2014年11月6日木曜日

爪切りは貝印

私は深爪症候群である。少しでも爪が伸びると即ちょん切る。切らないと気が済まない。深爪は良くないと皮膚科のDrに言われてもこれはもう性分だ。だからすぐに手が届くところに爪切りがないと落ち着かない。食卓の横に医局の机に内視鏡室の引き出しにとところ構わずというほどではないが置いてある。

それが最近、誰かが持っていったのか医局の机のが無くなっていた。探せども見つからない。そんなわけで外来業務の合間に有信看護師に頼んで爪切りを持ってきてもらった。さっそく爪を切るとこれがなかなか良く切れる。「このマークなんて書いてある?」と有信君に尋ねると「えーと、KAIってかいてありますかね」とだじゃれとも本気ともつかぬ返事だった。そうか、これはいい、ネットで注文しようかな。というのも自宅の100円ショップで買った爪切りが安物買いで切れが良くなく操作もかたくて使いにくかった、質のいい爪切りが欲しいと思っていたところだ。調べるとこのブランドの製品は爪切りに限らずいっぱいあった。中には何千円もする高級品もあったがとりあえず4、500円のを一つ注文した。帰宅してカールに尋ねると「あら、貝印は有名よ」と爪切り以外の製品もよく使っているという。へー、私が知らなかっただけか。たかが爪切りでもしっかりしたブランドは操作性、使用感ともに優れている。爪切りなんて何十年も壊れる代物ではないから安すぎて今一のものより少し高くても良いものがいいと再確認したことだった。

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