2019年1月31日木曜日

劇的、その上がり、絶対に防げないって!

夕方から騎射場は雀遊で海広しDr、エリックMR、おおばばMRと麻雀だった。12月に海広しDrが負けて「ぜひ再戦をしたい」との要望で同じ面子を誘うもアンドキサMRは都合が悪くおおばばMRに連絡するとOKだった。(おおばばMRはいつもの開けたいゾMRその人だが本人の要望で今回からそう書くことにする)おおばばMRは海広しDrとも面識がありなおさら都合がいい。

さあて開局一番、どういう展開が待っているのか。それが本日のトーンを象徴する一局になった。私が早々発を鳴き軽く上がろうとしていた。中盤、下家のおおばば7索切り、対面海広し4索切り。上家エリックが手の内から6索切り。ここで私がツモったのが7索で不要な牌。当然ツモ切りするとエリックが「ロン!満貫」だって。は?いわゆるヤマ越しでしかも満貫とは・・。見ればピンフドラ3の手。これは防ぎようがない、私のどこが悪いのって感じ。

次局、点数取り返すべくピンフドラ1で69ピン待ちの手をリーチ。すると、「こてる先生!」と声を掛けられ、顔を上げるとなんといたのは第二内科の後輩チェリーDrじゃない。「おやおや、こんなまだ夕方早い時間にこんなところにいるとは。そっちも麻雀?」「いや、マスターが囲碁部の先輩なんでよく(遊びに)来るんです」なんだと。へー、囲碁部って麻雀部でもあったからなぁ。マスター控え室で競馬番組とか見るんだそうだ。そうかそうか。
で、リーチの牌をツモ切りしているとおおばばが追っかけリーチしてきた。6索ツモ切るとー。「いっぱーつ!ドラ3で満貫です」は?二度目のは?だ。決して私の待ちが悪いわけではない。

次、親番だったがなかなか聴牌しきれない時に場に2枚出ている8ピンをツモ切りしたらエリックが「ロン!七対子ドラ1の3200点」だって。さらにその次、東ポン混イツの147ピン待ちで踏ん張っていたらおおばばがリーチ。ツモって来た赤5索、捨牌を見てもそんなに危なそうじゃない。こっちも聴牌、切るしかないやろ。が、「ロン!リーチピンフドラドラ。満貫です」は?は?は?ドボンで東場で終了。わずか18分で半荘終了だ。ちなみに海広しは上がりも放銃もなく原点のまま3位だった。なんだか今日はMR二人にしてやられそう。

半荘2回目。私はイカった。逆に3コロトップを取った。うーし。しかし全体にエリックは勢いが続いているというか、次3回目の半荘、何と国士無双をツモり上がったのだ。待ちは9ピン。
おおばばはピンフのみリーチで待ちは69ピンで同じ。これに間2万待ちの海広しはオリてしまった。もし勝負に出ていたならエリックは2万放銃で役満は出なかったはず。でも2万はドラ指示牌でなかなか勝負に行けるものではない。おおばばリーチで場が長くなり結果エリックの国士を実らせてしまった。展開がエリックに利しているわい・・。

その後海広し以外がトップを取り合う展開で決定的な場面が起きた。南場に入り、おおばばが親で勢いづいく雰囲気の中、私も必死でドラ2の手を上がろうと一向聴に構えていた。7巡目、海広しが「中」を切ったら少し上ずった声でおおばばが「ロン!」。うん?捨牌はすべて中張牌、もしやまたもや国士かっ!?「そうです」と広げられた手牌を見て驚愕した。な、なんと国士無双十三面待ち!
ええーっと頭を抱える海広し。1牌の余りのない十三面は滅多に見ることはなく、私は学生時代のせっちん君がジャズ魔から上がったのがあるくらい。普通はダブル役満にするがこの場では本来のルール通り四暗刻単騎ともども普通の役満扱いにしている。それでも親役満48000点のドボンの3コロ、役満賞もついて大トップになった。いやいや、私も么九(ヤオチュウ)牌来ていたら確実に振り込んでいた。今日の麻雀はMR二人のためにあったのか。

この後、海広しは踏ん張ってラスト2回の半荘をトップ取り負けを少しでも減らすことが出来た。私はというと最後の最後2千点上がればトップという局面でリーチすると海広しの追いかけリーチに一発で当たり牌をつかみ逆にビリになり、その結果トータルでラスになってしまった。その前の勝負どころで前回に続いて少牌をするなど少しあせりもあったかな。そんなに負けたーって感じはしなかったがねえ。8回やってみんな2回ずつトップを取ったしー。おおばばはあれだけの大トップだったのに終わってみればプラス10というわずかな勝ちというのも意外に接戦だった。

でも、国士十三面はずっと記憶に残るだろう。それくらい劇的な上がりだった。

2019年1月30日水曜日

同姓同名の人がいた

当直明けでも午前は外来をしなくちゃいけない。ただ今週は1年のうちでも一番外来が少ない時期に当たる(何故かはよく考えれば分かるはず)ので余裕だった。余裕ついでにある若者患者の名前が信号Drと同姓同名(一部漢字が違うが)だったのでカルテ呼び出しの時に患者番号ではなく「ヘイデン・シンゴウさん、1番診察室にお入り下さい」と自らマイク呼び出しした。看護師さんに頼んだが断られたんだよ。

すると患者が入室する前に、信号Drがやって来た。あはは、予想どおり。「(私と)同じ名前なんですか」「ええ、28才ですよ」「へー、そんな若いのに同じ名前の人がいるんだー」と感心したように患者名を見ていた。

思えば、私はこれまで自分とまったく同じ名前の人と会ったこともなく、そんな人がいると聞いたこともない。別に名字も名前も格別珍しくはないのだがー。名前で言えば某俳優と同じだ。ただ使われている漢字が違う。この同じ漢字の名前の人をまだ見たことがない。もしいたら絶対に声を掛けるね。同志よって言いたくなる。そうだ、父デンコーも同じ漢字名を見たことがない。いや同じ発音の名前すら聞いたこともない。正しく呼んでもらえないことも多くて「デンコーさん」と呼ばれても敢えて否定しないこともあった。私もよく読み間違われたので子どもたちにはそうならない名付けに徹した。だからか平成生まれにしては昭和っぽい名前だ。でも呼ばれ方で困ったりすることは決してないはず。近頃のキラキラネームよりはよほどマシかと思うけどネー。

夕方近く帰宅し仮眠三昧。ふう、全く呼ばれることなく眠れるってええことやぁ。

2019年1月29日火曜日

この時期のお当直

今夜は当直だ。忙しいだろうなと思っていたが案の定そうだった。

外来にインフル疑いや胃痛の訴え患者がいたらしいが、群内でも結構遠い福山町の病院からインフルエンザで肺炎を起こしている重症患者を入院加療して欲しいと要請あり請け負った。この患者を診て指示出してしている最中にまだ50代なのに寝たきりで不穏状態の患者の救急搬送依頼もあっててんてこ舞い。頭痛で高血圧の患者も来ているだって?「救急患者で1時間以上かかる。断ってくれ」と受付事務に言ったのだが、「それでも待つ」と言ったそうで後で頭部CT撮って鎮痛剤処方した。この後咽頭痛と蕁麻疹の患者が待っているとのことだったが、「6階病棟の患者さんが急に心停止ですっ」と連絡があり、先にカッコちゃんNsが走り、外来患者はほっとき、次に私も上がった。急変患者は気管挿管、人工呼吸管理して心臓マッサージや強心剤注射で一旦は心拍再開した。その合間を縫って外来患者を診察した。その間、急変患者は心臓がまた止まるも強心剤でまた復活するのを数回繰り返した。娘さんはどうにか元に戻って欲しいと泣いていたが、何回目の心停止時に私が「もう限界だと思いますよ」と声かけし、心拍が戻らないのを数分確認し死亡宣告した。強心剤を繰り返すやり方もあろうが、対光反射もなくほぼ脳死状態の人を1時間も2時間も引きずってもナァと思うんだ。

すでに23時を過ぎ、医局に行くも、さすがに疲れがひどく寝込んでしまった。

午前4時、当直看護師から「救急車が・・鼻血が止まらないんだそうです」「ふっ、分かりました。降りまーす」やって来た高齢女性にボスミン染みこませたガーゼを鼻に詰め込もうとしたその時、また別の救急要請が・・。右膝が動かないだって?麻痺はないってか。うーむ。「すまん、その患者どこか整形外科の病院を当たってくれないか。うちは整形外科もあるけど非常勤で今日から5日間不在だしー」物わかりのいい救急隊員で「分かりました。当たってみます」と言ってくれた。ふうー。鼻血は無事に止めて、明けてから耳鼻科に行くよう紹介状も書いてやった。やれやれ、あと1時間ちょっとは寝られるか、よし。

2019年1月28日月曜日

快勝の影に悪行三昧プレー

朝、内視鏡室に来たら内視鏡主任の佳及Nsがインフルエンザで休みだという。息子の卓球試合を見に行った翌日に発症したということだが、そりゃ感染(観戦)しに行ったようなものだなー(⌒о⌒)。彼女は韓ドラ好きでDoCoMoのネット見放題のシステムに加入し毎日スマホで見ているらしい。さて治療薬が効いて気分不良なければドラマをいっぱい見られるね。

さあて今夜はアジアカップ準決勝対イラン戦だ。こてる日記も済ませてTVの前に陣取った。イランも押しが強く前半簡単には得点出来なかったが、日本はなかなかに動きがいい。で、後半、逆襲に出たところ南野がイラン選手に押されたような感じで倒れ込んだところ、イラン選手4人くらいが一斉にレフェリーに向かって手を挙げ「(俺たちはファールはしていない)相手がわざとシミュレーションをやっている」とアピールした。だが笛は鳴っておらず南野はボールを追いかけセンタリングの構えをし、そのうちに大迫がゴール前に走り込んで・・一閃ヘディングが決まった!「やったっ!」これはイランの不注意というかすぐに自分の非を否定する悪癖のせいだろう。ともかくこれで1ー0とリードし優位に立った。

この後はまたも南野が1点目と同じような位置から攻めようと蹴ったら相手デフェンダーの腕にボールが当たりラッキーなハンドPKでこれも大迫がものすごい恐い表情でPKを決めた。2ー0でこれでほぼ勝ちは決まった。ベルギーの時のように逆転される雰囲気なく終盤の原口のきれいなシュートも決まり、久々に気分のいい勝利・・と言いたかったが、ここでイラン選手が切れた。いや正確には一人の選手があちこちで悪さをし出したんだ。アシフンとかいう選手だったかな。こいつは審判が見ていないとみるや、後ろから大迫の足元を踏んづけやがった。
こりゃー足踏ん(アシフン)という名前の通りだわ。え?アシフンじゃない。正しくはアズムン(サルダル・アズムン)だって、てっきりアシフンなのかと思ったぜ。

こいつはこのあとわざと飛び上がって冨安にぶつかって倒させたり、
これに抗議した日本選手相手には悪びれることなく目の前の柴崎に平手打ちを食らわした。
この躍動する背番号20番、さすがにイエローカードだったが、一連の悪行三昧、レッドカードを出さなくちゃいかんやろ。

エース中のエースと言われイランの優勝のキーマンだったはずが日本デフェンスに抑え込まれ3点取られもう勝てないと思ったら感情のままラフプレーに邁進、これじゃーいくら上手いプレーヤーでもダメだわ。日本人選手でここまでの行為を働く選手は見たことがない。負けてもみっともない行為はしてはならないとは国民性の成せる業だろう。

日本は後は決勝を残すのみで出て来る相手はカタールだろうが、「きっと勝つ」とこの時は大方思っていたはず。そう思いたくなる出来だったよねえ・・。

2019年1月27日日曜日

殺されても仕方ないヨ

フジTVの「ワイドナショー」で知ったニュースだが、50才代の先生が生徒を廊下で殴ったことでツイッターで拡散され、校長が「教員の暴力は絶対あってはならない、遺憾に思っています」と会見したそうだ。ただし長尺の内容が暴露されると、生徒の「ツイッターで炎上させようぜ」というささやきから始まっていて、教師を明らかに挑発したことが判明した。

校則違反であるピアスを注意されたことから始まったようで、生徒の方から廊下へ出ることを提案し、実は別の生徒にスマホで撮影を頼んでいた。

・・・・(中略)

生徒「ふざけてんだろ、おら」「うるせえんだよ。どう落とし前つけんだよ」

教師「なんだよ、落とし前って」

生徒「これだけ言われて、俺がそのうちきれるとは思わないの? バカじゃないの?」

教師「はあ?」

生徒「考えろよ。その小さい脳みそでよく考えろ」(ここで撮影者の笑い声)

教師「病気じゃねえよ」

生徒「病気って言ってんだろ、てめえはよ」

ここで教師が殴って「なんだ、てめえ、この野郎」となっていた。

これは私も殴るねえ。実社会だったらたいてい殴られるケースだろうし、場合によっては殺されても仕方ないケースだ。そんなひどいことをーと言う人がいるかもしれない。でも世間で起こる突発的な殺人事件ってこんな会話や挑発から始まることって結構多いのよ。学校では先生は生徒に手を出せないとタカをくくっていたのかもしれないが、50代のいい大人が10代のくそガキにこんな挑発受けて我慢できるはずがない。それが人間ってもんだ。「下手な挑発をしたら殺される」という教育も必要なんじゃないか。松本人志は「殴るんじゃなくてコチョコチョだったら・・」となかなかの解決策を言っていたが、校長も通り一遍の「暴力絶対反対」などではなく組織として先生の立場も守る方策を考えてもらいたい。

大相撲はモンゴル出身の玉鷲、やったねえ。私はアベマTVの実況放送で見ていた。なんとそこには玉鷲の所属部屋の片男波親方がゲスト解説でいた。玉鷲の勝利を目にして満面の笑みで眼鏡を外し感極まっていた。「すみません、ちょっと準備があるんで・・」と席を外したのを見ると解説の仕事が偶然だったと分かった。わずか3人しかいない弱小部屋で夢の優勝力士を出せたなんてー。今回初めて分かったが片男波部屋としての優勝は昭和46年7月のあの玉の海(玉乃島)以来だそうで感慨深い。玉の海はそれから3ヶ月後の10月11日に虫垂炎の手術後の肺血栓で急死してしまう。その日は運動会で帰って疲れて寝ていた。目が覚めた時にデンコー父から「玉の海が死んだ・・」と聞かされ驚いたことをよく覚えている。ライバルで親友でもあった北の富士が今日のNHKの解説で少しでもいいから片男波と玉の海のことに触れてくれたら良かったがなぁ。ま、これがきっかけで片男波部屋に少しでも弟子が増えてくれることを期待したい。

2019年1月26日土曜日

クビトバに勝ってこそ

出水で新幹線に乗ろうとしたら、ふと近くにブンぺぇDrがいるのを見かけ、向こうも「こてる先生?」てな感じで見ていて、「久しぶりだねー」といっしょに3号車に乗り込んだ。聞けば去年の8月から長島の診療所に勤務していてたまに鹿児島市の自宅に帰る生活なんだそうだ。彼は研修医1年目の時にイケシュー、くぼ地Dr3人青雲会病院に来て半年間研修を受けた。イケシューDrとはその後麻雀で何回か会うことはあったがブンぺぇDrとはほとんど会う機会がなく今回で15年ぶりくらいじゃないかな。某青雲職員がホテルでの結婚準備室でかち合ったと言っていたのが10年くらい前で、すでに「子どもは3人」だそうで、いや〜月日はあっという間だねえ。

長島と言えば私も主に大腸内視鏡で30年近くクリニックの手伝いをしていて今日も7人検査した。それを聞き「診療所から(大腸)検査を紹介しますよ」ってことだった。クリニック院長が去年7月にバタフジ先生からゼンコンDrに代わったのだが、阿久根の病院で彼とも知り合っていて連携もスムーズに行きそう。お互いに離島診療に関わるとはちょっぴり不思議な縁だなー。

夜は全豪オープン女子、大坂なおみ対クビトバの決勝戦を第2セットから観戦した。1セット目をタイブレークで取っていたので「これはきっと優勝するだろうな」と思い、2セット目もセットカウント5ー3で相手サービスを3ポイントリードしマッチポイントを握った時にはさすがにこのまま勝つだろう、よもやデュースからゲームを取られても5ー4で次はサービスゲームだから押しきって勝てるだろうと思った。ところが決めきれなかったことで逆に精神的に追い詰められたかな。ずるずるとポイントすらあまり取れなくなって5ー5、5ー6、そして5ー7とあっという間にセットを取られた。あちゃ〜。タオルで顔を覆ってトイレットタイムに消えた大坂、テニスゲームの流れの怖さやねえ。

ただ、相手のクビトバって選手が相当強かったってことだ。もし第1セットのタイブレークをクビトバがものにしていたら大坂は第2セットを勝ちきれなかったっただろう。それくらいのうまさ、強さを感じた。第3セットもクビトバがサービスゲームをキープしたが大坂は次のゲームを取り、このあたりから息を吹き返した。で、またブレークして大坂4ー2でリードしたゲームでまた3ポイントリードしここをブレークすればせっと5ー2とほぼ勝負が決まる場面、クビトバはまたもやデュースに持ち込みゲームを取った。その精神力と強さに驚く。さすがに大坂も最終セットは同じ轍は踏まずキープしあっって6ー4で取りメジャー2連覇の偉業を達成した。クビトバという強い敗者がいたことでより価値が高まったと思う。

大坂は錦織と違ってまだ21才という若さだ。セリーナという絶対女王が健在でない女子戦国時代に世に出て運も勢いもある。日本人らしい謙虚さもあるし、大坂なおみは今後メジャーを10個くらいは獲得しそう。ぜひ、憎まれるくらい強く君臨してほしいものだ。

2019年1月25日金曜日

ゾフルーザにすべきか否か

(あー、戦前の予想なんて当てにならないもんだなぁ。その点元スペイン代表シャビはすごい。カタール優勝日本準優勝を開幕前に予言していたんだから・・)

インフルエンザがまだまだ収まらない。前内視鏡室担当で今は4階病棟にいるアサミンNsが発症して休んでいるとか。外来でも中学生男子にインフルA型が出た。ただ、付き添いの母親が「今朝の南日本新聞に・・」と新薬ゾフルーザについてやや懸念を示した。それは耐性化がこれまでのインフルエンザ薬と比べ高いと知ってのことだった。ああ、これだから世間の人はイメージに惑わされやすいんだ。どうもこの薬を飲むと今後他の感染症も薬が効かなくなると心配しているみたい。ま、やや専門的な内容をぱっと理解しなさいと言う方が無理か。「服用した人が今後同じインフルエンザに対して効かなくなる率が治験段階で他薬よりやや高かっただけ。もしかしたら来年再来年は効果が落ちるかもしれないが、今40℃近い発熱のある息子さんにはきっと今一番効く薬ですよ」と説明し処方をした。

逆に2週間ほど前は、イナビルかタミフルを出そうとしたら「ゾフルーザを出して下さい」とわざわざ頼む母親もいた。「え、新薬をよく知っていますね、どうしてです?」と聞くと「友だちの子が他の医院で出してもらったら一発で熱が下がって症状改善したって聞いたので」とのたもうた。そこまで言うなら処方してやったがねぇ。

ちなみにこの前の自分は値段と服用回数の少なさでイナビルにしたがその日の夜38.6℃も出てそんなに切れ味良く効いた印象はなかった。今思えばせっかくインフルに罹ったのだから新薬の効果を試すべきだった。値段でいえばタミフルはジェネリックになっていてはるかに安かった。中途半端な選択で反省・・あ、自分も患者の立場になれば人のことは言えんわー。

2019年1月24日木曜日

山好きじゃなかったの?

人間ドック利用者の胃カメラ検査時にふと名前を見て「これは名付けた親父さんあたりがよっぽど山好きか登山好きだったろうな」と思った。で、検査する直前に「そうなんでしょ」と尋ねたら「いいえ」という。あれ?「父は海で魚釣りが好きでした」だって。がくっ。だって「岳男」って名前で名字も某日本百名山と同じだったし、絶妙のネーミングだって思ったんだけどなあ。その百名山の選定者である深田久弥は息子に深田森太郎、深田澤二と山にちなんだネーミングをしている。絶対、山好きだにらんだが・・・うむむ。

大相撲は白鵬が玉鷲に負けて2敗目を喫し一気に混戦となった。白鵬も衰えた。以前はこんな連敗はしなかった。それにしても昨日休場から明けて出てきて白鵬を破った御嶽海はえらい。休場なければ優勝争い先頭だったのに。玉鷲ってよく知らない力士だが、このところ優勝者が目まぐるしく変わっているので彼もこのまま勢いで優勝までいくかかもな。

(眠くてテーブルにうつ伏せていた。他にネタもないしもう寝る・・わ)

2019年1月23日水曜日

オタクの鑑、その人の名は

ええーっ!また希望OK病院から突っ返されただって?

実は今日も超高齢女性をOK病院に転院のはずだったが、向こうでインフルチェックしたらA型が出たんだってよ。病院出る前はわずかに微熱がある程度で普段なら特に気にはしない。だが2日連続でインフル患者を送り込んで断られるという失態を犯してしまった。いずれも4階病棟からの患者で今当院で一番インフル患者が多い部署だ。うう、恥ずかしいやら呆れるやら。

先週のタミフル予防投与が過ぎて職員にもちらほらインフル発症者も出ている。20日の日曜は郡医師会からの要請で当番医をまた引き受けたはいいが臨時で日勤しインフル検査を何十人も検査担当したチェリピアNsは発症、オイドリッチNs は一応陰性だったものの全身倦怠、発熱がありゾフルーザ を処方された。インフルエンザというだけあってインフルーエンス(influence=影響)はすごい。

錦織はやっぱりジョコに完敗というか疲労がひどすぎて試合を続けられなかったか。生では見ていなかったので返って良かった。夜はTV見ていて寝てしまい、ハッと目が覚めるとNHKの歴史ヒストリアが流れていた。まだ始まったばかりで内容は植物学の牧野富太郎博士の特集だった。牧野博士と言えば誰もが知っていると思うのは、学校の教科書に出ていたからだ。だが博士が教科書の伝記に採用されていた時期は調べると昭和36年から54年までこれは私の世代前後にあたり、年配者や最近の若者には案外知られていないかもしれない。伝記の内容はほとんど忘れていて今回番組で新たに知ったことが多々あった。

富太郎少年が今でいえば極めつけの「植物オタク」であったということ、これは彼を語る上で一番の特性だろう。小学校中退という学歴とは無縁の経歴ながら郷里の高知の植物採集や江戸時代の植物本(本草綱目啓蒙)に熱中し独学で力を付け、成人してから東京に出て東大の植物学教室に出入りして実力を認められ文献や資料などを自由に使用してよいとなった。その後助手になり(小学中退でこれはすごい)、金銭感覚はないものの献身的な妻にも支えられ植物の採集、研究を続けていく。戦前に出版された植物図鑑は今でも使われているそうで植物の命名は2500種以上(新種1000、新変種1500)とされ、自らの新種発見も600種余りとすごいもんである。生前の博士を知っている人が「現場の採集で先生に『この植物は何でしょう』と尋ねると『そうだな・・』と考えこむことは全くなく常に『それは何々』と即答されていた」そうだ。まるで「何年の夏の甲子園の優勝校は?」と質問された私が「あ、それは〇〇高校」と答えているシーンとダブるねえ。ハハ。

博士は江戸、明治、大正、昭和と最後まで植物と植物学に生涯を捧げた人生でオタクの鑑(かがみ)といえよう。

2019年1月22日火曜日

OK→NO

今日、高齢男性患者が退院し近隣の療養型病院である「希望OK病院」へ転院になった。ところが、昼前になって戻って来た。なんと微熱があり向こうでインフルエンザチェックしたところ、インフルエンザA型が判明したのだ。げげっ。今、病棟内ではインフルエンザが流行っており一人が発症すればすぐに同じ病室内の患者にはタミフル予防投与して感染拡大を防いでいる。職員にも投与してある程度蔓延は防げていたのだが・・。転院OKされるどころかNOを突きつけられちゃったヨ。

夜はT-MAXでボウリング練習。久しぶりにヤマヒロDrも参加した。6階レーンで投げるのも久しぶりだった。今回はレーンコンディションが厳しかった。オイルが少なくちょっとラインを間違うとスプリットが出る。3ゲーム投げて138、170、156と散々だった。3ゲーム合計で8回ものスプリットに見舞われた。難ガターさんも私よりボールが曲がるから撃沈。ところがアンドキサMRは球質がスピードボールのショートフックなのでレーンがボールをより曲げてくれ調子いい。3ゲーム終わって1位アンドキサ、2位ヤマヒロ、3位私、4位難ガターの順番だった。アンドキサMRは「今まで自分が1位で終わったなんて初めてです」と驚いていた。

残り2ゲームはダブルスで1位と4位、2位と3位が組む。ここは少しでも維持を見せたろとヤマヒロDrの残すピンを私がスペアで拾いまくってノーミスの198でアンドキサ・難ガターチームに圧勝した。しかし2ゲーム目ではヤマヒロDrがストライクを出したので私が1投目を投げることになりここからが大苦戦。いつもなら難なくストライクを出してまたスペア側になるのに何回投げてもストライクが出ない。10ピンが残り、最近練習不足なのかヤマヒロDrが10ピンを外しがちでスコアが伸びない。対してアンドキサチームはストライクを2連発し差を付ける。今日はアンドキサ君、投球に自信があふれている感じがした。10フレに入ってようやく私にストライクが出たが時すでに遅し、169対187で敗れた。

こういうレンコンには曲がりの少ないボールが必要だが一番曲がるボールしか持って来ていなかった。ボウリングってレンコンの相性やボール選択でこれほど勝負に差が付くスポーツなんである。改めて実感したわ。

2019年1月21日月曜日

ニシコリにハラハラ

朝はかなり早めに家を出た。吉田姶良間の高速が橋桁工事で渋滞を引き起こすので朝礼スピーチに間に合わなくなったら大変だ。

スピーチはまずは滞りなく終わった。以前の職員写真を使った時と違ってほとんどお笑いはなかったけれど、今一番の関心事のインフルエンザについてそこそこ知りたいことをみんなも学べて良かったんじゃないかな。で、次回のスピーチはなんと5月。しばらく医局Drたちにお鉢が回って来て3ヶ月以上間が空くことになった。そうか、その時はもう平成の世ではないのか。

夜はサッカーアジア杯と全豪オープン錦織の試合を2画面にして生観戦した。音声は錦織だ。サッカーはコーナーキックからDFの冨安がヘディングで先制していたので見ているこっちも余裕があった。しかしニシコリは・・いやー参ったねえ。2セット取られてその後取り返したが最終セットも一進一退。ついには10ポイント先取のタイブレークに突入だ。そこで先にミニブレークされ5ー8と追い詰められた。ここで先に9ポイントにさせられたらさすがにダメだったろう。頼みは錦織のサービスだったこと。ネット際に落ちた球がインかアウトかで相手選手が切れた。インの球を錦織が打ち返しポイントを取ったものの線審が一旦アウトコールしたようだ。だから「プレー再開を」と相手選手はアピールするが受け入れられない。それでもしつこく抗議する。おやおや、まだリードしているのだから冷静にならなきゃ。でもこれでひょっとすると・・。

案の定、この後錦織がポイントを重ね始めあっと言う間に10ポイント取り5時間以上の熱戦にケリを付けた。はあぁ〜、疲れるわ錦織さんよ。終わって相手選手は錦織には紳士的に振る舞ったが、怒りは凄まじくバッグ持って何か咆えまくってコートを後にした。せっかくの大熱戦で勝てそうだったのに些細なことで台無しにしてしまった。精神的な安定を保てるか否か、そこが錦織との違いか。世界ランク一桁の選手との違いか。

でもこの大会、錦織は5セットマッチが多すぎる。酷暑の中これでは次のジョコビッチとの試合は体力が持ちそうにない。格下相手には3セットでさっさとやっつけないと。

2019年1月20日日曜日

インフルスライド出来たぁ

いよいよ明日の朝礼でスピーチだというのに全く準備出来ていない。テーマはインフルエンザと決めているが自身のエピソードを交えるだけでは間が持たない。で、新聞ラテ欄に朝のTV朝日情報番組「サンデーLIVE!」がインフルエンザ特集をするとあったを知り、タイムシフトで見直すと、各国民間のインフルエンザ対策が出ていた。これはいただき!これでが間が持つわ。

オーストラリアでは「ユーカリの葉を熱湯に入れタオルで覆い熱い蒸気を吸う」、アメリカでは「冷たいシャワーやお風呂に入る」、スイスでは「タマネギを靴下の中に入れてそのまま寝る」、そしてフランスでは「ワインでうがいをする」なんだって。ワインでうがい?彼の国ではワインを水のように飲むと聞く。ワインの字を水に置き換えれば日本の対策と同じってか。これをインフルエンザに詳しいクリニックの先生大谷医師は「ユーカリは特に意味ないが蒸気を吸うのはまずまず、シャワー&入浴も冷たいのに意味はないが洗うことはいい」と△の評価でタマネギはX、ワインは?だった。そして日本式として「お茶でうがいや飲む」「歯磨きを1日4、5回する」がいいとのこと。へー。

この他、最新の薬「ゾフルーザ 」の効き目や利点、そして耐性化の懸念もあることも触れた。最後は回復に向かった自身の話と落ちとして「インフルエンザに罹らぬにこしたことはないが、一つだけ良かったことがあった」それは・・「体重が80kgだったのが78kgに減ってダイエットには効果があった」とさ、で終わった。

おっと昼過ぎから作ってなんと夕食の18時半には一通り作り終えてしまった。いやはや、こんなに早く簡単に作り終えられたのは珍しい。これでほっとしてこの後TVの前で床寝した。スピーチがいかにストレスを感じているかだよ〜。

2019年1月19日土曜日

止めてやる!

土曜の外来に新鮮下血の高齢男性患者がやって来た。病歴を見れば昨年10月、12月に大腸憩室出血で当院に入院2回していた。1回目は出血源憩室が見つかりピッピDrが内視鏡処置し、2回目はクニンダDrが検査したが出血源が見つからず安静自然止血で退院となっていた。今現在まだタラタラと下血があるという。よしっ、これは出血源探索の良いチャンスだ。点滴しつつニフレックを飲ませ昼一番で大腸内視鏡を予定した。今回は造影腹部CTもやっておおよそ下行結腸からの出血と目途を付けていた。

相変わらず多いインフルエンザ患者の中にこうした内視鏡治療を必要とする患者が紛れ込んでくる。土曜は単なる胃痛では内視鏡はしない決まりにしていて、行うのはこのような吐血、下血など緊急性の高い患者が対象だ。ちょうど内視鏡室主任の佳及Nsもいて外来の西友Nsも手伝ってくれ大腸内視鏡を開始した。予想通り下行結腸付近の憩室が出血源と思われたがすでに出血は止まっていて責任憩室がどれか分からない。S状結腸にも憩室多数あるしなぁ。しかし簡単にはあきらめない。ちょいと刺激すれば検査中に出血して出血源が分かることがよくある。吸引をして憩室を1個1個刺激反転させる。うーん、数も多いしなかなか見つからない。

そのうち、男性が「おしっこに行きたい」と言い出した。点滴を速めさせすでに2本目も終わろうとしていた。当然排尿もしたくなる。検査中に漏らされては嫌なので一旦抜去してトイレに行かせた。これが結果的に良かった。帰ってきて再挿入すると、おや?さっきより赤い血液がある。そう、立って排尿してそれが刺激になり憩室の再出血を起こしたのだ。これを逃してなるものか。下行結腸のごく小さい憩室からじわーっと出血しているのを見つけ、クリップでマーキングしスコープをまた抜去、結紮ゴムを付けクリップごと絞扼し止血した。これでばっちり。12月に出血したのはおそらくここだったと思われる。

実は1月4日にも明らかに憩室出血の患者がいて、その時は何度も観察しても見つからず、医師の息子氏に「(今度再出血したら)止めてみせる」と見得を切ったが、結局安静のみで後日退院になった。一般にはそれでも良しというのが憩室出血の治療だ。しかしいつまた再出血するか不安が残る。だから私は完全止血に執念を燃やしている。確か止血率は50%は越えているはず。今年はこれで1勝1敗。勝負事ではないけれどこういう風に気合いをいれないとついつい安易な治療に流される。憩室出血治療は私のライフワークぽくなっている。今度もまた止めてやるぜい。

2019年1月18日金曜日

冬の谷川岳に挑む

この前、インフルエンザで自宅安静中に見た録りだめビデオでNHKBSの過去の再放送で「大氷壁に挑む 谷川岳・一ノ倉沢」というものがあった。

日本を代表するクライマー男性が冬のマッターホルン北壁登攀時に足指の凍傷に気付かず過ごしたため指切断の憂き目に遭った。そこからまた絶壁登攀の再機会を狙って冬の谷川岳挑戦をするというもので、非常な危険を伴うものだった。というのもそもそも谷川岳は世界一山岳遭難死の多い山として有名で少なくとも700名以上が亡くなっている。エベレストなどよりずっと多い数だ。戦後、都会から近くていい山として人気が出て番組でも出てきたが週末の山の駅にはあふれんばかりの登山をする人が集まってきていた。最高峰は1977mmでコースによっては小学生でも登れるのだが、一ノ倉沢の岩場はロッククライミングのメッカであり、国内外問わず、クライミングの猛者たちが集まってきて危ない登攀をやる。有名なのは昭和35年のザイルにぶら下がってにっちもさっちもいかなくなり二人が死亡、助ける手立てがなく自衛隊員らがライフルでヒモを狙って切断する(1300発以上を要した)という映画ニュースにもなった事件もあった。
https://www.youtube.com/watch?v=fBpUNQG6ZtY

その一ノ倉沢の冬場(滝沢第三スラブ)は毎日のように雪崩が発生することでも有名で、冬季登攀だけは10年経っても20年経っても成功者が出ず、初登頂は昭和42年になって有名な登山家森田勝が成し遂げたものである。番組では遠方からと登攀者側近からとで撮影しており実際にすぐ近くを雪崩が走りこれは撮影するのも大変だなと思った。天候を読み大きな雪崩が発生しない時期、時刻を狙って登頂に挑んだのだが、ほんま命がけやで。
私は、高所恐怖症傾向があるし絶対にしたくないなと思いながら画面を見つめていた。今、南米最高峰のアコンカグアを三浦雄一郎さんが80才を超えて挑戦しようとしているが難度が高ければ高いほど挑みたくなる人種がいるんだ。山や登山に興味をもってはや3年以上を経過しているが未だに山登りに挑戦していない。今回の冬の谷川岳を見ればなおさら見るだけ登山のままでいそう。おお、ぶるぶるっ。

2019年1月17日木曜日

やっぱり嫌いになるよね

当直明けの午後休みで帰宅して仮眠を取った。

最近のニュースでいえば韓国がらみが腹立つねえ。徴用工もレーザー照射も日本に非はないとしか思えないが、自分で非を認めたらそれがずっとつきまとうともでも思っているのか、あまつさえ「日本が悪い」と言いふらすなんてとんでもない野郎だぜ。日本人の感性と相容れないな。韓ドラはそれでも私は見るが「以前は好きだったけど韓国が嫌いになって見る気がしなくなった」という人を何人も知っている。分かる気がするわ。

来週朝礼のスピーチテーマは何がいい?医局の作業補助者の女性陣に尋ねてみた。すると「先生がインフルエンザに罹ったのでその話をすればいいんじゃないですか」という。なるほど。普段は職員のためになるテーマを考えるが実体験と今喫緊に知りたいテーマかも。よし、それでいこう。そうは決めてもなかなかスライドに手を出さないのはいつもの私の癖で前日が1日休みだからその時に準備しよう。締め切り癖はいつまでも治らない・・。

サッカーアジアカップはウズベキスタンに2-1で勝った。戦力を大幅に入れ替えてもきちんと勝つから日本も大したものだ。これでグループリーグを首位通過でこのまま進めばいずれ準決勝で一番の強豪イランと対戦することになる。ここが一番のキモだろう。大迫がそこまでに怪我回復して活躍してくれれば何も言うことはない。あ、反対の山の韓国だけは優勝して欲しくないね。

2019年1月16日水曜日

復帰

インフル後の初の出勤となった。高速道路は姶良インターの手前の橋工事のため渋滞が発生し面倒なことになっていた。4月初めまで続くんかぁ、長い。病院駐車場から歩いて院内に入るところで「あー、1日出てくるのが早かったなぁ」と感じた。いかにも病み上がりな感じで気だるいんだ。マスクをして移動するも私がインフルだってことは知れていて「ゴホンゴホン」でも言いようものならみんな警戒の視線を送ってくる。ハイ、バイキンマンですぅ。

夕方になると朝より体調が改善してきた。良かった、夜は当直でぎりぎりOKってとこか。そんな私を気づかってか夜はさほど忙しくなかった。入院患者もインフルエンザがらみの患者が多くベッド調整が難しくなっている。4人部屋にインフル患者が1人いると患者を移動させたり逆に動かせにくくなったりだ。入院を断ったケースもあった。この時期は診療が難しいわ。ともかくもインフル復帰の仕事はどうにか無事にやり過ごすことが出来た。

2019年1月15日火曜日

インフル休みを楽しむ

まだまだ体調は完全ではないけれど日に日に良くなってきている実感はある。

病院と電話連絡すると私以外に何人もインフルで休みを取っているという。先週末まではほとんど職員感染はなかったのにラブカメDr、ブルゾンNs、服裂き魔Ns、ホントだ外来師長、ギータモNsのほかムッちゃんNsも今朝インフル判明し即帰宅したとか。これはアウトブレイクでタミフル予防投与をしないと一気に拡がり大変なことになりそう。ブルゾン、ギータモNsの二人は私が診察しどちらもインフル陰性だった。検査タイミングが早かったとみるべきでインフル診断の難しさだ。

午前中はTVで錦織の全豪オープン初戦を見た。いや、これが軽く一蹴するだろうと思っていたら無名の選手に大苦戦。相手は一世一代の出来映えで何と2セット連取し錦織を崖っぷちへ追い込んだ。錦織は直前の大会で優勝もしていて好調のはずだったのにプロの試合はこれだから怖い。でもこんなところで負けるようじゃどうしようもないなと突き放して見ていたらなんだか相手の様子がおかしい。脚をさする仕草もある。あは、前半頑張り過ぎて脱水から筋痙攣を起こしているみたい。ここからは試合にならなかった。6ー0で第3セットを取ると4セット目も6ー2で対に戻し後は時間の問題と思っていたら一世一代はついに棄権を申し出た。錦織、どうにか初戦をクリアした。いやー、危なかったねえ。無名と言えども速いサーブと人生最高の出来で来られたら一発勝負はどう転ぶか分からないってことだ。

そうそう、観戦中、同じく感染中の服裂き魔NsからLINEが来た。「先生も(インフル)ですか。めっちゃ頭痛くないですか」などの他誰々も罹ったなど会話していたら、ふと私がすでに出勤しているのではないかと疑念が生じたようで「勿論、せんせー🏠ですよね⁉」と確認してきたので「今、家で錦織観ている」と返すとスタンプっていうのかな、そのキャラ「ムーン」の表情が秀逸だった。「インフルで休んでいるはずなのにTV観戦を楽しんでますか、イヒヒってね」↓ハハハ。

夕方は相撲も生中継で見た。稀勢の里は3連敗。もうだめだ。横綱の相撲じゃない。引退間違いないだろう。

そうだ、ヒマついでにカールの絵手紙シリーズを写真に収めた。その中での私のお気に入りを一つ紹介しよう。モデルはゲンちゃんでデフォルメした表情としぐさがとっても可愛い。LINEのキャラに使えないかな・・。

2019年1月14日月曜日

寝込む

インフルエンザ患者の私には成人の日で休みだったのはありがたかった。当然の自宅安静で後で気付いたが1枚もデジカメ写真を撮っていなかった。ともかくも1枚は撮影するのが常なのにそれをしないとはよほど体調が悪かったといえよう。昼も2階で寝たくて上がったら布団が何とベランダに干されていて、きついながらわざわざ取り込んで寝込んだのだった。

休みだったらネット麻雀とか録りだめビデオを見たりとか時間つぶしに格好なんだけど、インフルのきつさは何の意欲も無くしちまう。ちょうど1週間後はまた朝礼スピーチに当たっていてその準備もしなくちゃならない。テーマも決まっておらずもう急がないといけないのにそれでもやる気が起きない。インフルに限らず病気をすると精神的にも参ってしまうんだな。

明日は平日だけれど休む予定。少しはやる気元気が出るようもう寝なくちゃ。

2019年1月13日日曜日

インフルエンザ発症

この時期の日曜当番医はインフルエンザが流行っているか否かで忙しさが全然違う。年によっては2月がその時期のこともあるが今年はまさに今日がその日だった。カワゼンDrと二人で外来診察を始めるもほとんどが発熱、悪寒、咳、鼻水など上気道炎症症状で診察前にほとんどをインフルチェックした。で、およそ5人に4人がインフル陽性だった。付いていた西友Nsに「おれも昨日から風邪気味でねえ。もしかするとインフルエンザかもなあ」と最初は少し余裕をかましていた。しかし患者を診察する前に自分もきつさがひどく感じられてマジで検査を受けようか少し悩んだ。もしここで陽性が判明すれば倫理上仕事は続行できない。こんなに患者が来ているのにカワゼンDr一人には任せられないではないか。

次々とやってくるインフル患者を診つつ、やはりはっきりさせようと、西友Nsに頼んで簡易キットで調べることにした。鼻からぐるぐる採取して検査液に浸して4滴垂らすと・・ゲッ!何と浸透する液に秒でA型にライン(Tのところ)が浮かび上がって来た。「出たぁ」
職員が代診で信号Drを呼んでくれ、有難いことに午後からは帰宅出来ることになったが、インフルエンザ判明した患者は優先的に私に回って来て13時まで仕事は続けた。私一人で20名も陽性患者を診察した。処方してもらう薬は1回の内服で済むという新薬ゾフルーザ ではなく吸入薬のイナビルにしてもらった。せっかくだから新薬を試そうかと思ったのだが、1回分2錠で4800円近くする上に体重が80kg以上の人は4錠必要となり9600円(3割負担で2800円以上)もすると知ったからだ。ここでケチくさい根性が出てしまった。ま、イナビルも初めてで意外に吸うのが難しいという経験が出来て良かったが・・。

で、帰宅してからはきつくてすぐに寝込んだし、夜も布団の中で体がぽっぽとして熱を測ると38.6℃もあってびっくりした。人生で一番の発熱だったかもしれない。インフルエンザなんかには罹りたくねぇーとつくづく思ったヨ。

2019年1月12日土曜日

代車はプリウスPHV

朝はそうでもなかったんだけど、外来診察中にちょい鼻水に軽いだるさを感じて「風邪を引いたかな」と思った。仕事終わって歯科口腔外科の帰依Drと2、30分ほどだべって帰宅するころには「明かに風邪だわぁ」と自宅で休んでいた。そうだ、その前にトヨタに寄ってプリウスを車検のために預けて来たんだった。代車が何とプリウスPHV。ちゃちい車を予想していたから少しびっくりした。内装は黒基調で操作系はまったくプリウスといっしょで何の問題もなく移動出来た。基本的なプリウスに比べがっちり感があり電気モードで走るパターンが多い。後ろ姿が通常プリウスとは違っていてこれで簡単に区別が付く。デザインは好き嫌いが分かれるだろう。どちらが買いか?自宅で充電が出来て毎日の通勤程度ならガソリン補充がいらないメリットはあるが、値段が100万も違えば元を取るのはまず無理で、自腹を切るなら通常プリウスを買うね、やっぱり。

夜はきつくて寝入ってしまい未明にまた起きてどうにか日記を書き終えまた寝た。1月13日は日曜当番医をカワゼンDrとペアですることになっているからだ。それが終われば翌日は休日。ゆっくりできるぞぉ・・。

2019年1月11日金曜日

ボールは投げ、麻雀は見る

夜は今年最初の串木野トリオ戦だった。海広しDrは年末の当番医勤務の際にインフルエンザをもらい病み上がりのマスクしながらの参加だった。私はレーンコンディションが代わってもマイボールのニルバーナは調子良くて1ゲーム目スコアは206だった。ただ、チームスコアは235で他チームの270から300という超ハイスコアには敵わず全敗だった。これはアンカーの私が前二人の非ストライクスコアを2度もカバーしきれずスペアに終わったからだ(ハイフレーム方式を知らない人にはよく意味が分からないかも)。しかし2ゲーム目は4回あったそのパターンで4回ともストライクを成功させた。5回目の10フレ2投目はスペアに終わるもスコアは289で今度は全勝出来た。個人スコアも238で好調持続している。3ゲーム目、いきなり1ゲーム目全員ストライクを取れなかった。しかし今度は海広しDr、サンシさんと誰かが1つストライクを取る効率のいいパターンが続き、勝負どころの後半で私が2連続ストライクを出し、このゲーム私は181で、海広し201、サンシ192とスコアは一番悪いもチームスコアは279のハイスコアでまたもや全勝出来た。やっぱりみんなの力がそろうと強い。序盤はどうなることかと思ったが、終わってみれば通算3位の上位をまだ維持出来そう。

帰宅してネットを開くとサブアラド七段が天鳳をやっていた。この3日、まれにみる絶不調で打てばラス状態とは知っていた。今も南場でラス目でもがいている。するとどうにかラス脱出をとタンピン三色のいい手が来た。首尾よく聴牌ししかも三面聴待ちだった。だが対面の普通の手に軽く蹴られ残念。ラス前、8種8牌のくず手が来た。ここはサブアラド七段ならずとも国士を狙いたい。序盤順調に手が進み二向聴になった。そして一向聴になり「東」か「9索」がくれば聴牌の形に。ところがここで対面、上家が相次いでリーチ。やるせない場面だが断ビリなので突っ張るだろう。全部の手が見えている私は二人のリーチの待ちが上がりにくいと分かっていた、頑張れ、ひるむなサブアラド七段。期待に応えて一歩も引かない、いいぞ。だがなかなか聴牌しない。リーチ二人も上がれずサブアラド最終ツモ牌が東でようやくの聴牌。だが残るは海底牌があるのみで結局流局してしまった。
頑張ったが千点の聴牌料のみでは期待値の1/30もない。ふう、結局オーラス何も出来ずラスで終わった。

しかし深夜にも関わらず元気なサブアラド、すぐに次の対戦に移っていった。ただ末尾を見るとサブアラド「六段」になっていた。あはー、さっきのラスで降段しちまっていた。2ヶ月以上も維持しずっと好調だったのに落ちる時はアッという間だ。こわいねえ。かく言う私は今年に入って一度も天鳳をしていない。腸炎で体調も良くなかったし、ま、今度の連休にでも初打ちをするか・・。(まさかその後麻雀どころではなくなる羽目になるとは知るよしもなかったのだ)

2019年1月10日木曜日

あなたの名前は〇〇リ

(無事病み上がり当直を終え、明けての仕事もどうにか出来た・・今現在、ほぼインフルの症状はなくなった。なんとなく疲れが残っている程度だ)

内視鏡室で仕事中、病棟看護師のモトツカNsからピッチに連絡が入った。「モトツカですー」と言うので「ああ、下の名前は『サオリ』だったけ『サユリ』だったっけ、いや違うな『ユカリ』じゃないよな」「もう、先生、何度も教えて来たでしょ」と言われてもなかなか思い出せない。ただ「最後は『リ』で終わるのだけは絶対自信があるんだが」「たった1文字しか合っていないじゃないですか」「ううむ、『アカリ』ではないよね。最近はSKEの須田明香里がよくTVに出て売れてるが・・」「もうヒント言いますよ。『シ』で始まります」「えっ、じゃー『シオリ』?」「そう」「あれーぇ、『リ』で終わるっていっても『シオリ』は考えなかったなぁ」「私って旧姓が『石川』だったからよく『サユリ』さんと間違われました」「はぁ」

5年前の旧姓のころから彼女の名前を聞いているのに覚えられない、ていうかこの「3文字且つ『リ』で終わる」パターンの名前は間違いやすいんだ。彼女の名前が「詩織」だったり「栞」だったならば他の〇〇リさんとは間違わないだろう。でも悲しいかな書きはひらがなで音だけなので覚えにくい。

これって韓ドラの俳優、女優にも言える。ペ・ヨンジュンなんかは比較的珍しい姓だからまだいい。姓がチで始まる連中は紛らわしくて・・「チ」に加え「チェ」か「チャ」か「チュ」か「チョ」かとても間違いやすくまた覚えにくい。彼ら彼女らにも本来は漢字があるのだがハングル表記が主流で日本ではカタカナになってしまう。漢字だったら私はよく覚えられる。私が高2で理系に進まざるを得なかった時に選択社会を世界史でなく日本史にしたのは少しでも暗記の負担を少なくしたかったからだ。あの古代ギリシア語のようななんとかヌウスって名前をいちいち覚えたくはなかった。

覚えてもらいたいなら、名前には漢字をあててくれぇ〜〜。

2019年1月9日水曜日

アジアカップ初戦

(若干フライング気味の出勤となった。午前中は病み上がりの症状がどこそこ出てもう1日待てば良かったのかなとも思ったが夕方にはほとんど気にならなくなった。夕方からの当直もほぼ問題なさそうだ。)

思えばこの日(1/9)の外来くらいまではインフルエンザらしき症状を訴える人も少なかったなぁ。一番気を遣った患者はうつ症状の中年女性で仕事中も涙が出てきて(仕事を)続けるのがやっととのことで「まずは休養を」とすぐに休むよう指示した。すでに軽い抗うつ薬服用もしていて次はきちんと専門のクリニック受診も勧めた。ただ、聞くところによると、いくつか受診したことはあるがそこのDrとの相性というのがあるらしくどこでも行けばいいというものでないらしい。精神疾患治療は一般内科とは違った難しさがある。

夜はサッカーアジアカップ初戦を見た。対トルクメニスタンで、トルクメニスタンって旧ロシアみたいだけどどの辺?アジアカップも初めて出場したみたいで、そんな国にまさか先制のミドルシュートゴールを許すとは。お尻を怪我しているという大迫もスタメンで序盤はチャンスを失敗していた。が、後半に入っての同点ゴールは素晴らしかった。さすが大迫、半端ない!これで相手を呑んだかすぐに長友のアシストでの逆転ごっつあんゴールももらって2ー1、さらに堂安律の3点目で温泉気分、ゆうたりと観戦していたらあららPK献上かい?まったく冷や冷やさせてくれるわい。

でも優勝が目標なら初戦は絶好調で圧倒するよりこんな試合で徐々に調子を上げていけばいいんじゃないか。アジアカップはワールドカップについで楽しませてくれる代表の試合だ。この3週間がまた楽しみだ。

2019年1月8日火曜日

勝ったり負けたり

(うー、どうにか回復し、明日から職場復帰だぁ。やっぱりインフルエンザはきつかったぜぇ)

サブアラドDrから電話があって「最近麻雀の調子が悪いわ」と嘆き節を聞かされた。この前の土曜日のリアル麻雀も一番負けていたし、天鳳も七段をこの2ヶ月平均ポイント以上頑張って一時は八段にも近づくなど好調だったのになかなか勝てないと。「特にこの前の麻雀のお前への面チン放銃は痛かった〜」だってさ。ああ、あれは自身つまらない手だったので捨て身で一色系に進めると字牌の対子の重なりに失敗したのが返って奏功し索子が集まり面チンの25索待ちになった。終盤、聴牌を取ろうとしたサブアラドDrが2索か3索を切ろうとして3索の壁で2索を切ったところ私にハネ満ドスン。これでトップ目から落ち逆に私がトップ目に立った。捨て牌からはどちらでも良さそうな場面で彼は自身のツキのなさを嘆いていた。
冷静にみればトップ目が無理に聴牌だけのために無理しなくても良かったのにな。でもそのおかげで私が結局トップを取るきっかけになった。そのちょっとした微妙な判断が後々大きな結果につながる。勝負事の怖いところだ。今調子が悪いといってもその程度でいずれまた復活するだろう。

午後休みにしたので昨年11月以来散髪をしさっぱりした。夕食を家で済ませてから今年最初のボウリング練習のためT-MAXに向かった。一人スコアでは3ゲームアベ193でまあまあ。ただダブルスはエリックMRと組み、サンシ、アンドキサMR組と対戦し、2ゲームとも敗れた。アンドキサ君が今日はストライクをよく出した。こういう時はこの相手はターキーフォースと連発する癖がある。特に2ゲーム目なんてダブルスで249も出されては勝てるはずもない。年末2連勝した分をそっくり返す羽目になった。勝負事は勝ったり負けたり。いつまでも勝ち続けるなんて夢物語、ハイ、分かってますって。

2019年1月7日月曜日

50才を過ぎて自分を誇れるか

(インフルエンザで自宅安静は続く・・今年は三が日の急性腸炎といい、いきなり感染症の受難が続いている。9月には還暦も迎えることだし年だってことかな)

今年最初の朝礼があり可愛いんだ理事長が今年の総合目標を話した。簡単にまとめれば「その人がいないと困るという貴重な明るい存在になろう」そして「五十を過ぎてから自分を誇れるように」ということだ。50才というのは論語の「五十にして天命を知る」も背景にあるようだ。私はすでに59才、貴重な明るい存在で自分を誇れる存在かと自問自答してみる。

てらいなく答えよう。50才過ぎて理事長の言う目標は出来ている。よし。

まあ、だからといってこのままでいいやろなんていう気はさらさらないが。

(インフル罹患後4日目になるがまだ完全には良くなっていない。日記も明け方ようやく手を付けれられた)

2019年1月6日日曜日

後日記載

(本来は1月6日の日記だが、これを書いている1月13日現在、何とインフルエンザA型に罹患していることが判明した。病院の日直で診察するも体が異様にだるくもしかしてとチェックしたらビンゴだった。午前までは頑張って診察し昼前から信号Drに代わってもらった。日当直交代だなんて医師になって初めてのことだ。そんなこんなで本日の日記は後日書きます。御免。)

この日は朝は山形屋へ服を買いに行った。シャツとパンツ、いずれもカールの見立てである。こんな時自分の主張をすると失敗するのは経験上分かっている。カールの選んだものの方がたいてい受けがいいのだ。昼は近くのラーメン屋「まんぷく」にした。あっさり風味で食べやすかった。

夕方は中央駅近くのフレンチ「彩旬」で食事。二食続けて外食とは倹約を第一とするこてる家では非常に珍しい。まあ記念日だからいいか。味は特に文句のつけようがない。ていうか美味しくないフレンチって出合ったことないね。ごちそうさん。

2019年1月5日土曜日

レコード大賞の堕落

すでに1週間ほど前になるが、漫画家の小林よしのりが彼自身のブログでレコード大賞批判をやっていた。

レコード大賞、空前のペテンだ!
2018/12/30

レコード大賞、空前のペテンだった。
事務所の力が影響しているとしか思えない。
誰だって今年を代表するヒット曲は「USA」だと
思っていただろう。
審査員もどうしようもない堕落した連中だ。

年末になっても、まだ子供から老人までDA PUMP
の「USA」のダンスを踊りたがっている。
わしだって手術してなければ思いっきり踊りたい
くらいに跳ねまくってるダンスだ。

今どき「USA」への憧れなんて、それをあの絶妙に
ダサい歌詞とダンスで表現してパロってしまい、
それがまたカッコイイとも思わせるという恐るべき
楽曲だったのに!!

これを、今年を代表する楽曲として残さなかった
審査員は万死に値する。
さっさと辞めちまえ!
絶対、事務所の力関係が影響してるな。
ペテン!ペテン!空前の大ペテンだ!

アメリカ大嫌いなわしが、これほど押してるのだから、
「USA」は捻りに捻った名曲なのだ!
くっそ~~~~。
音楽界は堕落しとるな~~~~~。

もっともな意見である。だが今に始まったことではない。この2、30年、事務所の力関係で決まってくるとか芸能界の大御所の鶴の一声で決まるとかの噂が絶えない。アメリカのグラミー賞と比較すればその権威と人気には遠く及ばない。グラミー賞は、毎年、米国内でリリースされた楽曲とアーティストを対象に選考され、NARAS(ナショナル・アカデミー・オブ・レコーディング・アーツ・アンド・サイエンス)の会員の投票によって選考され、第1回目でノミネート作品が選考され、第2回目で決定されている。 音楽業界で最も栄誉ある賞だとみなされ、受賞結果はセールスに多大な影響を与えるという。レコード大賞は日本作曲家協会主催でTV局のTBSが後援している。昭和30年代のころは権威も人気もそれほどでもなかったが昭和44年に大晦日に放送されるようになると視聴率も40%を超えるようになり賞レースも注目された。しかし徐々に商業主義的な嫌みが目立って来て、ニューミュージックの台頭もあり参加しないもしくは受賞拒否する有力アーティストが増えるようになり、賞の権威は低下していった。

はっきり言ってどうしようもないところまで墜ちていると私は思う。2018年の「USA」を選ぶことが出来ず、AKB48が2011、2012年と連覇していたせいかその年大ヒットし多くの人にダンスを真似られ今でも愛されている「恋するフォーチュンクッキー」に大賞をを与えられなかった。もはやその年の最も優れた楽曲もしくは最も愛された曲を選出する力がないことは明らかだ。いや、それでも楽曲が優れているんだと言われれば多少は納得もする。でも多くの人は誰がどの曲が賞に選ばれたのかほとんど知らないし、振り返ってみても聴いたこともない曲がほとんどだ。2002年から3年連続受賞したのは浜崎あゆみで曲は「Dearest」「Vooyage」「No way to say」。1曲も知らない。3曲を鼻歌でもいいから歌える人がいたら素直に頭を下げますわ。またこの10年はやたらEXILEとそのグループが受賞しているのも違和感ありまくりだ。

運営は受賞拒否されても敢えて選ぶくらいの覚悟がないと先は暗い。でもそれはきっと出来ないだろうな、現状を見ていると・・。

2019年1月4日金曜日

正月明けも近い

三が日明けの今日は通常勤務だった。外来はそれほど多くなかったが病棟患者の指示が滞っていたのでそれが大変だったのとこの時期に多い下血タール便患者の検査で19時半まで内視鏡室にいた。終わっても明日土曜が私は休みでもあり病棟指示などあって結局21時まで居残りだった。今年度から働き方改革で一定の休みを取らねばならない決まりになる。でも、今日みたいな日は「定時だから帰りまーす」なんて言ってはおられないわっ。

そうそう、ムッちゃんNsに「正月休みは韓ドラ見たか?」と尋ねると、私が貸した「復活」にハマったそうで「面白かったぁー。私は冬ソナより面白いと思った」だと。関東に住む娘二人からそれぞれ大晦日に電話コールがあったそうだが、「年越しそばもろくに食べずに『韓ドラ』見てる」と言うと、二人ともびっくりして「ええ?なんで!」と質問攻めにあったそうだ。以前私が書いたように10年前は韓ドラをバカにして「絶対見ないわ、あんなの」と言っていたのだから。それがなぜかというワケをいうのももどかしく「まあとにかく今はハマって見ているの」とドラマに集中していたとか。ふふ、完全に私の勝利だぜ。

帰宅後はカールと延々話し込みだった。あれ?今日はチッチも帰って子どもたちがいなくなったからかな。私のお腹の調子はほぼ元に戻り、ともかくもバタバタしていた「お正月」も落ち着きを取り戻しつつあった。


2019年1月3日木曜日

テル、メディアからモテモテになる

いやー、来たよ本格的に。私の診断は間違っていなかった。何と今日はトイレに行くこと10回近く。ゲリピー、ゲリピー、ウィスパーワーズウィズドム、ゲリピー・・。

私にしては珍しく朝、昼の食事抜きですごした。かといっていつものゼロコーラも飲みたくはない。白湯をちびちび飲んで整腸剤を服用する、そして自然と腹部症状が改善するのを待つのみだ。いつも見る箱根駅伝は今年は青山学院が往路で失敗して5分以上の大差で後を追う展開だった。しかし区間賞を取っても追いつけず、順天堂と東海の一騎打ちになった。最後は東海の独走になり初優勝。これだけ注目が高いと優勝するのは大変なはず。いや、おめでとう。

ゲリピーとはいえムカムカは昨日よりよくネットもちょくちょく見ていた。こてる日記のアクセス数を見ると今日の午前に急に増加があった。はて?どの日の日記がアクセスされているのかな。調べると2018/7/26の「激レアさん」に集中していた。あは〜、これは駅伝の裏番組でTV朝日が「激レアさん名作集」をやっていてその第1弾は私が日記に書いたバックギャモン女性「ヤザワ」さんだった。その番組を見た視聴者が検索で「激レア」「ヤザワ」もしくは「バックギャモン」など調べて私の日記に行き着いたのだろう。私はこの回以降この番組を見るようになったくらいだから、特に面白く冒頭に持って来たのも肯けるわ。

夕方、テルが「もう帰るからー」とさらっと家から出て行った。新幹線に乗ったのが17時台だったかな。特に気にもせず過ごしていたら18時過ぎにニュースで「熊本で震度6の地震」でハッとなった。テルの乗った新幹線、熊本付近を通っているんじゃない?チッチがすぐにテルのツイッターを検索していて「兄ちゃん、ツイートして動画も載せてる。大丈夫みたい」と教えてくれた。私も見てみると停電で暗くなった新幹線室内を30秒くらい動画アップしていた。

「いやいやいや、新幹線乗ってて、席中で地震警報なって、新幹線電気落ちて、緊急停止は汗かく」

驚いたのは動画アップ後、テルに報道各社からアクセスが集中していたこと。
まずは日テレ報道局取材班から。
突然のご連絡失礼致します。日本テレビ報道局です。この最中に申し訳ございません。ご投稿の動画を拝見致しました。お怪我などはございませんでしょうか?安全を最優先とし、もし可能であれば状況などを伺えないでしょうか?当アカウントをフォロー頂きDMにてやりとりが出来ればと思います。
これに対しテルは以下の返信。
私の身には問題ありません。 ご心配ありがとうございます。 正しい情報が報道されるのであれば私が把握できる範囲での情報の提供は可能です。
日テレ。
ご返信頂きありがとうございます。ご無事とのことで安心致しました。もしよろしければ、相互フォローの上DMにてやりとりさせて頂けないでしょうか?何卒よろしくお願い致します。
ついでテレ朝報道局。
突然のご連絡失礼致します。テレビ朝日報道局です。大変な時に申し訳ありません。お怪我などはありませんか?現在テルさんはご連絡が可能な状況でしょうか?もしご負担がないようでしたら、DMにてご連絡させて頂けますか。何卒宜しくお願い致します。
テル。
テレビ朝日さんにおきましては、テレ朝系列の九州放送局に知人がいた為、その知人を通じて電話にてインタビューに答えました。その際動画の方も送らせて貰ったので宜しくお願い致します。
テレ朝。
突然のご連絡失礼致しました。 承知致しました。弊社系列局の取材に応じて頂いたとの事で、ご協力に感謝致します。 今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
次、読売新聞社会部。
福岡の読売新聞社会部です。この度の地震でお怪我などありませんでしたでしょうか。地震の被害状況を取材しております。アップされた写真を拝見しました。ぜひお話を伺えないでしょうか。このアカウントをフォローしていただき、DMでやりとりさせていただけませんでしょうか。
今度はTBS。
突然の連絡失礼失礼いたします。TBSテレビ社会部です。お怪我などございませんでしょうか。大変な時に申し訳ありませんが、もし可能でしたらDMにて現在の状況などを教えて頂けないでしょうか?何卒ご検討よろしくお願い致します。
ここまでくれば民放全制覇だぁ。フジからもやっぱり来た。
フジテレビ報道局です。大変な状況の中、複数の取材と重なりますことご容赦ください。おけがはございませんでしょうか? もしご連絡が可能でしたら、ご投稿についてお話をお伺いしたく、DMでご返信いただけましたら幸いです。勝手を申し上げ、大変恐縮ですが、ご検討よろしくお願いいたします。
この他西日本新聞社会部からも似たようなアクセスがあった。みんなまずは決まり文句のように怪我はなかったかと尋ねてから用件に入っていた。DMというのはダイレクトメッセージの略でお互いにフォローしている人同士で行う非公開の会話のことだ。

いやー、モテモテだねえテルは。ある意味イベントに参加出来て喜んでいやしないか?こうした災害時に現場の様子を画像を報道各社はすぐにでも手に入れたいがそう都合良く取材出来るわけではない。それが今は市井の人が簡単にネットを通じて提供してくれる。テルも意図したわけではないにせよ格好の提供者になったわけだ。その後各報道を見ていたが残念ながらテルの動画が使われた形跡はなかった。似たような動画がNHKが放送していたのは見たが・・。

テルのツイートを見ると、
動画送るシステムが動画のアップロード容量も時間も取られてエラーになるから、知り合いのテレ朝系列のアナウンサー通してテレ朝だけ送った。
で、知り合いのアナウンサーというのは日記ネタにもした琉球朝日のミーユのことだな。積極的に他局にアプローチしたら採用されたかもしれない。

新幹線は久留米の200m手前で緊急停止してそこからゆるりと久留米駅に移動し、6千円ほど払い戻しを受け、JRの普通で博多まで移動出来たらしい。しかし1時間半で着くはずが「17:16に鹿児島中央出て博多駅に21:55に着くのはマジで鬼畜」とツイートしたようにやはりアンラッキーな出来事だった。結局ツイッターも「あぁRT急にめちゃくちゃ来たから通知全てオフにしたww」と停止させたし、その後の感想が「新幹線停電 空調停止 さっきデカビタ一気飲みしたところで トイレ水流れない オール電化にすんのやめよっと。。。」だってさ。ともかくも無事帰宅出来たそうだし、それが何よりだったわ。

2019年1月2日水曜日

お腹が・・

昼にカールの従弟の木いちご君が三男の大丈夫君を連れて年賀の挨拶に来た。木いちご家はうちとは逆で奥さんが鹿児島出身だ。小1時間歓談した後帰っていったが、その頃くらいから私はなんとなく調子が悪くなって「風邪かな」と思った。真っ昼間なのに「布団で寝るわ」と2階にこもった。夕食時になってもムカムカしすき焼きも肉を1枚食べたくらいで箸が進まない。この頃になって「急性胃腸炎では?」と自己診断した。下痢がないので断定できないが他に思い当たらない。何か食べたものが悪かったのかな?ただ、家族で他に誰も似たような症状の人はいない。潜伏期間を考えれば年末あたりだが・・。ビオフェルミンがあったのでそれを服用するもすぐに良くなるはずもなく「う〜気分わりぃ」でぐだぐだ過ごした。

思い出すのは平成元年から2年にかけての年末年始だ。12月29日に私の実家で両親とカールとの4人で生ガキを食べ、1日経った頃から腹痛下痢嘔吐が始まり、元日に沖縄に行ったものの症状が続きひどくきつかった。症状が出たのは私とあこネーサ母で2人だけが生ガキをたくさん食べたのだ。今思えばノロウイルスの症状とぴたり一致する。あれから生ガキは10年以上食べなかった。今回は特に生ものは食していないのだが・・。平成も終わろうとする頃にまた胃腸炎で苦しむことになろうとは。

2019年1月1日火曜日

元日は田舎へ

元日は朝のうちに田舎へ向かうのが決まりで11時前には家を出た。子らはテルもチッチも明け方帰宅して眠そうだ。錫山を通る道が非常に便利で知覧の塩屋まで特に飛ばさなくても52分で着いた。あこネーサ母も今日は施設から外出し久しぶりに自宅にいた。このまま自宅にいても?いや、年賀の挨拶やいろいろと話をしてみればやはり施設に預けたのは正解だなと思わざるを得なかった。午後はヒラーキ、その次男のヒロヤン君とテル、チッチと大富豪を久しぶりにやった。正月のトランプ遊びは定番だ。ヒラーキが長く大富豪を務めたが最後の最後、私が大富豪になってゲームは終了した。実家を後にし、ヒトミンチョの家にも寄るからだ。

ヒトミンチョ家ではフサンコ画伯は嫁さんの実家へ、ヨカトモはパチンコと不在で、ヒカル姫とヒトミンチョと四方山話でやり過ごした。といっても半分はネコの話かな。

(ここまできて非常に眠い・・後で)

結局、暗くなってから鹿児島へ帰った。初詣は子どもたちはすでに済ませているし夕方は混みそうなのでそのまま自宅へ。TVでは恒例のTV朝日「芸能人格付けチェック」をやっていた。後半を観ていたらオーケストラと盆栽、これは珍しく私は当たった。オケは正解の方がもっと聴いていたいと感じたし、盆栽は形の立派さがどうしても正解でないと納得できなかった。不正解の方は逆引っかけというかなそんな感じがした。テルはまゆゆが卒業したたさっさとAKBから坂道へ方向転換し欅坂のメンバーを見ていたようで外れて画面から消えたら「見る価値なし」だってさ。ふー。

その後は疲れでまた寝てしまった・・。