2018年6月30日土曜日

家電交替時期

洗濯機は毎日のように使う家電だ。壊れたらいち早く手に入れたい。ネットだと配達までに数日はかかる。そんなわけで最近よくお世話になる家電店「エエデオ」に頼みパナソニックのNA-FW100S5ーTという機種を購入した。エエデオには高圧洗浄機を借りておきながら「すみません、ネットが安いんでそっちで買います」と非情な選択をしていたので、今回は気が楽だった。内実、ネットでもそれほど値段の差がなく、ならば早く手に入りセッティングや前機の片付けもしてくれる身近な家電店がやはり有り難い。

カールによると洗濯時間も早いしこれまで落ちなかったシーツの汚れもきれいに落ちてすごくいいとのこと。調べれば前機は11年も前のもので妙なオイルが出てこなくても引退時期だったのだ。

洗濯機に限らず最近うちでは10年近く使い込んでいて家電は替え時なものが多い。掃除機は重くて吸引力も落ちてきているし冷蔵庫は若干保存量が足らず大きめのものが欲しくなってきている。TVだけは沖縄のカールの実家にあったREGZAのZ7が近々やって来るので替えずにすみそう。念願だったタイムシフトマシン機能が使えるので楽しみではある。へへ、こういう日が来るかもと思ってギボヒサコに機種選定の際私がREGZAを選んでおいたのだ。ヒサコは録画を利用するテクがないけれど「画質がよくて」と気に入ってもらえていたからこれでいいのだ。

昼からはまた麻雀。相変わらず開けたいゾMRが調子よかったねえ。終わってみれば私はかろうじて浮きでサブアラドDrも勝ち、ということは見せたまえDrが一人負けだった。相性のよかったダイボDrが都合で最近参加できず見せたまえの不調が続いている。ま、今まで勝ちすぎたからちょうどいいくらいでしょ、うん。

2018年6月29日金曜日

LINE家族会議

夕方、まだ私は病院にいたのだが、ひょんなことから一気に家族会議、いや団らんなのかな、それは始まった。参加者は家族5人全員、しかしみんなそれぞれ違う場所にいたのだ。会議場所は「こてる家のLINE」で、材料はミニボトルウイスキー、議題は誰が(勝手に)ウイスキーの蓋を開けちびりと飲んだのか?というもの。カールが家の整理をしていたらオールドパーのミニボトルが開けられ中身が少し減っていたのである。(↓目薬の比較です)
カールの「事件です。誰?飲んだのは」投稿に子どもら3人がみんな反応した。

チッチ「誰だ誰だ」
テル「そんな飲んだら潰れる」「ウイスキー嫌いなので断じて私ではありません」「麦焼酎しか飲まない」
セージ「呑んでないよ」「前もあったよね、こういうの。オレがめっちゃ疑われたけどさ〜」
カール「またまた犯人なしかぁ」
セージ「だいたい前の酒も今の酒も、どこに保管していたん?」
テル「それな」
カール「棚。前は預かり物だったので食器棚の中」(注記:「前」とはママ友から預かっていたお酒を誰かが飲んでしまっていてお詫びに菓子詰め合わせを持っていたエピソードのこと)
テル「(棚の写真を見て)開けてすらいない」
カール「(今回は)1センチ残っている。前のは半分飲まれていた(怒)」
セージ「うちには焼酎もウイスキーも呑む人はいないよね?」
テル「だれだよw」
チッチ「元々空いていたとかではない?」
カール「(可能性あるね)だからよ。だから整理整頓の時にしか気がつかないのよ」
テル「今さっき麦焼酎しか飲まないって話したばかっかで『うちには焼酎もウイスキーも呑む人はいないよね?』は悲しすぎる」
私「(こうなったら)ギボヒサコか、ゲンちゃんしか(犯人は)いない」
テル「ニャンタロスやったな」
カール「ギボヒサコ、ウイスキー飲まない」「そうか ゲンか」「そうに違いない」
テル「ジッシテル ウイスキー飲まない」
私「ヤマケンくん?」
セージ「ヤマケンはない!」(ヤマケン君はセージの同級生で家に来た時、シーバスリーガルを飲ませたことがある)
テル「誤答先生?(予備校の先生の名前)」
セージ「だいたい食器棚とか(自分らは)開けないやろ」
結論は出ずに最後のあたり
テル「もう妖怪のせいでいいよ」に誰かが「ウォッチッチ」と言い「チッチ?」に「犯人はチッチか」「こんなところに答えが」と暴走意見が出たところでカールが「まぁ、捨てます 怖いからね」と言い、私が冒頭に投稿した「結局犯人はいない」という予想がやはり当たることとなった。

試しにボトルの中を嗅ぐと、はあ、スモーキーフレーバーのいい香りが・・。それほど好みではないけれどカールと残り1cmを二人で分けてクイーっとやりましたわ。ハハ。

かつて5人は同じ食卓に座っていた。今は5人別々でも仮想の食卓で家族の会話が出来る時代になった。すごい。

2018年6月28日木曜日

勝負師西野

夜、空港にカールを迎えに行って帰宅後、シャワーも浴び、W杯の日本対ポーランドを見る準備をした。試合開始直後、片手にビールと行きたいが気分悪くなりそうでサントリーのノンアルコール「オールフリー」を飲んで観戦した。同時進行のコロンビア対セネガル戦を2画面同時にしてだ。日本は先発を6人も代えて臨んでいた。それには勝算ありなのか?やはり前回までより力、バランスともに劣っている感じがあり前半何回ゴールを脅かされそうになった。そして後半、槇野の反則後のセットプレーから1点決められてしまった。

それ以降はなかなかチャンスが来ない。もう一つの画面のコロンビア、セネガル戦は0ー0だ。このまま終われば日本は決勝トーナメントに行けなくなる。もしここでコロンビアとセネガルが示し合わせて「引き分けで終わろうや」と「談合」すれば二者とも進出できる。これが後半終了頃だったら十分ありうることだった。しかしコロンビアが1点先制する。このまま終われば2勝1敗勝ち点6でコロンビアは文句なく抜け出せる。となると、日本とセネガルは勝ち点も得失点差も総得点も全く同じ。どっちが進出できるんだと思ったらフェアプレーポイントで日本がセネガルを上回り行けるんだと。何それ?イエロカードやレッドカードなどをポイント化し反則がより少ない方を優遇する今大会からの決まりだった。ほほう、日本は伝統的にラフプレーが少ないのでこういう時には有利だ(韓国は逆にラフプレー、反則は一番多い)。しかしまだ10分以上残っている。日本が得点出来ずセネガルが1点でも入れればあっという間に敗退が決まる。1点入れ同点にでもすれば間違いない場面だったが・・。

長谷部を入れる前からあれ?攻めないのという感じになっていた。そして残り10分、0ー1のまま終わらせる作戦を取った。うわー、大丈夫かよー。他力本願を取るとは。場内はブーイングだ。コロンビアにしてみれば同点でも進出OKだから力を抜くかもよ・・いや、やはりそれはあり得ない。引き分けのままではもし日本が同点に追いつけば敗退してしまう。だから必死に守った。最後は日本戦は見ずにコロンビアを応援していた。結果はみんなも承知の通り、0ー1の敗戦を受け入れトーナメント進出を確定させた。私は西野監督は勝負師だなと思った。攻めてカウンターのリスクを負うより攻めず他力を信じる作戦に出るとは、いやはや。

終わって上から目線の他国マスコミはこのプレーを相当非難していたようだ。しかし何を言っているのと思った。似たような行為はこれまでごまんと見てきた。特に予選リーグ第3戦にその手の試合が多いのはお互いが引き分けでよしのケースがあるから。それにこの前の4月にあった女子サッカーでも女子ワールドカップの出場権をかけたなでしこジャパンはオーストラリア戦、1点リードしたが同点に追いつかれた後はなんとセンターライン付近でずっとパスのし通しに徹した。オーストラリアもボールを奪いに行く素振りだけで向かってこない。5分くらいそれを繰り返し試合終了となった。実は日本もオーストラリアも1対1の引き分けならば両者出場権を得られる状況だったのだ。現行のサッカーのルール上、互いにそれに則(のっと)ってした行為で攻められるべきことではないだろう。しかも西野ジャパンは相当なリスクも背負ってのことだ。セネガルが得点していたらほれ見たことか、あるいはポーランドに2点目を取られたらなんでボール回しに徹しないと言うに決まっている。だから上から目線のお気楽講評だって言うんだ。西野監督は失敗したらきちんと自分に責任があるときっと言ったに違いない。周囲の雑音はどうあれ立派な指示だったと私は思うゾ。

2018年6月27日水曜日

オイルべっとり

T-MAXでのボウリング練習が終わって洗濯機にシャツや下着を入れ自動洗濯開始、あとはシャワーやTVなど細々したことし約40分ほど待った。いつも終了音に気付かず洗濯物を取り出すのを忘れるので気をつけていた。ピーヒャラと音が鳴り、下着を干し始めて異常事態に気がついた。なんだこれ?内蓋にオイルの固まったのようなものがたら〜りとべと付いているのだ。

開始前に付いていないのは確認している。この器械の中から染み出たものなのは間違いないが急いで拭き取ろうとするもこれが全く取れない。実に粘っこく洗濯スポンジに洗浄剤を混ぜてもダメ。洗濯物の中に三着このオイルが付いているのがあってちょっとやそっとじゃ取れそうになく水の入ったバケツに付けおくことにした。(↓Tシャツに付いたオイル)
原因は分からないがこれじゃーこの洗濯機は使えない。10年近く使ってきているのでそろそろ替え時か。カールのいない時にこんなトラブルが起きるとは。明日帰って来るので買い換えか修理か、相談だわ。

W杯は予選リーグの第3戦でメキシコ対スウェーデン、ドイツ対韓国を2画面同時進行で観戦した。ドイツ、韓国に勝って2連勝したメキシコがスウェーデンに苦戦し後半2点取られた時点で何と予選敗退の危機に見舞われていた。というのも裏でやっている試合ではまずドイツが勝つだろうと予想されていたからだ(ドイツが勝てば得失点差でメキシコを上回る)。しかし韓国が頑張って0ー0のまま進行している。このまま引き分けならばドイツは枠抜けできない。攻めてはいるが簡単に点が入る感じがしない。なんかいつものドイツと違う。これはひょっとしてドイツは決勝トーナメントに行けないんじゃ・・と、よその国のことながらハラハラしてきた。そしてー。もし引き分けでも進出できる立場だったらしっかり守り切り、あんな点は取られはしなかっただろう。一見オフサイドにも見えた韓国のゴールはVARで確認され認められ0ー1となりこれでドイツ敗退が決定的となった。
(韓国の得点がVARで認められた瞬間、左下に「ゴールノーオフサイド」の文字)

それでも最後の可能性を狙いキーパーが攻撃に参戦し逆襲され0ー2となったところで試合終了。すでに敗退が決まっていた韓国が大喜びの結果となった。
(無人のゴールにボールを蹴ろうとする韓国選手。これなら私でも決められそう)

いやー、W杯を見るようになって36年、こんなドイツの姿は初めてだ。前回優勝時は憎たらしいほど強かったのに・・こんなことも起きるのかと改めてワールドカップの怖さ面白さを感じたヨ。

2018年6月26日火曜日

やんわりお断り、の理由

昼休みに防災訓練があった後、午後は早帰りをした。といっても、明日退院になるオマルさんのところに行って3子局を打った。今回は4連敗とあまりにふがいないので最後くらいは勝ちたいと思ってネ。

序盤は当然私が有利だったはずだが、右辺で損をして差が縮まった。しかしその後はいつもの悪い癖の相手の石を取ろう取ろうを抑え、慎重に打ち進めた。終盤になっても私は自分はずっとリードしていると思っていたのだが地を数えると案外そうでもない。何かポイントを上げないと厳しい情勢になっていた。で、左辺の相手白地が何となく形が悪く中に手を入れれば地を削減できそうと思ってやってみた。こういうのはたいてい失敗しやらない方が結局は得だったとなりやすい。だが、今日はこれが見事に決まった。10目近くあった白地がゼロになったのだ。いやー、上手(うわて)に対してこんなにうまくいくとは。
 陣笠の形の白石4目にポンと黒石↓を付けてみた。
これに白は反発した。タケフの黒石4目↓が生還できるか?
白石も弱い部分がありこれで左にハネた黒石を遮断する手がないため生還できる。

3目の地をもってつながり黒大もうけ。

終わって私の3目勝ちだったからここでの手段が成功しなければ確実に負けだった。「今日はうまく打ったな」とお褒めの言葉ももらい、「もう1局」という再戦の言葉をやんわりお断りした。せっかく勝ったのにしばらくは余韻に浸りたいではないか。「体に気を付けて」と挨拶し帰宅した。

夜は天鳳でサブアラド四段と麻雀対戦。オーラス、サブアラドはビリ、私は3位だったが上位とは接戦でちょうど混イツ中ドラ1でリーチというハネマン手でリーチを掛け、あがればトップというその直後、な、なんとここで回線切れを起こした。ネット麻雀では時に起こることがあり、その場合急いで麻雀ソフトを起動すれば10数秒で復帰出来る。ただしその場合数手手が進み上がれないばかりか自動ツモ切り状態になるので放銃の危険もある。せっかくいいところだったのにと再びアクセスすると・・。ガーン!ショック!!リーチ直後にサブアラド四段は私の当たり牌の3ピンを切って追いかけリーチを掛けていた。ハ、ハネマンがぁ・・、トップがぁ・・。そして数巡後、サブアラドへの当たり牌を私は持って来てロンされた。なんていうことだ。幸い、それでもビリにはならず3位で終わったが、本来ならトップだったのよー。
(↓見てのとおり、美しくも高い勝負手リーチ)
(一発でサブアラドから3ピンが切られるも上がれず、
↓対面も合わせ打ちで難を逃れている。
あり得ないでしょ) 

半荘終了後、電話が掛かってきてその悔しさを彼にぶつけた。リアル麻雀では絶対に起こりえないシーンに、同情されるやら、笑われるやら。彼はもう1回打とうかと言ってきたが、気持ちの整理が付かないし、それで打てば今度こそビリになりそうで、やんわりお断りしたのだった。ギャフン。

2018年6月25日月曜日

パッと起きて日本対セネガル戦

ハッと目が覚めたら午前0時を過ぎていて、すでに対セネガル戦は始まっていた。2分くらい経過している。試合が終わるまで一人で「あーっ!」「うわっ!」「危ないー!」と騒ぎまくっていた。

最初の失点、川島のミスは非難されるやろな。戦前に城彰二が「川島はちょっと不安だ、先発を交代させるべき」と主張していたのを思い出す。城彰二も腹が出ている割にはまともなことを言えるようになった。このままじりじり押されるのかなと思っていたら30分過ぎに乾がきれいにシュートを決めて同点!よしよしこれで十分勝負になる。

(話は違うが、マスコミはセネガルのシセ監督がカッコいいとかセクシーだとか言っているけど、私は初めてTVで見た時、思わず「こいつ人間か?」と思ったくちだ。真っ黒い顔にギョロ目でこっちを見ている。ウルトラマンに出てくる突然現れた怪物ケロニアみたいだった。こいつに「アターックチャンス!」なんて言わせちゃいけないゾ。)
(↓こいつがケロニア。
クローゼット開けて、こいつが出てきたときには
ショックで心臓が止まりそうだった。
その後しばらくトラウマになったくらい)

ただ私は大迫が活躍しないとイマイチな気分になるので後半に点を決めてくれよと念じていた。この試合、大迫、柴崎はいい動きをしていた。そして柴崎のクロスで大迫に絶好の得点チャンスがっ!がしかしー、何と大迫はちょこんと合わせるだけのボールを空振りしてしまう。ここで決めていれば「ハンパないって」は日本人に永久に刻まれるはずだったのに。そして今度は大迫のヒールパスに柴崎のミドルシュートが決まるかと思われたがバーに弾かれた。くそぅ。逆にこれだけチャンスを外すと嫌な予感がするよねー。

案の定、唐突にセネガルに1点を決められ1ー2のビハインドを背負った。実はこのプレーの前にすでにゲームの中で消えていた香川に代えて本田を投入する準備がされていたのだ。そして岡崎も入り大迫との2トップになり得点を狙う。これがうまく決まった。本田の3大会連続の得点で同点だ。うー、やるじゃん日本代表!後半は日本が押し気味だっただけに逆転したら最高だった。しかしまあ、引き分けでも大きい。十分に満足できる試合だった。こんな活躍が出来るのに大会前はなんでふがいなかったのか。うまいぐあいに調整のピークが大会に合うようになってきているのか?今大会は調整不調のせいかドイツもスペインもアルゼンチンもイマイチだ。戦前予想がすんなり勝つ前回大会のようなこともあるが今大会は波乱も多いのでこのまま日本が決勝トーナメントに進出し1勝して目標のベスト8を達成してくれたらいい。そして大迫が得点してくれたらもう何も言うことはない。

代表が活躍すると自分もみんなも盛り上がる。4年に1回のW杯はやめられまへんわ。

・・・現在この日記を書いているのは7月2日の夜。日本代表は見事勝ち進み(イヤ、負けても進み)7月3日未明、決勝トーナメント初戦に臨む。内心負けるかもと思ってはいても、ぜひ勝って欲しいと思うのは日本人だからだっ。そうだろう?!

2018年6月24日日曜日

フサンコ画伯を祝いさこ

フサンコ画伯が県美展の最高賞受賞をしたお祝いをするから来ないかと誘われ、最初はカールに連絡があったらしいがあいにく沖縄なので私一人で夕方枕崎の和食の店「はにわ」まで出かけた。

画伯(もうこの呼び名もあながち揶揄らしき気分はない)が受賞を知ったのは新聞発表があった日の午前3時過ぎだったという。ぬぁんでそんな時間に?実は新聞を配達する人の中に同じ絵の勉強をしている仲間がいて発表をチェックしたらなんと全作品中トップの最高賞だったので「ひったまげて」即電話したらしい。受けたフサンコ従兄はぐっすり寝ていたかというと「実は眠れなくて起きていた」んだって。なに?受賞するんやかないかと思っていたんかい。いや、本人にとっては入賞はあっても最高賞は青天の霹靂だったそうだ。(あいさつをするフサンコ画伯↓)

受賞作はつい今日の夕方まで枕崎で展示されていたらしい。知っていたら先に立ち寄ってから来るんだったのに。でも、作品はいずれ本人に返されるとのことで、ならばいつでも間近に見ることができる。フサンコ宅は建築家の家らしくミニ体育館のような構造で大きな絵を飾るスペースは十分にある。まさかこの日のためにそうしたわけではあるまいがー。最近は常に絵のことが頭にあるようで、昔よく見ていた韓ドラは一切見なくなり美術展巡りなども頻回らしい。そう、そうでなくてはわずか3年ほどでこんな大きな賞をもらえるはずもない。それに、師匠の祝迫先生の指導を素直に聞き実行しているのも上達している要因ではないかとヒトミンチョ妹やトシ登り兄らが指摘していた。変に経験がある人はそれまでの自己流の癖を直せないか直さないものらしい。ほほう・・。

2時間ほどで帰宅の途に着いた。少し眠かった。今夜はW杯の日本対セネガルがある。0時から試合開始なのでTVの前に布団を敷き22時くらいに仮眠を取ることにした。目覚まし時計を準備していなかったが果たしてちゃんと起きれられるのか・・。

2018年6月23日土曜日

あんなにふさふさと

6月23日は沖縄の慰霊の日である。沖縄では役所や学校は休日になる。

カールがTVでその式典の様子を見ていて「あれ?安倍さんをいっしょに映っているこの人誰だろう」と思ったその人は何と翁長知事だった。
5月に膵癌の手術も受けたばかりというし相当痩せていて、トレードマーク(?)だったカツラも外していたからだった。膵癌はステージ2でリンパ節転移も一部あったというから油断は全く出来ない。この翁長さんの画像をみたあるネット民は「あら、翁長さんどうしちゃったのかしら、前はあんなにふさふさしていたのに」というコメントを残していたが、おい、ちょっと不謹慎にも笑わせてくれるゼ。まあ抗がん剤も使っているだろうからその副作用でという言い訳も出来そうだ。陰の声で「ただ1ヶ月でここまで見事に脱毛するはずはない」だって?おいこら、空気読めよ・・。

午前の仕事が終わって、帰る前にオマルさんのとこに行き、また3子局を打った。今日は2局も打ってなんと2連敗。いずれも攻めすぎて破綻し自分の石が死んじまうという結果だった。オマルさん、症状改善しているから調子いいわー。でも、途中4階病棟看護師のサーヤNsが心配して覗きにきた。
「心拍モニターで脈拍が急に140、150まで上がったものですからー」と。そうそう、オマルさんは5階に入院していた時もそうだった。今回初めての4階入院だから囲碁の時は速くなるというパターンを知らなかったんだな。「(オマルさんは)心配ないよ」と私。ちくしょー、次は絶対勝ってやるぅ。

2018年6月22日金曜日

「あと一人が見つからない」

サブアラドDrから「明日土曜日に麻雀できないか」とリクエストがあるも、どうにも一人面子が足りず、断念せざるを得ない状況だった。

そんな折り、夕方、薩摩川内市のしんどかどDrから電話があった。「こてるー、麻雀できないか、一人足りないんだ」だって。うわー、行きたい!でも、今夜は串木野でトリオボウリングリーグ戦がある。「断ってこっちに来られないのかい」としんどかどDr。いや、それはできない。トリオ戦は3人そろえるのがやっとで私がドタキャンすると迷惑がかかる。残念そうなしんどかど。結構タイミング悪いんだよなあ。

「あと一人が見つからない」は麻雀あるあるの代表だわー。ロン!

串木野は1ゲーム目いきなり4フレーム連続ストライクで絶好調をうかがわせたがその後失速し、212、179、154とアレレの展開。まだまだやなあ。

麻雀したがっていたサブアラドDrはネット麻雀では調子悪く、夜、LINEに「チャオ(落ち)りやした」と連絡があった。なんと四段に落ちたと。同じ五段だったのに私は六段に上がったので二段差がついてしまった。万に一つもないと思うが三段に落ちると同じ「特上卓」では打てなくなる。打ち方にどこか迷いがあるのかも。

明日も午前の仕事がある。だが、W杯もちょくちょく見ている。驚きはアルゼンチンがクロアチアに0ー3の敗戦結果。いやはや予想を裏切る展開にまたも睡眠不足に陥る私であった。

2018年6月21日木曜日

女子の時代

カールとギボヒサコが沖縄に1週間ほど帰るので通勤前に空港まで送った。結構な大雨だったので,
この分だと逆に沖縄は晴れでそろそろ梅雨も明けるはず、いよいよ本格的な夏がやって来る。

夜、カールからLINEで「TVにミーユが出ている」と写真付きで送られてきた。ミーユとは沖縄出張時代にテルと幼稚園で仲良しだった女の子だ。なんと立派になって沖縄のTV局の女子アナになっていた。
沖縄から早稲田大学に進んだのは知っていた。元々アナウンサー志望でいろんな局に就職活動したけれどどこも受からなかった。結局旅行会社に就職したらしいが夢をあきらめず、1年して宮古島のTV局に就職しアナウンサーだけでなく取材のアポイントから現場の仕切り、撮影、編集、放送管理までの流れを一人でこなしたそうで、2年前に沖縄のテレ朝系列のTV局に報道制作部記者として就職、そして今は念願のアナウンサーになっていた。いやー、幼児のころから好奇心もあり活発な子で、ある時、「早朝の市場の様子を見たい!」というのでテルと他の子らを連れて付き添ったことがある。私たちが鹿児島に戻ってからもテルとは連絡があり、アナウンサーになっていたこともテルは知っていたそうだ。

彼女のような生き方をみて、女子の生き方がこの3、40年で確実に変わった来たなーと思う。嫁に行くのが当然ではなくなり自ら道を切り開いていくのが当たり前になった。反面、男がやや頼りなくなってきているか。テルもそれなりに頑張ってはいるがミーユほどはっきり夢を形にはしていない。医学部も女子の割合が増えてきて3割4割は当たり前、北里大医学部など今年の入学は女子が5割を越えるという驚きの事態になっている。女子のパワーアップはまだまだ続くな。

2018年6月20日水曜日

「もっと痛がらせてー」

「大迫ハンパない」はすさまじい勢いでマスコミからネットから流行り始めた。日本が勝った、決勝点を大迫が決めたというある種の浮かれ気分、「半端ない」が使いやすく景気のいい言葉だということ、そして元ネタの滝川第二主将中西隆裕の動画が何度見ても面白いことに尽きる。早くも今年の流行語大賞も狙えるともっぱらの評判だ。だとしたら受賞者は誰になるのか。大迫か中西か、いや、ここは両者がいいだろう。残念ながら中西さんは今は銀行員で取材を受けると切りがなく仕事に差し障りがあるとかで一切取材は拒否している。でももし大賞をもらったらぜひ!だ。

まさか普段なら誰も知らないロッカールームでの泣き言が、10年近く経ってこんなにもズームアップされ人口に膾炙(かいしゃ)するとは!ネット社会の現代、何がどうして注目されて、一気に人生すら変わることもある、面白くも怖い時代になった。

朝は可愛いんだ理事長の年1回の胃カメラ検診を私がした。経鼻内視鏡で行うが今回は少し挿入時に反射させてしまい「ちょっと痛い」と言われてしまった。いつもは「楽だねぇ」なのだが、まあたまにはこんなこともある。で、終わってしばらく昼前にラブカメ先生に「こてる先生、理事長の(胃カメラの)結果はどうだった?」と尋ねられたので、それに答えた後、「それよりも少し痛がらせてしまいました」と言うと、満面の笑みで「もっと痛がらせてやらんとー」だって。元教授というお偉方なのに、いつもは理事長にいじられっぱなしで、この時ばかりは御満悦の表情だった(⌒о⌒)。

2018年6月19日火曜日

大迫ハンパないってPart2

みんなも観戦したと思うが、W杯予選の初戦日本対コロンビアはいい意味で予想を裏切り2ー1で日本が勝った。私はあいにく当直で試合開始1、2分で外来に呼ばれ診察をしていたので香川のPKは見ていなかった。終わって医局に戻り、急ぎTVを見ると何と日本が1ー0でリードしていた。「え、ほんと?」と中継を聞くとコロンビアが1人退場し10人になっているというからよほど悪質なファールをしたのかと思ったら、ペナルティエリア内で得点阻止をしたハンドをしたのか、うん、確かにレッドカードもあり得るナ。でもこれで日本が勝つ可能性がぐっと強まった。このあとはじっと観戦できたがなかなか相手を崩せず、あろうことかフリーキックのグラウンダーをゴール隅に決められるとは。

でも少なくとも勝ち点1は取れるだろう、ただ私たちこてる家はいつも大迫に期待している。彼が活躍しないと日本が勝ってもイマイチとさえ思っている。その大迫はパスやポストプレーはしているものの得点にからむシーンはほとんどなかった。手を上げボールをくれ!とポーズするもなかなか来ない。後半に入り日本がおおむね攻勢だったのでそのうちチャンスが来るのではと思っていたら、本田が入ってから動きがあった。ゴール直前で相手デフェンダーに囲まれながらボールをキープしちょこんと前に落とした。それを酒井宏樹がシュート!しかしデフェンダーに当たりボールアウト、コーナーキックになった。私は念じていたよ。大迫に来いっ!って。

大迫が喜びを爆発させて走り出した時はそりゃーうれしかった。こてる家のLINEに「大迫!」そして多くの人がやったように「ハンパないぞ!大迫」と書き込んだよ。うちの子らもみんな書き込み喜びを共有した。きっとハンパないは流行るぞ、ずっと以前からそれは予想していた。いい舞台で大迫が活躍するという条件が必要なんだがー。結局大迫のヘッドの1点が決勝点になった。コロンビア相手に勝つとはラッキーもあったが今大会は大いに期待が持てる。でも次だ、次が大事。大迫が本当の意味での日本のハンパないフォワードになるには残り2試合でまた活躍あるいは得点を入れないと。

2009年正月のこてる日記を久々に読み返してみた。1月3日には「・・・高校サッカーは鹿城西が宇都宮白楊を7対1と圧倒した。これが3回戦かと思うほどの力の差があった。 やはり大迫勇也はすごい。攻撃のほとんどが彼が起点だしフィニッシュも彼が決めることも多い。得点もアシストもやってのけ呆れるほどの存在感だ。このまま伸びてくれたら近い将来の日本代表のフォワードはしばらく安泰だな。」と書き、決勝のあった1月12日はタイトルも「鹿児島城西vs広島皆実」で「・・しかし大迫勇也はすごい。DF3、4人に囲まれてもボールをキープし先制点を入れちまった。これで計10点とあっさり大会得点記録を塗り替えた。1点取って「これは優勝できるかぁ鹿城西よ」と期待がふくらんだ。 ううん、でもその後の展開はつらい。きれいなシュートを2本続けて決められ逆転されてしまう。前半には追いつけず、後半野村のシュートでいったん追いつくもそこまで。 
広島皆実のボールキープが強く3点目を取られてからは鹿城西は決定的なシーンを作ることは出来なかった。練習試合で3試合とも1点差負けという相性の悪さもあり、本試合でも結局1点差で負けてしまった。残念だが公平な目で見てやや広島に分があった気がする。仕方ない。
ただ今大会が鹿城西の大会だったというのは言える。準優勝でもインパクトは並みの優勝以上のものがあった。大迫勇也も負けた悔しさを昇華し今後は精進して日本を背負う歴史的な選手になってほしい。大衆は彼に日本サッカーのヒーローたる素質を感じた。それほどの逸材だ。


9年前に予想したことが現実になろうとしている。準々決勝の滝川第二のロッカールームも当時TVで見て大笑いしたのは覚えている。そこを日記に書いておけばよかった。でも2年前の11月11日には久しぶりに大迫が日本代表に復帰した時の試合の様子を「大迫ハンパないって」のタイトルで日記ネタにした。

(以下、後半からラストまで掲載)

・・・そして前半終わりにゴール前でデフェンダーをうまくかわし2点目をゲット!よぉーし!すごいぞ大迫。次に車中一人で私は叫んでいた。もうこのセリフしかない。

「大迫っ、ハンパないぞォ!!」

高校サッカー選手権で大迫擁する鹿児島城西に負けた滝川第二のキャップ中西隆裕が試合後の控え室で泣きながらインタビューに答えた際に言ったセリフで、グッドルーザーの名言としてその後何度も映像が使われた。


プロに入った大迫が活躍すると「大迫ハンパない」がボードに掲げられるようになり、今夜もちゃーんとあった。よしっ、これで日本代表のFWは今後大迫だ。サッカー人の全盛期は短い。少なくともロシアワールドカップまでは活躍してほしい。そして何度も「大迫ハンパないって」をネット、TV、新聞、雑誌などで目にしたいぜっ!


試合後この日記がアクセス急上昇していた。予想した私がえらいのか?いいや。期待されて結局並の選手で終わる、いや簡単につぶれてどこにいるかさえわからない選手もごまんといる。努力に精進を重ねた大迫がやはりえらいのだっ。

2018年6月18日月曜日

地震の備え

さて、今日6月18日は何の日?毎回プリウスを朝起動すると「今日は〇〇の日です」とアナウンスがある。で、今日は「海外移住の日です」だってさ。なんか意味分からん。(調べると、1908年のこの日、本格的な海外移住の第一陣781人を乗せた笠戸丸が、ブラジルのサントス港に到着したのが由来)でも私にとってはビートルズのポール・マッカートニーの誕生日が真っ先に浮かぶ。1942年生まれだから満76才になった。いやー、改めてその年齢を聞くと信じられない思いだ。

と、大阪で大きな地震があったとの報道があった。NHKの朝ドラも急遽放送が中止され地震報道になった。後で小学生の女子児童が倒れたブロック塀に挟まれ亡くなると聞いた。ああ、これって40年前の宮城沖地震で多くの人が亡くなり危険性はずっと指摘されていたはず。未だに犠牲者が出るって行政は本気で対策をしていないのじゃないだろうか。あと、倒れた本棚でも犠牲が出たとか。これは以前からカールにも「危ないから本棚の固定をしなさい」って言われている。今はその部屋には寝ないのでいいがこれなんかはやれば簡単にできること、そして地震は来ない、来ても大丈夫だなんて決して思わないことだ。熊本だって来た、鹿児島にも来ても何の不思議もない。備えあれば憂いなしを肝に銘じよう。

2018年6月17日日曜日

今年のAKB総選挙を見て

土曜夜は麻雀だったのでAKB選抜総選挙のTV放送は録画して今日見た。その間ネットには一切触れなかった。見ればすぐに結果が分かってしまうから。やっぱりカウントダウンは知らずドキドキしながらがいい。

世間ではAKBグループの中で誰が選挙1位になるかなんてほぼ興味はないだろう。そもそも誰がいるのかメンバーの名前も顔も知らない人がほとんどだ。私も以前ほどは関心が薄れている。今回は3連覇した指原莉乃が選挙不参加したため本命SKEの松井珠理奈、対抗HKTの宮脇咲良と言われている。私は2012年から毎年松井珠理奈に1票を投じてきた。だが今年は投票しなかった。私が投票しなくても松井珠理奈の1位はまず固いと予想していたし、わざわざCDを買う気もなく、諸事情でファンクラブの「二本柱の会」を退会したので投票権もなくしていた。まあ一ファンとして眺めてみたいといったところか。

AKBグループには本家AKB(秋葉原)のほか、名古屋のSKE(栄)、大阪のNMB(難波)、福岡HKT(博多)がありその後、新潟NGT、瀬戸内STUがある。アジアにも最初インドネシアのJKT(ジャカルタ)、タイのBNK(バンコク)、台湾のTPE(台北)、フィリピンNML(マニラ)があり、近々インドのMUN(ムンバイ)、ベトナムSGO(サイゴン=ホーチミン)も出来る。今回は海外グループからも立候補OKとなって15名ほど参加があり、公表される100位内にはBNKから2人入った。メンバーは16位以内が当面の目標でこれに入ると1年間TV出演など優先的に選ばれることになる。

面白いのは順位が低くても目標より上だったりすれば満面の笑みなのに例えば自己最高順位の3位でもショックを受けたりする。得票数も14万票以上と去年より相当伸びた3位宮脇咲良は泣きながらスピーチをしていた。
というのも同じHKTの指原莉乃が3連覇し後を継ぐ自分は1位になると公言してたからだ。それにスピーチで分かったが今年で選挙出馬は終わりにしようとも思っていたのもあったようだ。この3位発表のシーンが今回のクライマックスで、上位に残ったのは同じSKEの松井珠理奈と須田亜香里で珠理奈はおそらく強く見せようと思っていたのだろう、じっと見据え手はガッツポーズ、一方ダークホース扱いだった須田はまさか自分が咲良に勝って珠理奈と1位争いに加わるとは(信じられない!)という気持ちがはっきりTV画面に現れていた。
その須田のお顔はまるでホラーかというくらい。
まあ、今年はナゴヤドームでの結果発表だったし、SKEはグループの中で一番組織票が強いし松井珠理奈の1位はまあ当然の結果だった。しかし、そのスピーチが憎たらしいとかアップで鼻の中に小さな鼻くそが写っていたとか早速世間ではバッシングに近い意見が飛び交っている。発表後の会見でそこに不参加だった宮脇咲良を揶揄するような発言もして反感も買ったようだ。でもトップに立ったらバッシングは受けるものだ。指原なんかそれらをすべて吸収、受け返しトップの座をずっと譲らなかった。彼女はもうAKBグループにいなくても芸能界では安泰だろう。

珠理奈もずいぶん大人になったと思った。そもそも私が彼女推しになったのはセージが「珠理奈ってチッチとタメ(同学年)なんだよ」と教えてくれたことだった。「えー!大学生くらいかと思っていたよ、まだ中学生だったの?!」という衝撃からだった。娘のいない私にとってはこんな娘がいたらーという気持ちネ。今回念願の1位になったことで私も十分満足。これで珠理奈推しを卒業しよう。

で、結果スピーチをずーっと見て聞いて、お、いいネこの娘と思ったのが、本家AKBをしょって立つと言われる岡田奈々だ。親父世代の知っているあの岡田奈々と同姓同名だが別人で何作か前のCDではセンターも務めた。スピーチも「AKBグループのオタクの皆さん」と呼びかけ、「自信を持ってオタク人生を貫いて下さい!」と言い放った。これに会場からものすごい歓声だった。素晴らしい。これはファンになるね。それに発表前からじっとモニターを見つめる表情、瞳がきりっとしていて思わず引きつけられた。
名前も紛らわしいしそんなに好きな顔でもないなと思っていたのにこれは何なんだ。うーむ、しばらくは岡田奈々に注目!だわ。

2018年6月16日土曜日

そんなんでコーギする?

ワールドカップ(W杯)がいよいよ開幕だ。試合が深夜に及ぶことも多く一般には睡眠不足も懸念されるだろうが、私はもともと深夜に寝たり起きたりの生活なので生観戦はやりやすい。今日は何といっても予選屈指の好カード、スペイン対ポルトガルだろう。隣国同士で実力も伯仲している。

床寝しつつ観戦。序盤ポルトガルはC.ロナウドのPKで先制した。その後睡魔でうつらうつらしていたら目の覚めるようなシュートとはこのことか、スペインジエゴ・コスタが一直線に左隅にゴールを決めた。これで1対1。お互いにやるじゃん。だがー。この後バタッと寝てしまった。それから1時間後くらい経ったか、ちょこっと目が覚めると何とスペインが3ー2でリードしている。しかしそこでポルトガルのフリーキックのチャンス。蹴るのはもちろんロナウド。それがまた見事に決まったわ。え、これでロナウドはハットトリック?途中を見ていないので知らなかった。試合はそのまま3ー3のドローで終わった。こりゃーいい試合だったな。この2チームはおそらく枠抜けするだろう。次当たるとしたら決勝か3位決定戦しかない。その可能性はかなり低い。3ー3引き分けという結果は世界中のサッカーファンにとっては一番いい結果だったような気がする。神様の粋な計らいだった。

土曜勤務で医局に着いていきなり、事務方から妙な連絡が入った。なんでも病院に抗議したいといった電話があったとか。これが内容を聞いて呆れた。具体的には書けないが、ようやくすると、配偶者が当院で癌と言われて他病院で手術を受け病状は回復したが結局癌ではなかった。それはいいことだったのだがその間の4ヶ月精神的苦痛がひどかった、謝罪をして欲しいというものだった。診察で私はまったく関与していないのだが、理事長、院長がいないので副院長の私に連絡があったのだ。

電子カルテでその患者の記録を調べてみた。手術で取り除いた腫瘍は癌でなくてもかなり大きく圧迫症状があり手術摘出すべきなのは間違いなかった。そしてその腫瘍を癌と診断したのは読影の放射線科Dr(他院)、当院で治療出来ないため紹介した他病院の担当Dr、さらにそこからまた他病院に紹介されて最終的に手術をしたそこの病院のDrも癌と診断して手術に臨んでいた。そもそも手術してみて初めて癌かそうでないか分かる場合もあるし、当初専門医も癌と指摘しているし無理からぬことだった。それを最初に診て患者のために紹介手配して治療に尽くした当院を非難する。何かおかしいぞ。

それと最近の患者やその家族は病院やDrを絶対に間違わない神様がやっていると勘違いしている気がする。医療行為には試行錯誤や誤診なんてしょっちゅうなんだよ。この抗議者の論理で行けば100%正解でなければそこにつけ込んでもいいということになる。ありえない。

私は怒りを抑えながら、この件にすぐに返事をする必要はないと事務担当に連絡した。本当に抗議する気があるなら後日病院に来てもらいセッティングされた場で話を聞くことになろう。まったくやりづらい世の中になってきていることよ!

2018年6月15日金曜日

乱歩る

1週間前の日記「乱歩が好きです」に触発されてまた乱歩を読もうと書いた。それで今夜、屋根裏(ロフトと書くよりこっちが・らしい)に、しまってあるはずの乱歩全集を取りにいくことにし、はしごを使って登ってみた。ここに上がるのは何年ぶりか。空気の流れが悪いので長くはいたくない場所だ。ちょこまかと探すと見つかった。全部で10冊ほどもあるが全てを降ろすのには手が足りず、ぱらぱらとめくって「人間椅子」「パノラマ島奇談」「幽霊塔」などが収録されている2冊だけを上から下のベッドに落とし、後は降りるだけだった。

で、蒸し暑い中、早く降りようとしたところでハタと困った。はしごをロフトに掛けず壁掛けのまま登ったので簡単に降りられないのだ。ベッドに飛び降りるのは怪我をしそうだ。

どうにか降りようとロフトの柵に手を載せるが興味津々のゲンちゃんがロフトにやってきてあろうことか私の手にちょっかいまで出してきた。こらっ!どいて!そのうち、う〇こもしたくなってそっちも気になる。普通の汗ではなく冷や汗も出てきた。足をはしごに掛け右手はロフト床に乗せ少しずつ少しずつはしごを降りる。でも最後は飛び降りないと体を支えきれない。ええいっやっ!

ふうーっ・・。すぐにトイレに駆け込んだけれどどっと脂汗がにじんだ。まさかこんなことで命もあわやもしかして大怪我もなんてサスペンスを感じるとは。

そうか、さすが「乱歩」、足も乱れたわけだわ。

2018年6月14日木曜日

シロちゃん登場

当直明けの昼食はカールの弁当もないので病院売店に行き弁当を買うことにした。しかし一つしかない弁当がなんでもありの幕の内弁当で値段も500円以上はまだいいとしてボリュームが多く食思がわかず、そばにあった助六寿司6ヶ入りを注文した。滅多に助六なんて頼まないけど最近の太りすぎにはちょうどいいくらいの量だったかも。

ずっと昔、鴨池の雀荘で麻雀をしていたころ、サブアラドDrが食事を頼む時は大半が「助六」だった。で、20年ぶりくらいに麻雀が復活して食事時に何を頼もうかと思案していた時、サブアラドDrはトイレに行っていたので私が「彼はちょっと迷うけどきっと助六を頼むはず」と予言しておいた。帰ってきた彼が少し迷って「助六で」と言った時、場は爆笑だった。きょとんとするサブアラドの顔がまた可笑しかったヨ。

ちなみに「助六」とは歌舞伎から出てきた言葉で、歌舞伎十八番の「助六所緣江戸桜」の主人公「助六」の愛人の「揚巻」の名前から連想して付けられたそうだ。いなり寿司の油「揚」げとのり「巻」きだからってさ。ハハー。

早帰りで帰宅し仮眠して覚醒したころ、カールが「あ、白いネコが庭にいる」と気がついた。パッと起きて私はデジカメを手に取りカシャカシャと白ネコを撮った。実は1ヶ月ほど前から自宅に出没しているネコなのだが警戒心が強くすぐに逃げるため一度もその姿を撮影出来ていなかった。今日は絶対撮ったると窓には近づかないようにしてシャッターを押した。

おお、どうやらこの家にも関心はあるようだ。ゲンちゃんも窓際に行き興味がある仕草だ。
オスだろうかメスだろうか。まだ首輪はなく尻尾は短い。モリサンチーの飼い猫じゃないのかも。いや、キタローにしても最初は首輪はなかった。もしかしたらモリサンチー家のネコか・・。まだ謎が多いネコだけどうちに来るのは歓迎するよ。カールはゲンちゃんのエサの余りをそっと窓の外に置いたが、まだ慣れなくて食べてはくれなかった。そう、名前も付けて上げよう。とりあえず「シロ」にした。ありきたりだけど一番特徴が出ている。キタローも最初は見た目のままアメショーだったしー。さてさてこのシロちゃんしばらくしたらなついてくれるかなぁー。

2018年6月13日水曜日

「ウキミソーチー」

朝、NHKのアサイチのゲストにジョン・カビラが出ていて博多華丸と並んで座り、いよっ、兄弟!という絵柄だった。
その時、カビラが「ウキミソーチー」と挨拶したのでハッ!となった。沖縄の方言で「おはようございます」のことだ。ただ、知識としてそうは知っていたけれど実際に聞いたのは初めてだった。ギボヒサコに真似して挨拶してみたらニコッと笑って「ウキタンドー」と返してくれた。ああそうか。「ウキミソーチー」は直訳すれば「起きられましたか?」の意味で、だからギボヒサコは「起きましたよ(ウキタンドー)」って返したのだ。なるほどなるほど、ガッテン、ガッテンだ。

ちなみに前も書いたが、ギボヒサコはジョン・カビラや川平慈英の両親の結婚式に出たことがある。昭和32年のころだ。父の川平朝清(かびらちょうせい)のことを「キヨシ」さんと知っていた。通称はキヨシだったらしいから出席したというのは本当なんだろう。

夜は当直で、昼間も2人入院を入れ結局夜の間に4人も入院患者があった。多すぎ!ただ、肺炎、めまい、嘔吐腹痛、感染性胃腸炎などだがいずれも重症な人がいないのはいいことだった。以前だったらこんなに入院患者が1日でくればまっきっていた(神経が行かれた)。だが慣れとはおそろしいもので軽症の人が5、6人ならなんとか対処できるという感覚だ。明日には2人くらいは退院も出来そう。午前まで仕事して午後は早帰りだ。ふう、そろそろ還暦も近いというのに我ながら頑張るわ。

2018年6月12日火曜日

動く白線

昼休み、医局でDrらが窓を見ていた。あ、そうか。今日はちょうどこの時間帯にロケット発射があったんだ。私も急いで窓に寄り、デジカメ動画をオンにした。桜島の頂上付近にある雲の合間から左斜め上に飛行機雲ならぬロケット雲を引いてぐんぐん上昇している。ご高齢の村紘Drは「え、どこから?」と目を細めるがなかなか見つけられない。でもやがて空の上にきれいに糸を引くロケットを見つけた。いや、ロケットは見えないけれど動く白線でそれと分かる。村高Drは種子島勤務時代に間近に発射を見たそうだから羨ましい。せめて私も機会あればぜひ目の前で見てみたいナ。
(日記書いている今現在はワールドカップ真っ最中。大迫やった!半端ないぜっ、大迫!)

2018年6月11日月曜日

「青雲会あるある」

疲れて寝てしまっての午前3時半、ようやく覚醒した。ゲンちゃんも起きていて朝5時のエサを早くも欲しがっている。シャワーを浴び、いつもより早くゲンちゃんにはエサをあげた。すでに午前4時、一時の猶予もない。このあと3時間半スライド作りに集中した。こんな時の3時間なんてあっという間に過ぎちゃう。

タイトルは「青雲会あるある」。青雲会職員の面白写真をどんどん列挙していき、最後は深夜の恐怖の病棟シリーズだ。その一部は1ヶ月ほど前「こてる日記」にも紹介した(2018/5/19「おはようどっきり」)。これはきっと受ける。そう、本番でもやはり受けた。でも、悪趣味と言われても仕方ないし、朝礼で紹介して何かためになるのかと言われたら「いいえ、特にありません」だ。みんな笑ってくれたけれど、その二つはしっかりシマッチ院長や可愛いんだ理事長に指摘された。

ええ、ええ、分かっていますって。みんなに受けたものだから4回同じようなスピーチ&スライドを披露したが、さすがにこの辺りで終了にしまひょ。次は2ヶ月後、聞いて見て何か役にたったとか心に染みたぁーというのをやろう、やりますとも!

2018年6月10日日曜日

スライド手つかず

明日また朝礼スピーチがあたっていてそのスライドを今日中に作り終えなければ。今回も過去の病院職員の写真や動画を使って面白スピーチをしなければならない。だが、はあ、ため息が出る。表紙スライドは作ったがその後はまったく出来ていないのだ。2011年から2014年くらいまでの私の撮った写真、動画をずっと見続けていた。その中からみんなが見て面白そうなものをピックアップし、メモに書き出していく。セレクトされ徐々に形になりそうではあったがスライド作製ソフトのキーノートにはまだ手が出ない。

で、今日の分のこてる日記を先に済ませておかなくちゃ。夕方になってそれはどうにか終わらせたがここからお出かけをする予定があった。実は今日は結婚記念日で天文館でお食事を予約していた。今回はイタリアン料理でなんて店の名だったかな。どうもイタリアンレストランは覚えにくい店名が多い。「イルなんたら」だったか。そんなに大きな店ではなく美味しかったものの品が出てくるタイミングが遅くやや帰宅が遅くなった。シャワー浴びて、さあてこれからスライド作りって時に満腹ということもあってかどうにも眠くなってきた。床に寝そべり少し休もうと思っていたら・・そのままグースカしてしまった。

大丈夫か?スライドは・・

2018年6月9日土曜日

土曜の朝いくつかのお仕事

朝から休みで電器屋に借りた高圧洗浄機ケルヒャーのK2という機種を使って車の汚れや車庫の水苔、家の窓、雨戸入れなど洗浄しまくってみた。水の勢いで特に水苔など取れる取れる。これは気持ちいいくらいだ。車の汚れや付着花粉はノズル先端を近づけるとよく取れる。これもいい。青雲会病院の私が駐める駐車場はこの時期花粉が多く、拭いてもなかなか除きにくいので悩みの種ならぬ粉だったのだ。家の壁や窓の汚れなどもよく取れるわ。ただ2階の窓までは届かずこれは長めのアタッチメントが必要か。

使ってみてこれは買う価値があると思った。ただ、このK2は音がうるさい。空冷式エンジンでK3以上は水冷式で音もぐっと静かになるという。値段もやや張るようで電器屋によると2万6千円以上はする。ネットで調べれば最安値は2万くらいで6千円もの差がある。「でも、わざわざ持って来て貸してくれるから電器屋に悪いわねえ」とカールが言い、私も確かにと肯いた。ただもう少し安くなってくれたら・・。しばし決断は後にしよう。

例のアプラスから電話があって事情を聞いた。何と5月に航空券購入で42万円以上もの動きがあったそうだ。明らかにおかしいのでストップをかけてくれたそうで、同様のケースが他の利用者にも多数あったとか。私はそんな購入はまったく身に覚えがないと伝えた。カードに知識のある悪意の者がランダムに番号を選択しこのような行為を働いていると思われるとのこと。私はそのカードは最近ほとんど使っていないので契約解除して欲しいと頼んだ。持っているとまたいつ悪用されないとも限らない。それは了承され、電話を切った直後にカードにハサミをいれた。

その間、エアコン修理に付き合ったり、朝飲んだコーヒーカップをどこに置いたか分からなくなりずっと探し回ったりもした。で、カップはすぐ近くのエアコンの下に置いていたのをすっかり忘れていて、カールに指摘されるまで気付かなかった。いよいよ私も認知症の始まりか?そばでギボヒサコが「まあ」と目を丸くしていたので「私もギボヒサコの(義理の)息子ですから」と言い訳すると大笑いしていたよ。

2018年6月8日金曜日

「乱歩が好きです」

ひょんなことから話題は拡がるものだ。初老男性が私の外来を受診した。いろいろ不安症状を訴える人で今回は歯の麻酔が心配だと言ってきた。「あー、歯の治療は痛みが連想されイヤなものですよねえ」と同情はしたものの「どうってことないですよ」と突っぱね気味に説得し診療を終えた。

それで不定愁訴の患者の何たらを語るのかのというとそうじゃないよ。

今日付いていた看護師は新人のチュンジョー君で、私が「確かに歯医者に行くって逃げ腰になるよなー」「で、さー、アガサ・クリスティーに歯医者が舞台の作品(愛国殺人)があるのよ。そこでも登場人物たち(ポアロも含む)が歯医者を嫌がるのがちょっとしたヒントになっているんだな」とクリスティーおたくらしい発言をした。当然、彼の「何ですかそれ?」という反応は織り込みずみだ。しかしチュンジョー君は「アガサ・クリスティーは読みませんが江戸川乱歩なら好きでよく読みました」と言ったのだ。これにはちょっと驚いた。彼はまだ20代後半で当然平成生まれ。それが少年探偵団シリーズは置いといてあの江戸川乱歩を読んでいる、愛読していたという人には30才離れた我々世代でもほとんど出会ってこなかった。というのも、少年探偵団のような子ども向けの作品群と違って乱歩の通常作品は猟奇的、あるいは変態趣味に充ち満ちたものが多いからだ。

チュンジョー君は高校生の時に読んだ「人間椅子」に衝撃を受けたという。う、変態の極みだ。大きな西洋椅子の中に潜り込み、そこに座る女性の感触を楽しむ・・いやいやこれ以上はそうは語れまい。それに有名な「屋根裏の散歩者」。あれは屋根裏から寝ている相手に毒薬を垂らすという趣向で覗き趣味が背景にある。他にもSM趣味(D坂の殺人事件=明智小五郎初登場作品)、グロ(芋虫)、人形愛(人でなしの恋)などあまりおおっぴらにはできない嗜好を主題に置く作家なのだ。それを面白いと思ってよく読んでいたというからなかなか話が合うじゃないか。

でも私はどちらかといえば横溝正史にハマってほぼ全作品を読破している。乱歩は全集をある人に譲り受けて持ってはいるが半分も読んでいない。でも彼の話を聞くと乱歩をもっと読んでみたいと思った。彼も私の勧める横溝正史作品を読んでみたいと言う。有名な「犬神家の一族」や「八つ墓村」は読んでいたが「本陣殺人事件」や「獄門島」はまだとのことだ。そこから読んで欲しい。彼は日本探偵小説の三大奇書といわれる夢野久作の「ドグラ・マグラ」も読破したらしい(他の二つは小栗虫太郎「黒死館殺人事件」と中井英夫「虚無への供物」)。へー!さらに驚いた。私は「虚無・・」は読んだが前二書は読む気が起きない。

乱歩作品には少年もの、変態もの(主流)のほか翻訳ものもあり、その中で私は中学時代「幽霊塔」という本来はイギリスの作家の作品を日本を舞台に変えた作品が大好きだった。浪漫性の高い作品で「ぎん子」という登場人物しか覚えておらずまたいつか読み返したいとずっと思っていた。今回、少し調べ直すと、なんとこの作品、宮崎駿の映画初デビュー作にして私が愛してやまない「ルパン三世カリオストロの城」に影響を与えたとあった。そうか!だからだ。私の好きなアルセーヌ・ルパンものの「緑の目の少女」の影響もあるとは分かっていたが「幽霊塔」もそうだったとは!なぜ自分が「カリオストロの城」をこんなにも偏愛しているのかその理由の一端が判明しすっきりもした。

乱歩にしても久作にしても戦前の作品だ。今時の若者が好きで読んでいたと聞き、作品生命の長さを感じると同時にこれらの作品は今後も読み継がれるんじゃなかろうかと思った。彼と話していて乱歩をまた読もうと思っている自分がいる。外来の合間のちょっとした会話のその後に広がる展開はちょっと予想出来なかった。おしゃべり好きも捨てたもんじゃないわ。

2018年6月7日木曜日

囲碁は楽し

入院中のオマルさんもずっと体調がよく、来週初めには退院の見込みとなった。囲碁は前に書いたように私が教わろうという気持ちで打っていたら一時2勝4敗と負け越していたので方針を変え勝ちにいくことにした。それから2連勝、4勝4敗のタイに戻した。で、今日がおそらく最終対局になる。

で、オマルさん、いきなり3手目に星への小ゲイマカカリにもろカタツキという乱暴な手を打ってきた。
うわー、これはハメ手まがいの手でまともに応じると痛い目に遭う。以前オマルさんからコピー紙にこの手のような資料をもらっていて彼が得意にしているのは知っている。3子では私に分が悪いとみたか、いろいろ作戦を考えて来ていたようだ。それで、こういう時はかわし手、別の所に打つべきと体感的に分かっているのでケイマにカカリ返して打った。こう打てばまずひどい目に遭うことはない。実際オマルさん、あれという感じで打ってきてごく普通の展開になった。相手の意図をかわすがいい場合があるというのも囲碁で学んだことだ。

結局この後、オマルさんの大石を取ってからは慎重に打ち進め私の勝利、3連勝で5勝4敗と勝ち越した。思えば前回入院時は2子までいっていたので3子なら私に分があるはずだ。負けが込み、最後は石を本当に投げるようにしてオマルさん投了した。負けてくやしいはずだが最後は「お互いにありがとうございます」と挨拶してお別れした。勝負事の終わりはこうでなくちゃ。

囲碁は中学2年で覚えたころ、「これは一生の趣味になる」と直感し周囲にもそう言った覚えがある。オマルさんと出会うまでは20年ほどやっていなかったがやり出せばすぐに楽しさがよみがえる。いずれオマルさんとも打てなくなるだろう、誰か碁の打てる人はいないかなぁ。

2018年6月6日水曜日

患者の感情に支配されるナ

近隣のクリニックから高齢女性の大腸内視鏡をして欲しいと前日に電話依頼があり、紹介状をもってその患者と娘さんが外来に来た。で、診察室に入るなり、「実は検査は受けたくないんです」と娘が言う。「もう、(親を)病院に連れてくるのもやっとで」といい「本人がもう歳だし検査も受けたくないと言っているので」と。こっちは「はあ?」だ。検査を受けにくるはずがいきなりしないだって?

本人が検査をしたくないからの論理が通ればこんな楽なことはないよ。でも、後から患者も娘も私もみんな苦労することが多いんだ。相手が子どもで高熱出して放置すれば死ぬような場合でもイヤだと言うから受けさせないのか?高齢の親でもやることは一緒だ。私は説教じみてはいたがこの娘を説得をした。「もし大腸癌が隠れていれば進行して病状悪化しその時にどうにかしてくれと言われても治療が大変難しいことが多い」「早く治療すれば簡単に対処できたのにと後悔することが多い」実際、そのようなケースを見てきているから説得にも力が入る。でもすぐにハイとは言わないタイプだった。私は粘って明日大腸内視鏡を受けさせることに成功した。いやはや、本来なら向こうから検査をお願いってくるはずだったのに何でこっちが説得せなならんのや・・。

翌日大腸内視鏡をやった結果、やや早期とは言いがたい大腸癌が見つかった。「案ずるよりも産むが易し」事前にあれこれ案じてはいたがこれでこれまでの症状の原因も分かったし何をすべきかも判断できる。今度は娘さんはやってよかったという表情だった。こと命にかんすることは、感情で判断してはいけない、理性は大事なんである。

2018年6月5日火曜日

クレジットとネットにはリスクがある

クレジット業務会社のアプラスから重要と印された封筒が届いて、みると私のカードが何者かに不正に使用された形跡があるという。以下の電話番号に電話をーとあったが夜間でできず、その後連絡してみると、お金が引き落とされたわけではないのでとりあえずはご心配なく、それで不正使用については担当のものが後から連絡したいという。なんでも相当数の利用者が不正利用されているらしく、現在多くの連絡を取り合っているので2日ほど待ってほしいとのこと。ならば、時間の取れる今週土曜午前にしてくれと頼んで電話を切った。

いやはや、カードは便利だがこんな不安がつきまとう。この手の詐欺や不正に関わりたくはないが便利さの影にはこういった負担もある、仕方ない。それと、最近「あなたのパソコンはウイルスに感染しています。2分以内に↓をクリックを」なんて警告サイトが出ることがある。思わずそうしてしまいそうになるが、怪しい。というのも背景がアップル社のホームページそっくりなんだが各タブを押しても何の反応もない。ということは利用者を信用させるためのウソということが分かる。実はこんな警告を出しているそいつ本人がウイルスみたいな怪しいウイルス駆除ソフトMackeeper」など買わせる手口なのだ。知らないとついついクリックしてしまいそうになるからご注意を。

今晩はネット麻雀でなんと配牌6種6牌から国士無双を上がった。狙う方も無理筋なのに一枚も么九牌を余らさず上がり、麻雀やっててこんなこともあるんだなと思った。もう1ヶ月もリアルで麻雀していないけど自宅でふと気張らしに麻雀できるなんて3、40年前の学生のころを思えば夢みたいだ。ネット麻雀天鳳は基本タダだが、専用ソフト利用は月500円+消費税をクレジットで払う。それでももたらす楽しみに比べれば相当に安い。

便利ゆえ、若干のリスクはあってもネットやクレジットは止められそうもないわ。

2018年6月4日月曜日

教訓の裏側

夕方の所属長会議で総務から職員に向けて「車の運転に注意しましょう。世間ではあの人が青雲会病院職員かとみられています」とのやや意味不明なご注意があった。

案の定「それはどういうことだ」と「可愛いんだ」理事長から問いただしがあった。

総務からの説明はこう。某職員が病院に向かう際、交差点のコンビニにちょっと買い物に寄ろうと思った。しかしよく考えれば出勤まであまり時間がない。で、買わずにもう一つの出口から出て病院に向かった。職員駐車場に入ったところ、後から付けてきた車の人に「ずるいこと(信号待ちをショートカット)をするんじゃない」とえらい剣幕で叱られたとのことだ。

ほう・・「そういうつもりでなくても怪しまれる行動は慎みなさい」という教訓にはなるだろうが、私には「世の中には変な人もいるから何か衝突しそうになったら慎重に対応しなさい」という話にも聞こえる。「あ、あいつズルしやがった」と思ったらそれを正さないと気が済まない(変わった)人が世の中にはいるんだ。わざわざ後を付けて(自分の時間を失うのや他人とトラブル可能性があるにも関わらず)説教しないと自分が許せない・・そういう人はいわゆるライトマン(RightMan)で自分は絶対に正しく意見を曲げないやっかいな人の場合が多い。正しいと思っているだけに対応するこっちは疲れるだけ、時間の無駄と損失にすらなる。

会議ではそのような意見は出なかった。無論、私も言わなかった。早く切り上げたい他の出席者の気分を忖度した結果であった。

2018年6月3日日曜日

見送る彼女

(またまた朝礼スピーチのためのスライド作りで時間がない。日記も以下簡単に済ませますっ!)

出水に行くため、朝早く新幹線に乗ろうとしたら、若い女性が彼氏を見送りしているところを見かけた。最近は駅のホームで別れを惜しむシーンはあまり見ない。彼女は彼との時間が少しでも惜しいのだろう。私はホームとは反対の座席に座った。ベルが鳴ることもなく静かに新幹線が発車し始め、二人の様子はどうかとチラチラ見るに、彼氏は座ってじっとしている。彼女はきっと手を振り「サヨナラ、元気でねー」かじっと涙をこらえるかだろうと思いきや、片手でスマホを握りもう片手でシャッターを2回、3回と押していたのだった。ううむ、写真にその姿を残せば何度も思いをはせることが出来るのだろうが、もっと風情があったほうが外野としては良かったがナァ・・。

2018年6月2日土曜日

凶暴なスズメ

朝、ギボヒサコが庭から戻ってきて言うことにゃ、「こてるさん、庭にね、スズメがいて『鳥』を食べよったよ」「は、鳥ですって?スズメが鳥を食べたってそんな馬鹿な」「いや、追いかけて食べていた」と。

私とカールはギボヒサコがボケてそう言っているのか、何かを言い間違って言っているのか首をかしげた。スズメが同類の鳥を食べるって、ワシやタカじゃあるまいし、そんな凶暴なスズメって見たことも聞いたこともない。もしや鳥と言っているけれどチョウチョのつもりかな。「お義母さん、食べていたのはチョウチョじゃないですか?」「そうそう、チョウチョなの」ふうー、なら話が通る。よかったよかった、そんな凶暴なスズメがこの辺りを跳梁跋扈していたら落ち着けない。スズメは米を食い散らかす害鳥かもしれないが見た目平和な姿の鳥だ。凶暴なという形容動詞は似合わないよ。愛されるべきNHKの朝ドラの主人公もスズメ(鈴愛)だしネー。

2018年6月1日金曜日

マジックペンで咽頭を見る?

6月に入った。季節はあっという間に初夏から梅雨だ。

内視鏡室には助手にスモールハウス・コー君が入った。今月で退職予定のスタッケイさんの代わりである。交代までにいろいろと仕事を覚えてもらいましょう。5階病棟にも今日から勤務したばかりのエイアイNsがいて、早速写真を撮った。え、なんで撮られるのとびっくりしたようだが、それは毎回のことで周囲も当たり前という態度だ。いずれあなたもそうなりますよ。彼女もそうだが今年の新人さんらは笑顔がいい感じの人たちが多い。いいことだ。

外来診察はホズミンNsが付いた。青雲会病院に来て4、5ヶ月経ち、大分外来業務にも慣れてきている。すでにベテランなので全くの新人じゃないから当然だろう。ただ、咽頭痛を訴える患者に私が「喉を見ましょう」と言うと、すかさずペンライトを渡そうとペン立てから取り出したのはよかったが、マジックペンを渡そうとしたのはお笑いだった。(↓はその時の再現シーン)
何やってるぅ、と私。後で見れば、まあ似てはいるわな。

でも、私、そんなお古のライトより、LEDのマイ・ペンライト常に持っていますからー。がっくりのホズミンであった。