2016年2月29日月曜日

今は良し

今吉XXさんという患者さんの診察をした。
昨日腹痛があったとのことだった。でもそんなに痛がっている素振りはない。そこで私は尋ねた。

「今日は痛みはないんですね」

「はい、ありません」

「なるほど、今良しということですね」

背後でどの看護師だったか「ぷっ!」と吹き出した。しかし数人の看護師らは無視したたまま。じーっと冷たい視線も感じる。で、肝心の今吉さんはぽかんとした表情だった。

私は外来でよくこの手のギャグをかますのだがピンとくる患者さんは半分もいないかなぁ。まさかドクターがそんな冗談を言うとは思いも寄らないのだろう。

ふふ、ゆめゆめ油断なされるな。

2016年2月28日日曜日

これも医薬品かあ

先週火曜日の講演後懇親会でお肉にかぶりついた直後、舌を噛んでしまい、それがアフタとなって痛くてたまらない。よくしゃべりよく食べる舌なのに滑舌は悪いし食事の時は涙が出る。するとチッチが「蜂蜜があるよ」と出してくれたのが第3類医薬品の「ハチミツ」だ。

以前チッチも口内炎で苦しみ買ってもらったものらしい。へー、医薬品でこんなのがあったの?知らなかった。たった50gで700ー800円はするらしい。ずいぶん高い。まてよ、ちゃんとした蜂蜜は1kgで2000ー3000円はするはずだがそれも高いと思っていたのにまだ高いじゃん。もったいないのでスプーンに少しすくって舌になでつけた。甘くて美味しい。すぐにぺろぺろしたくなるがぐっと我慢。すると少しよくなった気がした。ハチミツ効果かそろそろ治る時期だったのか。いずれにせよ蜂蜜が医薬品というのは恥ずかしながら新発見だった。

昼前にカールを空港に迎えにいった。沖縄では親戚などとの挨拶、つきあいに結構疲れたという。今回は忙しくて旧友との飲み会もしなかった。人に「沖縄に行った」といえば「いいわねえ」と言われるがホテルに泊まるわけでも観光地巡りをするわけでもない。お疲れさん!

2016年2月27日土曜日

「大少年」元をたどれば・・

朝から土曜勤務。一般外来が多く救急患者はさほどない。でもこのところ毎週のように下血患者が来る。先日は大腸憩室出血を上手く止められたが、果たして今日はどんな疾患か。状態はやや落ち着いていたので点滴でしばらく時間をかせぎ外来患者がおおかた終わりそうな午後12時ごろに大腸内視鏡を開始した。するとこれがまた大腸憩室出血だった。多い。ほんとこの2、3ヶ月憩室出血が多い。青雲会病院では月に1例あるかないかなのに月3例はある。憩室は出血源憩室を見つけられるかが勝負だ。深部から直腸まで洗浄しつつ何度も確認したが・・今回は見つからなかった。ううむ、見つけさえすれば止血には自信があるのだが。私は粘りの検査が身上、1時間かけたが結局あきらめた。とりあえず絶食点滴で経過をみよう。

夕食はチッチと国道3号線沿いのファミレス「大少年」に行った。ここの建物は私が独身時代からファミレスがあって何年かすると形態が代わっている。何年か前はイタリアンのファミレス「チラカッソ」で今はハンバーグレストランだ。大昔は「日曜日の太陽」というファミレスだった。カールにあんまり店で食べ過ぎないでよと言われているのでそこそこの物を注文したがトッピングはバイキング形式なのでつい・・ね。まあいつもよりは控えめにした。

支払いも済ませ帰宅したのだが、ここの店の名前は代われども何かしら雰囲気が同じなのが気になり、ネットで調べてみた。すると、かつてのファミレス「日曜日の太陽」が経営が難しくなり食品グループ「全勝」傘下に入り、「チラカッソ」になりそれも2013年をもって閉鎖され「大少年」や「ココデス」の名前で事業展開しているそうだ。つまり、同じ事業主が同じ場所で商売していたことになる。だからなんだ。名前は代わってもなんというか血筋が似ていたんだよ。会社にも企業風土というか人格がある。まあ、法人っていうくらいだから。「全勝」はこの分野では日本トップクラスの会社で「すいからーく」「真暗成るど」に次いでいてケンタッキーや吉野家より業績は上という。へーえ、またまた驚いた私だった。

ここまで書いて思ったが、日記の内容より実際の店や会社の名前は何なのかのほうが気になる・・ネ。アハ!

2016年2月26日金曜日

なるかっ?!チームパーフェクト!

ネークチダ看護師が私に話しかけてきた。「センセー、ありがとうございます。もう、1話見て、続きを見たくてあと1話あと1話と見たら・・」で、結局5話も続けて見ちゃったんだって冬ソナ。そりゃそうだろう。あれは特に中毒性が高いドラマだ。「終末は楽しく過ごせますー」と喜んでいた。いやー、自分が好きなドラマをこんなに喜んでくれるとこっちもうれしい。ただ、今時の20代の男子が冬ソナにハマるのはかなり珍しい。女性を除き私など中年男性にはファンが多いが、ネークチダ君、精神年齢が意外と上なんかな。

夜は串木野トリオリーグだった。メンバーは前回と同じ、私に海広しDr、サキシゲさんだ。この前はチームパーフェクト達成寸前で私が最後の一投、何と7−10のスプリットで298と残念な結果に終わったが、レンコンが同じショートオイルで自分たちに合っているので、海広しDrが「ぜひ、パーフェクトを狙って頑張りましょう」と気合いを入れていた。それと驚いたことに前回までの成績(3回戦まで)はわがビッグオーシャンがトップだった。2位とは39ピン、3位とは72ピン差でごくごくわずかの差とはいえトップというのはびっくりだ。チームハンディ4ピンもらっているのも大きいか。いや、レーンコンディションとの相性がいいんだ。ならば今日も稼がねばー!

1ゲーム目はいきなり全員スペアで早くもパーフェクトの望みは消えた。しかしその後誰かがストライクを出し266とそこそこのスコアだった。さあて2ゲーム目、みんな慣れて調子が上がってきたようで序盤から3人のうち2人はストライクを出す好調ぶりだった。最初の関門が4フレでサキシゲ、海広しがミス、スペアでストライクを出せなかったところ私がしぶとくストライクでつなげた。その後は海広し3連続、私は4連続と絶好調。7フレからサキシゲ君が3連続とえらく順調で10フレ迎えて9連続ストライクとまたもやパーフェクトへ挑戦権を得た。

しかし10フレ、サキシゲ君は9本スペア、海広しDrは1投目ストライクも2投目が9本だった。で、私にパーフェクト達成の重圧が掛かることにー。2週間前と同じシチュエーションだ。1投目ストライク、よしよし。次はどうか。またもやストライク!おお、いよいよパーフェクトへあと1投。ここまではいっしょだったが不思議と落ち着いていた。普通に投げればストライクが出る確率は高い。ただ、この状況でその「普通に投げる」が難しい・・。ここは記録をと、デジカメ動画を海広しDrに頼み、彼は初のチームパーフェクトなるかというこれまた同様のセリフを入れ、カメラを構えた。

無駄な力を抜き、さっきまで同じラインに投げる。腕はリラックスしゆっくり歩く。そして同じリズムでリリース動作に入る。ただ最終4歩目がぐらつく悪い癖が少し出た。でもこらえて同じラインに投げるとボールはピン手前でポケットに向かっていった。ピンヒットする前に私はこぶしを挙げガッツポーズを取った。ストライイイクーッ!
やったーっ!とメンバーに駆け戻る私。よっしゃーと歓声の海広しDrのサキシゲさん。やったわ。初のチームパーフェクト。リーグに初参加して丸5年、ようやくだった。
↓がスコアシート。3人とも200アップで絶好調だったのが分かる。

喜びを再確認しようと動画を見ると・・。あれ?ストライクの瞬間だけ、ぴったり私の大きなお尻に隠れて見えていない。海広しDr「すいませんねえ。せっかくのいいシーンが・・。でも前回は右側から撮っていて失敗だったんで験を担いで左側から撮ったんです」だと。いやそのおかげでしょう。念が通じたんだ。あはー、3人の協力とはいえパーフェクト達成の経験が出来たのは大きい。これで個人パーフェクトへの道が開けた気がする。次は狙うぜ、ホンマもんのパーフェクト!

3ゲーム目は1フレで全員ミス。パーフェクトどころか勝利ポイントも失いかけたがその後は8連続ストライクで今回もそこそこの成績で終えられた。トップかどうかは分からないが今シリーズは上位がうかがえそうだ。↓はチームパーフェクト記念で3ショット撮影。


2016年2月25日木曜日

ダマされるな!水素水

朝から休みで身体も休めるはずだったのに逆に疲れが溜まっていた。ゴミ出しやゲンちゃんのトイレの砂替えを朝早くにしたり、それと食事もあるのかな?またもやコーンフレークにカップ麺。昼は一人でご飯食べに行く元気もない。

そしてDVD作成や届いたばかりのMacBookAirのセッティングなど疲れることをやっていたせいか。MacBookAir13インチはMacBookPro13インチより薄いがわずかに大きい作りだ。CPUややや落ちるのと記憶媒体が少し低容量であるが決定的なのはディスプレイがRetina仕様でないことだ。Retinaから普通画面を見ると画面が荒く見える。しかしそれもずっと見続ければ特に気にならなくなる。何より私のMacBookProより8、9万も安ければ十分に存在価値がある。今年モデルチェンジを控えていてRetinaDisplayになるとの噂もある。そうなるとMacBookProとの差別化はどうするのか。それにMacには似たようなMacBook(12インチ)というのもあって紛らわしい。まあカールにはネットとメール、iTunesが使えればだいたい事足りる。今回は値段が命、これでいい。
(以下、MacBookAirとMacBookProの違い。ディスプレイの違いは離れるとそんなに感じないが近づくとその差一目瞭然だ。左がMacBookAir、右がMacBookPro)


     上がMacBookAir、下がMacBookPro。拡大すればよりその差が大きくなる。

夜はT-MAXでボウリング練習をした。来週、国分スターレーンで防火ボウリング大会があるので週1の練習は欠かせない。そんな折り、スリウェル君が質問をしてきた。
「ボウリングとは関係ないんですが、先生『水素水』って効果あるんですか?スポーツジムでインストラクターなどが勧めていてみんな1本300円のを買って飲んでいるんですよ」
何、水素水?そういえば最近たまに耳にする。でもよくは知らないのだが私は即答した。
「全く意味ない。飲むだけ大損する。考えてもみなよ、どんな効果を謳っているか知らないが所詮ただの水さ。昔から水ビジネスって言ってたいてい何の効果もない代物をただ同然のものを高く売る商売があるんだ。止めときっ!」
「活性酸素を取り除くとか言っているんですけど・・」
「ありえない。実験室レベルでそれらしきデータが出ているかもしれないが、たかが水にそれほどの力があるはずがない。それに効いたとしても1杯300円はあまりにも高すぎる」

スリウェル君はまだ納得していない様子だったが私は確かめずともほぼ確信している。1杯300円をどのくらい飲み続ければどの程度の何に効果があるというのだ。人体に有意差をもってかくかくしかじかの有効性があるのならそれこそ製薬会社が製品化に向けて黙ってはいないだろう。私には詐欺の一種にしか見えない。確かなことがある。数年後この商品は廃れるに違いないということ。評判になればなるほど世間の良識ある批判に耐えられなくなる。これまで水商品のほとんど全てがその末路を迎えている。

素直に1杯300円のただの水を飲んでくれる人を別名「カモ」と呼ぶ。我々は人間だ、カモにならず人らしく生きよう。私もここまで書いて自分の主張が問題ないかネットで調べてみた。やはり否定的な納得できる内容のサイトがあったので以下に2つ紹介しておこう。
http://biz-journal.jp/2015/12/post_12761.html
http://www.mag2.com/p/news/144089

なお、似ている名前で間違っても「塩素水」だけは口に入れないようにしよう。こんなの300mlも「ノンだらシヌデ」。いわゆる消毒殺菌剤のハイターと同じなんだから・・。

2016年2月24日水曜日

たまには女の子とお寿司を

(3月3日の南日本新聞に前日ネタにした「タツノオトシゴハウス」の話題が出ていた。おいおい、地元の新聞なのに読売より1週間も遅いとは!)

昨日からカールが沖縄に帰っているので食事を摂るのが多少面倒だ。昨日は薬品会社主催の講演会があったのでその後の懇親会立食で済ませた(せこいね)。今朝はコーンフレークだった。チッチは炊飯器でご飯炊けるのに私は出来ない。やったことがないから。で、今夜は・・今度も姶良郡医師会主催の講演会がある。昨日と違って軽食が出るとのこと。まったく一人で生活していたらろくに食べずに野垂れ死にするタイプやー。

しかし夕方に大腸憩室出血の患者の緊急内視鏡があって講演には間に合いそうもなかった。最近、大腸憩室出血が多い。この患者は入院中2回出血があっていずれも出血源を突き止められなかったが今日は絶対見つけるぞの覚悟で臨み、ようやく発見、EBL法(内視鏡的結紮バンド止血法)で治療出来た。やれやれ。

で、夜は4F病棟のウクノーダNsに声かけいっしょに食事をすることにした。というのも彼女、3月で病院を辞め、関東方面の病院に就職することが決まっていてその送別の意味もこめてだ。彼女と仲良しのコマリーナNsともどもプリウスで加治木の寿司店鯛おどりに向かった。退職前のウクノーダさんは有休消化などで最近は休みがちで今日はほんとにたまたまだった。実は1年くらい前も似たようなケースで堀れ娘Nsといっしょに鯛おどりに連れて行ったことがあった。だから別の店がいいのでは?と言ってみたのだけれど、ウクノーダNsが「寿司」という言葉に反応してしまった。「最近お寿司食べたことがなーい」とのことで前回と同じコースになった。新型プリウスの話になり(初乗せするとどーも自慢げになるんだよ)、「まだまだ新型プリウスは見かけないんだよねー」と言いつつ鯛おどりの駐車場に着いた。それでバック駐車しようとしたら、ぬあんと目の前に新型プリウスが停車しているじゃないの。しかも私のスーパーホワイトⅡよりもちょっぴり高いパールホワイト塗装だった。「あはは、何なのこのタイミング、吉本新喜劇みたい」と二人に笑われてしまった。

寿司は久しぶりとあってコマリーナNsは感激して食べてくれた。ウクノーダさんも思い出話などしつつ喜んでくれた。もっとも今回の退職が「寿」でないのは残念だけどと言う。そうだ、もう時効だから書いてもいいと思うが、2年ほど前に私はひょんなことから彼女の恋のキューピット役を頼まれたことがあった。彼女に携帯番号を書いた紙を渡され、付き合いたいという某男性に渡してくれというものだった。その大胆さにびっくりするも、しずしずと私はその役目を果たした。そしてちょくちょくその後の展開を尋ねたりしたがどうやらお食事くらいは何回かあったそうだが発展することはなく今はもう何もないらしい。そうか、もし彼氏がいたら関東まで行こうとは思わないだろうて。

コマリーナさんと話をしていて、私が甲子園オタクだと言うと、「鹿児島工業が甲子園に行った時のことは分かりますか」と聞いてきた。そんなん、当然知っているわ。ていうか、試合を甲子園まで見に行ったしね。すると彼女、「鮫島哲新選手を知っていてー」と言うではないか。ほう。「私、中学の同級生だったんです」と。「ではあのど田舎の月野中かい?」「えー、知っているんですかぁ」「だからオタクだと言っただろ。哲新のお父さんは中学の校長先生だったんだよな」「ええ、そうです。今は姶良の重富中の校長をしていますよ」「ほう、そこまでは知らなかった。うちの三男に教えたらきっと興味を持つぞ」・・・高校野球にまったく興味のないウクノーダさんは、ぽかんだ。ともかくも味気ない夕食にならずに良かった。彼女らもたまのごちそう(?)にありつけて感謝してくれたことだろう。うんうん。

(後日。その24時間後くらいに、ウクノーダNsは嘔吐下痢症状で大変な目に遭っていたらしい。私とコマリーナNsは何ともなかった。いや、寿司のせいじゃないってーー)

2016年2月23日火曜日

タツノオトシゴハウス

今朝の読売新聞に、「鹿児島県南九州市頴娃町の観光施設「タツノオトシゴハウス」が、自動車メーカーのダイハツ工業が実施した「あなたを、日本を、おもしろく」プロジェクトで、行ってみたくなる観光スポットの人気投票第1位に選ばれた」との記事があった。

「ダイハツのプロジェクトは、新車キャンペーンの一環。全国のダイハツ車販売会社60社が、あまり知られていない観光スポットを動画にして紹介。インターネットを通じて一般参加者から「行きたくなった」「心がわくわくした」などと感じたスポットに投票してもらった。昨年12月10日から2月5日まで投票を受け付け、総数107万1226票が投じられた。このうち、鹿児島ダイハツ販売がタツノオトシゴハウスを紹介した「神秘の生物を養殖する館」は、17万9141票を獲得し、第1位に輝いた。
施設を運営するシーホースウェイズの加藤紳社長は「支持していただいた皆さんのおかげです」と喜ぶ。タツノオトシゴハウスは、日本唯一のタツノオトシゴ観光養殖場。頴娃町の番所ばんどころ鼻自然公園にあり、2010年2月から、施設でタツノオトシゴ養殖を公開している」


へへーっ!びっくり。

紹介場所の番所鼻は私の生まれ故郷の隣村にある景勝地、子どもの頃から最近まで何度も行ってよく知っている所だ。しかしそこがいつの間にかタツノオトシゴ養殖をして公開もしているとは知らなかった。もっとも以前は食事や宴会をする「番所(鼻)荘」という施設があり、隣の「いせえび荘」ともどもたまの「ハレ」の日に親族らと会食するようなところだった。確か、2009年の5月にあこネーサ、トシバー、ギボヒサコの3人の母と私とで「いせえび荘」で食事をした時には「番所」側は閉められ、無人の荒れ果てたさみしいところになっていた。写真も撮っていた↓。まだこの時はなくその後シーホースウェイズという会社が事業を始めたんだな。

いや、このあたりは昔から東シナ海と開聞岳を臨む実に景色のいいところで、伊能忠敬が「天下の絶景なり」と絶賛したエピソードはよく言われている。海側は大きな池のようにになっていてあれは私が小学校に入るか入らないかのころ施設オープンの日だったかすごい大勢の人が集まっていたのを思い出す。幼い頃の私はその池は人工的に造ったものと思い込んでいた。それにタツノオトシゴの名産地だなんて全く知らなかった。

いやー、最近この薩摩半島の端っこが私の村の「釜蓋神社」ともども話題になってうれしいやら照れるやらだ。タツノオトシゴハウスも今度行ってみよっ!


2016年2月22日月曜日

マイベスト韓ドラ

夕方、ミッドソン経理部長から連絡があった。「4月からクニンダDrが週4日勤務するとの連絡がありました」で久々の内科常勤医が来るということだ。月から木まで、内視鏡、外来のほか病棟も持ってくれるので助かるわ。

シホねえNsから長らく貸していた韓ドラ「ファンタスティック・カップル」を返してもらった。このラブコメも冬ソナ同様私が一押しの韓ドラ作品で、その証拠に彼女の家では子どもからおばあちゃん、妹夫婦に至るまでこのドラマを見て、「もう5、6回は見ているかも」というくらいお気に入りでなかなか返してもらえなかった。それで私も久々出だしだけ見てみたら、あらら、やはり面白くてついつい1話、そして2話まで見ようとしてしまった。全話を2回見たことがあるというのにねえ。

お勧めの韓ドラは?と聞かれたら、自信を持ってお勧め出来るのは3作品ある。恋愛物なら「冬のソナタ(2002)」、ラブコメディーなら「ファンタスティック・カップル(2006)」、サスペンスなら「復活(2005)」だ。時代劇は?と問われると例えば「チャングム(2003)」「朱蒙チュモン(2006)」など挙げたりも出来るが先の3作品に共通するのが2回以上見たことがあり、また見てもいいと思えるほど飽きが来ない作品たちということだ。「チャングム」はもう1回通して見たいとは思わない。「朱蒙」は60話くらいで中途断念した。だいたい時代劇は50話とか100話とか長いのが多いので1回見れば十分だ。ラブコメでいえば視聴率50%のお化け番組だった「私の名前はキムサムスン(2005)」もお勧めだ。実はマイ韓ドラ採点評で10点満点を与えたのがこれも含めた4作品だった。これらは語り出せば切りがなく終わらないのでここでは書かない(みんなかつての「こてる先生のホームページ」に書いたことでもあるし)。

2010年以降は有名な作品やヒットした作品を見ていないことが多いので他にも面白いのがあるだろう。今や年に数作しか韓ドラは見ないので自信を持って人には勧められる作品は知らない。まあ好みは人それぞれ、好きな主演俳優が出ているのが絶対条件の人もいるだろうし、現代劇より時代劇を好む人もいるだろう。私の絶対お勧め3作品は後で気がついたのだがみんな記憶喪失ものだった。韓ドラ定番のシチュエーションの一つ、「記憶喪失」が私は大好きなのだった。なんでかネー。自分でもよく分からない。

2016年2月21日日曜日

カール、電子機器一新

いくら再起動しても途中でMacBookProは固まってしまい再生をあきらめた。カールも家ではパソコンが必要なので新たにこれに代わるノートブックを注文せねば・・。MacでとなるとMacBookProより安いMacBookAirか。現MacBookProと違いRetinaDisplayではない普通の画面で11インチなら10万以下があるが13インチに慣れているのでそちらにしたい。Appleのストアでは安いタイプでも11万2800円の定価販売だが一般店をみてみるとと1割引くらいで売っている。そうこう調べているうちにAppleに整備済製品(新古品で1年保証付き)が9万5900円で売っているのを見つけた。おお、これなら予算内だと注文することにした。しかしよく見れば税別で8%7672円分を上乗せしないといけない。合計10万3572円かぁ・・。この整備品とやらもいつもあるわけで無く買うなら今決断しないといけない。ということで買うことにした。これまでの記録媒体がハードディスクではなくフラッシュストレージ(128G)でメカニカルな故障はほとんどなくなるからきっと長く使えるだろう。

さてパソコンはそれで決着ついた。でも今度はカールのお古のスマホがどうにも動きが悪くなった。いや、これは急にそうなったわけではない。2年ほど前から動作が重くなっていたのを騙しだまし使っていたのだった。それこそ再起動を繰り返しどうにか使っていたのだがこれもついにおかしくなった。パソコンと違いスマホは1日たりとも使えないと不自由、ということで朝からカールはDoCoMoへ新機種購入に出かけたのだった。電化、電子製品って物入りの時には重なるもんやなあ。

事前に私とiPhoneにするかどうかで相談があった。個人的には家のパソコンがiPhoneで子どもたちもiPhoneだしそれにして欲しいが値段が高いのと表面のガラスが割れやすいとの噂もありカール本人に任せることにした。で、開店前に出かけたはずなのにすぐには帰ってこなかった。昼過ぎ、ようやく購入し帰ってきた。「富士通の一世代前のにしちゃった」という。いろいろ機種を勧められたが0円販売しているその機種が目に付き、実のところ性能にこだわりのない彼女は「あ、それ」と決めたのだった。音楽機能が良かったり、デジカメ機能が優れていたりもない、すべてそこそこの性能いわゆる80点主義のスマホとのことだ。まるでトヨタの大衆車(カローラがその典型)みたいやな。でも意外に時間が掛かったのは壊れかけたお古スマホのデータ移動に店員も難渋したからという。それくらいガタガタになっていたということだ。

新しいスマホは一世代前といっても4年以上前のお古と比べれば見た目性能の違いは一目瞭然。何よりでかい。それにゲームをせずネットもあまりしないカールにとっては電池の持ちも十分ということだ。ともかくもカールのデジタルライフは今日で一新することと相成った。

2016年2月20日土曜日

コメンテーター

昨日の新年会は何やかにやで日が変わって午前1時半くらいまで続いた。私はビールジョッキ1杯とその後ワインを1杯そこそこしか飲んでいなかったのに10時半ごろから約2時間気分不良になってテーブルにうつ伏していた。最後は元気になって、終わって店を出たらそこは私が幼い頃から23年住んでいた街で、歩いて10秒で昔の家(のあった所)に着いた。今は怪しいゲーム喫茶店に変わり、周囲の建物も昔のままは2軒しか残っていなかった。裏道は駐車場、表の樋之口本通りは営業店ばかりでとにかく住民がいない。バブル以後の樋之口町は懐かしき下町ではなくなり、天文館周辺の一区域になり下がってしまっている。ちらっと見た天文館公園はきれいになってはいるが、子どもたちがいつも遊び雑多な大人たちもうろついていた頃のエネルギッシュな匂いはない。当然、懐かしさをあまり感じなかった。

午前は仕事はなかったのだけれど午後は病院に行き、年に1回ある症例研究発表会に参加した。コメンテーターという役を仰せつかっていたからだ。ま、副院長という立場ならそれがなくても出なければならないがー。私は第2部の役で演題はリハビリや総務、人間ドックからだった。脳外のポンシンDrの発表もあったのだがインフルエンザで急遽演題取り消しになった。一通り発表が終わって質疑応答もあり最後に私がコメントをした。内容を把握しその上でみんながなるほどと思うようなことを言わねばならない。今回で二度目だったせいかそこそこ言えて我ながらほっとした。特に総務のジュリナガさんが発表した青雲会病院のホームページ(Webサイト)について、Drキーワードで自分の名が全くなかったという自虐的なコメントが受けたようだ。ともかくも人前でスピーチをする機会がここでは多いので少しずつではあるが手慣れてきたということで有り難いことだ。
最後の特別講演はフーコさんの接遇が青雲会病院にとって如何に大事かという総括的な話で、彼女ももともとうまいスピーチがさらにグレードアップしていた。いつもならこっくりこっくりのはずがまだ緊張感が残っていたか眠らず最後まで聴けた。

終わったらさすがに眠気が来た。ああ、でも今夜はまた麻雀の約束がある。最近ネットでも全くしていないしこんな時は負けるのか・・。しかしー。行け行けどんどんにならず大きなミスもなく負けはしなかった。麻雀って一生懸命練習したからって必ずしも勝てるとは限らず、体調が今一でも負けるとは限らない。スピーチの上達とはずいぶん違うわ。

2016年2月19日金曜日

異物を取り出せ!

平日休み明けは忙しい。病棟患者の指示出しやら非常勤当直からの入院依頼やら新患やらと一気に仕事が入ってくる。それに脳外科のポンシンDrがインフルエンザにやられて昨日から休んでいるしー。それでもどうにか午前の仕事をこなし、午後は少しヒマになるかと思っていた。特に内視鏡室スタッフは頑張っていた。というのも19時から内視鏡室スタッフだけの新年会を鹿児島市内で行う予定だったからだ。ブックリバーDrが樋之口町の「千里」というワインと餃子がメインの店を予約していた。餃子大好きのムッちゃんNsなんか張り切っていたよ。

でも少しだけ気がかりなのが緊急内視鏡だ。これがあるとスタッフ最低3人は取られてしまう。ムッちゃんやシホねえNsは「こんな時、大腸憩室出血みたいな緊急下血などが来なければいいがねー」と危惧していた。そんな折り、近隣のオダネストDrから電話が掛かってきた。何と、直腸内異物を内視鏡で摘出してくれないかとのこと。その時私は「シャワーキャップ」と聞き違えてしまった。何でそんなものをと思ったが先輩Drの依頼だし異物除去はそこそこ経験しているので即OKした。ちょうど昼休みが過ぎようというときで昼食を摂る前に外来のニッシNsにかくかくしかじかの患者がやって来るから内視鏡室スタッフに連絡し検査準備するよう連絡しておいた。

さあてそれから1時間もしないうちにこの話があっという間に主に看護師の間で広まっていた。ちょうど昼休み女子休憩室の格好の話題になったようだ。「シャワーキャップですって?」「何でそれがお尻の中に入っているの?」「内視鏡で取れるの?」わーわーきゃーきゃー。やがてその患者が来院しすぐに内視鏡前処置に入った。で、問診で私の勘違いが判明した。直腸に入って取れなくなったのは「シャンプーのキャップ」ということだった。「風呂場でそれを置いたところ間違って座りすぽっと入ってしまった」とは初老男性患者の弁である。はて?紹介状にもオダネストDrがそれについてはやや疑問視していた。私もそうだ。そこはまあいいとしてまず検査前に直腸診をすると、確かにそれらしきキャップが手に触れ、もう少しで排出出来そうだったのだが、肛門より径が大きくうまく取り出せなかった。後から思えばこの時直線形のケリー鉗子か何かでつかんで取り出せばよかったのだが、内視鏡医の性(さが)でスコープを突っ込んで取ろうとした。

ここから半地獄で思えばまだ憩室出血の方がましだった。透明の半ドーム状のキャップらしき異物が直腸奥に移動してしまい、把持鉗子で掴んでも粘膜にひっかかりどうにも引き戻せない。聞けば4日前にこうした事態になっていて肛門近くの直腸粘膜は潰瘍を形成していた。それで痛みも強くとっても苦しそうだ。肛門鏡を使う方がまだ良さそう。しかし相当痛みも伴うのでここは外科Drに任せるしかない。それで信号Drに頼むと、即引き受けてくれ、「手術室で全身麻酔をして取りましょう」とのことだった。おやおや、だいぶ大ごとになってきた。そうか、私は以前大腸肛門の専門病院のサメ肛先輩から直腸異物は下手すると手術し人口肛門にまでなるケースもあると聞いていた。それにビックリするよう異物が偶然か意図的か直腸に入れられることがあるとも・・。でも、今回はそこまでにはなるまいと後を外科に託した。

その後も忙しく外来をしていた。1時間ほど経った頃、手術室から連絡が入り、至急術中大腸内視鏡をしてくれとのことだ。ううむ、虫垂炎疑いの患者もいるのだが・・それは非常勤の並ぶんDrに頼み、久々に手術室に入った。ムッちゃんやシホねえNsもいた。内視鏡観察で異物が直腸の奥(Rs部)にすっぽり嵌まりどうにも掴むのも難しい状態という。私が内視鏡挿入し把持鉗子で掴んでたぐり寄せようにも動かない。キャップの奥にスコープを持っていこうにも無理。別室からキブンDrも来て指を入れ直に引き寄せようとするも触れるのみで無理。あの手この手のアイデアをみんなで出し合うも決定打がなく、結局愚直に内視鏡の把持鉗子で引けるだけ引き、信号Drが鉗子を入れモニターと直視でキャップの辺縁を掴もうとやってみた。すると1ヶ所掴めた。しかしこれだけでは引き切れない。最低もう1ヶ所か2ヶ所掴む必要がある。信号Drが根性で(まさにこの言葉がふさわしい)ケリー鉗子で掴み少しずつ肛門へたぐり寄せた。16時くらいに始まった手術はすでに18時半を過ぎていた。ようやくキャップの縁が肛門に見え、取り出せそうとなった。そこは手術室のカメラで撮影し、私もマイデジカメを取りだし撮影した。信号Drが取りだし成功した瞬間、周囲は歓声と拍手!ふーう。いやー、2時間半もかかるとは。でもよかった、大きな手術にならずに。(画像を載せたいが個人情報でもありそれは出来ない)

そうそう、新年会開始時刻には間に合いそうもない。病棟に行き最低限やるべき仕事を済ませ直接天文館に向かった。店に着いたのは20時22分。すでに一飲み一食べ済んでいてブックリバーDr以下コッパマ、湖西種実、佳及、服緑Nsらが歓談していた。ムッちゃん、シホねえNsは私より7、8分遅れで来た。さあて仕切り直しだ。ビールジョッキで乾杯!早速話のタネはさっきまでのキャップ異物摘出の一件。なぜにそんなものが肛門から直腸に入っていたのか?本人の言い訳をムッちゃんNsは信じていたようだが、私はその見解には真っ向から反対した。患者はウソをついている。あれはシャンプーのキャップですらないと。なぜなのかはあまりこの場で書くわけにはいかない。実際の診療の場では後で聞くと本人の言い分を尊重したということだ。それはそれで致し方ないだろう。ただ本人が思っているより直腸異物を来すことはずっと危険であるとは強調しておきたい。肛門に異物を近づけてはならないのだ。たとえシャンプーのキャップ(のようなもの)でもネ。

2016年2月18日木曜日

MacBookPro壊れる、「ロンドンの傘」

今日は休日で朝からパソコンでの作業を主にやっていた。久々にDVD作成をし初めてレーベルのプリントもしようと目論んでいたのだが・・。これがあちこち行き詰まってしまった。EPSONのプリンターはなぜかレーベル印刷がうまくいかない。接続拒否されてしまう。ネットで原因らしきものは分かりその対策をやってはみるがうまくいかない。そのうち一番困ったのはMacBookProが壊れてしまったことだ。一つ前に私が使っていたのを上げて今はカール専用になっていた。DVD作成はこちらの方がしやすいので私が今日は使っていたのだが電源の接触が悪く充電されないままハードディスクもフル回転したのがぷっつり切れてしまいそれから全く再起動しなくなった。Mac専用のSMCリセット・PRAMクリアなどやってみるが反応しない。どうにも回復できずいらつくよりも疲れ果ててしまった。パソコンのトラブルってとにかく疲れる。

ふう。そんな中、プリウスの1ヶ月点検に行った。どこも問題なくすぐに帰宅。そうだ途中郵便ポストに寄ったら、ちょうど回収にきていた郵便局員が「新しいプリウスですねー。(新車は)いいですかー」と声を掛けて来た。その人は前のプリウスに乗っていて関心があったようだ。新型に乗ってあからさまに声を掛けられたのは初めてだった。ただ、旧型のプリウスの時はまだ周囲の関心は高く最初の1ヶ月は周囲の視線を感じたものだった。ま、今ぐらいまでだろう。じきに増え、誰も声を掛ける人などいなくなるから。今日はありがとう、ポストマン。

録りだめビデオで刑事コロンボ「ロンドンの傘」(完全版)を40年ぶりくらいに見た。数あるシリーズの中でこれは印象に残っていた。いやそのラストシーンだけなんだが、犯人と見破ってはいても決定的な証拠がつかめないコロンボはある賭けに出る。雨傘の中にネックレスの真珠が入っているならそれが証拠だと解説し犯人に狙いを定めた俳優を追い詰め、そして傘を開く。すると、ぽろりと真珠が1個出てくる。すると俳優は気が狂ってしまい、場違いにもマクベスのセリフを朗々と語り始め、犯人であることを露呈してしまう。中学生か高校生だった私はそのシーンがとても強烈でずっと覚えていた。実はこの真珠、本当は入っていなかったのをコロンボがそっと仕込んでいたことが最後の最後に明かされるオチだった。

今回見直すと、夫婦で演劇俳優をしていた二人が犯人で男より女の方がより主導しコロンボの仕掛けにも「うそよ、この人が仕込んだんだわ」と抵抗したのだった。そこは全く覚えていなかった。この女優、本作のゲストでオナー・ブラックマン、あの007ゴールドフィンガーでボンドの敵役だった。オープニングで紹介されなければ分からなかったわ。いやー、ビデオが容易に見られる時代はいいな。

2016年2月17日水曜日

冬ソナ会復活?

最近、ちょっぴりだがまた韓ドラを見ている。BSジャパンの「未生(ミセン)」(2014)だ。見ているのにミセンとはこれ如何に。つまらん冗談はいいとして、これは純粋な社会派ドラマで恋愛がほとんど出てこない。だいたい韓ドラって会社や業界が舞台でも中味は惚れた腫れたの恋愛物ってのが定番だが、このドラマは商社を舞台に新人の苦悩、中間職の現実などをうまく表現しその年のドラマ賞を総なめにした。サラリーマンものでここまで評価が高いのも珍しい。BSでは本来全20話を34話に分けて放送するのでDVD借りて一気に見ようかとも思ったが以前の私ならともかく今はそこまで時間を費やす余裕と情熱はない。一般的な韓ドラとは違い、本格的かつ良質なドラマというのは数話見て分かった。こうしたドラマが評価され視聴率もよかったというのはこの分野においては韓国の方が進んでいるのではないかと思う。嫌韓意識に凝り固まった人には信じられないだろうが・・。

そんな流れでこの前の当直でネークチダ君といっしょの時、冬ソナがいかにハマりやすいドラマかということを力説したら、彼が是非見てみたいという。当直明けにレンタル屋で借りるというので「おうおう、そうしなさい」だったのだが、第1巻が貸借中でしたとのこと。そうか、実は私が持っている完全版冬のソナタは昨年末医局の医師作業補助者「山の神」さんに貸しっぱなしだった。その後見ているのか見なくなったのか尋ねていない。話題にならないところからして中途断念したかなと思っていた。見ていないならネークチダ君に貸し直させよう。で、おそるおそる山の神さんに冬ソナDVDのことを聞いてみると、「センセー、最後まで見ちゃいました。うちの娘が、小学2年生なんですけど一緒に見ていたらユジン(主人公の一人、チェ・ジウの役)にハマってしまってまた繰り返し見ているです。それで返しそびれちゃって・・」とのこと。あれー、そうだったの。いやいや、あれは確かにハマっちゃうもんね。それにしても小学2年生もどっぷり浸からせるって冬ソナも相変わらずすごいね。

てなわけで、とりあえず最初の数話分をネークチダ君に渡してもらうことにした。かつて冬ソナ会という病院内の韓ドラファンの飲み会をやっていたけれどまた復活するかも!

夕方、医局に戻ると、ちょうどH2ロケット打ち上げがあったばかりらしく、信号Drが「桜島の火口付近から真っ直ぐ上に上がっていきましたよ」と携帯で撮影した画像を見せてくれた。で、即窓を見ると、まだ飛行機雲のように発射後の軌跡が残っていた。(↓参照)私も急いでデジカメ撮影したが今一だった。もう5分ほど早く医局に戻っていればなあ。

ちょうど村紘Drがいたので「先生は種子島にいたから打ち上げを直に見られたのではないですか」と尋ねると、一度だけあるという。それも深夜1時ごろで、まるで昼間のような明るさになり轟音もすごかったとのことだ。で、その時に撮った写真を見せてもらった。↓にあるようにとても真夜中とは思えない光景で迫力がある。うーむ、鹿児島にいるのだから一度はロケット発射は見ておきたいものだ。

2016年2月16日火曜日

予期せぬ身の入った〇〇〇

今、ヒラメグDrが週1火曜午前だけ非常勤で来ている。近々大阪で美容内科の雇われ院長らしき勤務も始まると聞く。それで東京で研修を受けているそうだ。美容内科とは聞き慣れないがメスを使わず薬や簡単な注射で美容の治療をするものらしい。その中には・・と朝からくくっと笑いをこらえて話したのが、男性の局部にヒアルロン酸の注射を打つというのがあるとか。さすが彼女がそんなことはしなのだが「もうびっくりです。都会は進んでいますねぇー」だって。

さらに肥満の人に出すやせ薬が二つ。一つは私も知っている食欲抑制薬「サノレックス」。これは保険診療でも使用可能な薬だが非常に使いづらいもので私は一度も処方したことはない。商品名より一般名の「マジンドール」の方が格好良くて覚えやすい。これは超肥満患者(肥満度が+70%以上又はBMIが35以上)にしか使用できず、その組成は覚醒剤に似たものだし、まず使ったというケースは見たことがない。

そしてもう一つが「ゼニカル」。これは余分な脂肪分を吸収して便と一緒に脂肪排出させる肥満治療薬だ。日本ではまだ未認可で個人の使用に限り輸入が認められているそうだ。けっこう効くそうだが大きな問題があって、上司Drが言い放ったセリフがこの薬の特徴をよく現しているという。それは「予期せぬタイミングで身の入ったおならが出る」というもの。ネットでも「消化されない脂肪分はそのまま便になって出てきます。結果として、ウンチが非常に臭く、また漏れやすくなります」とか「トイレにはものすごい匂いのラー油のような油がたっぷり浮かんでいます。これだけの油が排泄されるのだからダイエット効果があるのも納得するに十分です。そのような状況になったら、今度はおならをしてください。おならと一緒に油が漏れ出てきます。これが猛烈にくさく、下着やズボンに付くと部屋中が臭くなります」などの使用後感想が出ている。上司曰く「これってアウトじゃね?ー」だって。そりゃそうだ。常にお漏らしと悪臭の危険がつきまとうなんて仕事や遊びだってやってられないよ。

いやー、美容内科って都会人の欲望を相手にする診療科なんだねー。

2016年2月15日月曜日

緊張感は風邪も遠ざける

風邪はまだ続いていた。階段の移動はきつくじっとしていてもだるさがある。そんな中、ラブカメDrより下血患者の検査を依頼され緊急大腸内視鏡をやっていると風邪のだるさをあまり感じなかった。大腸憩室からの出血と見当は付いたものの出血源憩室は見つけられず1時間以上も粘っていた。不思議とその時間はきつくなかったのだ。だがどうにか終わってカルテ記載したあとはもうぐったり。そのあと夕方までが長かった。

人間、緊張感のあるストレス時には疲れや倦怠を吹き飛ばす何かが働くネ。

うーん、今日は風邪で書く力がない・・。

2016年2月14日日曜日

映画「ヒッチコック」評

ああ、体調悪い。完璧に風邪を引いてしまった。倦怠感が続く。

そんな中で夜遅く、録りだめビデオの中から映画「ヒッチコック」(2012)を見た。いやー、この映画、個人的にはすごく楽しめた。というのも私はヒッチコックおたくでもあるからだ。その作品のうちイギリス時代のサイレント映画の一部以外(だいたい40作品ほど)は全て鑑賞済みで彼にまつわる本などたいてい読んでいる。TBSの「世界ふしぎ発見!」で私が全4問をパーフェクト正解したことがあるのはヒッチコック特集のときが唯一でそれくらいヒッチコックがらみネタには自信がある。この映画はヒッチコック監督の1960年の「サイコ」の制作過程と通してサスペンスの巨匠の表と裏をあらわにする趣向だった。彼とその妻アルマ、脚本家、映倫、俳優女優が皆いい味出して演じている。主役のヒッチは「羊たちの沈黙」のアンソニー・ホプキンスで、これはいろんな意味ではまり役だ。知っている人はいると思うが、「サイコ」も「羊たち」も実際にアメリカであった猟奇的な「エド・ゲイン事件」をモチーフにしている。この映画の冒頭でエド・ゲインが最初の殺人を犯すシーンが出て、その場でヒッチコック劇場よろしくヒッチ役のアンソニー・ホプキンスが「警察が彼(エド)の殺人に気付かずその後の大量殺人を犯さなかったら私も『この映画(サイコ)』を作らなかった」とつぶやく。

前年の「北北西に進路をとれ」をヒットさせてはいるがまだまだ制作意欲衰えないヒッチは「サイコ」に目を付けるもその猟奇性に映画会社も映倫も難色を示す。しかし自力で資金を調達してでもと脚本家で独身時代からの映画パートナーでもある妻アルマ(ヘレン・ミレン)と協力して制作に臨む。このあたりのいきさつは知っていたがブロンド女優を好む性癖、食べ物飲み物大好き、ヒットは飛ばしても評論家からは良い風に言われないことの葛藤などうまく散りばめられいちいち私はうなずいていた。また、サイコに出演する実在の役者をそれぞれが上手く演じていて感心した。アンソニー・パーキンス役(ジェームズ・ダーシー)のひょろっとして好青年だがゲイ疑惑を気にし不安げな表情と仕草のそっくりなこと!シャワー室で殺されるジャネット・リー役(スカーレット・ヨンハンソン)も似ていたなあ。実は「サイコ」の冒頭10分間を事前に見直していたのだが彼女の特徴をよく捉えていた。その妹役のヴェラ・マイルズ(ジェシカ・ビール)がヒッチに嫌われた理由もちゃんと出ていた(映画「めまい」の主役だったのに妊娠しクランクイン直前に降板してしまったため)。

映倫の担当者が「トイレをまともに映し出すなんて今までアメリカ映画にはなかったことだ」といちゃもんを付ける。それと冒頭の安ホテルでリーがブラジャー姿を見せベッドシーンを演じる、これもやや問題だった。いや、私も「サイコ」を見たときに少し驚いたのはここのシーンで、それまでヒッチ映画でここまでの露出シーンはなかったからだ。現代から見ればおっぱいモロ見えでもないし大したものではないがやけにそそられる。それとトイレの指摘は全く気付かなかった。証拠隠滅を図るシーンがトイレなので映像で見せても当然でも当時は観客に驚かれたようだ。

この映画はいきなり見てもあまり面白くないかもしれない。少なくとも「サイコ」を見てからがいい。何といっても原題が「アルフレッド・ヒッチコック&ザ・メイキング・オブ・サイコ」だから。ただ、この映画はサクセスストーリーでもあるので細かなことに気を遣わず楽しめると思う。「北北西」はそれまでの最大のヒットとなったが全米各地をロケしたり主演俳優(ケーリー・グラント)のギャラもあり制作費が高く付いた。パラマウントは制作費を落として次を作ってくれと頼む。しかし「サイコ」の残忍性、異常性に難色を示し結局降りてしまう。ヒッチは仕方なく自力制作で俳優も中堅クラス、再作日数も短め、白黒作品と安く仕上げるも、窮地の中から斬新な映画を作り、収入の60%を得る契約を取っていたこともあり、結果「北北西」の2.5倍の興行収入を得、妻のアルマともども億万長者になったのだった(映画ではプールも屋敷も売らずに済んだと説明)。

「サイコ」は今ではヒッチコックの代表作と言われ、私も一番面白いと思うが、実は一連のヒッチ作品とは味わい、内容、テーマともどもあまり共通性がない。どちらかと言えば「異色作」なのだ。(これってビートルズの「サージェント・ペパーズ・ロンリーハーツ・クラブバンド」のパターンと似ている。最高傑作ともいわれるが最もビートルズらしくない作品の集まりで私の言っている意味はファンにはきっと分かってもらえるはず)逆に「北北西」はまさにヒッチコック作品の集大成とでもいうべき彼らしさ満載(スパイ、犯人取り違え、逃走、ユーモア、サスペンス)の映画である。私はこの映画の後になぜサイコのようなタイプの違う作品が生まれたのかよく分かっていなかった。ヒッチの飽くなき映画制作への欲求、アルマの協力、逆境などがあってのことだった。そして、「サイコ」はその後の映画に多大な影響を与え、80年代以降のホラーショッキング・ムービー、サイコサスペンス物などはこの映画なくしては語れない。「羊たちの沈黙」で主演男優賞を取ったアンソニー・ホプキンス(パーキンスじゃないよ)がヒッチを演じたのも当然の帰結だった。

2016年2月13日土曜日

非竹梅屋ラーメンは春夏冬中

朝は大雨で病院に着いてもすぐには降りたくないほどだった。昨夜のボウリングから帰ってきて鼻水が出ていたのであまり濡れたくなく車中で待って瞬間雨脚が弱くなったところで駆け込んだ。

外来には光鳥Nsが付き順調に進んで時間通りに終わった。それで私が一度も行ったことのない「亀丸うどん」で昼を食べたいと外来ナースを誘うと光鳥NsはOK、そのつもりで出かけようとしたら、服裂き魔Nsが病院近くの「非竹梅屋ラーメン」はどうかと提案してきて結局そっちになった。駐車場がせまいとのことで彼女らをマイプリウスに乗せて行った。つい先日、ムッちゃんNsとシホねえNsを乗せたばかりで全くの新車自慢だわ。

非竹梅屋ラーメンは実は病院から歩いて行けるほどですぐに着いた。「商い中」との看板を光鳥Nsは読めない。彼女は漢字がかなり苦手で「こんなの読めませんよね」と私らに同意を求めたが「あほ、読めない方がおかしいわ。他の店ではありきたりじゃ面白くないんで「春夏冬(秋ない=商い)中」って書くところもあるんだぜ」と私が言い、服裂き魔Nsも同意した。小学生のころ、彼女は父親の仕事でタイに住んでいたことがあってタイ人の使用人とはタイ語で会話し日本人学校で漢字を習っていたそうでそのあたりが影響しているんだろうか。

それはともかくこの店は鹿児島ラーメンと博多ラーメンの2種あり、さてどっちにしようかと思っていたら「今日は博多ラーメンの麺しかありません」だって。初めてなんで何でもいりのを私は頼んだ。ワンタン入りで麺は確かに博多屋台風。服裂き魔Nsはご飯にチャーハンがないのがご不満だったようだけどまずまず美味しかった。このあと彼女らを駐車場まで送っていったが、服裂き魔Nsの車のナンバーは彼女の名前をもじったもので「なーるほど」で、光鳥Nsのは新車にしたばかりでVWの赤色のup!だった。「いつ買ったの?」と尋ねると何と私のプリウスと同じ1月23日で「次の日の予定が雪が降るというんで1日前になったんです」という。いやー、私も23か24で雪のこともあり前日に納車できてほっとしたんだった。

そんなこんなで帰宅したのだが、どうにもだるくて起きていられない。前日深夜からの風邪が悪化してきているみたい。そのまま布団で寝込み汗をびっしょりかいた。博多ラーメンがあたった?そんなことはあるまいて。ああ、それにしてもどこにでもあると聞く「亀丸うどん」はなかなか食べに行くことができないな。また今度や。今は風邪が早く治ることを祈ろう。

2016年2月12日金曜日

XXXXXXXXXXX⑧=298(302)

前回は病院の新年会で休んだ串木野トリオボウリングに出た。2月になってレンコンが変わりスコアが出やすくなったらしい。実際、サキシゲさんも先月とはうってちがいストライク連発し海広しDrも絶好調で223を出した。私も練習不足の割りにはストライクが出て206。いいにはいいのだが非常に残念だったのが、1ゲーム目の私のラスト投球。それはチーム初のパーフェクトの瞬間だったのだ。海広しDrがデジカメ動画を構え、「・・ついにチーム初のパーフェクトが・・行け、行け・・行けっ・・行けっ!」と四度も行け行けコールをつぶやいた。にも関わらず、薄めに入った私のボールは力なくピンを弾き、ゲゲゲの7−10スプリット。よりによってこんな結末とは。「うわわぁ」と落胆する海広しDrの声が出ると同時に私はアプローチ上に跪いていた。

スコア298でハンディ4ピンがあるので302という夢の300オーバーになったけれどうれしくなかったわっ。「まだあと今日は2回チャンスがあります」と前向きなキャプテンの言葉もむなしく残り2ゲームもパーフェクトは達成ならなかった。ただ勝利ポイントは全勝で今シリーズは上位に行けそうである。それにしても・・いったいいつになったらチームパーフェクト出来るんじゃい!

2016年2月11日木曜日

たまにはいいお肉を

祝日の午後はチッチと久しぶりにT-MAXでボウリングをした。レンコンが今一だったな。若者ハウスボウラーが多くて中央付近のオイルがもげている。アウトサイドに残るオイルを上手く使わないとすぐに裏に行ってしまう。チッチは当然苦戦し私もとうとう200アップは出来なかった。

終わってカールと合流しボウリング場近くの肉料理の店「エーファーズ」に入った。「お肉が食べたい」というチッチのリクエストに応えて私が奮発した。店をセレクトするにあたってブックリバーDrに尋ね、その店を教え、事前にネットでどのコースにするかカールやチッチに決めてもらっていた。それが、一番お高いコースよ。うん・・そこは任せて・・。A5クラスっていうの?ま、一番いい肉らしい。結果、カールもチッチも満足してくれたからよかった。ふーっ。(値段は書けない・・)

満腹になって帰宅し、ゆったり、うつらうつらしていたら、ふいにサブアラドDrから電話が来た。「ラス前、持ち点3000点くらいから大三元ツモりやした。結果も逆転トップ、ふふふ・・」うーむ、相変わらずやっているねえ。天鳳の役満記録サイトにアクセスしてみるとかなりラッキーもあっての逆転だった。そう、麻雀にはそんな現実では滅多にないシーンがしょっちゅう起きる。紆余曲折、波瀾万丈、天変地異が簡単に経験できるのだ。サブアラドDrは今夜はそれがいい結果に終わっていい気持ちで眠られることだろう。

2016年2月10日水曜日

電波停止だって?

最近のニュースで地味だが気になるのが、「高市早苗総務相が、政治的に公平でない放送を繰り返す放送局に電波の停止を命じる可能性に言及した」というのがある。これは見過ごせない。確かに放送法では放送局に「政治的に公平であること」と定めているそうだ。電波停止も諸条件がそろえば限定的に可能ということである。これまで実際に放送停止に至ったケースはないとのことだが、昨年NHKの「クローズアップ現代」の演出に厳重注意といういちゃもんを付けたのが高市総務相だ。どうも権力側が放送局をコントロールしたいということのようだ。それはい・け・な・い。

いったい誰が何をもって「公平」だとか「正義」だとか決めるんだ。帝国陸軍や海軍が「正義」のために戦争を開始したのを、新聞社、放送局は制御出来ず、軍や政府の御用機関に成り下がり、国民を戦争へと駆り立てさえしたんだ。マスコミをコントロールすることが如何に重要か、特に独裁国家にとっては生命線の一つでナチスドイツや今の北朝鮮を見れば分かる。国のやることに反対意見をどんどん述べてやれば国民はどっちがいいのかとりあえず自分で考えることが出来、ある意味各マスコミが「公平でない」意見を言い合うのが健全なんだ。

高市総務相はまだ停止指令を出したわけではない。しかし、その言及するという行為が各放送局を萎縮させ特に政府を批判するような放送をしなくなりがちになったら・・権力を持っている側はとかく「公平と正義」の名の下に職権乱用、暴走すらしがちなんだ。マスコミの最大の使命の一つは権力の監視にあることは自明のことで、例え「言及」しただけでも放送倫理、ひいては民主主義の根幹を揺るがしかねないことだ。とにかく放送、表現の自由をやすやすと脅かしてはいけない。国にそこを突(つつ)かれるのさえ許してはいけない。

私はいつも思う。今でいえば「安倍総理の馬鹿野郎」と自国のトップを堂々と非難することが出来、逮捕なんてされもしない国は何て素晴らしいんだと。北朝鮮国民が「金正恩はデブ」と言っただけでどうなるか比較すればよーく分かるよな。

2016年2月9日火曜日

「エエもん食うて、エエ女とつき合うて」

今夜はまた当直で今月は前半に集中している。いい加減きついがこれを乗り越えたら少しは楽になる。明日の夜は麻雀も約束もある。今夜は何もなくゆっくりできたらいいのだがのう・・。

そういえばネットではまだ清原のネタがあちこちと提供されている。今夜見かけたのはフライデーの記事で「本誌だけが撮っていた!これが清原の「シャブベンツ」」というやつで「清原が、北関東へ覚醒剤の『買い出し』に使用されたと思われるのが、昨年テレビ出演が増えて買った推定価格は3700万円の改造ベンツ、モーゼルM65RS」と写真付きで紹介していた。↓

そしてその記事で清原の言い分を載せていた。
「オレはビシッとエエ服着て、エエもん食うて、エエ女とつき合うて、エエ車に乗りたい思てこのプロ野球の世界に入った。それに比べていまの選手は情けないわ。ぜんぜん欲があらへん!」
2月2日に覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕される直前まで本誌にこう豪語していたとあるが、私はこのセリフにある意味驚愕としたというか、なるほどナーと思ったのだった。いや、まあ普通に聞く分には分からんでもない。男としての素直な欲求に従いプロを目指したんだなとも取れる。でもこのセリフ、映画「仁義なき戦い・広島死闘篇」に出てきたのとそっくりじゃないか。千葉真一が演じた狂犬ヤクザ大友勝利が言い放つ有名かつ強烈なやつ↓だ。
「・・のう、おやじさん、神農(てきや)じゃろうと博奕打ちじゃろうとよ、わしらうまいもん喰ってよ、マブいスケ抱くために生まれてきとるんじゃないの」

清原がこの映画のセリフを知っていたのかは分からない。しかし彼の背負っているもの、性根のようなものに、ヤクザと共通するものがあるのは二つのセリフの共通性をみてもよく分かる。ヤクザ風のファッションをしたり入れ墨に憧れたり、そうしたものを好んで受け入れる性質だから容易に薬物も受け入れたってわけだ。いや、私は以前ラジオ野球中継での彼の解説が意外なほど分かりやすくソフトな語り口で意外と頭いいんじゃないかと思ったことがある。原辰徳よりはずっと上手かった。運動神経も体格もきっと頭も恵まれたものを持っていても、人は背負っているものがおかしかったら哀れな末路を迎える。悲しいものだ。

2016年2月8日月曜日

「料理の鉄人」ヤラセ無し

朝礼スピーチの前、前席で待機していると、鶴店先生が「こてる先生、今日はストライクですか、スペアですか」と聞いてきた。ハハ、私のスピーチの最後がボウリングネタと知ってのことだ。これには笑って答えず。挨拶の後、すぐに「実は間違っている医療用語」と1枚目のスライドが出て演出で「part2」と出した・・はずだったが、なんと「patr2」とスペルミスしているのをシマッチ院長にすぐに「あれパート違うじゃん」とつぶやかれた。何度も何度も見ていたはずなのにこんなミスをするとは。信じられない思いだったが、「え・・そうです。だから間違っている用語ってことです」と上手くごまかせた。(^^;

内容は先月の焼き直しなので新味はないものの、言いたいことも言えそこそこ受けたしスプリットメイクも見せられたしで最近はスピーチも楽しめるようになってきた。よし、来月は「間違っているpart3」ってかっ?!

この前、TBSの「クイズダービー」がヤラセ無しだったというのを話題にした。それは私の思っていたことと違っていたのだが、今度はフジTVの「料理の鉄人」も全くのヤラセ無しだったというのを週刊現代で知った。(人間ドックの少し古くなった週刊誌は捨てられる運命にあり、今日たまたまもらってきた昨年の12月12日号にその特集があったのだ)証言者は道場六三郎に坂井宏行に陳建一という一番有名な三鉄人たち。一番のトップシークレットは食材が何になるかで番組が始まるまでは絶対に教えてもらえなかったという。しかしそれでは作る側は非常に困り、しばらくすると挑戦者がいなくなるという事態に陥り、番組側が5つの食材を事前に挙げそのうちの1つが出るというスタイルになったそうだ。しかも1時間厳守で編集は一切ない。撮り直しは出来ず超集中しないと相手に負けてしまう、とにかくガチンコ勝負だったということを強調していた。それと助手2人は番組が用意した料理アカデミーの人たちで自分の店の若い衆は使えなかった。なるほど、そこまでヤラセ無しに徹したからこそ面白かったのだろう。

勝率は道場が85.0%、坂井が80.4%、陳が72.3%。確かにそれくらいの勝率だった印象だ。対戦数は道場40戦、坂井87戦、陳94戦と後者2人が出場回数が道場の倍以上ある。陳については最初から最後まで出演したの彼だけということもあるし番組後期は挑戦者が少しでも勝てそうな相手として陳らを選択することが多かったからだろう。
最終回はその陳と坂井の鉄人同士唯一の対戦だった。結果は1点差で陳の勝ち。二人とも技量を出し切り抱き合い泣いたのだった。坂井は「今日で5年半の戦いから解放されると思ったら、自然に涙が流れてきたんだよ。料理人をやっていて、あれだけの感動を味わったことは、後にも先にない」と言い切っている。今日、TVCMを見ていたら坂井がネスカフェの珈琲サーバーの宣伝に出ていた。いまだに鉄人のイメージは効いている。この記事を読んでなるほどなと思った。今何かと落ち目を言われているがフジTVが一番輝いていたころだ。番組作りはバラエティーでもお笑いでも裏方には真剣さがビシッとないといかんちゅうこっちゃ。

2016年2月7日日曜日

北朝鮮の末路を見たい

(うー、久しぶりに風邪を引いたようだ。身体がだるいし鼻も出る・・)

北朝鮮が朝9時半ごろ弾道ミサイルを発射したそうだ。NHKはじめ各放送局が一斉に特番で報道していた。沖縄近海を飛んで行き南方に落下したそうだ。まあ、「ならず者国家」のしそうなことで各国がみんな批判をしてもおまえたちのほうが悪いと言い返すに決まっている。日本の制裁に対し拉致問題再調査を中止するだって?はっ、もともとまともに調査する気のないくせによー。全くもってこのような独裁国家がいつまで続くのだろう。軍事力だけ突出しても絶対に長続きしないことは歴史が証明しているはずだが現代においてなぜに存続できているのかそこがよく分からない。他の共産主義国家と違って世襲できたのは朝鮮王朝の遺伝子が朝鮮の人たちに残っていたのもあったと思うが、ソ連、東ドイツが破綻して25年は経つのによく持っている。韓国、中国ともに北朝鮮の急な破綻は自国に悪影響が出るから望んでおらずそれが返って緩衝国家として北の増長と存続が続く遠因なのだろうか。私にはよく分からない。ただ、私が生きている間に北朝鮮がどんな結末(滅びることは絶対に間違いない)を迎えるのか、それだけは是非見てみたい。

チッチが「ゲンちゃんが最近ネコ臭くなっている」というのでそんなに臭くもないのだけど久しぶりにシャンプーをしてあげた。首輪を外して先に私がシャワーを浴びている時、なんか危険を察知したかのように落ち着きがなかったそうで、チッチが風呂場に連れて来た時にはもう必死で逃げようとドアにしがみついていた。あはー、だめだめと、シャワーをかましてシャンプーできれいきれいにして上げた。ドライヤーで乾燥させるのも私の仕事でそこでも嫌がってネー。でも後でみんながくんくんするとさわやかな香りがしてやっぱりたまにはシャンプーも必要だったね、ゲンちゃん。飼い始めて5年と半年近く、すっかり家族の一員となったゲンちゃんであった。

2016年2月6日土曜日

ランニングドクター対ボウリングドクター

午前は土曜勤務で午後は居残り当直だった。幸いさほど忙しくなく月曜の朝礼のスライド作りもまずまず進んでいった。前にも書いたがまずは始めることが大事で一旦開始するとあとはどうにか最後まで行く。そのまま一気に終わりたかったが、夕方約束のDr面談があったので中止せざるを得なかった。常勤を考えている県外の内科Drで病院見学と仕事内容を検討したく仲介業者とやって来た。ぜひ来て欲しいが、他の病院も検討しているかもしれないし果たしてどうなるか。

サブアラド七段から電話あり、今天鳳が絶好調でポイントが2400を越え「八段復帰も間近いぞ」とのことだ。ううむ、私は現在ネット麻雀をほとんどやっていないが彼は相変わらずだ。もともと番数をこなすタイプで私はじっくりこなす方。このまま先に八段に行かれるのはチト悔しいが麻雀への情熱が不足状態なんで仕方ないわ。

夜にはスライドは完成した。内容は2/1に書いたもので「易」の字の読みが医療用語ではほとんど「い」であることを実例を挙げて紹介する。そして恒例の最後のボウリングネタは私が4ー5ー7スプリットを取る動画を披露することにした。いつものボウリングの話題に持っていくこじつけは今回はシマッチ院長の話題を借りた。彼が昨日MBCニュースで鹿児島マラソンのランニングドクターとしてインタビューされていたのをまず出し、一方の私はボウリングドクターですっていう寸法だ。そうそう昨日はNHKの報道にやや疑問符を出したネタで書かなかったがシマッチ院長はMBCで3分くらいマラソンについて熱く語っていたんだ。そっちを忘れていたよ。以下にその時の画像と私のスプリットメイクを載せておこう。


2016年2月5日金曜日

騒ぎすぎ桜島

帰宅中の夜7時、NHKニュースが「桜島が爆発的噴火しました!」とのっけから延々20分以上も他のニュースそっちのけでさも大災害が起きているかのような報道をしていた。最初は私も車を止めて映像を見ていたが、昭和火口から火山雷を伴う鮮やかな赤い噴煙が出ていて確かにインパクトはあった。でもそれほど高く噴煙は上がっていないし現に振動や爆音はまったく感じなかった。画面を見ていてもこれのどこが問題なのかと疑問は湧くばかり。そうねえ、昨年秋以来桜島は噴火はなくおとなしかった。入山規制もランクが下がったりしていた。でもそんなときはまた大きな噴火が起きやすいと県民は知っている。何ヶ月かの休止などよくあることで今回はせいぜい半年くらいだった。しかも大噴火どころかどう見ても小噴火レベルだ。もっとすごいのは何度もあったしそれでも全国放送にはなっていなかった。

京大の火山学の専門家先生も「ほどほどに小さい噴火が起きたレベル」という感想だったのにアナウンサーは重大ではないかとしつこく尋ねていた。今回のNHKは大げさと多くの県民は感じたはずだ。そうか、6時56分ごろの噴火だったから詳細が分からず久しぶりでもしや大噴火とNHKが判断したのだろうか。そんなレベルと他県の人は分からないだろうから、またもや風評被害が出ないかそっちの方が心配になったぜ。後でネット民は「鹿児島の人、冷静過ぎ!」とつぶやく人が多かったとか。メディアリテラシ一という言葉がある。情報メディアを主体的に読み解いて必要な情報を引き出し、その真偽を見抜き、活用する能力のことで、ちょうど暗くなって映像的にも迫力ある噴火の様子がTVで出ているから「怖い」「すごい」と感じ、桜島は危ない、鹿児島は危ないとしか考えられないタイプの人にはこれが欠けている。特にTVは見た目の「絵」を重視するあまり本質的な情報が間違いあるいは歪められることが多々ある。

全国の皆さん、鹿児島県民は決して冷静すぎでもなくごく普通の対応だっただけで、騒ぎすぎはNHKだったのです。

2016年2月4日木曜日

社会保険協会ボウリング大会

社会保険協会「健康づくりボウリング大会」(国分スターレーン)に参加した。3人1チームで2ゲームでこれは姶良郡医師会ボウリング大会と同じフォーマットだ。今回はMRらも参加OKで3チーム参加した。全体のチーム名は「SKB48」で、それぞれチームS、チームK、チームBと名付け、これはAKB48にちなんでいてSKBは当然青雲会病院の略である。
確か3年前、今回と同じ私、難ガター、サンシさんのメンバーで優勝した。しかし3位、下位とここ2年は低迷し昨年なんかスリウェル、タシケント君らにも負け、「下克上ですね」と言われたんだった。今回はチームKにヤマヒロDrを迎え、「今年もやりますか下克上」とスリウェル君は虎視眈々と上位を狙っていた。チームBにはタナカッツ、ヤナガキMRに青雲会病院から有信看護師が参加した。最初はネークチダ君だったのに彼はこの前の雪の日追突事故に遭い交代となったのだった。

練習ボールをするとT-MAXより早いコンディションで特にタシケント君なんかやりにくそうだった。実戦でも彼は最後まで投球ラインをつかめず今年は惨敗だった。私は経験豊富だからアウトサイドのラインを見つけ1ゲーム目205と十分な出だしで、難ガターさんもボールがよく曲がり(私よりも曲がっていた!)後半ストライク連発201でサンシさんも180で「これでノルマ(180)はOKですね」と順調な出だしだった。チームKはスリウェル君がかろうじて178で他は今一と前途多難、チームBはタナカッツ君が頑張り164、エナガキさんは145、有信君が110と大ブレーキだった。実は有信君は昨夜私と同じ当直で今朝自宅に帰る前に国分スターレーンでこっそり練習したらしいが、4ゲーム投げ尻上がりに調子が出てきて最後は200アップもしていたんだそうだ。しかし本番ではこの体たらく。そうか、ピーク過ぎれば後は下るだけだったんだね。

2ゲーム目、私は10ピン地獄にハマった。同じように投げていてもほとんどストライクは出ず10ピンが残ること5回、スプリットが2回で146と散々な出来。ボールの食い込みがよかった難ガターさんは189、サンシさんが185でチーム2ゲームトータル1106ピンで優勝は出来そうとの感触だった。結果、予想通り優勝出来たのだが2位とはたったの2ピン差の薄氷の勝利だった。チームKはアベ155くらいのトータル931ピンで4位。ヤマヒロDrは試合は初経験で155、151とまずまずの成績だった。そしてなんと下位に沈むかもと内輪では思われていたチームBが930ピン、たったの1ピン差で5位チームと同ピンの6位に食い込んでいた。2ゲーム目、タナカッツ、ヤナガキ両MRが178、189と大活躍したのが大きかった。いやいや、チーム戦は全く油断ならないね。

優勝賞品は何とシガーソケット電源利用のカークリーナーだった。うほっ、新車買ったって知っていたん?タシケント君らは今治タオルでこれも喜んでいた。打ち上げは恒例の国分アシビーで。当直明けで疲れてはいたがボウリングの試合特に団体戦は楽しい。3月はダブルスの防火ボウリング大会もある。また頑張ろっ!(↓野郎9人と色気は全くないが楽しいボウリングでっせ)


2016年2月3日水曜日

清原逮捕!

今日記を書いているのはこの日から1週間後の2月10日。この日、ニュースで「清原、逮捕!」の一報が出てからというもの、彼の覚醒剤報道は一向に止む気配がない。それだけ衝撃が大きかったということだ。その分野を代表し誰もが知っている人物が実は覚醒剤常用者で現行犯逮捕されたとあらば当然の成り行きだ。数年前から覚醒剤疑惑で紙面やネットをにぎわせ、TV局が彼を起用しないところから疑惑はおそらく本当なんだろうとは思ってたが、一方、本人が「やっていません。あれは糖尿病の治療のせいです」と言えば、かつての甲子園のヒーローにして球界のスターを信じたいというファン心理もあった。だから逮捕の一方はやっぱりと残念の両方の気持ちが交錯した。

報道を聞くに清原はASKAや田代まさし同様に覚醒剤の病気=患者であったようだ。こうなると一人で抜け出すことは難しく、留置所に入っても「クスリなんてやらなければよかった」ではなく「今度は見つからないでやってやろう」と思うものなのだ(田代まさしの談による)。すでに10年以上も続け、その間「何度も止めようとした」なんて形跡はなく離婚や放送局出入り禁止となっても止めようとはしなかった。これまでの薬物使用芸能人、スポーツ選手のケースで出来心に近く1回のみでそれ以降使用経験がなければ復帰出来ている。だがー。おそらく清原はだめだろう、悲しいけれど。

最近見ていてためになる番組、TV朝日の「しくじり先生」でキャラを演じる芸能人(この日は弾けないのにギタリストをやっていた木根尚登)で自分にない要素のキャラって演じ続けられないというのがあった。例えばオードリーの春日俊彰は当初パンクロック風に仕立て上げられ髪を染めて顔はおどろおどろしい悪魔風だった。しかし「自分の中にパンクはない」とすぐに止めてしまったそうだ。現在のピンクのベストと整髪料で撫でつけた七三分けというテクノカットのヘアスタイルや登場時と退場時には胸を張りながらゆっくりと歩くというのは彼の中にそういう部分があるからである。清原には番長というアダ名があるようにいきがって虚勢を張るヤクザや入れ墨のうような類いに憧れる素因があるのは間違いない。そうするとヤクをやるというのもその手の素性の人間には似つかわしいわけで彼にとっては入りやすかったのだろう。これが桑田だったら「これやったら疲れが吹っ飛ぶよ」とクスリを渡されても拒否したことだろう。

それについ最近の「しくじり先生」ではギャンブル依存症の貴闘力が出ていた。そのギャンブルをやりたい病がまさに病気で、有り金すべてつぎ込んでも、妻(大鵬親方の娘)子に見放されても、従業員の給料にまで手を出してもやりたい、やってしまう有り様だった。脳の回路がそう出来上がっている状態でこれはギャンブルを覚醒剤に置き換えてもまったく一緒だ。ただ貴闘力の場合は肉体までボロボロになる病気でない点が救いだ。清原と巨人時代の同僚でヤクをやっていて2006年に逮捕された野村貴仁47才がインタビューに応じていたがその変わり果てた姿には驚いた。これを見たネット民は「ある意味清原よりショック!」と語ったのも肯ける。現役時代とは似ても似つかぬ浮浪者のような姿。これ「ヤクをやれば末路はこうなる」と、うぶな子どもや若者を教育する資料になるわ!

2016年2月2日火曜日

3.0テスラはどこにするのですら

新しい3.0T(テスラ)のMRIを導入することが決まってどの製品にするか各社にプレゼンテーションしてもらうことになった。夕方17時から4社がそれぞれプレゼンした。もう1社あったが間に合わず来週するらしい。いやー、新しいMRIはどれも画像がきれいでしかも早く撮影できる。それぞれ自分らのいい点を強調し聞いていればどれがいいのかどれも良さそうに思えてくる。結局トータルでどれだけ安くできるのか、コストパフォーマンスがいいのかぐらいしか決め手がなさそう。もっとも一番使用頻度が高く大事な科は脳外科だろうし他整形外科、外科などで、意外に内科はMRIが必須という疾患が少ないから意見は強くは言えない。いずれの製品も1億以上するので気楽には決められないが果たしてどこの製品になるのか。何か他社より強くアピール出来る点があればいいがコンペに出ている会社員らは気が気でないだろうな。高見の見物的なこてる先生ではあった。

(ああ、このあとも日記書き続けようとしたが、ただ今当直中、眠くて・・)

2016年2月1日月曜日

スピーチネタを探す

ああ、1週間後に迫った朝礼スピーチはどんな内容にしよう・・前回と違ってなかなかいいネタが浮かばない。4週に1回なんてあっという間だ。あれこれ考えては頭(かぶり)を振って元に戻る。そんな状況で外来のタッピーNsが私に言ったことがヒントになった。彼女は「うっ血性心不全の急性増悪なんですか」と言いたかったようだが「急性増悪(ぞうあく)」を「急性ぞうお」と言ったのだ。「なにー、『ぞうお』じゃなくって『ぞうあく』だろ」と増悪を憎悪(ぞうお)と勘違いしていると彼女に指摘してやった。

そうだ、先月間違いやすい医療用語をネタにしたが今度はそのパート2をやればいい。安直だがこれくらいは許されるだろう。

同じく病棟のカッキーNsが「易消化コントロール食」の「易消化」を「いしょうか」だと思っていたのに栄養科の人に電話で「えきしょうか」ですねと言われ、「どっちが正しいかわからなくなりました」というのを聞き、よし、やっぱりパート2だとはっきりと決めた。ちなみに「易消化」は「いしょうか」が正しい。

カッキーNsに「他に読み間違いやすい医療用語はない?」と尋ねると、人工呼吸器の勉強もしていた彼女は「粘稠痰」を上げた。「ああ、『ねんちゅうたん』ね」と私は知っていたがこれを「ねんちょうたん」と読む人が多い。でもよく見れば字が違うんだ。「稠」は「調」と違う。ううむ、ただこれはさほど使わないし字自体が普段使わないんで披露するのは気が引ける。

ま、いいだろう。スピーチテーマが決まればあとはどうにかなる。ただこれが今後もだいたい月1やって来るのかと思うナー。うん?来月はパート3にするかぁ・・。