2014年11月8日土曜日

役満の夜

今日は朝から勤務で午後からは引き続き当直だった。朝イチで先週十二指腸潰瘍出血した患者がまた吐血したと聞き緊急内視鏡をすると先週止めたところは止血されていたのに別の部位の露出血管から出血していた。巨大潰瘍だったゆえに一筋縄ではいかない。クリップで止めどうにかまた止血出来た。

当直での患者は怪我が多かったな。転んで腕の皮が剥けた人、包丁で指先を切った人など、内科の私が全部縫合した。ともかくも縫合が出来るということはいいことだ。後日外科や形成外科のDrに診てもらうが縫い直しになることはないようだ。出血を止めるってことは内視鏡止血同様大事ってことっす。

夜は天鳳の観戦(当直の時は私はネット麻雀は打たない)。例によってサブアラドDrが打ちまくっていてぼーっとみていたら当の本人から携帯に電話があった。「今天鳳打っていたんだが」「知ってますよ。今観戦中ですって」「ほう、今どの辺?」「南の2局ですが、センセ、国士無双狙ってますね」「そうなのよ」「うん?まさかこれ上がっちゃうの?」「ふふ、見ててごらん」観戦は5、6分遅れて表示されていく。サブアラドDrのはすでに結果が出ている。口ぶりからして役満成就か。一人だけダントツがいる中で下3人がビリ争い、サブアラドは露骨な国士狙いに出ていた。6巡目で一向聴。中か1ピン持って来れば聴牌だ。そして10巡目1ピンツモり中待ちの聴牌となったが直前に3枚目の中が切られ残る上がり牌は1枚となっていた。ラスの下家は断ヤオドラドラの聴牌でサブアラドが持って来れば間違いなく放銃でラスになる。しかし13巡目上家の親が不幸にも4枚目となる中を持って来た。ロン!国士以外あり得ない上がりで上家は瞬間肝をつぶしただろう。3万2千点上乗せされわずか千点差でサブアラドDrは逆転トップになった。いやーお見事!気持ちいいだろうねえ。

そして同じ頃テルからメールが届いた。「役満上がった。四暗刻単騎。しかも親、9万6千点!」ネットでなくリアル麻雀でのことで人生初の役満だったようだ。おいおい、みんなすごいのう。でもテルにはあまり麻雀にハマりすぎないよう忠告しておいた。私は学生の時にそれで一時学業がおろそかになったから。「大丈夫、週末のたまにするくらいだから」との返信でそうあって欲しいものだ。ともかく役満は麻雀の華。聴牌すればドキドキ、上がれば歓声、楽しいっすよネー。

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