2014年11月30日日曜日

早めの年頭所感

この日は朝から当直だった。2週間たった今(12/14)、また日曜当直だがこの日は忙しかったかヒマだったかあんまし覚えていない。でもきっと今日よりは忙しくなかったはず。12月14日は寒さも増して来たせいか夜の9時ですでに6台の救急車を受けたがこの日はそこまで診た記憶がない。サブアラドDrのネット麻雀を観戦したりTVを見たりして過ごした。こんな時に遅れている日記を書き進めればいいものをこのところ安定して2週間遅れだ。その日あったことを同日に書くのは大変きつくいろいろ反芻してから書く方が上手くまとめられる。できれば1週間遅れくらいがちょうどいいかも。そうだ来年の目標はこてる日記を1週間早める、これにしよう。手帳が明日から新しいものになるし1ヶ月早い年頭所感だわ。

2014年11月29日土曜日

コンピロ君送別

午前は休みだったが青雲会病院へ行き少し仕事をしてテルを見舞った。のどの痛み以外はほとんど問題なくMacBookProでネットばかりしていた。天鳳もやっていてヒマにまかせて鬼打ちだ。で、一半荘、私が後ろで指導麻雀した。相手リーチがかかったときには基本オリるのだが確実な安全牌がないときは端の対子を落としつつ聴牌に近づける、そして高い手を聴牌したなら勝負させた。結果は見事に満貫でベテランの面目躍如だ。まだまだ級位レベルだがハマれば強くなろう。だがしかし度が過ぎるのは考えもので学業がおろそかになるのだけはよしてほしい。まあ、テルのキャラならどっぷり浸かってしまうことはなさそうだが・・。

昼は加治木の寿司店「鯛おどり」に久々行った。10年以上も前から繁盛しているねここは。実際、回転寿司にしては十分なおいしさでまた来てみたいという気になる。自宅近くの「寿司まだか」よりはネタも上等なようだ。

夕方は中央駅近く甲突川端の和食店「うこしよ」で串木野トリオリーグ仲間のコンピロ君の送別会があった。コンピロ君は海広しDrのクリニック隣の薬局勤務だったのが来月福岡に転勤になるという。ちょくちょく鹿児島での仕事もあるそうだがボウリングのリーグ戦参加はきびしいだろう。12月の2週目の金曜日が彼の最終戦になる。トリオ戦でのレギュラーメンバーが一人欠けるのは痛い。彼の球質はビッグフックでストライクもよく出てハイフレーム方式には有利なタイプだった。今夜はアンカーさん、将軍君も来てくれ彼らが都合つけてくれればOKだがメンバー集めに四苦八苦しそうだ。

まそれはいいとして、お酒の席でにぎやかな将軍君が場を盛り上げてくれた。将軍君は今夜も別の場所で飲み会があるんだとか。彼は鹿児島に来た頃は焼酎はほとんど飲んでいなかったのに今はすっかり焼酎党になった。私らが学生のころよりぐっと飲みやすくもなったしそれも分かる気がする。聞けば彼は薬の宣伝、情報提供だけでなくDrの老眼鏡の見立てもしているいう。どういうこと?実は彼は転職組で以前は眼鏡屋に務めていた。だからDrの眼鏡相談はお手の物で面倒見がいいからそこから本業も食い込んで業績を上げているようだ。ううむ、人生経験ってやってて損なことはないな。その彼もやがて鹿児島勤務も10年近くなるからいずれ転勤になりそう。その時はまた送別会か、きっとにぎやかだろうがさみしくなるわなー。

2014年11月28日金曜日

呪いのデジカメ

朝、テルの部屋に行くときつそうな表情で寝ていた。のどの痛みはまだあり微熱もあった。どこがきつい?と尋ねると「腹減った」だって。一応今日からお粥を摂ってもいいことになっているが扁摘後は咽頭痛で食べられない人も多い。某Drなど術後3、4kg減ったそうでテルもそうなるかも。

カールは昨日までの疲れが取れていなくて今日はお見舞いに来られなかった。その代わりではないけれどテルの中学同級生だった「ありさ」さんが見舞いに来てくれていた。彼女は2年半前に私が携帯を切り替えた時の店員さんでもある。あの時「テル君のお父さんですか」と聞かれたエピソードは日記ネタにもなった。病棟の看護師らが「彼女?」と興味を持っていたがそうではない。テルの中3の時のクラス仲間は非常に仲がよく今でも帰郷すれば頻繁に連絡取り合っているのだ。

夜は恒例の串木野でのボウリングトリオリーグだった。ここでのマスターマインドインテレクトの初披露だ。でさっそく初球がストライク!うんうん調子いい。そしてそこから4フレまで連続ストライクだった。すごいぞ。ストライクは次で途切れたが200アップもし上々の滑り出しだった。前作と動き、ピンアクションともに似ていて購入して正解だった。ただこのあとがどうも上手くいかなかった。ボールのフックポイントの手前で曲がってしまい曲がり過ぎを上手く克服出来なかった。これはボールより腕前のせいか。

それとである。私はデジカメ持ってここぞというときに動画撮影をするのだが、今夜はそれまで絶好調だった人が私が動画撮影をするとストライクが途切れたり嫌なピン残りをするのだ。1ゲーム目、隣のレーンで7連続ストライクを出して盛り上がっているおじさんボウラーがいた。私がデジカメ構えたとたんストライクは途切れしかも3、6、10の嫌なピン残り。私も7、10出したり、コンピロ君に至ってはガターとどうもこのデジカメ、呪いがかかっている?しかしそんなこともあるまいと3ゲーム目初っぱなの海広しDrの投球を撮影した。彼は2ゲーム目後半からストライク連発してそんな呪いなど吹き飛ばしてくれようと。だが結果は6、8、10のスプリット。振り返った海広しDr、私のデジタルに気付き「ああ!」と。スイマセン。次はちゃんとストライクを取っていたからまさに呪いのデジカメだ。で、同じレーンの相手チームで1フレから4連続ストライクのクラッツさんの5フレ目を気付かれないようにこそっと撮ってみた。恐ろしい。何とまたもや3、6、10の3本残りだった。私のPowerShot S110はそれまで絶好調の人までミス投球させる恐怖の呪いのデジカメだったのだ。

2014年11月27日木曜日

テル手術

テルの手術は午後1時半に搬入と聞いていた。手術に立ち会うつもりが下血患者がはいり緊急内視鏡があってやきもきした。どうにか間に合い408号室からいっしょに手術室へ付き添った。すでに軽い麻酔がかけられテルはぼーっとしていた。ここからデジカメで写真撮りまくりだった。信号Drが麻酔をかけトシマロDrがメスを握る様子をパチパチ、扁桃部を鉗子でつかんだ時は動画にして保存した。扁桃って表面より奥の方が大きい。摘出された右側のを見てみると径2.5cmほどありまさに小さなクルミみたいだった。左も取ってそれからが少し時間がかかった。というのも後出血を防ぐため糸でしっかり止血処置をしなくてはいけないからだ。そこを丁寧に縫合していく。実質1時間ちょっとで手術手技は終わり外来に呼ばれた私は手術室を後にした。部屋を出る時、カールに「もう(手術は)終わったからすぐに出てくるはず」と言い残したが後で聞くと40分以上かかったらしい。その辺が手術に慣れていない内科医の言いぐさだったな。

帰室したテルはしばらく寝ていたががばっと起きて「トイレ」と言い部屋の中にあるトイレにしばらくこもったらしい。喉の痛みは座薬でコントロールされ夕方私が様子を見に行った時はすやすやと寝ていた。自力で起きたのはそのトイレの時だけだったのだとか。手術のストレスや疲れでぐったりやな。疲労していたのは本人だけではない。私もカールも家ではほとんど何も出来ないまま寝入ったのだった。ふぅー、無事に終わってよかったぁ・・。

2014年11月26日水曜日

テル入院

朝早く帰鹿したテルを迎えに行った。その間カールは朝食を作り4人そろって食べた。テルは明日扁桃摘出術を受けるから術後は食事摂取もままならない、せめて家族いっしょに食べる機会が必要というカールの意見にもっともと思ったのだった。

医局レクチャーは前日までに作ってあっただけにこれまでになく落ち着いてプレゼンすることができた。一通り終わり質問に答え、ほんの少し間が空いたのでこんな時にと密かに準備していた次のスライドをクリックした。そこには先週おろしたてニューボールを投げる私の姿が・・。有無を言わさずクリックを続けると、アプローチを進み投球する私の動画が始まりリリースされたボールは右奥に進みぐぐっと曲がって見事ストライク!自慢のショットを見せただけの単なるお遊びだったのだが、意外にもお偉方から質問が飛んできた。可愛いんだ理事長は「ボウリングの最高スコアっていくらくらいなんだ?」「300点です」ラブカメ先生は「先生の最高スコアは?」「290です」「ほー」てな具合。シマッチ院長なんか笑っていた。ま、余裕をもって作るとこういう芸当も可能なんですなあ。

昼までにみみはなのど・としクリニックを受診したテルはカールに連れられ青雲会病院に入院した。主治医は私で執刀医はトシマロDr。明日が彼のクリニックが休みで午後手術しに来てくれるのだ。病棟は4階で部屋番号は408号。ふむAKB48オタクにふさわしいゾ。さっそく外来、病棟のナースらに「先生のお子さんですか、イケメンですね」とお世辞をもらった。イケメンを言う前に「先生に似て」の文句を入れ忘れていたようだがそれは敢えて言うまい。病室にはWiFiが入っていないのでナースステーションにつながっている有線LANに私の「ホテルでWiFi」アダプタを付けた。これで部屋でもMacBookProで自由にネットが出来るはず。今時TVが見られないことよりネットが出来ないことの方がつらい。私がもし入院したときでもネットさえ出来れば退屈しないことははっきりと予見できる。今回の処置は医師である父の一番のプレゼントであったのだぞ、分かっているかい?!

2014年11月25日火曜日

壁ドン!

最近、ドラマで「壁ドン」なるシチュエーションがブームになっている。男性が気にいっている女性を壁に押しつけるように迫り片手をドンとつける。女性は前後迫られ男性を見上げる。オレ様タイプの男性はそこでなにがしかの愛の言葉をささやくというパターンだ。これはずっと以前からあったもので、私が強烈に覚えているのはあのヨン様ことペ・ヨンジュンが韓ドラ「ホテリアー」で主人公の女性(ソン・ユナ)にいわゆる壁ドンする場面だ。この時点でどちらかと言えば悪役っぽいヨン様、企業買収の正体が女性にばれてしまうが、そんなわけであなたに近づいたのじゃない心底愛しているんだとホテルの従業員通路で壁ドン!しかも左右のガラスドアを電気ロックし逃げられなくし、衆人環視の中でキスをするのだ。実はヨン様を心憎からず思っている女性は呆然としつつも受け入れてしまう。「ホテリアー」全体の中でも一番の名場面に上げる人も多く、ヨン様の「僕だけを見て」のセリフは当時韓国でも流行したんだたとか。冬ソナの一つ前の作品でキャラは全く違うがヨン様ファンにはたまらないだろうな。

この他にも台湾のキョンシードラマに出ていたスイカ頭役の男性が成長しイケメンになってドラマに出ているのだが、その彼も壁ドンをしているシーンを見たことがある。最近はこのシチュエーションを「壁ドン」と呼ぶことで一つのジャンル化し、カップヌードルのCMやクドカンドラマにもパロったシーンが出るなどまさに今年の流行語にふさわしい状況だ。で、私もちょっとやってみたい気もする。「で、カール、どうだい壁ドン!」と言うと、「あら、私は昔飼ってた土佐犬に壁ドンされたことあるわ」だって。どういうことだぁ?「まだ幼稚園児のころ犬連れて道路歩いていたら車が迫ってきて犬が道路壁に前足のっけて私はその下にかがんでいた」のだと。あは・・(¯□¯;)そうかそういうことね、いや、びっくりしたー。

2014年11月24日月曜日

起動力

今日の振替休日はフリー日なのだが、得てして自宅でごろんとなることが多い。出不精の癖はそうは変わらない。もっとも明後日の医局会レクチャーを任されているのでスライド作りをしなくてはならず遊んでもいられないのだった。で、そのスライド作りは超直前にならないと作成する気になれずこれまで何度となくほぼ徹夜する羽目になっていた。今度は少しでも余裕をもって作らねばとぼちぼち始めた。これまではパワーポイントを使用するもせっかくMacのプレゼンテーションソフトのキーノートがあるのでそれを使ってみることにした。使い方はパワーポイントとそうは変わらない。唯一動画を取り込むにはどうしたらいいか「ヘルプ」欄をクリックしただけ。背景の色やグラデーションもこれまで使ったことのないのを選ぶなどし、ほとんどマニュアルを見ることなく作ることができた。テーマは大腸憩室出血の治療法に結紮バンドを使う方法でここ1ヶ月で2例実践する機会がありなかなか有効との感触を持った。写真や動画を取り込んだりしているうちに進み8割方済んでしまった。

いや、こうした作業っていかに始めるかが肝心だ。作り始めると意外にさくさく進むものだ。勉強しない子にいかにさせるかはまず机に座らせ簡単な作業(計算や漢字ドリル)から始めさせるといい。勢いが付いてその後の面倒な問題や苦手科目もやるようになる。それは分かっている。しかし自分に対してはこれまでなかなかそう仕向けられなかった。今回は休日があったこととMacのアプリはどんなもんじゃいという関心があってどうにか起動できた。この立ち上げ行動が簡単に出来るタイプなら私はビッグになっていたかもねー。

スライド作りも一段落したころ、サブアラドDrから電話ありネット麻雀をした。せーので同時に申し込めばだいたい同じ卓につくことが出来る。さてさて、この前6連続ビリという屈辱的な負けっぷりで残り5点にまで落ちたサブアラド七段はどうにか降級戦から逃れ少しずつポイントをためているとのことだった。一方私は好調で3連続トップで闘牌に入った。出鼻に親マンツモってやはり好調のある局面、親でいい手だったが上家の出した牌を鳴こうか鳴くまいか迷ってチーボタンを押したつもりが時間切れで手牌の必要牌をクリック、捨ててしまった。リアル麻雀ではありえないミスだが「冷静に冷静に」と言いきかせフリテン解消し終盤にサブアラドDrから5800を上がり切った。次局、チートイ一向聴からポン、ポンしてトイトイのみを聴牌しすぐにサブアラドDrから8ピンが出てロン!3900でそんなに高くないが良しとしようと思ったら得点シーンで親マン12000になっていたからびっくりした。8萬ポン、8ピンロン、手の内に8索が暗刻になっていて何と珍しい三色同刻(三色同ポン)付きだった。年に数回しか上がれないよこんな手。役に気付かないなんて初級者みたい。でもこれでトップはほぼ確定しサブアラドDrはラスに落ちるもオーラスどうにかぎりぎり3位にいたがラス者に上がられ千点ほどの差で結局ラスになった。残念、ご愁傷様でした。ふふふ、這い上がって来いよー!

2014年11月23日日曜日

産科医はむだにツキは使わないってか

昨日はAKB48のチームBの鹿児島公演があった。私は行きたくもあったけれど一人で行く気はせずぐずぐずしていたらすぐにチケットは取れなくなり行けなかった。

で、リアル麻雀をしたのだが、またまた見せたまえDrに緊急出産(出産ってそういうものだが)があり困ってしまった。久しぶりにジャズ魔も交え闘牌していたのにー。麻雀しつつ電話してすぐにつかまったのがただ今来日中のサブロー君。「今、パチンコをしているけど大丈夫、行けるヨ」と有り難いお言葉。後で聞くと大連チャンでたった千円で10万円ほど勝った直後だったそうだ。連チャン中ならさすがに「しばらく行けない」だったろう。それにしてもパチンコってギャンブル過ぎる。そんなに簡単に勝つということはもっと簡単に負けることが多いってことだ。ギャンブルがあまり好きでない私には今のパチンコはやれないわ。麻雀やっているのにギャンブル嫌いっておかしいと思うかもしれないが麻雀はゲームとして好きという認識で昔やっていたパチンコもせいぜい飛行機台くらいしかしたことはない。

さて、見せたまえDrのラスト半荘、私が親で対面の彼は8巡目にリーチ!特に捨牌に特徴はなく手の入っていない私やサブアラドDrはオリ、下家のジャズ魔のみが少々突っ張って打っていた。上がり牌も出ず彼もツモれず、終盤15巡目ジャズ魔が打三万追っかけリーチ!うわ、残りツモ牌もそうないのにリーチかよと思っていたら2巡後五万をツモったジャズ魔、「ツモ!四暗刻」うへー!4索と五万のシャンポン待ちだった。あいちゃ-、私は16000払いの親かぶりで一気にラスになった。ここで「あー!」と残念がったのが先制リーチの見せたまえDr。「見てよ」と開かれた手は1索2索シャンポン待ちのこちらも四暗刻の手だった。げげっ。見せたまえDrはこの2年、チャンスは何度もありながら1回も役満を上がれていない。他の面子はみんな上がっているというのに。今回もそうで「なんかツイていないな」と慰めると「いや、産婦人科医としては麻雀であまりツキを使いすぎるのも良くないんだ。(本業の)出産がらみでフヅキでトラブルが起きるのが一番困る」という。ふーむ、出産の出来不出来も人知を越えた部分があるってことか。それなら麻雀はこのまま多少の不運があってもいいよね、アハ!

2014年11月22日土曜日

ヤバい方言

土曜朝の外来、まっぴらNsと鹿児島弁の話題が出た。これまでも日記でネタにした「ちんちんぼっぼさるっもそ」だ。元ネタは10年ほど前のタモリのジャポニカロゴスでこれが出た時のゲストらは笑うはおどろくは口に手を当てるはで騒然としたものだ。答えは「もっとゆっくり歩いていましょう」で「ちんちん」は「だんだん」、「ぼっぼ」は「ゆっくりと」、「さるっもそ」は「さるく=歩く、うろつく」、「もそ」は「しもんそ=しましょう」と分解できる。とくに「さるく」は九州では他県でも使われ長崎では「さるく博」というキャンペーンもあったくらいだ。「ちんちん」と「ぼっぼ」はエロい響きがしいかにもTV的で敢えて披露したのだろう。

さらに「ぼっぼ」から連想して、いわゆる「お○んこ」の意味で使われる「ぼぼ」という言葉が九州以外でも使われるかについて、私は「将棋の米長邦雄(山梨出身)が使ったのを聞いたことがあり意外に知られているのかなぁ」と答えた。そして小学生時代の思い出がー。

昭和時代にプロレスを見ていた人ならきっと知っている外人プロレスラーでその名も「ボボ・ブラジル」、これなんか子ども心にすごい名前だなあと思って周囲の友だちらと笑って過ごしていたものだ。ある晴れた日の朝礼で校長先生が有り難いお言葉を述べているその時、空の上に宣伝セスナ機(当時はこの手の宣伝が多かった)がやって来て「本日、鹿児島県体育館で日本プロレス主催ジャイアント・馬場、アントニオ・猪木対ボボ・ブラジル・・」と拡声器ではっきり聞こえるようにやっちまったのだ。期せずして大爆笑が起き、「ボボ」という卑猥な響きは他の小学生もみんな知っているんだと私はこの時知ったのだった。

ネットで調べると福岡ではあまりに露骨だとして案内ポスターでは「ポポ・ブラジル」にしたり、放送後には「あげなこと言っていいのかっ!」などお叱りの抗議電話が来たという。確かに地元で口にするにはとても恥ずかしい言葉でありこれは他地域の人には分かりづらい感情だろう。学生時代、徳島出身の河野先輩(現教授)が「徳島ではね、オチャンコって言うンよ。あー、もう口にするの恥ずかしいなぁ」と言っていた。九州人である私たちは「別にーかわいい発音だねー」だったのだが・・。沖縄では「ホーミー」という。そこで日産のワゴン車に同名のものがあるが沖縄では同じ車種の兄弟車キャラバンのみが販売されているとか。またシャネルズの「街角トワイライト」の出だし「ホーミータイト、ホーミータイト、リトゥルガール・・」もカラオケでは歌うのを躊躇する雰囲気があった。

方言って面白いネ!

2014年11月21日金曜日

チャオ!

昼過ぎはなぜかとても眠くて医局の机にうつ伏していた。首に掛けたピッチが鳴ったらしいが気付かず、近くにいたブックリバーDrは起こすのを気兼ねしてそっとしておいてくれたという。2回鳴っても気付かず結局は医局の福百合さんに起こされる羽目になった。ピッチ音に気付かないとはよほど疲れていたのだろうな。

夜はそのまま当直だった。金曜当直とはちと珍しいがいつもの外部のDrの都合で今週のみ水曜と交代した。で、午後9時までに外来が数名あっただけで深夜帯は全く呼ばれなかった。水曜は救急外来の他に入院患者の肺塞栓という重病発症で採血、造影CTなどでバッタバッタとし、私が当直していたらあそこまで対応出来ていたかと思うほどで、個人的にはラッキーだったみたい。

サブアラドDrから電話があった。「チャオりそーだぁー!」

チャオる?何と天鳳鳳凰卓で6連続ラス(計-810)をやらかしこの間まで1000ポイント以上あったのに今日はたったの5ポイントまで落ちてしまったと。これはほぼ六段に降段(天鳳ではチャオと呼ぶ)する状況だ。とりあえず逃れるにはトップ1回(+90)に2位1回(+45)を取り140ポイントにまで上げラス(-135)に耐えなくてならない。いやーかなり厳しい。六段に落ちれば鳳凰卓では打てなくなり特上卓になる。となると夜の同卓対戦もやりにくくなる。とにかく(笑いつつも)頑張ってーと励ますデルバラド七段であった。

2014年11月20日木曜日

三次除菌

夜は県医師会会館であったピロリ菌の講演会に行った。少し遅れたため前半は聴きそびれたが三次除菌の方法についての話を聴くことが出来て良かった。抗生剤グレーズビットを使うのは青雲でもやっていて、ただタケプロンやパリエットなどPPIを通常の2回/日ではなく4回/日投薬する方がいいというのは知らなかった。当然保険診療では処方できない量だ。三次除菌そのものが保険外診療だから関係ないとはいえ使うもんだねえ。三次が失敗したら四次、五次とアイデアがあるそうだが現実にはそこまで続けるケースはほとんどなく、治療する側も受ける側もよほどのことがないとできない。私が三次除菌した患者でもし失敗したらきっと四次五次まで受けただろう人がいた。頭の中がピロリ菌でいっぱいでノイローゼっぽくなったおじさんだった。日記ネタにもしたことがある。そう思えば一つの病気を徹底的にやっつけるって執念がいることなんだ。

聴衆者は消化器系だけあって知り合いがいっぱいいた。その中で隼人の波乱口先生がいたのには驚いた。80才代後半のはずだが内視鏡診断ではひとかどの先生でまだまだ現役、治療にも意欲を燃やしている様子だ。いや、それの執念にも頭が下がる。感服!

2014年11月19日水曜日

マスターマインドインテレクト

さあて9ヶ月ぶりのニューボール、マスターマインドインテレクトの初投げだ。泣かん薗Drと投げるのも久々で私がニューボールを投げると言うと「私も今頼んでいるところです」とのことだ。「で、銘柄は何?」と聞くと「知らない。もう国分スターレーンのドリラーを信用して任せているから」とのことだった。ううむ、それもありかもしれない。あそこのドリラーは二人とも若いがなかなか上手だ。マスターマインドは国分でドリルしてもらい非常に投げやすく今回もと思ったが在庫と特価の関係でネット通販になったのだった。

レンコンが荒れていないか心配だったがちゃんとオイルが入っていて、というよりいつもはないはずの端っこにオイルがあってガターぎりぎりを狙うと前部落っこちてしまう羽目になった。最初の1ゲームは何回ガターしたか分からない。いきなりニューボールは投げずマスターマインドで肩慣らしした。泣かん薗Drは国分と勝手が違ってかストライクのライン取りに戸惑っているようだった。2ゲーム目、いよいよニューボールを投げることにしスリウェル君にビデオ撮影を頼んだ。いつも処女球は撮影している。そうだ、思い出した。6年前、そうしようとしてたまたまその時も泣かん薗Drといっしょだったのだが、そうとは知らず彼は「お、新しいボール('Ntense LevRG)ですね。試し投げさせてもらいます」と投げてしまった。あわわと見つめる私。まだ私ですら投げていないのに・・。そのせいではないだろうが、そのボールはあまり使われることなく、そのうち誰かに上げてしまった。今度はどうかな?

慎重に投げたつもりが少しバランスを崩し右によれてしまうも、コースはいい感じで入り、見事ストライク!おお。ボールはよく走り奥で急速に曲がるマスターマインドと同じような性質だ。その後ライン取りも上手くいき、4ゲームなど5連続ストライクを取るなど非常に満足のいく初投げだった。スリウェル君は「センセ、古いボールはどうするんですか」と意味ありげに聞いてきた。どうやらマスターマインドをの払い下げを狙っているようだ。「あのボールいいっすね」と以前から興味津々だったしー。ふーん、もうちょっと待ってもらおう。インテレクトでやっていけると確信したら上げよう。へたってきているとはいえきっと今のボールより曲がり、ピンアクションともに優っているし、ブランズウィックのこのシリーズのボールは本当に買いだ。

いつも思うがニューボールがいい感じだと気分高揚してくる。道具の持つ魔力ってことだな。

2014年11月18日火曜日

パンツの穴

今日は昼から早帰り。ニューボールは午前中には届いていたようだ。さっそくサムホールにテープ装着をした。マイボールで一番肝心なのは親指の感触を緩すぎずきつすぎずにしボールをに力を入れずにリリースさせることで、円形に掘られた穴は楕円形の親指には絶対フィットしないゆえ必ずテープセッティングが必要になる。マイボール初心者がそのままの穴で投げても平気なのは指に力を入れて投げているからだ。最初はいいがゲームが進むに連れ疲れてくるし何より指から離すタイミングがまちまちでコントロールが不安定になってしまう。ボールを親指で握らず添えるようなイメージで投げると力いらずで精度が安定かつ持続するのだ。前作のマスターマインドとほぼ同じ位置にテープを張り指にもテーピングして確かめつつ処理した。よし、これで明日は泣かん薗Drらと投げるが時間取らずに即投げられるワイ。

カールに「これどうしたの」と言われて見たのが私の下着パンツだった。ユニクロ製でつるつるした履き心地が気持ちよくその後同じシリーズのものをよく購入している。その最初に買ったやつでどうしたのか見れば何とお尻の部位が擦れてぽっかり穴が空いていたのだった。「えー、何これ」と口をあんぐり。「それはこっちが言いたいわ。最初見た時何か変なことして空いているのかしらとびっくりよー」うわ、確かにそうだ。これが前部にあったのなら、どうだおれの○○は穴がほがるくらいだぞと一物自慢をするところだが、大きなお尻が長年繊維をすり減らし出来たもののようだ。滅多に見るものではないのでしばらく風呂上がりの場所に飾っておいた。ハハ。

2014年11月17日月曜日

ネタ切れ・・息切れ

イエパニからようやくメールが届いて明日ニューボールのマスターマインドインテレクトが届くことが分かった。やれやれやっとだ。初投げは明後日だな。

大学時代の同期寝太郎Drから12月初めに鹿児島に行く用事があるので会わないかとメールがあった。OKなのだが12月の当直表作成が遅れていて確約できない。ああ、もう年末年始がやって来るぅー。

(昨日は当直でさほど忙しくなかったのに眠い・・日記も5行書いただけでぐーすかだった・・)

2014年11月16日日曜日

その後の卓上

今日は朝から自宅でうたた寝状態で夕方から当直のため病院に向かった。

昨日は雀荘を出た後、甲突川沿いのイタリアンレストラン「東方見聞録」に向かった。セントラル高校出身のDr同窓会で毎年秋にあり私はたいてい出席している。近くに座った先輩Dr二人は60才を過ぎていたがいずれも再婚し小学生の子どもがいた。運動会の話や体を鍛えている話などいやーご苦労なことだ。そういえば私の同級生のオトコミセ君の2才年上の兄貴はDrで再婚し子どもはまだ小学生にもなっていないはずだ。みなさん頑張るわ。現況や高校時代の話題、なんでT高校に行かずにセントラルを選んだか(たいていは先生の勧誘、私もそうだった)などわいわい盛り上がった。でもアルコールは飲まずに一次会で引き上げ、また雀荘に戻り今度は観戦をした。

雀荘で皆の打牌を観戦するのは学生時代以来じゃないか。ネットでは観戦の方が多いくらいだがリアルでは相手の表情や口でのやりとりなど生々しさがあって面白い。ダイボDrが一気通貫ドラドラの聴牌をしながらも赤5萬を握って行くべきか降りるべきか呻吟しつつの長考をしていた。私なんかツモ切る一手に見えたが、彼はなんと聴牌崩しに出た。上家の見せたまえ、開けたいゾ両者が鳴いて確かに危ない牌ではあったが絶対に放銃するとは言えないし何より自分は満貫手だ、オリはないだろう。結果オリ牌の7索をチーした開けたいゾ君がその後親マンツモで決着した。で、あの時の赤5萬は見せたまえDrにアタリだった。へー。それでも私なら切っているなー。このあたり雀風の違いか。ダイボDrは仲間内では一番の守備方雀士である。

その後開けたいゾMRの後ろで見ていたが、オーラストップ争いで早いチンイツドラ1のハネ満手1、4索待ちを張って他家も警戒心なくこれは決まりだなと思っていたら一向に上がれずサブアラドDrが上がりトップになった。ただ待ち牌が山の奥にたくさん眠っていただけでこれなんかついていないの一言だ。このあたりからサブアラドDrが盛り返し開けたいゾMRは凋落傾向となったようだ。「こてるが見ているとツキが落ちる」なんて言われたけど、サブアラドのうしろで見ていた時は先生ツイていたし関係ないっしょ。

サブアラドDrなど「こてる先生も打つ?」と気を利かしてくれたがその気はなく帰宅した。後でトータルの結果をサブアラドDrに聞くと開けたいゾ負け、ダイボ勝ちの構図だったらしい。ううむ、あの時あの場面では開けたいゾ君が上がりダイボの失敗に見えたが麻雀はトータル勝負、彼の打ち方が正解だったのかも。麻雀って100%の正解はなかなかない故に難しくも面白いゲームや。

2014年11月15日土曜日

忙しい卓上

今日は朝から休みで天鳳2半荘打ってからトヨタに車の定期点検に行った。天鳳はトップ2回取りようやく上昇機運に転じた。去年は七段に上がって順調に八段に上がったのに今回は下位でくすぶっている。サブアラドDrも一時八段近くまで行ったのに今は私と同レベルに落ちてきている。強者ぞろいの鳳凰卓では生半可では昇段できないってことだ。

トヨタではヘッドランプが一部点かなくなっていると指摘され部品交換に応じた。でもそろそろメインテナンスもし過ぎないようにしなくては。担当者が「これはオフレコですが」で「来年の今頃はニュープリウスが出ます。今の型を県で最初に購入されたこてる先生はまたいの一番にと思ってらっしゃるかと思いまして」とこっそり教えられた。ふんふん、確かにプリウスは気に入っているので次ぎもと考えている。しかしあの時は車検が迫っていてどうしてもあのタイミングでないと間に合わなかった。現物も何も見ずに注文したまたま誰も乗っていない時期に買ったが、車検も再来年だし今度は少し車種や色、装備を選んでからにしたいと答えた。セールスマンの思惑どおりかもしれないが現行プリウスは相当気に入っている車なのでどうしても新型に期待してしまう。来年の今頃は新車待ちでわくわくしているかも。

午後はサブアラドDr見せたまえDr開けたいゾMRの3人と麻雀の予定だった。しかし直前に見せたまえから電話があり「生まれそうなんだよねえ」と。またか・・。出産は麻雀を待ってくれない。夕方からは出来そうだというけれどそれまでどうしたらいい。実は私は午後7時から高校のドクター同窓会がありダイボDrが代わりに打ってくれることになっていた。もう一人代理を探さねばならない。ジャズ魔、Ohツカンネ、イケシューと電話するが都合悪かったり留守電だったりで少し血迷った私は今まで一度も打ったことのないタシケントMRにまで電話をかけた。彼は一応打てるがというレベルとかで果たしてこの場に入れていいか・・。その後ザワワ社長を思い出しかけてみた。留守電だったがすぐ連絡が入り夕方までならOKで、午後2時開始にも間に合い、本当にほっとした。いやー、以前も似たようなケースでピンチヒッターに来てもらったことがあり本当に助かる。闘牌開始したころ、私はむかむか胸焼けが起きてきてこれはかなりストレスを感じていたんだと分かる。

麻雀は開局サブアラド、開けたいゾのリーチ合戦になったがザワワ社長が果敢に追っかけリーチ!すると一発でピンフドラドラ親マンを開けたいゾMRから上がった。社長はその後も上がるなどして調子がいい。これって救世主に対して我々の感謝気分があるのかな。そんなことを言っていたら、まだ序盤、社長が普通にツモ切った1万をサブアラドDrに「ロン」と言われた。開けてみるとピンフ一盃口ドラ3のダマ満貫、「ひとまずお礼は終わりやした」と。いやはや全く容赦ないね。この後社長はそこそこの調子だったがトップを取りきれずちょい負けで6時には帰り、すぐさま見せたまえDrが来て入り、一半荘だけ打ち私がトップ取ってちょい勝ちで7時前には同窓会に向かったのだった。まったく忙しい雀卓であることよ。

2014年11月14日金曜日

同じ阿呆なら

今日はプレゼントの多い日だった。普通のプレゼントならうれしいが患者入院紹介のことで、4人もいた。近隣の老健施設から誤嚥性肺炎患者はいつものことだが、可愛いんだ理事長から貧血の高齢女性、歯科口腔外科から口腔内膿瘍の患者、整形外科から腰痛の患者の主治医依頼がありハイハイと全部受け入れた。歯科口腔外科と整形外科からは非常に珍しい。今日は何の日だったかな、、別に誕生日でもないのにと思ったぜよ。

夜は串木野トリオリーグで私の予定ではイエパニに頼んだニューボールが届いてここで初投げのはずだったが何の音沙汰もなかった。変だ。いつもならあるドリル終わって送りましたのメールすらない。もしかして銀行振り込み先を間違ったかな。よく利用するボウリングショップが他に二つあるからそちらに振り込んでしまったとか・・。いや、そんなはずはない。恋チュンを踊ったあの日、薬局横のATMでちゃんと代表者の名前を確認したはず。ううむ、明日メールで催促しなくちゃ。

そうだ、例の恋チュン。内視鏡室の分のダンスを昼休みに撮った。私は松井珠理奈、服緑Nsは渡辺麻友の顔写真付きヘアバンドをはめ、ムッちゃんNsはカツラをかぶり、シホねえNsは網タイツ姿、村香さんは人間ドック服、コッパマNsはミニナース服というコスプレで踊った。たった5秒のためにほんま気合い入れてるわ。最後はみんなで記念写真を撮った。ただし、ブックリバーDrは恥ずかしいからか参加せず。もったいない。踊る阿呆に見る阿呆同じ阿呆なら踊らなソンソンでっせ!

2014年11月13日木曜日

実力!夏井いつき先生

毎日放送の「プレバト!!」天才凡人ランキングの俳句コーナーでは夏井いつき先生の論評が面白い。ていうかその的確さ、手直し俳句の味わい深さなどいつも感心する。毒舌ぶりがTV的という評判もあろうが、先生に指摘される言葉への洞察、選択など納得することがすごく多い。

今日の放送のお題は「紅葉(こうよう)の日光いろは坂」だった。多くの芸能人が事前に作った俳句を才能アリ、凡人、才能ナシに分け順位を付けるが最下位の才能ナシ・ゴリ(ガレッジセール)の「秋いろは 山部が続いて 蛇を出す」には「伝わるものがほとんどない」と酷評し「秋天や 蛇の如くに いろは坂」と手直しした。明らかに手直し作の方がいいのが素人でも分かる。第7位の才能ナシ・児嶋一哉の「いろは坂 秋めくランプの コードかな」は”秋めくランプ””コード”で比喩が二つとなっていると指摘し「妻と行く 山は秋めく ランプかな」と直した。素人はやたら比喩を使いたがったり、すぐ”夢~”とつけたがると、3位評価の渡辺徹の「日の光 初のドライブ 夢紅葉」を「初めての ドライブ紅葉 光る窓」と添削したりした。俳句は17文字しかないから一文字一文字に神経を行き届かせる必要がよく分かる。

で、今回の才能アリ、1位は俳優の野間口徹だった。この人は去年「あまちゃん」で岩手のやたら業界人ぽいTVディレクター役をいかにもそれっぽく演じて印象に残っていた。それにオタクしか見ないAKBSHOWのコントでもTV業界人役で出てAKBメンバーに振り回される役を好演していた。それがこんな番組に出ているとは知らず、しかも以前はいつき先生に酷評されたこともあったという。しかし今回の「曲がっても 曲がっても燃ゆ 紅葉坂」はいつき先生、シンプルにかつ安易に比喩を使わず風景に入り込んだ作品で「今まで褒めたことなかったけど今日は褒める」と絶賛していた。確かに。

私は国語は好きだったけれど俳句や短歌を作ろうとしたことはなかった。でもこの添削や教えを聞いていると自分で作るのも面白そうだ。感性豊かな時代にこのような先生と出会っていたら俳句好きになって下手すりゃ俳人になっていたかもと思わせるほどで、これはひとえに夏井いつき先生の力だろう。先生たるものかくありたいものだ。

2014年11月12日水曜日

器用はいいけれど

日によって似たような患者が集まることがあるが、今日は腹痛デーだった。腸閉塞が2人、腸炎が1人。3人とも入院となった。消化器系をやっていても腹痛患者は診断や経過に気を遣う。腸炎と思っても実は虫垂炎、その逆もある。腸閉塞(イレウス)も自然によくなるのもあれば緊急で手術が必要になるのもある。入院した患者らはとりあえず手術などしなくて済みそう。やれやれだ。

夜はボウリングの定期練習。今日のT-MAXはオイルが枯れ気味でスコアアップはほとんど望めなかった。またMノ下と隣同士になって、宮崎での歯科医師会大会はどうだったかと聞くと全体10位くらいで鹿児島の中ではノダメ先生にわずかの差で2位だったそうだ。それも最終ゲームのミスでわずか数ピン負けたんだとか。優勝者は宮崎エースレーン常連さんで詳しくは忘れたがとんでもないアベだった。230?いやもっとあったような・・。

こんなレンコンは安定していいスコアは出せないってことでスリウェル君はレーン左側は荒れが少ないからとわざとバックアップ(野球ならシュートボール、ゴルフならスライス)で投げ始めた。彼は器用でこれで結構ポケットを突く。そのうちストライクも連発し始め何とターキー賞まで取った。すごいが右利き本来の投球術を高めないとジツリキは付かない。器用貧乏にならないよーにネ。

2014年11月11日火曜日

職員全員「恋チュン」

朝の医局会が一段落した後、リハビリスタッフがダンスのビデオ撮りにやって来た。忘年会で披露されるAKBの「恋するフォーチュンクッキー青雲会病院Ver.」のDr、医局部門の撮影をするためである。我々は事前に踊るパートは知らされていたが正しく踊るDrなど誰もいず、リハビリスタッフが目の前で踊るのを即席で覚え、まずは可愛いんだ理事長、ラブカメ、鶴店教授の大御所3人組が踊り、その後医局Drがシマッチ院長とこてる医局長チーム分かれそれぞれ撮影した。いずれも5秒足らずなんだがみんなぎこちない踊りでいっぱいいっぱい。果たして見るに堪えるのか心配になる。まあ下手でもそれはご愛嬌でしょう。

そして午後は13時半から防災訓練があり、いつものように隣のささやか薬局横駐車場に集合し消化器訓練が終わってから、今回は職員全員で恋チュンを踊る撮影があった。青雲タウン芝生広場に移動し即興で全員で踊った。私はここぞとばかりに一番前に位置した。さすがにセンターポジションではなかったがこれだけの大人数、一番前にいないと全然目立たないでしょ。それがみんな遠慮して後ろのその他大勢の中に埋まっているんだよなあ。そんなことじゃAKBじゃ生き残れないよっ!おっとここは青雲会病院だった、でもきっと後で前にいれば良かったって思うはずよ。私は下手でも目立とう精神は旺盛なんだ。ハハ。

私はあと内視鏡室パートにも出ることになっている。金曜撮影予定でムッちゃんNsやシホねえNsなど気合いが入っていてわずか5秒程度に今から練習をしている。今年は忘年会の余興競争がなくなったけど余興に燃えるDNAはちゃんと息づいているんやな。

2014年11月10日月曜日

扁桃を取って

夜、テルからまた連絡あって「扁桃腺の手術をうけたい」と。大学の休みが1週間近くあるのでそのあたりで帰鹿し鹿児島で治療をとのことだ。それならば青雲会病院に耳鼻咽喉科Drを呼んで可能かどうかあたってみよう。トシマロDr始めガンツボDr、入り口Drなど知っているし、これまでも青雲で出張手術経験もある。明日まずトシマロDrに連絡してみよう。

2014年11月9日日曜日

マスターマインドインテレクト注文

当直夜はそんなに起こされたわけではないけれど何となく体は重い。髪の毛もボサボサで散髪したく自宅近くのゴンちゃんクラブに電話すると9時50分からOKとのことだった。切ってもらっている間は何度もこっくりこっくりし「(朝から)お疲れですね」と言われたよ。

帰宅してしばらくするとテルからまたメールがあった。「また扁桃腺腫れている」これに対し「まずうがい。あとは薬だが」と返信すると「薬は全然ない」「うがいしかしていない」だと。この前も扁桃が腫れて近くの内科医院で点滴してもらったりしていたがこうも何度も扁桃炎を起こすと困ったものだ。年に3、4回扁桃炎を起こす人は思いきって扁桃摘出術を受けたほうがいいとトシマロDrにも言われたことがある。この際テルは手術を受けたほうよさそうだ。夜には「寝たら良くなった」と返信あったものの考えておかねば。

夜、ボウリング用品店「イエパニ」のサイトをチェックしているとマスターマインドインテレクトが通常の2万2千円よりぐっと安く17980円のバーゲンプライスになっていた。重さを確認すると15ポンド2オンスでちょうどいい。マスターマインドシリーズは使っている人は少ないが曲がりピンアクションともに最高レベルのボールで私は相当に気に入ってる。まだ現行ボールも使えるがこのところオイル吸収されてテカりがなくなって来ていて次ぎ買うとしたらこれかなと思っていたボールだったので注文することにした。色は今のオレンジ基調からブルー基調で悪くない。今年はこれで3個目のボールか。例年よりはやや多いか。来年1月には4年ぶりくらいに姶良郡医師会ボウリング大会が復活するというからいいかも。またやる気が出てきたぜぃ。

2014年11月8日土曜日

役満の夜

今日は朝から勤務で午後からは引き続き当直だった。朝イチで先週十二指腸潰瘍出血した患者がまた吐血したと聞き緊急内視鏡をすると先週止めたところは止血されていたのに別の部位の露出血管から出血していた。巨大潰瘍だったゆえに一筋縄ではいかない。クリップで止めどうにかまた止血出来た。

当直での患者は怪我が多かったな。転んで腕の皮が剥けた人、包丁で指先を切った人など、内科の私が全部縫合した。ともかくも縫合が出来るということはいいことだ。後日外科や形成外科のDrに診てもらうが縫い直しになることはないようだ。出血を止めるってことは内視鏡止血同様大事ってことっす。

夜は天鳳の観戦(当直の時は私はネット麻雀は打たない)。例によってサブアラドDrが打ちまくっていてぼーっとみていたら当の本人から携帯に電話があった。「今天鳳打っていたんだが」「知ってますよ。今観戦中ですって」「ほう、今どの辺?」「南の2局ですが、センセ、国士無双狙ってますね」「そうなのよ」「うん?まさかこれ上がっちゃうの?」「ふふ、見ててごらん」観戦は5、6分遅れて表示されていく。サブアラドDrのはすでに結果が出ている。口ぶりからして役満成就か。一人だけダントツがいる中で下3人がビリ争い、サブアラドは露骨な国士狙いに出ていた。6巡目で一向聴。中か1ピン持って来れば聴牌だ。そして10巡目1ピンツモり中待ちの聴牌となったが直前に3枚目の中が切られ残る上がり牌は1枚となっていた。ラスの下家は断ヤオドラドラの聴牌でサブアラドが持って来れば間違いなく放銃でラスになる。しかし13巡目上家の親が不幸にも4枚目となる中を持って来た。ロン!国士以外あり得ない上がりで上家は瞬間肝をつぶしただろう。3万2千点上乗せされわずか千点差でサブアラドDrは逆転トップになった。いやーお見事!気持ちいいだろうねえ。

そして同じ頃テルからメールが届いた。「役満上がった。四暗刻単騎。しかも親、9万6千点!」ネットでなくリアル麻雀でのことで人生初の役満だったようだ。おいおい、みんなすごいのう。でもテルにはあまり麻雀にハマりすぎないよう忠告しておいた。私は学生の時にそれで一時学業がおろそかになったから。「大丈夫、週末のたまにするくらいだから」との返信でそうあって欲しいものだ。ともかく役満は麻雀の華。聴牌すればドキドキ、上がれば歓声、楽しいっすよネー。

2014年11月7日金曜日

あらま、ハッチNsさん

夕方、ドラッグストア「ひまわり」に立ち寄りゼロコーラなど買いレジに並ぶと「先生、お久しぶりです」と声を掛けられた。一瞬誰か分からなかったが、青雲病院時代の病棟看護師ハッチさんだと気付いた。「あれー久しぶり。うん、ちょっと太った?」と以前のイメージとは程遠い体型の変化にびっくりしつつも控えめに感想を言うと、「これでもだいぶ痩せたんですよー。子育て中にすごく太ってしまって」と笑いつつ返事してくれた。「いやー青雲辞めて何年も経つね。そうそう、実家のあの紐につながれた犬はまだ生きている?」と尋ねた。「まだ生きてますよ」というから少しびっくりした。私が彼女の実家に訪問診療していたのが10年近く前だからあの吠えるワンちゃんは長生きだ。そうだ、彼女をボウリング練習に連れて行ってみたらなかなか筋のいい投球フォームで鍛えれば上手くなりそうだったが結婚退職してしまってそれっきりだった。今は仕事復帰して近隣の病院に勤務しているという。それに「こてる日記も見ていますよ」と言うではないか。それならちゃんと登場させなきゃ。

調べると彼女は過去1回だけ登場していた。12年前結婚したばかりのころ、旦那に胃カメラをしてやってほしいと頼んできて、旦那が小学生のころ当時の可愛いんだ院長に「こら坊主、このままだと胃が荒れて胃癌にもなりやすいぞ」とおどされそれがずっと気になっているから調べて欲しい、それで調べると胃炎くらいで大したことなかったというエピソードだった。(実はその後私が新婚さん向けの下ネタを言うのだがここでは割愛)

十年一昔、このくらい経つとみんななにがしかの変化はあるなー。

2014年11月6日木曜日

爪切りは貝印

私は深爪症候群である。少しでも爪が伸びると即ちょん切る。切らないと気が済まない。深爪は良くないと皮膚科のDrに言われてもこれはもう性分だ。だからすぐに手が届くところに爪切りがないと落ち着かない。食卓の横に医局の机に内視鏡室の引き出しにとところ構わずというほどではないが置いてある。

それが最近、誰かが持っていったのか医局の机のが無くなっていた。探せども見つからない。そんなわけで外来業務の合間に有信看護師に頼んで爪切りを持ってきてもらった。さっそく爪を切るとこれがなかなか良く切れる。「このマークなんて書いてある?」と有信君に尋ねると「えーと、KAIってかいてありますかね」とだじゃれとも本気ともつかぬ返事だった。そうか、これはいい、ネットで注文しようかな。というのも自宅の100円ショップで買った爪切りが安物買いで切れが良くなく操作もかたくて使いにくかった、質のいい爪切りが欲しいと思っていたところだ。調べるとこのブランドの製品は爪切りに限らずいっぱいあった。中には何千円もする高級品もあったがとりあえず4、500円のを一つ注文した。帰宅してカールに尋ねると「あら、貝印は有名よ」と爪切り以外の製品もよく使っているという。へー、私が知らなかっただけか。たかが爪切りでもしっかりしたブランドは操作性、使用感ともに優れている。爪切りなんて何十年も壊れる代物ではないから安すぎて今一のものより少し高くても良いものがいいと再確認したことだった。

2014年11月5日水曜日

サブロー君、検査を受ける

サブロー君が青雲会病院にやって来た。この前の麻雀が終わったあと彼を家まで送った際に「最近咳が止まらなくて・・」と相談を受けていた。検査を受けたいとのことで、ならば青雲へ来ればと勧めたのである。だいたいサブローは昔からヘビースモーカー、見せたまえ君もだったがさすがに今は止めた(彼の話によれば中学生だった息子が喫煙で補導されたのがきっかけだったとか)のに未だに吸っている。で、日本にいる間に検査を受けたいとのことだが、当然健康保険は使えない。しかしオーストラリアで下手にCTを受けるとそれだけで17万円ほどもかかるそうだ。胃カメラも保険が効いても10万くらいする。日本では保険が利かなくても胸部CT、診察込みで2万ちょっとなのでどんだけ安く済むかってことだ。

撮影が終わり、説明前にじっくりCTを見てみた。肺癌など怪しい影がないかがまず第一だ。ふーむ、幸いそれはなかった。しかしヘビースモーカーゆえの肺気腫がやはり始まっていた。徐々に肺の組織が壊れ進行してタバコを止めない限り元には戻れない。やがて70、80才になって酸素抱えて生活する羽目になる。彼にそっくりそのまま説明すると安堵とちょっぴり不安が交錯したような表情だった。「ま、悪いことは言わん、この際禁煙したらどうだ」「うんそうだな」で帰っていった。(止められるかナー)

彼はオーストラリアのお土産でたっぷり甘いクッキーとビタミン剤を置いていった。甘クッキーは私好みではあったけれど禁間食ダイエットを標榜する私が食べるわけにはいかない。外来のみんなに上げたら割と好評でよかった。ビタミン剤は水に溶かすと泡が出てジュースみたいになるやつで何だか昔の「渡辺ジュースの素」みたい。懐かしい。でもそれって今の20才代、30才代には分からないだろーなー。あの頃はあんなのでも美味しいなあと思っていたものだった。だよね。

2014年11月4日火曜日

人間力

連休明けで月初めでもあったせいか今日の外来患者は多かった。私は内視鏡担当でそこまでバタバタ感がなかっただけで忙しいことに変わりは無かった。入院患者もいてその中に虫垂炎の初老男性がいた。症状が良くなったのはいいけれど病棟診察に行くと何だかお顔が険しい。唇震わせながら言うことが「さっきの男性看護師には頭に来た。私にタバコを吸うならば強制退院してもらいますと言ったが医者に言われるならともかく云々」と。で、実際に吸ったのかと尋ねると「吸っていない。でも頭に来たので妻にタバコを持って来てもらい、外で吸ってやった。こんなことではここにはいられない、今晩帰る」と怒り心頭のご様子だった。私は「失礼な言い方だったらそれはいけないことでしたね。きちんとその看護師に話しをしてみますから」と取りなし病室を出た。

その前に病院の決まり関係をー。「タバコを吸ったら退院」を看護師が患者に言ってもそれは問題ないことである。青雲会病院では入院時に事務方がこの点を必ず説明する決まりだし、そのような行為を見つけたら医師であろうと看護師であろうとすぐに注意するのは当然である。その患者は医師より格下のましてや人生経験においても下っ端の若造からそのようなことを言われたことに自尊心を傷つけられ頭に来たということなのだろう。そもそも事実関係はどうなのだ。本当にタバコを吸ったのか?ナースステーションでマチルダ病棟師長がいたので尋ねると「言葉遣いや言い方に問題があるはずがない」と言う。それに別の看護師から「吸っていたのは間違いない」「匂いもした」との証言もあった。ふむ。その患者は外来でも一癖あり医師に対しても素直な態度でないことがあるのは私も知っている。後から「吸ってやった」行為からもおそらくは吸っていたのだろう。でもここは虫垂炎が完全に治癒したか医学的に微妙な状態でもあったので一晩は様子をみたい、退院はまだ待って欲しいと説得した。炎症がぶり返したらせっかくの治療がやり直しだ。私のなだめにようやく感情抑えて同意してくれた。やれやれだ。

患者も人間、看護師も人間、マニュアル通りには行くとは限らない。応対には人間力が必要だ。

2014年11月3日月曜日

なぜに文化の日にはおとなしくするのか

今日は親戚のバタフジDrが長島で開業しているクリニックで仕事の予定を入れていたのだが実はキャンセル(変更されていた)されていて全く何もない日になった。市内ではおはら祭りをやっている。しかし、こんな日はおとなしくするに限る・・というのも以前はこの日になると親からちくちくと「あれはおはら祭りの日だった」と言われていたからだ。

学生だったころ私が居眠り運転をしてこの日の朝停車している車に衝突事故を起こしたのだ。相手がヤクザまがいだったため親に迷惑をかけた。2ヶ月後、免停教習で姶良まで来て自分の処分に申し開きが出来ると聞き、長期免停は処分が重すぎると主張したら何とこれが通って中期免停にしてもらった。被害者が頚や肩が痛いと二人三週間入院したため併せて1ヶ月以上の重傷を負わせたことになったため長期になったのだが、その後の彼らの行動(おはら祭りで踊ってから入院した、その日のうちに関係者が脅迫電話を私の実家に掛けて来た)など警察にも申し出ていて証拠があったのが良かっただろう。しかし、2日間免停教習を受けたためその前後の日にあった大学の追試験受けるのがいっぱいいっぱいで十分勉強出来なかった。そのあおりで1科目落とし留年の憂き目にあう。落ちたのは医動物学(寄生虫学)の1単位だったが試験前は教科書をそれなりに勉強したのに授業の内容から出てある意味個性的な問題だった。傾向と対策が出来ておらず失敗したのだ。2年後の卒試では前年の試験問題などを参考にするようにし追試はあるも一つも落とさず無事卒業資格を得て国家試験に臨むことが出来た。後から考えるとそこで落ちて今度はその轍は踏まないぞとの心構えが出来た。私のバスケの先輩の得だプロはパチンコ、麻雀遊びながらも留年はせずひょうひょうとやり過ごしすごいものだなあと思っていたら国試で失敗した。訳を聞くと「踏ん張りが利かなかった」と述懐していた。それまで上手くいっていただけに国試もどうにかなると思っていたのだろう。

そうそう、今日は3ヶ月前スピード違反をしてちょうど3ヶ月経過する日だった。過ぎればマイナス点が原点に復帰する。まあ、そんなこともあったし交通事故に縁起でもない日なのでずっと家にいたって話です。

2014年11月2日日曜日

オヤジのジツリキ

今朝は久しぶりにチッチとT-MAXにボウリングに出かけた。S學館では高三の2学期に2回ボウリングの授業があり先週投げたところチッチはぼろぼろだったそうだ。さもありなん。この半年ボウリングをしておらずさらにマイボールでないし日頃ほとんど投げないサンライトではいいスコアが出るはずもない。でもそれがきかっけでクラスメイトの二人に今度の日曜にT-MAXで投げようとなり、その際「うちのオヤジは・・」となったらしい。ふむ。断る理由などない、ボウリング歴20年以上のジツリキを見せて上げようじゃないの、となったわけだ。チッチもマイボールでのスコアをアピールしたかったのかも。

4Fのレーンに着くと、何とMノ下君がいた。来週宮崎で九州歯科医師の大会があるため練習に来たとのことだ。
投げる前にレーンのオイルの様子を見てみた。オイルを入れず昨夜のままということもありそうなると荒れてマイボールの威力がそがれる。きちんと入っていてきれいだったのでほっとした。1投目は準備運動も兼ねて軽く適当に投げただけだったがストライクになり、友人らが「おおっー」と声を上げた。ただラッキーなだけだったがまずはつかみはOKか。

チッチ友人はレオ君とシンジ君で、ボールは当然ハウスボールで投げた。シンジ君はサムレス投法でボールを大きく曲げることが出来、場合によっては普通に直球も投げなかなか運動神経がよろしい。レオ君はあまりボウリングはしないらしく途中私はピンを見ずにドットかスパットを見て投げるとコントロールしやすいぞと指導をした。こんなことでもボウリングはすぐにスコアアップにつながる。チッチはマイボールで投げたといってもスペアのコントロールが全くだめで1ゲーム目は100を越えなかった。私はというとスペア2回のあとスプリットミス、そしてイージーミスし5フレで78点と今一だった。しかしレンコンは安定しているしだいたい狙うラインがつかめたのできっとストライクが出るはずと投げた6フレから怒濤のストライクラッシュ、8フレでターキー賞取っても緩まず投げ、10フレまでオールウェイなんと7連続ストライクでスコアも223を出し友人らの度肝を抜いたようだ。ふふふ、今日はこれだけでよい。後はどうなろうとチッチオヤジのこのインパクトは強烈だ。実際その後は151、189で普通だったが、彼らが家であるいは学校で話題にする時は「チッチのオヤジはストライクばっかしで220以上出していた」になるのだ。ハハ。

4ゲームめと5ゲームめはダブルスをした。私とレオ君組、チッチとシンジ君組に分かれハンディを彼らに20ピン与えた。で、開始しようとすると、ややタイミングが悪いことに場内が暗くなりストライクチャレンジが始まった。これでストライクが出ればオロナミンCがもらえる。それで第1投球者を私とチッチが投げることにした。ダブルスでは私の方が後投げがいいけれど時間制限内でストライクを出すにはその可能性の高い人から投げたほうがいいからだ。で、投げた結果見事にストライク。続くチッチもストライクでこれはお見事!2フレで友人二人も投げたがやはりストライクは出ずに結局ストライクは出だしだけだった。

ダブルスになるとスペアも勝手が違い私がミスの連続をしてしまい5回連続1ピン残りの9本カウントという体たらくでチッチ組に完敗した。続く2ゲーム目はハンディを10ピンに減らした。今度は接戦になったがダブルのあとレオ君がガターを出したのが痛くまたもや敗戦。勝った方がオロCゲットとしたのでチッチとシンジ君が美味しそうにごくごく、ううむこれは仕方ない。でも「楽しかった」と言ってくれたし、私もインパクトを与えたしで良かった良かった。

昼は友人二人が行ったことがないというので近くの「天下統一ラーメン」で食事をした。私はあっさりにしたがシンジ君はこってりを頼み「美味しいです」とスープを底まで飲み干していた。大丈夫かいな。私はここのこってり風味は苦手だよ。12時45分になったので「おっと時間」とお開きにした。というのも午後1時から近くのホールで「博多・天神落語祭り」の鹿児島主張公演があるからだ。カールと待ち合わせ初めて落語を生で聴くことになった。

だがしかしー。三遊亭円楽、春風亭昇太、桂ざこばなど5人もの噺家が落語をしたのだが前日の仕事の疲労、そのあと麻雀もしたし、今朝はボウリングとイベントづくしの私がラーメン食べた後となればそりゃ睡魔がやって来ますわ。何度か笑い声で覚醒するも最初から最後まで聴き通せた題目は一つも無かった。隣でカールは呆れていたようだったが・・。いや、雰囲気だけはよーく分かった。また機会あれば聴きに行ってもいいかな。その時はお目々ばっちし耳にちゃんと入るようにしますって。


2014年11月1日土曜日

朝駆け

深夜打った天鳳では序盤満貫を放銃した後、ピンズのチンイツのチャンス手が来た。対面の初手9ピンをポンすればすぐにでも聴牌し満貫を上がれていた。しかしこれを見送った。というのも2巡目で私の手は以下のようになっていたからだ。

①①①②③④④⑥⑦⑧⑨⑨白

これ分かる?次ぎに面前で⑤か⑨が来れば役満九蓮宝燈の聴牌、こんなチャンスは滅多にない。勝負に徹すれば⑨ピンのポンだったろうし、6巡目①ピンが出てこれをポンすればまたもや聴牌だったがこれもやらなかった。これまで5回ほど九蓮は聴牌するも上がれておらずついつい夢を追った。しかしここは鳳凰卓、そんな緩い打牌を逃してはくれず9巡目に対面に上がられてしまった。結局それがたたってラス。甘ちゃん雀士を言われても上がったことのない役満は一度は上がっておきたいんだよなー。

(ちなみにこれまで上がったことのある役満は、小四喜、国士無双、四暗刻、大三元、緑一色で九蓮宝燈、字一色、清老頭は聴牌止まりだ。地和、天和はなく最難関の四槓子はまず無理だろう。)

さて疲れて寝てしまったものの朝6時には眼が覚めうつらうつらネットをしていると不意に携帯が鳴った。青雲会病院からだ。うわ、こんな時間に電話っていい感じが全くしない。当直のタッピーNsからで合い言葉Drの病棟高齢女性患者の新鮮吐血で状態が悪いという。ううむ、午前は外来もあるし緊急内視鏡をするなら今のうちだ。「内視鏡室スタッフすぐ連絡して30分後には内視鏡出来るようにしておいてくれ」と頼み、高速道路で向かった。昨日は帰宅遅く今朝は就業前に出勤、まさに夜討ち朝駆けだ。

検査直前にみた患者さんは予想以上に状態が悪かった。血圧はほとんど計れず直前のヘモグロビンが4台(!)で瀕死といってよかった。タッピーNsは助からないのではと思っていたそうだ。内視鏡で見てみると大きな十二指腸潰瘍があり露出血管からどくどくと出る動脈血であふれひどいものだった。HSE注入後クリップがしっかり噛んでくれ止血はうまくいった。点滴を速め、輸血をオーダーした。ふー、とりあえず危機は脱した。

この後昨夜の憩室下血の患者の観察内視鏡もあった。結紮ゴムは外れていて中途半端だが血は止まっていてほっとした。終わるや否や本来の業務、外来診察へ向かっていたのだった。