなった。男性ではやはり矢島純一が第2話冒頭できれいなショートフックを投げるシーンがあり、一度いっしょに投げたことがある身としては、いや涙ものだ。さらに物語中盤では鹿児島ロケがあった(はず)。ボウリング部のメンバーが霧島の林田ホテルにやって来てそこでボウリング練習をするのだ。ずっと後に一度だけ私もそこでボウリングをしたことがある。去年休館となってもうそれを拝むことは出来なくなった。今じゃ当時の鹿児島の様子が見られる貴重なフィルムといっていいのではないか。あまり期待しなかったDVDではあったが意外に面白さがあるナってのが感想だ。

そうそう、言い忘れていた。新藤恵美って言えばこのドラマの放送年、実はあの火野正平と付き合っていたのだ。正平は当時すでに一般人と結婚していて未だにその人との籍は続いている。今だったら相当なバッシングを受けるだろう。ドラマを見ていて「ああこの撮影が終わったあと彼女は正平のところに行っていたのかー」と今NHKBSで「日本列島こころ旅」で自転車こいでいるはげ頭のおっさんの姿が連想され妙に複雑な気持ちになるのだった。

2018年10月23日火曜日

延期はラッキー

今日の医局会レクチャーは大老村紘Drの「貧血」についてだった。もともと血液内科専門だけあってスライドと紙資料の両方で解説し熱が入っていた。貧血は赤血球の大きさで分類するのが一般的で最初の小球性低色素性貧血からと丁寧にお話しをして下さったのだが・・突然、司会の信号Drから「村紘先生、ちょっと・・」と横やりが入った。何?と話を止める先生。「途中ですが」と時計と見て「時間が過ぎてするので今日はここまでにしてまた次回にしてもらえませんか」と来た。あはー、すでに午前8時半を過ぎてこのまま最後まで行くには全く時間が足りない。「そうですか」とお開きになったが、思わずニンマリしたのはこの私だ。というのも次回のレクチャーは私になっていて予定では11月の始めの火曜日だった。それが延びればスライド作成に余裕が出来る。ウシシ😁。

で、お昼に改めて医局会の予定表が貼られていた。それを見てさらにニンマリ。実は薬品説明会やらDPCの講習やらで私のレクチャーは12月の初めにまで延期されていたのだ。ウホッー🤣!うれしくて一人院内を移動する間もニヤケが止まらなかった。今回は11月初めの月曜日に朝礼スピーチの予定があり学会(DDW=消化器病週間)ともからんで「大変だなぁ、でもやらねば」と私には珍しく今週から準備に入っていたからネ。

いやー、たまにはラッキーもいい。でもそれでまた「まだあるさ」で直前バタバタにならないようにしなくちゃナ。

2018年10月22日月曜日

殺す前にまず殺される者

最近気になったニュース。

「埼玉県和光市のマンションで80代夫婦が刃物で殺傷された事件で、祖母に対する殺人未遂容疑で逮捕された孫で中学3年の男子生徒(15)が身柄を確保された際に所持していた凶器とみられる刃物は、包丁や小型ナイフ、カッターナイフのようなものなど4本だった。捜査関係者が明らかにした。また、県警の調べに「学校に許せない生徒がいて殺すつもりだったが、殺人犯の家族にして迷惑をかけたくないので、まず家族全員を殺してから実行するつもりだった」との趣旨の供述をしているという」

この殺したいヤツは外部の人間(または人間たち)だがその前に身内を殺すパターン、理解出来ないという人も多かろうが、実は過去の有名事件ではよくある。特に「大量殺人」を決意し自分はもうどうなってもいいと覚悟を決めている犯人はまず身内を殺して(身辺整理の気持ちか)から本来の目的の殺人に向かう。1990年代にタイムライフ社が出した一連の犯罪本の1冊「大量殺人者」に出てくる犯人の中にも数名いたと記憶している。横溝正史「八つ墓村」のモデルになった有名な「津山30人殺し(昭和13年)」では真っ先に斧で祖母を叩き殺してから村人皆殺しに出かけるのだ。祖母が憎かったのかというとその逆である。犯人の都井睦雄は遺書にこう書いている。「・・時のはずみで、ああ祖母にはすみませぬ、まことにすまぬ、二歳のときからの育ての祖母、祖母は殺してはいけないのだけれど、後に残る不びんを考えてついああした事をおこなった、楽に死ねる様と思ったらあまりみじめなことをした、まことにすみません、涙、涙、ただすまぬ涙がでるばかり・・」

だからこの中学生の祖父母殺傷の理由は一応分かるのだが本来やるかもしれなかった動機については納得するわけにはいかない。許せなかったという生徒に問題があった可能性は低く、おそらくこの犯人中学生のキャラクターに何か問題があるはずだ。だいたいこの手の犯人におおよそ共通するのは「自分は絶対に悪くない」と考える性格ということだ。最後最大の被害者数になった相模原障害者施設での19人殺しの犯人も「自己愛性パーソナリティ障害」者でこれは「性格の大きな歪み」に分類され、自分の意見が通らないと「周囲がいけない」「法律がおかしい」と自己中心的な思考に陥りがちになるキャラだという。

どうしたらこうした犯罪が防げるかはまだ分かっていない。今回の事件のみで検証するのではなく似たような事件から浮かび上がる共通性をもとに今後に活かしていければと思う。ただ「石川や 浜の真砂は 尽くるとも 世に盗人の 種は尽くまじ」と歌われたようにその根絶はまず無理だろうが・・。

2018年10月21日日曜日

駅伝中継はスポーツ中継か?

私は普段は駅伝やマラソン中継は見ない方で、たまたまチャンネルをカチャカチャ動かしていたらTBS系列で女子駅伝中継をやっていた。すると岩谷産業というチームの選手が四つん這いになって中継地点を目指しているじゃない。びっくりしてこれはどうなるのかと注視した。

これは無理だろうて。どんどん追い抜かれている。中継地までどのくらいなんだ。近ければタスキは渡させてあげたいな。大会役員も心配そうに見守っているが四つん這いを止めさせようという態度ではない。手助けすればそのチームは途中棄権になる。選手が四つん這いになってでも継続続行の意思を示していれば手は出せない。引き継ぎの選手が見えるところにいて涙を流している。ああ、あともう少し。そして膝から血を流しながらもどうにかタスキを渡しレースは続行された。しかしこれだけ時間をロスすれば最下位もやむを得なかった。

で、このあとレースを中断させなかったことに対して非難があったと聞く。チーム監督は棄権を大会関係者に申し入れたが上手く伝わらず続行させてしまったとか、逆に視聴者は感動したとか、いやそんな美談仕立ては良くないとかいろいろ意見が出たようだ。四つん這いの本人は「続ける」といって制止を聞かなかったようで、これは駅伝の性質上そうなりがちだなと思った。15、6年前の箱根駅伝で法政大学の肉離れを起こした選手が走れなくなり監督が制止してもイヤ走るといってきかなかったのを思いだす。自分のせいで所属組織に迷惑がかかるのを嫌がるのは国民性のような気がする。駅伝という競技そのものが日本でしか行われておらずしかも非常に人気が高いというのもそれが関係しているのではないか。

今回の一件に関しては大会の棄権に関しての判断基準の問題のほか、TV中継に異議ありという意見もあった。スポーツライターの酒井政人氏はこう寄稿している。
「・・今回の件で最も問題視すべきはテレビ放映の仕方だと思っている。・・四つんばいになった飯田をカメラが執拗に追いかけ、5分近くもテレビ画面を占領することになる。実況するアナウンサーも「ここで途切れさせるわけにはいかない!」と熱い言葉を発していた。そして、タスキがつながると、「思いはつながった! 岩谷産業!」と興奮気味だった。・・これまで駅伝のアクシデントを目の当たりにしてきたが、選手のブレーキや繰り上げスタートなどテレビ実況は大げさにあおる傾向がある。そして、ささいなことも美談に仕立ててしまうメディアにも問題があるだろう」

うんうん、そうでしょう。きっとそれが正しい。でも、TVって今回みたいなハプニング、ドラマそれが一番欲しいんだ。特に民放においてはスポーツの正確な報道よりも視聴者が関心を持つような何かが欲しい。TBSは有り難かったんじゃないかな。あの画面を見たらしばらくはどうしたって目が離せないヨ。

酒井氏はこうも言う。「駅伝は「スポーツ中継」「スポーツドキュメンタリー」「スポーツショー」のどれになるのか。「スポーツドキュメンタリー」や「スポーツショー」なら、今回のようにアクシデントのあった選手をクローズアップしてもいい。しかし、「スポーツ中継」だとしたら、今回の放映方法がベストといえるだろうか?・・「スポーツ中継」ならば、トップ争いをきちんと状況する必要があったのではないだろうか。・・創部2年目で初出場したチームが最下位に転落したとしても、本来ならニュースにならないのだから」と。

でも、一般の視聴者が一番求めているのはきっとドキュメンタリーかショーの方でしょ。もしあの四つん這いシーンをすっぽかして「ここでトップが入れ替わりました」と言って先頭集団の画面に切り替えたら、きっと視聴者から抗議の電話が殺到したはずだからー。

2018年10月20日土曜日

また赤ソバが見ごろに

今日は約4週間ぶりのリアル麻雀で、いつもの見せたまえ、サブアラドDrに、9月から来てもらっている腹出しDrが相手だった。ダイボDrの体調不良以降、彼を「発見」して面子集めが楽になった。しかも強いしー。

出だしは私が好調でトップ、2位だったがその後は混戦になった。目まぐるしかったのがサブアラドDrでトップとラスを交互に取る感じで出入りが激しかった。私はラスは1回だけもなかなかトップが取れずじり貧パターン、その中で取れるトップは着実に取りラスが少なかった腹出し君がトータルではトップになった。10時間に渡っての闘牌が終わって、私がトータルラス。しかしマイナス40は半荘1回で取り戻せる程度の負けで接戦だったことが分かる。まあこの次は勝たせてもらおう。

南日本新聞に溝辺の赤ソバ畑が出ていた。
去年の今頃私が訪れたところだ。溝辺在住の私の患者の生国さんが是非見に来てと誘われ早帰りの午後行ってみた。「こてる日記」にも書いているが、その後生国さんはぷつっと来院しなくなった。どうも奥さんの体調が悪く世話を焼かねばならなくなったからかな。お元気でいてほしいものだ。新聞を見て1年も姿をみない患者さんに思いをはせることだった。
(↓は私が撮った赤ソバ畑と霧島連峰。人はいなくても風景は変わらない)

2018年10月19日金曜日

奥さんまで昆虫

医局の歓送迎会がいつものイタリアンレストラン、ダ・クオーレ(これまでのこてる日記では『ザ・ハート』として記載、「ダ・クオーレ」はイタリア語で「心」の意味)であった。この前のシマッチ院長還暦祝いと同じパターンだ。ただあの時と違うのはすでに肌寒いを通り越して寒い時期になっていたこと。室内ですれば済むことなんだがせっかくの芝生付きのレストランだからと医局の会はこの時期までは屋外で催すことが多い。で、私は長袖シャツを持って来ていた。歯科口腔外科の山守先生などうっかりして半袖だった。「これでもちょうど良いくらいですよ」とうそぶいていたがありゃ絶対やせ我慢だよ。

歓迎される先生は脳外科のバブルワイド先生に女性歯科医の帰依先生、眼科のキサラテ先生で、送別されるは歯科口腔外科の心泣かす先生。眼科の尾雪小松先生は任地の医師会会合とかち合い来られなかった。

で、歓談もそこそこ、いつもは3時間近く続くのに寒さのせいか2時間過ぎたところでお開きになった。ほーら、言わんこっちゃない。それでも日ごろ雑談も少なく仕事するか昼寝するかの医局のパターンとは違って諸先生らと会話できたのは良かった。また近々外科系のDrがまた一人来るらしいという情報はうれしい話題だったし、それと歯科口腔外科の山守先生のエピソードが面白かった。先生は昆虫採集のオタクで有名で歯学部を選ぶポイントが昆虫がよく採れる地域ということで鹿児島を選んだそうだ。学生時代は本学の生物部に所属し昆虫以外もいろいろと採りまくっていた。そのせいか学生時代は6年ではなく10年以上も要したとか。今でも週末になると「明日はあそこに行ける」などと遠足の前の小学生みたいな気分でわくわくするんだそうだ。でも決定的におかしいというかそこまでーと驚いたのが、奥さんまで昆虫だったことだ。

「なにそれ?」と周囲は怪訝な表情だ。実は奥さんの旧姓は「コオロギ(興梠)」だった。山守先生、これは運命だと思ったんだとか。イヤハヤ!

2018年10月18日木曜日

救急当直慣れ

今晩はまた当直だった。19時過ぎ、たまたま外来に行くと、ちょうどほぼ同時に受診依頼の電話が来ていた。カッコちゃんNsは1才5ヶ月の女児が転倒し嘔吐している、オイドリッチNsは20代女性の衝突事故に遭ってかすり傷があるというものだった。
(その様子を写真に収めた。↓カッコちゃんは夕方から22時までの勤務でこんなケースの時大いに助かる)
小児科のない青雲会病院では1才前後の子どもはあまり診ることはなく一旦他の施設に打診してどこも診ないなら一旦ここで診ましょうと伝え、事故は警察の調べが終わってから来るとのことで、結局両方受けることになった。

子どもの方は泣いてはいるけれど意識もはっきりし単なる脳しんとうだろうと思ったが病院に来ても嘔吐したため頭部CTを撮ることにした(普段は撮らないし撮る必要もないことが多い)。そこまでしてあげれば不安を抱える母親も安心するだろう。でもやはり検査を理解出来ない乳幼児を撮影するのは大変だった。抑えるのに3人掛かりだったし、放射線科技師まで呼んで320列のCTを使い0.5秒の照射時間で済んだとはいえやはり多少のブレが出た。予想どおり特に何の所見もなく頭部打撲時の注意事項を書いた紙を渡し帰宅してもらった。その間、口腔内が腫れて発熱したという職員の夫が来て、点滴実施したところで、交通事故患者が来た。一見してどうってことはないが交通事故は後から痛みがひどくなったり保険がからんだりがあるので1泊入院させることにした。

入院指示が終わって医局に戻ったのが21時ごろ。ソファ寝でぐたっとすること約2時間、また連絡が入った。近隣の整形外科病院から誤嚥性肺炎の患者を受け入れて欲しいとのこと。OKし外来で待った。だがやって来たのは1時間後だった。なんと気管挿管までしていた。人工呼吸管理がそこではできないとのことで付き添って来た看護師を見れば、おやおや以前ここにいたミホバマNsじゃない。辞めて10年近く経つのかな。眼科クリニックに長くいて2年ほど前から現在の病院にいるという。へー、そこは青雲出身の看護師が多いよね。「そう、楽しいですよ」だってさ。子どもも3人いてたくましく生きているねえ。

この後はお呼ばれもなく、多少バタバタしたがまずは平穏な当直であった。と、ここまで書いて人によっては大変な当直だったと感じるかもしれないと思った。深夜に気管挿管した救急患者を入院させたわけだしー。救急当直慣れで感覚が麻痺しているのかもしれないナ。

2018年10月17日水曜日

「早苗」さんにはヒゲが生えていた

青雲会病院は10年以上前から電子カルテに移行したんだが、完全に紙と縁が切れているわけではなく、事務と外来との橋渡しに患者名や住所のほかメモなど書かれた紙1枚が使われている。で、その紙を手に取り患者名を見てから患者番号を打つかバーコード読み取りで電子カルテを開く。その際、年齢やメモからどんな患者なのかぼんやりと予想をする。でも、ドアが開けられ入ってきた患者をみて面食らうことがある。

「あれ、男だったんだ」

今日の患者さんの名前の場合、「早苗(さなえ)」という名の中年男性だった。うー、性別はその紙に書かれてはいるのだが、これってまず女性でしょ。そう思うからいちいちそこを確かめなかった。この手の勘違いが毎週のようにある。多くは最後に「美」の字が付くケースだ。これがすごく多い。「勝美」は男のことが多くさほど迷わない。「正美」「輝美」「辰美」「豊美」はまあ男もあるかな。でも「清美」「春美」はほとんど女でしょ。でもこれら、この1週間に出合った患者さんばかりで全て50才以上の男性の面々だ。それで「徳美」さんも男性かと思いきやこの人は女性だった。中には「僚美」というのもあってこれは男性。難しい。

先の早苗さんなんか50年以上「いえ、男です」って言い続けて飽き飽きしているはず。親もいくら自由に名付け出来るといっても少しは子どもの人生を考えて欲しい。まあそのおかげでカルテでの名前確認では「美」で終わる時、このところ必ず性別をチェックする習慣がついた。ついでに言わせてもらうと最近の平成キラキラネームは逆に女か男か分からない名前も多くこの手の勘違いは少ない(ていうか、読めない問題の方が大きい)。

ともかく、思い込みは医療ミスの原因の一つ、名前で性別を速断することないようにしよう。

2018年10月16日火曜日

ボール会社との相性

夕方、隼人の七五調病院まで行き、年に数回あるICT(感染症チーム)の合同会議に出席した。サブアラドDrもいつもは過ごし安病院から参加するが今日は都合悪かったようで来ていなかった。いつもの各病院の感染系情報の報告の他に今回は特別テーマでアシネトバクターについて報告があった。鹿児島大病院でICU患者にこの菌の感染で死亡が発生し褥瘡マットから医療従事者によって感染が広がったとのこと。どこに注意すべきかなど七五調病院スタッフがレクチャーしてくれた。ふむふむ。

18時には終わり、私と難ガターさんは国分スターレーンへ向かった。このついでに今日はボウリング練習を予定していたのだ。いつものメンバーからはアンドキサMRとタナカッツMRが参加した。久々の国分スターレーンはT-MAXに比べオイルがやや長めでアウトサイドに立って投げなければポケットに入らなかった。前半は苦しんだが最後あたりはストライクも続いた。私より曲がる球質の難ガターさんはそのオイルの多さがちょうど良く絶好調だったね。タナカッツ君と組んだダブルスでも私のチームは負けてしまい、最後のゲームでどうにか勝ちタイに戻した。

スターレーンに来るとそろそろ次のマイボールをどれにしようかとプロショップをよく覗(のぞ)く。今のインフェルノブルーフレームが1年半ほど経ち、まだ使えるけど一部ヒビが入っている。ちょうどボールメーカーのストーム社が「フィジックス」という力を入れた新製品ボールを出して、先週アメリカの超有名ボウラーのピート・ウェーバーがスターレーンに来てキャンペーンを張ったばかりだ。そのボールが飾ってあったので思わず「このボールをドリルしたい」とドリラーに相談したら、「ああ、フィジックスはもう売り切れです。そこのはすでに売約済みでしばらくは入荷待ちですよ」と言われてしまった。うーん、色やデザインがなかなかよくてその点でもいい感じだったのだがー。

ボール製造会社との相性みたいなのもあり、以前はストーム社のボールをよく使っていたが今一つ自分に合ったボールに出合わず、4、5年前にブランズウィック社のボールを使い始めてからスコアもアップし出し、2年前にはマスターマインドアインシュタインでパフォーマンスも達成出来た。だから出来るならブランズウィックのボールを使いたいんだ。うん、やっぱり次のボールもブランズウィックにしよう。

ふ、思わず浮気するところだったぜ。しっかしボール会社との相性なんて、一般の人には何じゃそらの世界だろうネ!

2018年10月15日月曜日

あなたは「混合器」が欲しいのではありませんか?amazonより。

毎日いろんなところからメールが届く。よく利用するamazonや楽天からも多い。ただ、今日来たamazonからのメールはある意味見過ごすことの出来ないものだった。

それは「アンテナ混合器」をお勧めするメールだった。「以下のおすすめ商品は、お客様がこれまでに購入された商品、またはご覧になられた商品に基づいて紹介させていただいています」と銘打ってメールしたとあるが、私は購入していないし、商品もamazonでチェックはしていない。
確か10月6日に「TV真っ暗」のタイトルで混合器の故障でTVが見られず電器屋に修理を頼んだエピソードを日記にした際に「混合器ってどんな形状なんだろう」とGoogleで調べてはみたことはあった。でも、新品に取り換えられているのに今さらamazonで買うはずはなく商品チェックなんかはしない。amazonは私が混合器に関心があるか、または買う気があると判断しこのようなメールを送ってきよったのだ。

うーむ、個人の嗜好をすくい上げ売り上げを伸ばそうと仕組まれているようでなんか気持ち悪いなあ。時には興味分野の商品で「お、そんなのがあるのか」と思わずクリックして見てしまうこともあるが、今回は全く興味ないのに「あなたはこの商品(混合器)に興味あるんでしょ」とばかりに連絡が来た。違和感、ハンパないわ。便利さの陰に巨大情報資本の企みがうごめいている。薄気味悪い時代だぜ。

2018年10月14日日曜日

「下町ロケット」視聴率はいいのか悪いのか

駅に寄った際、来月の学会DDWの行くための新幹線ネット予約の発券支払いを試みた。今までやったことはなかったが、事前ネット予約でキャンセル無効という条件を飲めば実に34%引きという「スーパー早特きっぷ」を申し込んでいた。これで通常2万1890円が1万4400円になり実に7490円も得になる。これってやらない手はないよね。もっと得になる「スーパー早特21」という21日前までに申し込めば8890円も得になるサービスは席数限定ですでに満杯になっていた。「早特」は14日前までだがそれでもかなり得だ。ネット社会に付いていけないと損をする時代になっている。

夜は「下町ロケット」初回を見た(生でも見られたが当然タイムシフトで見た)。前回放送からもう3年も経っていたんだな。時間拡大版で1時間半ほどあったにも関わらず飽きることなく最後まで見ることが出来た。今回のテーマが農業工作用のトランスミッション開発だということと、多分悪役のライバル企業との確執がいろいろ出てくるだろうと推測が付くが安定した作りで次回以降も期待が持てる。視聴率は13.9%で前回の初回16.1%よりは落ちているがまずまずの出だしと言えそうだ。ただ前回より低下したことである評価筋では「これまで今田耕司、バカリズム、落語家の春風亭昇太、立川談春など、お笑い芸人が大量に出演し、今回もイモトアヤコ、お笑いトリオ「我が家」の坪倉由幸といった芸人が出ていて、1作目のヒットに気を良くしてこれら“奇をてらったキャスティング”をしたことが原因と言えそうだ」と論評しているのを見た。あは、これはちゃんちゃらおかしい。私などイモトアヤコがコンペのシーンでエンジニア役で出てきても彼女と気付かなかったくらいで違和感なかったし、キャスティングで視聴率が動くとしたら初回にキムタクなどいわゆる数字を持っている俳優らが出た時くらいで視点がずれている。私が思うに、完全なる続編だからというのが大きいと思う。ドラマってちょっと新味がないと見る気がやや落ちる。その下がって分が%になって現れているだけってことだ。

先週は同じTBSで有村架純主演の「中学聖日記」という新ドラマが何と6.0%という低視聴率で爆死していると聞いた。これっていくら有村が出ていても先生と男子中学生の恋愛なんて上手くいくはずもないしあってはならないシチュエーションでしょ。視聴者が見たいという気にならないのは十分予想出来るじゃない。人気ドラマだったドクターXが同じスタッフ、同じ主演の米倉涼子で放送2回目にして18.1%と視聴率アップしたという。こちらは芸人にそれほど頼らずベテラン俳優中心に揃えたのが功を奏したからと先のキャスティング論評者は評してしたが、それもはて?だ。ドクターXでのノウハウを法曹物に移し替えた点に新味と安定感があったからだろう。一言で言えばドラマはキャスティングでは決まらない。視聴者が興味を抱くようなテーマとシナリオが一番大事ってと思うがな。

2018年10月13日土曜日

「親御さんは元気?」は禁句

今夜はセントラル高校医科歯科合同の同窓会が天文館のクレストンホテルであった。通常は医科は医科のみの歯科は歯科のみの会なんだが6年前から3年に1度合同で行われることになった。ちょうど歯科はMノ下君も来ていて同期ではED君もいた。いや同期はたった3人だけ。で、同じテーブルだった。それぞれの業界の話題や私とMノ下は当然ボウリングのあるいは同窓生の話題も出てそこそこ楽しい会だった。同期なんでこの間話題にしたオウム真理教の音楽大臣釜新君の話を振ってみたが二人とも知らなかった。たった3年では550人いる同窓生を全て知るなんて不可能だ。釜新君はおとなしいタイプだったようだしー。

そういえばMノ下に「お母さんは元気?」と尋ねると「元気だが足腰が弱っている」とのことだった。そうか、そうだよなー。もう我々の親世代は介護される世代か下手すりゃ墓場世代だ。彼が「そうだお袋の写真がある」とスマホをいじりだしたので、ほう、20年以上ぶりにあの優しくて感じの良いお母さんの姿が見られるのかと思ったら、白黒でおそらくは昭和30年前後と思われる写真2枚で地面に座るポーズと夏の日の軒先でのポーズ2枚だった。軒先のはなんとなく髪型も服装も今風(ちょいと乱れている)でなかなか素敵な写真だ。せっかくだからデジカメで写メしたよ。

友人の母といえばお寺の住職の妻だったヤノケン君のお母さんも忘れがたい。よく遊びに行っていて可愛がってもらっていた。ある時ヤノケン君が不在だったか玄関先で待っていると、年配男性の訪問者がやって来て、寺にある某歴史的な人物の墓について何やら専門的な質問を畳みかけられ困っていたのを思い出す。大河ドラマ「西郷どん」にも登場した人物の墓標に対する質問で、私は中学生くらいだったかな、そんな住職でもない奥さんに歴史オタクが細かい質問しても分かるはずないじゃんと思った。彼とは高校も同窓で彼が京都の仏教系大学に入った後も寺に遊びに行ったことがある。20年ほど前久しぶりにお寺を訪問したが、弟が住職になるもお母さんには会えなかった。5年前にヤノケンに東京で会った時は亡くなっとは聞いていないのでまだ健在かな。でもこうした時の質問には認知症か寝たきりになっていることも多く答えにくいものだ。

そうそう、光頭中時代の1年後輩の歯科医グッドエンド君に料理屋でばったり会った時、「お父さんは元気か」と尋ねたら「ええ」との返事だった。天文館で商売をしていて子どもの私はそこに買い物に行った際、彼のお父さんにあることで誉められたエピソードがありうれしかったことを言いたかった。悪い話ではないのだが、後から思えば彼には答えにくい質問だったようだ。というのも1、2ヶ月もしないうちにそのお父さんの死亡広告が新聞に出たから。末期癌に冒され余命幾ばくもない状況だったそうだ。何十年ぶりかに会っただけなのに正直に「死にそうです」とも言えないし、通り一遍の「元気です」と言ったものの先輩にウソをついたことになるしね。

親が平均年齢あたりの友人にはやたら「親御さんは元気?」は禁句とは言えないまでも迂闊に聞いてはならない質問とみた。今回の教訓にしよう。

2018年10月12日金曜日

国友やすゆきにチェックイン

さて、今日はTVネタではなく漫画ネタだ。

私は週刊誌なるもの買ったことはほとんどない。興味があってよく読むが「買ってまではー」と思う口で、病院の人間ドック用の週刊ポストや現代、文春、新潮など借りて読んでいた。その後、病院が文春、新潮を購入しなくなってポスト、現代にあとは全く読まない女性週刊誌だけになってしまった。院内で読む時間もあまりなくなり、ここ1年は1ヶ月遅れのポスト&現代を譲ってもらい、自宅で読んでいる。以前は若干現代の方が読み応えがあるように思っていたが最近は真っ先にポストから見るようになった。ポストの連載漫画の方が面白かったからだ。

国友やすゆき氏の「愛にチェックイン」は妻を亡くしたホテルマンが行く先々のホテルで自らは望まないのに美人でおっぱいのでかい女性と良い関係になってしまうという男の夢物語のような展開の漫画だった。
展開が面白くさらさらと読めるし、毎回エロいシーンが必ず出てきて読者サービスにも長けている。なぜかモテる主人公には一人の女性とのエピソードが何号か続くと一段落し、また別の女性との絡みが始まる。前回は沖縄のホテルの買収をめぐり女性社長に好かれたり、その前は仙台、広島いずれもとにかく女にモテまくり、今度は東京のようだが女性ロックシンガーになぜか「私を抱いて」と迫られる。しかし簡単に主人公は手を出さないのだ。女性ロッカーは迫った割には疲労のせいか主人公の胸ですやすやし、主人公は何もせず「おやおや」とその場を去るのだった。と、ここまで来てこの女性とのからみがまた始まるという時に、次号のポストをもらい読み始めると・・あれ・・?ない。「愛にチェックイン」がないんだ。おかしいなと思って目次を見ると、何と「休載」になっていた。
最初は原稿落ちでもしたのかと思った。しかしその次号も休載でこれは病気で入院でもしたんだなと推測した。確か御年65才と聞いているので病気もするだろう。気になってネットで国友さんの記事を調べてみたら・・・。げっ!なんと9月20日に亡くなっていたではないか。あらら・・女性ロッカーとはついにチェックインすることなく主人公もポッと消えてしまったよ〜。8月31日号より休載していたので実際には8月半ばには入院していたのかもしれない。ポスト側も回復の可能性もあるとみてか終了とは書かず休載にしていたのか。ネットで調べるともともと「愛にチェックイン」で筆を置くと宣言していたようで、となれば癌かなにかでこの先長くないと思っていたのか?さらに調べてみる。

どうも1年前のインタビュー記事を読むと、65才になってもバンドやったり芝居書いたり他にもやりたいことがあってまだまだこれからって内容だった。仕事も漫画の画材をデジタル化して数人のアシスタントは遠方にいて手伝いネットでやりとりする。背景は「室内」「街の風景」「アパート」などと分類したんだそうだ。本人によると「背景画を少しずつ取り込んで、分類してインデックスつけて。それで指示してるんですよ。高解像度で取り込んで、指示はサムネイルで出す、というやり方。「街の風景Aの3番」とか。そうするとスタッフがアーカイブからひっぱってきて、「夜」って指定してあると夜にする、反転してといったら反転する。だからスタッフは線から描かなくていい。引っ張ってきて貼り込むだけ。もちろん全てではないけど、相当負担は減ります。・・人物は線画で描いたところで取り込んじゃうんですよ。それで<主人公右顔><左顔><全身>とかって分ける」などと解説している。福岡の東筑高から早稲田大を出て漫画家になるだけあって、かなりの合理主義者で、こうやって自分のやりたいことの時間を作っているんだという。

そうか、きっと予定外か予想外に病気が重かったんだろうな。気楽に読めて楽しいひとときを漫画で提供してくれ、私も漫画の力ってやっぱり大きいなと思っていた矢先だったのにー。ご冥福をお祈りします。

2018年10月11日木曜日

「東京ラブストーリー 」を見て「ラブストーリーは突然に」を聴く

毎日TVネタなので今回もー。今、KTSの午後で「東京ラブストーリー」の再放送をやっている。非常に有名なドラマで平成3年1月開始の作品というから27年も前だ。そのころ私は結婚はしていたが子どもはまだいなかった。タイムシフトマシンでその第1回を見てみると・・。まず出演女性陣の化粧や眉そして服装がバブル期を思い出させる。眉は濃くて肩パッドが入っている。で、主人公の鈴木保奈美が公衆電話で話をしているシーンが今じゃまずあり得ないのに少し驚く。
公衆電話は今もあるにはあるが「そこは携帯ですればいいでしょ」が30年近く経った現代の感覚だからだ。いやそのころもすでに携帯はあったようだ。
そ、それ、携帯ですか?!今じゃ平野ノラの「シモシモー」でしかお目にかかれずギャグ化している。ま、当時今みたいな携帯状況だったらすれ違いのシーンなどは出来なかったか別物になっていただろう。ついこの間だったような気がするのに時代は大きく変わっている。平成も終わるわけだ。

ただ、小田和正の主題歌「ラブ・ストーリーは突然に」だけは全く違和感がない。ドラマと連動するような作りだけにどうなのかなと思っていたが曲も詞も古さを感じないのだ。こいつはすごい。この歌がドラマにいかに大きな役割を果たしていたかが知れる。イントロのカッティングギター「チュクチュチューン」はついこの間のNHK朝ドラで男性主人公らが話題にしていたし、出だしの「♪何から伝えればいいのか わからないまま時は流れて浮かんでは消えて行く ありふれた言葉だけ」もいいし、サビの「♪あの日 あの時 あの場所で 君に会えなかったから 僕らは いつまでも 見知らぬ二人のまま」は毎回ドラマのクライマックスシーンで流れ実に印象深い。小田和正最大のヒット曲(270万枚)になったのもむべなるかな。もしかしするとドラマは忘れ去られてもこの曲は残るかもしれない。

韓ドラでいえば冬ソナも主題歌や挿入歌が実に印象的で聴けばすぅーっとドラマの世界に入っていける抜群の効果があった。大ヒットドラマには歌は欠かせないわ!

2018年10月10日水曜日

急性心筋梗塞患者が来たら

毎日続くTVネタ。一度全く映らなくなってからTVに関心が移ったというわけでもないが・・。

今日の話題はテレビ朝日の朝の情報番組「グッド!モーニング」にサブキャスターとして出ている福田成美さんのことだ。といっても名前だけでは知らない人も多かろう。メインキャスターの脇にちょこんと立っているとっても可愛い系の女の子だ。「可愛くて目立つなあ」とずっと思っていても名前を知ったのはつい最近だ。これもタイムシフトで録画されていつでも見られるから。名前が分かれば経歴や年齢も分かる。現在22才で今年青山学院大学を卒業し、2016年度ミス青山学院大学グランプリに輝いた実績があり、学生時代からグッド!モーニングに抜擢されたそうだ。

ところがネットでの話題では「口が曲がっている」との風評というか意見が結構出てくる。右の口角がやや上がって見えるというものでそう指摘されると確認してみたくなる。録画したもので比較すると普段は別に違和感はないが、しゃべり終わった後とか笑った後に右口角が上がるのが分かる。(↓上がしゃべる前。下が後。)
ほとんど気になるほどではないけれど、そう指摘されてから私は毎回気になってしまっている。笑った後はかなり気になるレベルで口角が上がっている。
(↓ネットからの画像)
これがお笑い女芸人のようにブスやデブで売っているのなら何も気にならないけれど美人ゆえに一つの欠点が大きく気になってしまう。彼女自身どう思っているのか気になる。誰か聞いてくれないかな。まあきっと事務所NGだろうが。

夜は当直で何人か軽症を診てはまた呼ばれるパターンだった。しかし21時過ぎだったか、青雲会病院看護助手エビジンさんの夫が急に背中が痛い、たまらなく痛いとの連絡があった。60才過ぎの男性でそのような症状で来ればまずは心電図を採って起きなさいと当直の光鳥Nsに伝えた。まずは心筋梗塞がどうかを見極め、次に大動脈瘤解離などないか胸部CTを撮ろうか。そこが否定されれば緊急性がぐっと落ちるので落ち着ける。21時半に来院し指示どおりに彼女は心電図を採っていた。私は電カルに主訴を書き始めたばかりだったが、すぐに光鳥Nsに「先生来て下さい。STが・・」と呼ばれた。見ればV2、V3、V4にST上昇があり明らかな急性心筋梗塞の波形だった。前壁梗塞と専門外の私でも推測がつくパターンだ。

この後は二人してテキパキ動いた。何はともあれ精査治療が出来る病院に転送することが肝心だ。点滴実施やバイアスピリンを砕いて服用させ、点妖怪病院が受け入れてくれるか打診し即OKで次は救急車を呼んだ。かなり痛がっているのでモルヒネなど使ってあげたかったが麻薬ゆえに取り出したりの処理が夜間で薬剤師もおらず面倒だ。それより早く専門病院へ送り届ける動き優先だ。紹介状を書き、オンコールのリバサイシ君を呼んだ。バタバタしたが光鳥Ns同伴の救急車が病院を出たのが21時57分だった。何と30分かかっていない。やるだけやったか。後は救急車内で急変しないことを祈ろう。

22時10分ごろリバサイシ君が来て言うことが「彼女(光鳥Ns)が当直で私がオンコールだと必ずといって急患の転送になるんですよ」と。この前は脊椎損傷患者を「よう眠る病院」へ搬送のためリバサイシ君は病院待機で呼ばれたとか。そんな話や雑談などして1時間ほどたつと彼女が帰院し、様子を聞けば、向こうもテキパキと動き、対応したDrもねぎらってくれたという。翌日の情報ではやはり急性前壁心筋梗塞でステント留置が施されたとのことだった。当初、エビジンさんは夫を救急車で病院に連れてこなかったことを後悔していたそうだがそこまで完璧に対応する必要はない。症状発症から青雲会まで30分、転送救急車まで1時間、点妖怪病院到着まで1時間半、十分な早さで対処出来ている。結果も良し。CCUを持たない救急病院としてはできる限りのことはやったと言えよう。

2018年10月9日火曜日

「芸能人格付けチェック」でヤバい問題が

またまたTVネタ。TV朝日系の「芸能人格付けチェック」だ。恒例のお正月番組では一番面白いものだが、今回は秋の3時間スペシャルで音楽系芸能人らを相手にミュージックのみの出題だった。正月ではワインの味とか肉の味とか出題されるのでそれは全く視聴者は参加することが出来ないが今回は一応自分も試すことが可能だ。

1問目は定番のバイオリンでストラディヴァリウスと入門用バイオリンとの音の差を見極めるもので、これは私はいつも分からない。スタジオで聴けば分かるのかもしれないがバイオリンそのものを間近に聴いたことがないので全く自信はない。今回のチームで唯一番宣と思われるドラマ「リーガルV」出演の「私失敗しない」米倉涼子が早速間違って入門用を選んだ。大多数はストラディヴァリウスを選んだが歌手鳥羽一郎の2組がミスって普通芸能人に格下げされた。

続く第2問は今回一番ヤバい問題だった。内容は「声楽」で、一方はニューヨークの名門音楽大学などで学び数々の賞を受賞している世界が認めるソプラノ歌手、対して聴き比べるのは、アマチュアのソプラノ歌手とのふれこみ。まずAが歌い、後Bが同じ歌を歌う。じっと耳を澄ませて聴けばBの方が声に伸びががあり音程も全く問題なくきっとBだろうと思った。すると聴く人聴く人みんなBを選ぶ。とうとう解答者8人全員がBを選択した。これは滅多にあることではない。だが司会の浜田雅功が「正解!」と言って入った部屋は何とA。「ええー!」と呆然のB部屋の面々。Aの正体は柴田智子さんといって確かに世界的なソプラノ歌手らしいがどうみても50才は越えていた。対してBは桐朋学園大学大学院修士課程声楽専攻2年でしかも特待生の松島理沙さんでいくら声楽歴15年のアマとはいえほとんどプロみたいなもの、若さ故に柴田さんの声がより響きみんなが間違ったのも仕方ないと思った。

3問目は問題の中に絶対に選んではアカン楽器(?)が入っているというものでこれは笑った。尺八は最高級と入門用とアカンのが水道管、ギターは最高級と入門用にアカンはネットで7千円の怪しい代物、アルトリコーダーも最高、入門にアカンのは学校教材用のもの、ハーモニカのアカンは幼児用のプラスチック製、フルートのアカンは水道管でこれがまた上手な人が吹けば一聴それとは分からない、三味線のアカンは人工皮三味線、で一番笑ったのがピッコロでアカン楽器は何と「ちくわに穴を開けたもの」でこればかりはそれ専用の人が吹いていた。

琴のアカンはiPodから出す電子音で、結局幸いにもアカン楽器を選んだチームはどこもなかったが、最高級と入門用はほぼ半分に割れ、上手が演奏すれば素人にはほとんど差が分からないものなんだ。

4問目の和太鼓はよく分からなかった。で、5問目のタップダンスはこれは私はプロとアマの差が一番分かった。プロの方がより複雑なステップをリズム良く出してきっとBだろうと予想したらやはりその通りだった。最後は三重奏で最初からお手上げ。正解はAだというがその差って何ですか状態だ。「リーガルV」の米倉涼子と勝村政信、「演歌」の鳥羽一郎と長山洋子がミスが多く「映す価値なし」にされてしまった。逆に「ミュージシャンかぶれ芸人」の後藤輝基とくっきーが声楽以外全部正解で一流芸能人となった。いやー、正月常連のキングGACKTが出ていたらどうだったろう。それでも声楽は間違った可能性が高い気がするが見てみたかったナー。ともかくも、安定の面白さで正月特番がまた楽しみだ。

2018年10月8日月曜日

爆笑NHK「植物に学ぶ生存戦略 話す人・山田孝之」

またもタイムシフトマシンネタだ。

今日は祝日で日がな一日家にこもっていたわけだが、ヒマついでに2日前のNHK教育の「香川照之の昆虫すごいぜ」を付けっぱなしにして流していた。カブトムシを捕まえる様子が一生懸命で微笑ましいくらいで彼の昆虫好きが画面を通して良く伝わって来る。で、それが終わったら俳優山田孝之が出てきてブラタモリの林田理沙アナ相手に何やら植物のことを話し出していた。番組タイトルが「植物に学ぶ生存戦略 話す人・山田孝之」で雰囲気は教育番組の語りそのもの。がしかし、最初から「これは何かのパロディでは?」という雰囲気がありありなのに、最後まで山田孝之は笑わず一見まじめ風にトンデモ解説をやり切り、林田アナも教育番組らしい態度を崩さず、応じきった。

ツユクサ、タンポポ、ヘクソカズラの3種の植物の生存戦略の特性を約10分ごとに山田が解説していくのだが、全くの初登場番組なのに林田アナが「さて今回は・・」としゃべるところからして変なのだ。もう随所につっこみどころ満載って感じ。ツユクサが生き延びるためにキャバクラの店外写真の魅惑的な女性がいると思っても山田「まずいません」「出てくる女性はこちらです」とその落差に笑うところをまじめ風に語る。
「教育番組」ゆえに林田アナもそのつもりの対応に終始した。そこが可笑しい。「そんなイージーなミスをツユクサがすると思いますか」はつい真似てみたくなるし、「ツユクサは言わば一人セックス」「ヘクソカズラはド変態」など下ネタも多かった。お笑いを取ろうとしているようにみえて教育的内容を語るなど多くのネット民が「シュールだ」と言うのも分かる。いやはや、一体何なんだこの番組は。

個人的にツボだったのがタンポポ解説の終盤、山田「たいていラブリーな服を着ている女性は腹黒い人が多いじゃないですか」と同意を求めたのに林田アナは「・・」とリアクションに困ったような間があり、山田もほんの少し動揺の表情が見て取れたこと。すぐに林田「山田さんどうもありがとうございました」で次のヘクソカズラの目隠しに変わったが思わず吹き出してしまった。
↓「教育番組」にはとてもふさわしくない山田の発言
↓この時の林田アナの反応が味わい深い
 ↓瞬間、わずかな動揺の表情の山田
3本目のヘクソカズラも冒頭で林田アナに臭いで顔をゆがめさせたり、「おなら」や「うんち」と言わせたり、最後は自らの剛毛を出して花と人間の選り好みの共通性を解説するなどぶっ飛びまくっていた。

 ↓「私も負けず剛毛です」とカメラ目線の山田
(↑山田の剛毛顔はボウリングの両手投げプロジェイソン・ベルモンテに似ている。
おっとこれは全くマニアックな例えだった、すみませんです。m(._.)m)
ともかくもあまりにも面白すぎて2回も見てしまった。まだまだツッコミたくなる箇所はいっぱいあり日記1日分では終わらないくらい。きっと見過ごした人も多かろう。いつまで見られるか分からないが以下のサイトで動画が全部出ている。今のうちだぞっ!

2018年10月7日日曜日

「4分間瞬きしない」ことよりも

日曜の今日は散髪、プリウスのリコール、便器交換など細々(こまごま)とした用があった。プリウスのリコールは全く大したものではなくコードがエンジンの熱で焼け落ちないよう処置しただけ。帰宅すると便器交換工事中で「家の中、工事終了まで水道もトイレも使えないよ」とカールに言われ、小用足そうと思っていた私はAコープまで用足しに行く羽目になった。こんな時、面倒なんて思わず「そうか、リニューアルして2ヶ月以上、一度も見に行っていないからこれもいい機会」と出ていった。

コープは衣料品はごく一部に押しやられ日用品中心になりかなりきれいになっていた。ただ、ごくたまに寄ることのあった本屋もなくなり少し寂しくはなった。気になる品を見て回ると、私がよく寄る姶良のコスモスの方が少しだけ安い。ただ種類はこっちが多い。どうせ高いから何も買うまいと思っていたが、キリンのノンアルコールビール「零ICHI」が売っていてしかも6本583円とアサヒのノンアルより安くこれは買いと半ダース買ってしまった。零ICHIは確か今年の新製品でノンアルしか飲まない私は飲んでみたかった。冷やした後、味見すると宣伝どおり麦味の風味がしてノンアルも確かに味の違いがあるのは分かった。好みでいえばサントリーがちょっぴり好きかも。

タイムシフトで昨日の「TBSオールスター感謝祭」を早見した。話題になっていたのが北川景子が「4分間瞬きしないチャレンジ」で、実はこれ4人1組で4分瞬きなしが出来るか否かを周囲の芸能人らが当てるという趣旨だったのにトップバッターの北川が最後までやりきってしまったのだ。その間ずっと彼女のアップが生放送のTV画面に出どおしで、スタジオ騒然、アナウンサーは絶叫し、これにネット民らは「4分間、顔のアップに耐えられる北川景子の美貌が半端ない」「奇跡」「ヤバすぎ」「すごすぎる」などと、驚きと称賛の声が殺到。放送から10分で「北川景子」から急上昇ワードがベスト10入りするなど、すさまじい反響となったそう。いや、確かに並みの芸能人だと1分もアップには耐えられないかも。それに私などこの瞬きしないが苦手で20秒くらいが限度だ。これはもうけたネ、北川景子。自分の顔だけで4分も画面を独占するなんて美味し過ぎる。

これに対して最終番のイベント「ぬるぬるトレジャーハンター」にはAKBグループから総選挙第2位のSKE48の須田明香里が参戦していた。これがアイドルが出るようなかわいらしいものではなく完全な汚れパフォーマンスで5、6人の女芸能人がぬるぬる階段をよたりながら登っては落ちて笑わすというもの。TV側も簡単にはお宝の封筒を取らせまいとカラーボールや金色のキラキラ紙の大量噴霧で妨害する。もうその時の須田の顔ったらー。(あなた、アイドルなの?)
結局鈴木奈々が勝ち取り勝負はついたが馬鹿馬鹿しくものたうち回る女芸能人がおかしくて見入ってしまった。でもそれほどの美貌がなければリアクションで生き残りを目指す。芸能界とは目立ったもの勝ちなんや。なあー、アカリン!

2018年10月6日土曜日

TV真っ暗

つい一昨日の夜のこと、TV画面の映りが悪くなり夜の22時ごろには全く見られなくなった。アンテナのコードやビデオデッキで見ようとしても、地上波もBS波も全部見られなかった。これはアンテナとTVをつなぐ間のどこかに故障が生じたに違いない。録画したものやタイムシフトで前日までの番組を見ることが出来るが、TVの命であるリアルタイムな情報ではないので見る気がやや失せる。昨日はニュースも朝ドラ「まんぷく」も見られず1日の始まりのリズムが取れなかった。このところいつも頼む電器屋「エエデオ」のOさんに電話して修理を頼むことにした。すると分かったのが屋根にある混合器(MIX)のカバーが外れていて防水が出来ずショートしていたせいとのことだった。別にこの間の台風のせいとかは不明で、ともかくも交換しないとダメということ。2万5千円ほどかかるそうだがまた台風が近づいているし即修理を頼んだ。


タイムシフトの番組表を見れば昨夜徐々にに電波が消えて真っ暗になり昨日の15時以降につながったことがよく見て分かる。いやはや、最近はTVよりネットだよと思っていたがまだまだTVは大事というか生活の大事な一部だと痛感しましたナ。

で、修理代に数万かかったが、明日は2階の便器も新品交換してもらう予定だ。工賃込みで9万5千円はかかるそうだがTOTOの製品にするともっとかかるとのことで東芝製にして少しでも浮かそうとしている。こてる邸も築20年をちょうど過ぎ今年は電化製品の故障が相次ぎいろんなのを新調した。家を維持するのも大変やわぁ。

2018年10月5日金曜日

雨の日は安全運転を

出かける時結構な大雨だった。こんな時の高速は気をつけないと・・案の定、吉田インターを過ぎる直前の警告板に「吉田姶良間で事故発生」とあった。あいちゃ、高速降りて一般道で行くべきだったかな。下り坂になって渋滞しているのが見え、速度を落とすと覆面パトが赤ランプして駐車しその先に事故車らしいのが見えてきた。あ、この車、この前麻雀の時、開けたいゾMRを乗せて高速移動中「どうも覆面みたいだな、写真撮ってちょうだい」と助手席の開けたいゾ君に写真撮ってもらっておいたのときっと同じだ。
(↓上が今日の覆面パト。下が9/24に撮影した怪しい白クラウン。
何とナンバーが一致した。やはり覆面だった。)
事故はどうも単独事故のようでまだ破損した車体の一部が道路にあり、30才代かと思われる女性が警察の聴取を受けていて、事故してまだまもなくだと知れた。こんな時もデジカメ激写は忘れない。

雨の日、よそ見しないで安全運転をしましょう・・・って誰に言っているのかっ。

2018年10月4日木曜日

ついに81.6

10月に入って各部署に新しい職員が入職している。医局では眼科と歯科口腔外科の先生が大学から交代となり、内視鏡室にも茶の里Nsが入って来た。彼女は鹿児島市内の病院の内視鏡室に勤務していたが閉院になったため半年後に青雲会病院に勤務することになった。見た感じ良きママさん看護師のイメージだがそのあたり全く分からずまずは写真だけは撮っておいた。まあ、これからぼちぼち聞いていくことにしよう。
夜はボウリングに向かったが、同じく向かっていたアンドキサMRは雨の中、車の後ろをぶつけられ遅刻してしまった。ボウリング場近くの国道でその様子を偶然タナカッツMRが目撃していて「大丈夫だったかな、来られるかな」と心配していた。どうにか1ゲーム遅れで参加出来たが、聞けばぶつけた相手も知り合いの某製薬会社MRだったそうな。夕方の市内はMRしか運転していないのかよ。
で、ボウリング終わって(ダブルスではヤマヒロDrと組んで2連勝、ジュースゲットした)帰宅して、体重計に乗ってびっくり!なんと81.6kgを示していた。こ、これはこの10年で最大体重だ。ちょうど10年前はゼロコーラダイエットが上手くいき71kgぐらいまで減量出来ていたのにぃ。今もゼロコーラは飲んでいるけどあれは禁間食をする前提だった。今は誘惑に負けたまにパクつくし、主食もがっつり食べている。しかしこれはもう見過ごせない領域にまで来ている。今夜からまたしっかりダイエットじゃーー!

2018年10月3日水曜日

同期生とばったりがいつの間にかオウムネタに

夕方、病棟を回っていると、私の患者とは別の見舞客と思われる男性から声を掛けられた。一瞬誰だか分からなかった。しかしよく見ればセントラル高校時代の同窓生GODEN君だった。クラスは違っても話はしたことがあり、彼はその後県の教員になっていて、ここの病院にも何回か人間ドックで来て胃カメラなどもしていた。母親の見舞いに来ていて、ならばと母親とのツーショット写真も撮ったりしてあげた。しかし顔が真っ黒で「ゴルフ焼け?」と聞けば、「いや運動会さー」だと。今は鹿児島市内の小学校の校長をしていて昨日は台風で延期された運動会だったそうな。なーるほど。この前の日記ではないが私たちは今運動会オフモードのはずが校長先生ならまっ盛りモードだ。

四方山(よもやま)話の中で、オウム事件に私たちの同期生が関与していた話題を彼は知らなかった。イヤ別にこの前死刑になった連中の中にいるんじゃなくて、同期の釜新君がオウムの音楽大臣のような地位にあり、あの有名な「♪ショーコー、ショーコー、ショコショコショーコー、〇サ〇ラショーコー・・」の歌は彼が作曲したんだよと教えると、え、本当?という表情で「これは初耳、その名前は聞いたことがあるが思い出せない。後で卒業アルバムを見てみよう」とえらく興味を持ってくれた。

釜新君は逮捕はされなかったが、有名な女性幹部が逮捕された直後にその子ども3人(麻原との子)の保護者がいなくなるのを懸念したか彼女と結婚して(させられて)いる。中学高校と同期だった作曲家吉俣良は同じ音楽を学んでいて「あいつに音楽で負けたことはないと思っていたが、あの歌だけは(人口に流布した点で)負けた」とぼやていたとか。ネットで調べるとその後脱会したらしいが行方は誰も知らない。

私はこうして話題にするもどうもオウムネタは多くの人が亡くなったり傷害を受けたりまた根が宗教がらみということでマスコミなど触れることに気を遣いすぎているみたい。釜新君の歌なんか、うちの子どもが小学入学以前愛唱歌にしていたくらいで今じゃお笑いソングとしていいんじゃないかと思うがねえ。やっぱムリかな。でもせめて話題にしてこんなインチキな宗教は信じてはいけないという反面教師的な使われ方をしてもいいのでは。でないとまた無差別テロも教義の一つだなんて第2、第3のトンデモ宗教が出てきて若者を惑わし不幸に陥れないとも限らない。麻原彰晃なんて普通に汚い醜男のおっさんでしょ。そういうのみんな感じていると思うんだけど相手が宗教となるとマスコミは腰砕けなんだからー。

2018年10月2日火曜日

夜中に密かに喰らったもの

夜、NHK教育でインスタントラーメンの創始者安藤百福の特集をやっていた。台湾人の呉百福はメリヤス生地に目を付け台湾での流行ると見込み大量にそれを取り寄せ大もうけした後は大阪に出てきて他の事業でもまた成功する。戦後食糧難を目の当たりにして食品業を手がけることを決意しインスタントラーメンの製造に取り組む。紆余曲折しあのチキンラーメンを世に出し大ヒットさせる。その後、アメリカに行った際、箸もどんぶりもな状況でも食べられる製品が必要と感じ、後にカップヌードルを出すきかっけになる。

こうした特集はこの秋から始まった朝ドラ「まんぷく」の主人公の結婚相手が安藤百福ということだからだろう。それはいいとして画面の中に美味しそうにカップ麺を食べるシーンを見て「うわー食べたいー」と思った。確かうちにも何かあったはず・・と探してみると百福さんの会社の「どん兵衛」があった。うしし、これ食べちゃおう。すでにカールは寝ているし私が密かに間食しているなんて誰も見ていないと電気ポットのスイッチを入れた。実はそれほど「どん兵衛」は好きでもないけれどただカップ麺を食べてみたかっただけなんだが、蓋を開けさあてお湯を入れようとしたその時、玄関が開いてコンビニに行っていたセージが帰って来た。そして私を見るなりこう言い放った。

「太るよ」

「あ、いや、セージの夜食にでもと思ってさー(^ ^;)」

そんな言い訳が通用するはずもなく正直に百福さんのTVを見ていてーと「どん兵衛」を食べた。まあ美味しかったがこれっきりだからナー。

2018年10月1日月曜日

セージとお友だちがやって来た

カールが「テルくん、深夜に大きな声で歌っていたでしょ。2階まで聞こえていたわよ、そのせいで目が覚めたくらいだから😡」と言われた。え、そんなに大きな声を出していたかな?未明にMacBookProとiPhoneをつなげマイフェイバリットソング集を作っていて、みんな好きな曲ばかりなもんだからイヤホン付けたまま歌っていたのだ。イヤホン付けると難聴の人と同じになり自分がどれだけ大きな声を出しているか分からなくなる。それにしても2階まで届いていたとは。はい、気をつけます。

夜はセージが久しぶりに帰郷していてしかも友人の学生3人もいっしょだった。男1人、女2人で入学時から親しく、よく学びよく遊ぶ関係ということだ。で、会ってすぐに私がデジカメ構え写真を撮ろうとすると、彼らは笑い出した。あはー、分かっているよ、きっと「実家に着いたらオヤジが必ず写真撮るから、前もって言っておくからー」って言っていたに違いない。それなら話が早い。パシパシッ!

男の友人のクマッタ君は髪を脱色し淡い金髪に染めていた。見た瞬間、「韓ドラに出てくるイ・ホンギに似ているねー」「チャン・グンソクが出ていた『美男ですね』のバンドメンバーの一人さ」と即、韓ドラ雑誌を取り出し見せた。うん、確かに似ているゾ。
(↓雑誌の左下がイ・ホンギ)
後で、玄関を見ると、靴がきちんと作法どおりに片付けられていた。二人の女の子のうちどちらかが揃えたに違いない。しっかりしているねー。
3泊4日で鹿児島、九州をレンタカーで回って遊ぶらしい。そのためにカールが「九州よかよかドライブパス2018」を利用したらいいとアドバイスしていた。これは8000円で4日間九州圏内の高速が乗り放題になるという今回のようなパターンのドライブには最適なサービスだ。女性陣は九州が初めてだというから台風明けのいい天気の中、十分に楽しんでほしいネ。