2018年10月9日火曜日

「芸能人格付けチェック」でヤバい問題が

またまたTVネタ。TV朝日系の「芸能人格付けチェック」だ。恒例のお正月番組では一番面白いものだが、今回は秋の3時間スペシャルで音楽系芸能人らを相手にミュージックのみの出題だった。正月ではワインの味とか肉の味とか出題されるのでそれは全く視聴者は参加することが出来ないが今回は一応自分も試すことが可能だ。

1問目は定番のバイオリンでストラディヴァリウスと入門用バイオリンとの音の差を見極めるもので、これは私はいつも分からない。スタジオで聴けば分かるのかもしれないがバイオリンそのものを間近に聴いたことがないので全く自信はない。今回のチームで唯一番宣と思われるドラマ「リーガルV」出演の「私失敗しない」米倉涼子が早速間違って入門用を選んだ。大多数はストラディヴァリウスを選んだが歌手鳥羽一郎の2組がミスって普通芸能人に格下げされた。

続く第2問は今回一番ヤバい問題だった。内容は「声楽」で、一方はニューヨークの名門音楽大学などで学び数々の賞を受賞している世界が認めるソプラノ歌手、対して聴き比べるのは、アマチュアのソプラノ歌手とのふれこみ。まずAが歌い、後Bが同じ歌を歌う。じっと耳を澄ませて聴けばBの方が声に伸びががあり音程も全く問題なくきっとBだろうと思った。すると聴く人聴く人みんなBを選ぶ。とうとう解答者8人全員がBを選択した。これは滅多にあることではない。だが司会の浜田雅功が「正解!」と言って入った部屋は何とA。「ええー!」と呆然のB部屋の面々。Aの正体は柴田智子さんといって確かに世界的なソプラノ歌手らしいがどうみても50才は越えていた。対してBは桐朋学園大学大学院修士課程声楽専攻2年でしかも特待生の松島理沙さんでいくら声楽歴15年のアマとはいえほとんどプロみたいなもの、若さ故に柴田さんの声がより響きみんなが間違ったのも仕方ないと思った。

3問目は問題の中に絶対に選んではアカン楽器(?)が入っているというものでこれは笑った。尺八は最高級と入門用とアカンのが水道管、ギターは最高級と入門用にアカンはネットで7千円の怪しい代物、アルトリコーダーも最高、入門にアカンのは学校教材用のもの、ハーモニカのアカンは幼児用のプラスチック製、フルートのアカンは水道管でこれがまた上手な人が吹けば一聴それとは分からない、三味線のアカンは人工皮三味線、で一番笑ったのがピッコロでアカン楽器は何と「ちくわに穴を開けたもの」でこればかりはそれ専用の人が吹いていた。

琴のアカンはiPodから出す電子音で、結局幸いにもアカン楽器を選んだチームはどこもなかったが、最高級と入門用はほぼ半分に割れ、上手が演奏すれば素人にはほとんど差が分からないものなんだ。

4問目の和太鼓はよく分からなかった。で、5問目のタップダンスはこれは私はプロとアマの差が一番分かった。プロの方がより複雑なステップをリズム良く出してきっとBだろうと予想したらやはりその通りだった。最後は三重奏で最初からお手上げ。正解はAだというがその差って何ですか状態だ。「リーガルV」の米倉涼子と勝村政信、「演歌」の鳥羽一郎と長山洋子がミスが多く「映す価値なし」にされてしまった。逆に「ミュージシャンかぶれ芸人」の後藤輝基とくっきーが声楽以外全部正解で一流芸能人となった。いやー、正月常連のキングGACKTが出ていたらどうだったろう。それでも声楽は間違った可能性が高い気がするが見てみたかったナー。ともかくも、安定の面白さで正月特番がまた楽しみだ。

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