夜に沖縄から帰ってくるカールを空港まで迎えに行かねばならない。夕食は姶良イオンの西街区に寄って、前日は我流風でラーメン、今日はロビン食堂でチキン南蛮を食べた。どちらも1000円をちょいと超える。以前だったらぎり超えていなかったはず。今の御時勢、値上がるのは仕方ないんだろう。
「消化器内視鏡」を専門とするDr.こてるです。
趣味のボウリング、麻雀や病院での出来事、家族の内輪ネタから時事問題まで
日々の徒然を「こてる日記」として、毎日アップしています。
2000年5月から開始し2015年5月分からブログに移行しました。
2025年7月31日木曜日
主婦に鍛えられようか
2025年7月30日水曜日
セミの鳴き声、スマホの響き音
朝、庭から駐車場に移動するほんの少しの間、セミの鳴き声がすごくて写真に収めた。枇杷の木に何匹も止まって大合唱だ。
動画もどうぞ↓。10日ほど前から鳴き始めてそれが続くのは1、2週間くらいかな。数歩歩いて同じ枇杷の木を見ると、空蝉が何個も枝に止まっている。このような様子を見て昔の人は「もののあはれ」に思いをはせたのだろう。朝の外来中、私のスマホを含め、けたたましい警告音があちこちで響いた。何事かと思えばカムチャッカ半島沖で超大型地震が起きて津波が来るぞーってことだ。東日本大震災以来、この手の情報にはマスコミだけでなく私たちも敏感になっている。ま、その場所の地震なら鹿児島の錦江湾にまで被害を被ることはないだろう。
今、実家の片付けやヨーコバーバのことで沖縄に帰っているカールも「今日予定していたパルコへの買い物も諦めたわ」と言っていた。パルコは海岸沿いにあるからな。観光で行っている人たちは予定が狂ったりで大変だったろう。さらに東日本はずっと迷惑を被っているはず。でもあの津波の映像を繰り返し見てきたからには、たった1日か2日日常の生活に支障を来しても避難や用心をするにしくはない。津波が来るというのに堤防から様子見したり、道路を自転車で悠然と走らせたり、急いで高台に避難しなかったりとあの年あの日の住民はしていたんだ。その意味でも10年に1回くらいはこうした警報が出るのもいいかもな。
2025年7月29日火曜日
映画「ベッキー」を見て
ひょんなことからアメリカのスリラー映画を見た。YouTubeチャンネルになぜかその映画のダイジェストが紹介されていて、偶然クリックしたらなんか面白そうと思った。
「BECKY/ベッキー(2020)」という映画で、主人公の女の子の名前がタイトルだ。UーNEXTで配信があったのでよかった。
概要は「母親を亡くした13歳の少女・ベッキーは思春期の真っただ中。そんなある日、彼女は山の中の別荘で父から再婚相手を紹介されるが、反抗心からその場を飛び出してしまう。その直後、刑務所から脱獄したネオナチの凶悪犯4人組が別荘に押し入ってくる」というもので、見どころは「幼い少女が悪人たちを完膚なきまでにぶちのめしていく姿は爽快感抜群。小さい体で知恵とスキルを駆使して戦うアイデア勝負が、テンポの良さも相まってスカッと楽しめる」というから面白そうじゃないか。2025年7月28日月曜日
「乳癌を経験しました」
今日の朝礼スピーチは病棟ベテラン看護師のかじゆうさんだった。タイトルが「乳癌を経験して」で乳癌から学んだことを語ってくれた。
1年半前ほどの冬のある日、寒いので両手で自分の胸を抱きかかえるようにしていたら、ふと右乳房にしこりがあるのに気がついた。その時にさーっと血の気が引いたそうだ。長らく病院に勤めていればそれが乳癌かもしれないと想像が付く。彼女は5年ほど乳癌検診は受けてなかった。すぐに乳癌専門病院に行かず受診まで8日を要した。下のスライドにもあるように「驚き」「怖さ」「否定」「不安」といった癌かも知れないと分かった時の人の典型的な心情状態に陥った。
そこで自分だけの考えで否定し停滞するようではまずいのだ。しかし彼女は意を決して病院を受診した。その結果はやはり癌だった。今時、癌を隠して治療することなどほとんどない。きちんと説明を受け同意して彼女は治療に臨み、手術を受け、その後放射線治療、ホルモン療法と受け現在のところ病状は落ち着いている。彼女は家族、友人、職員などから様々な声掛けをしてもらったことが大きな支えになったという。気に掛けてもらえることがどんなに心強いかと。そして乳癌が非常に女性にとってポピュラーな病気で日本人女性の9人に1人がなると言われ、毎年約9万人も罹患しているゆえに、検診を受けることの重要性を強調していた。
見て聞いて実に納得できた。実は青雲会で乳癌になった職員は私が知る限りでも少なくとも4人は上げることが出来る。9人に1人だからそれくらいいて当然だ。40代が多い。皆、治療をしっかり受け、亡くなった人はいない。カールは30代からずっと毎年検診を受けている。それは若くして乳癌で亡くなった義姉を見ているからだ。そればかりでなく知り合いの30代前半の女性記者が子宮頚癌で亡くなったのを知りそれも毎年検診を受けている。胃や大腸は私が定期的に検査をしている。他人のそうした話を聞いたり知ったなら「それは自分にもあるかも」と他山の石にする姿勢が強い。これが大事なんだ。このスピーチを聞いた職員、こてる日記で知った読者も乳癌で死ぬことがないようにするにはやはり検診をきちんと受けるってことだ。当たり前のことを当たり前に実行する、癌で死なないための秘訣は驚くほど簡単なんである。
2025年7月27日日曜日
夏に家のお片付けの後は
外は暑いし、特に何の用事もないしで、日曜の今日はずっと家の中で過ごした。
和室の障子の張り替えをカールが前日までに済ませていてそれをはめ込む作業を二人でした。仕上がりは良好で、古い物を比べたら明らかに白さに違いがあった。↓「これを業者に頼んだらウン万円もしたはずよ」とカール。お顔がカールに隠れて見えないが↓のネコはゲンちゃんです。
あと、エアコンのフィルターの掃除もした。結構な綿ゴミが付いていてすっきりさせた。終わってカール、足腰が凝ったとかで妙な運動をしていた。で、夕方はまたヒトミンチョからのスイカだ。甘さと水分とミネラル、これに冷んやりが相まって、やっぱり夏はスイカだぜー。2025年7月26日土曜日
スイカ人間
土曜午前の勤務から帰宅すると、カールが「ヒトミンチョが来て田舎で作っているスイカをもらったわ」と見せてくれた。
あは、カールの顔とちょうどぴったりじゃないか。面長のスイカだねぇ。2個もらってそれくらいが今のこてる家にはちょうどいい。ネコ好きのヒトミンチョはハナビを見て最初「あらゲンちゃん」と勘違いしたらしい。ゲンちゃんはその時2階にいて出て来なかった。ハナビはつんつんされても特に逃げたりはしなかったそうだ。飼い始めの頃だとまだ野良の習性でシャーとか言っていた気がするが、こてる家のネコらしくなってきたんだな。↓はヒトミンチョが撮った写真。
田舎ではスイカがまさに今がピークであちこちに配っているらしい。↓すごい!夕食はカール手作りのゴーヤーとチキン、野菜たっぷりの料理だった。うむ、夏バテ対策バッチシだ。これにスイカも食べてもう満腹。ちょうど熟れ頃で甘くて美味しかった。今、夏真っ盛りだぁ〜。2025年7月25日金曜日
昨夜の入院患者数は・・
朝の院長報告で「昨夜は6人の入院がありました」と聞いて驚いた。院外から木曜夜だけ当直に来るトマリンDrが対応していて一晩で6人入院とは記録的だ。うわ、驚いてばかりのヒマはない。その6人の担当医を決めてすぐに振り分けねばー。2人を私、2人をタクミDr、あと1人はもともとその人を担当していたダヒロDrに、最後の1人は脳出血の疑いがあるとのことでカワゼンDrに振り分けた。
受け持ったらすぐに入院指示を出さねばならない。私の担当した1人は診察したら熱中症で点滴されて症状改善しすぐにでも退院可能な状態だった。患者もOKですぐに退院指示を出した。もう1人は下血があるとのことで絶食点滴にして午後に大腸内視鏡を指示し、ようやく通常の外来業務を始めることが出来た。いつもより4、50分は遅れたが仕方ない。
記録を見ると、特に昨夜19時台に患者が集中し4人に対応していた。そして「救急依頼を断った記録」には19時20分に救急隊からの依頼を断ったとあった。理由は一言「対応出来ない」でどのような救急患者だったのかは聞いてもいなかった。救急隊も連絡を数回を取っていたようだが・・。
いや、これは仕方ない。18時台にも2人対処していてそれを1人のDrがやっているのだ。20時台にも1人来てその時点で5人入院、明けて25日に1人入院させていた。頑張り過ぎなくらいで、私だったらもっと前に「もう対応不可」と診察を断っていたかもしれない。後でトマリンDrをねぎらわねば。さて下血患者はトマリンDrの見立てでは大腸憩室出血であろうとのことだった。確かに腹部CTでS状結腸に憩室が散在していた。下血、特に大腸憩室出血は私の担当だ。午後の外来を15時半ごろに切り上げて大腸内視鏡を始めた。直腸に新鮮血が付着していてやはり憩室出血かと思われた。出血源特定が出来ればいいがそうでないと再出血などその後の対応が面倒だ。S状結腸には憩室があり出血源ではないかと目をこらすもはっきりしない。内視鏡先端が下行結腸に入った時「あっ」と私は声を上げた。典型的な虚血性大腸炎の所見がそこにあったからだ。憩室出血ではなかった。虚血性大腸炎なら対処は簡単だ。1、2日絶食点滴にさせるだけで後はすぐに治る。ふう・・良かったぜ。憩室出血で出血源不明だとこの先何度も再出血しお呼ばれがあってもおかしくなかったしー。
そんなこんなで夕方17時ごろはゆっくりした時間が流れていた。その時間を利用し、8月9月の日当直表を院内LANに入力しプリントまで済ませてから帰宅となった。この時に思ったが、いつもよりそこまで忙しくなかったな〜と。朝最初の1時間はバタバタだったので忙しい日だったかと勘違いしていたよ。
2025年7月24日木曜日
社会の窓はエンジ色
午後はERCP、大腸内視鏡が済んで、わりと早めに検査業務が終えられた。内視鏡室スタッフらも仕事がほぼ終わり、後片付けなどし、私もゆったりとして椅子にもたれてぼーっとしていた。
すると、外来から来た手帖Nsが私を指さしこう言い放った。
「わぁ、こてるセンセイ、今日は赤いパンツはいている!」
えっ!?と股間を見る私。確かに下の検査着は「開いて」いた。
「わざとですか」「ばかな、開いているのも気づかなかったわー。それに赤じゃなくてエンジ色だってー」
↑の写真は後から再現して撮影してもらったものだ。冷やかす手帖Nsらを逆に私が撮影したのが↓だ。実はベテランの内視鏡室専属の花ゆりNsも気づいていたが、奥ゆかしい彼女は黙っていたそうだ。言われなければ私はずっと社会の窓を開きっぱなしにしてたわけ。
帰宅後、カールにこのことを話すと「パンツははいていたのね。なら、良かったわ」だってー(笑)。
2025年7月23日水曜日
さよならアーロンチェア
朝、カールと二人で家の前の道路にソファと高級チェアを出した。粗大家具の引き取りを事前に予約しておいたのだ。ソファはまだ使えないことはない。チェアも座位部分のメッシュがほどけて修理すればまだ使えるかもしれない。しかしソファは大きくて居間に置くと邪魔がちでチェアも修理に何万もかかりそうってなことで廃棄処分をカールが決めた。
廃棄するのは有名なアーロンチェアだ。20年以上前に「長年使えるいい椅子が欲しい」と私にしては珍しく奮発して注文した。アーロンチェアは組み立てではなく完成品が送られるので、大きな箱に入ってやって来たのを思い出す。しかし2階の自分用の部屋を子どもたちに明け渡してからは1階のテーブル兼デスク用の椅子になりほとんどをカールが使用していた。それが20年ほど経ってへたり、ついにはメッシュに穴が空き使えなくなった。まあ20年も使えば寿命だったかな。旧こてる日記で調べると、2001年12月1日に出ていた。2025年7月22日火曜日
「クマを殺すな」だって?
7月12日に北海道の福島町というところで新聞配達を行っていた52歳の男性が倒れているのが発見され、その場で死亡が確認された。事態が動いたのは18日午前3時半のことで、福島町の住宅街にある藪の中で、ハンターによってヒグマ1頭が駆除された。男性が襲われた場所から、約800メートル離れた場所だった。駆除されたヒグマの体長は208cm、体重218kgで、8歳から9歳と推定されており、男性を襲った個体とは当初別の個体と見られていた。しかしDNA鑑定で4年前に老女を殺した個体と一致していたと判明、町民らは「(駆除されて)良かったですー」とインタビューに応じたりしていた。
いや、これは殺して当然だろう。何を言ってるんだのレベルだ。4年前にも人を殺し、また殺した。連続殺人犯じゃないか。4年前に襲われたおばあさんは上半身が見つからなかったそうだ。もうそのヒグマは人の味を覚えてしまっている。そういうクマを殺すなと主張する人は殺人犯を放置しておけと同じだと気づかないのか。クマは森の中、人は街の中で生活し互いに干渉し合わないのが理想だがそうはっきりと境界線を引けるものではない。人は人を守るべきだし、命を脅かす種に対しては殺すことも厭わないのが動物としての本線(本能)だ。北海道では30年くらい前からヒグマをむやみに殺さず保護する政策が採られてきたらしい。それで個体数が最近は増えているんだって。そうした背景もありクマのニュースをよく聞くようになっているのかもしれない。
北海道の町民らの意見は詳しくは知らないが、少なくとも今回の一件で「クマを殺すな」と抗議した町民はおそらく一人もいないはずだ。誰かが言っていたらしい。「そんなに言うなら北海道に来てここでクマといっしょに生活してみてー」あるいは「殺すなと言う人は自分で生け捕りにして飼育して欲しい」と。ぜひそれをやってもらいたいものだな。
2025年7月21日月曜日
寿司屋で知った驚愕の事実
2025年7月20日日曜日
お風呂は自宅で
実は昨夜、城山から帰ったら、近くの芦刈温泉に行くつもりだった。しかし、「浴室は今夜から使用OKです」とのお墨付きが出て久しぶりに自宅で入浴することが出来た。
カールによると「今回のお風呂は気密性が良くて乾燥機代わりにも使える」そうで「冬も暖かくして入れる」そして「壁がホーロー製で磁石付きのグッズを使える」とのことだ。
メーカーはタカラスタンダードでパナソニック、LIXILやクリナップなどと比較したそうだ。「どのメーカーも上のクラスは質がいい。しかし中クラスくらいに落とした時にタカラがコストパフォーマンスが一番いいと思った」とのこと。これは沖縄の実家でもタカラ製にして良かったからだそうだ。ふむふむ、私はほとんど製品選びにタッチしていないのでカールの仰せのとおりってことだ。私は足元が以前のもの(パナソニック)に比べ滑りにくくて良かった。ただ温水があまり温かくないのでおかしいと思って説明書を読んだら「水と混合して使用するので給湯温度は50℃〜60℃にして下さい」とあった。だからかー。46℃から48℃にするとなるほどちょうどいい具合になった。家での入浴は温泉のゆったり浸かり保温よく上がれるメリットはないが、都合50分かかるのが5分で終わり、いつでも気楽に利用出来るのがいい。乾燥機能についてはカールは「今日使ってみたら3時間くらいできれいに乾いていて良かった」と喜んでいた。これまでアイリスオーヤマの除湿乾燥機を着脱室で使っていたがそれは不要になったな。まあ、家のことはやはり主婦たるものの言い分を最大限に尊重すべしってことだ。
リフォームも後は和室の改修のみでこれは今週水曜に一気に済ますってことだ。これでようやく落ち着けるかぁ。
2025年7月19日土曜日
青雲会病院創業45周年記念祝賀会
夕方、タイトルにもあるように、18時から城山のホテルで病院の45周年を祝う会があった。以前は、2010年の30周年までは毎年7月に行われていたが、それ以降は全体で祝う会はなくなっていた。40周年時はコロナ禍真っ最中でそれどころではなかったしー。
最初に可愛いんだ理事長がスライドを使い、病院創立のきっかけのエピソードや病床増床時の経緯など節目節目の話を30分以上にわたって回顧した。終わって乾杯の音頭は事前に頼まれていた私が行った。ほんの少し噛んでしまったが、まずは滞りなく終えられ、久しぶりにアルコールをたしなみ、食事を摂り、その後は恒例の各テーブルの写真撮影で会場を回った。
2025年7月18日金曜日
院長室で大声を上げる
家の改修工事は夕方18時ごろまでやっていることが多く、私はあんまし早く帰宅するわけにもいかなかった。それで終業後に院長室でネットを見たり、天鳳をやったりして時間をつぶし、帰宅したらすぐにカールと銭湯という予定になっていた。今日はどこの温泉にするかな〜。
しかし、その院長室から18時7分ごろ「うわぁ〜!」と悲鳴とも歓声ともつかぬ大声が発せられた。驚いた鯛踊り看護部長は「院長先生、どうかしましたかっ?!」と院長室に駆け込んだ。こてる院長は「いや、四暗刻を上がったんよ」と。はあ?という表情の鯛踊りさん。「あはは、家の改修で夕方までやっているんですぐに帰れなくてさ、時間つぶしでネット麻雀していたの。おっきな手を予想外に上がったんでー」と言い訳したが、何も言わず彼女を引き返した。少々あきれ顔で・・。
それにしてもびっくりだ。相手リーチが掛かった時に私の手は三向聴のひどい状況だった。麻雀知らない人はそれがどういう状況か分からないだろうから、例えると、トラック1周400m競走だとして先制した相手はすでに200mくらい先を行っている状況だ。私は上がりは諦めてせめて相手の当たり牌を打たないようにするぐらいしかない状態だったのだ(下図参照)。
そして場は進み、安全牌ばかり切っていたところ、16巡目になり、手は一向聴にまで進んでいた。浮き牌の2索と8索のうち8索を引いて対子になり、なんと三暗刻トイトイ、つまりはツモれば四暗刻の手を聴牌したのだ。残りのツモは1回しかなく、相手に通っていないけれど2索を切って勝負した。聴牌しただけで奇跡やという気持ちだった。すると上家が対面の切った4索をチーした。上家も聴牌を目指しているんだろう、終盤にはよくある動きだと私は思った。そしたら次の私のツモ牌が5ピンだったのだ。まさかの役満四暗刻の上がり。あまりの展開に大声を上げてしまったというわけだ。後で牌譜を見ると、リーチ者の当たり牌は5、8索。危なかった。そして上家の動きがおかしかった。4索をチーしても聴牌どころか手を崩していた。しかしそのおかげで私に大物手が転がり込んで来たのだ。ラッキー!(→https://tenhou.net/3/?log=2025071818gm-0029-0000-878379df&tw=3&ts=1)帰宅し、今日は緑が丘の「みどり湯」に行った。私は初めて、カールは1回行ったことがあるだけの温泉だ。ここはコインロッカーは利用者全員が使用するシステムで無料だった。後で地図で確認すると、遠いと思っていた「たぬき湯」よりも実際は遠くにあった。一つ手前の団地だからと思っていたが意外だったわ。家の浴室は一応設置出来るているが、利用出来るのは明日か明後日だって。明日の夜は城山ホテルで青雲会病院の45周年開院記念パーティーがある。終わってまた銭湯に行くのは面倒だ。3日続いた銭湯通いも今夜までにしてくれんかなぁ・・。
2025年7月17日木曜日
温泉通いでちょいミス
さあ、今夜の銭湯行きは・・花野(けの)にある「たぬき湯」だった。「小野湯」同様、私は以前1回だけ子どもたちと行ったことがあった。ちょっと田舎道になろうかというところにある温泉で小さな崖に面した露天風呂もある。野菜売り場や本格的な大衆食堂もある地域密着型の温泉だ。カールが「うわ、野菜が安い」って言っていた。
値段は共通で大人460円だ。今日はごしごしタオルは忘れずに持っていった。男風呂と女風呂に別れる際、カールが「今日は何時に出る?」と聞いたので少し迷っていると「じゃー20時半ね」と言われ、その時の時刻を見ると19時半過ぎで「おい、1時間は長すぎだろ」と言ったが、その言葉を聞き終わらないうちにカールは女風呂に入っていてしまっていた。「ええー」とあっけに取られる私を番台のおばちゃんが「ふっ」って笑ってたな。入れば、小野湯に比べて湯船は広い。気泡風呂や電気風呂、打たせ湯、サウナなどだいたい温泉の種類は似たようなものだ。露天は小野と比べずっと本格的だ。写真を撮れないのでホームページから露天の様子を↓に出した。右の湯船は水なので入る前に確かめておく必要がある。奥にサウナのがあるので露天水風呂になっているようだ。
さっきの点を除けばなかなかイイ感じの温泉だったのになぁ。慣れない銭湯通いをすると昨日今日とちょっとしたミスをするもんだ。その点カールはそつがない・・と思っていたら、家に着いたとたん、「あっ!バスタオルがない。忘れて来たー」と。ぎゃはは、やはりカールでも慣れないことをするとミスるんだ。夕食がまだだったのですぐに取りに行けず、翌日、取りに行くも「もうなかった」だって。「上等なタオルだったのにぃ」と悔しがっても後の祭りとはこのことだったね。
2025年7月16日水曜日
「小野湯」へ
帰宅すると、浴室が全部取り払われ床下も壁も露わになっていた。カールが「床下にネコたちが入ってしまわないように廊下のドアをシャットアウトしているのよ。入れないように気を付けてね」と。うわ、確かに・・。
それと居間に設置していたエアコンの排水パイプが変な構造になっていて水がパイプにたまりやすい状態だった。「水が逆流してしまいますよ」と工事の人にカールは言われたが、それは毎年私たちが気にしていたことで、家の外からパイプつまりしないよう灰や垢のたまりを掃除していた。「下がっていたパイプを外壁近くで少し上げて外に出す構造」だったそうだ。で、今のうちに修繕してもらったという↓。そうすれば水は低きに流れる法則どおり「詰まることはまずない」そうだ。やれやれ。毎日お風呂に入らないと気持ちが悪いので近くの「小野湯」に行った。カールやチッチは温泉好きなのでたまに行くことがあったが、私は町の銭湯に行くのは何年ぶりだろう。20年ぶりくらいかな。小野湯に限れば一度しか行ったことがなく、今の家に移ったばかりの1998年頃だったと思う。入浴代は大人460円とのことで、昔に比べればずいぶん高くなった。入る前にカールに「何時くらいに出る?」と聞くとだいたい40分後だって。いや〜20分でも長いと思うがナァ。しかしここは合わせないと。で、入浴してすぐに大きな失敗をしたことに気がついた。なんと体をごしごし洗うタオルを忘れてしまっていたのだ。使い切りシャンプーや自宅のボディソープ、バスタオルは持っていったのだが、「カールがタオルはそこにおいてあるからね」と言ってくれていたのにうっかりしていた。ホテルの温泉などではそれらは全部提供されるし、以前は子どもらといっしょだったから自分が持っていかなくても共有できて困ることはなかった。7、8名ほどいた他の客に借りるわけにもいかず、手でソープをこすりつけ拭いた。しかし背中だけはうまくいかない。あー。気泡風呂で背中に泡を当て少しでもきれいになるようにってやったりしたわ。ただやはり温泉は気持ちいいね。30分ほどで出てカールが出てくるのを待った。その間なんだか肌がすべすべするのが分かったよ。
♪貴方は もう忘れたかしら赤い手拭い マフラーにして
二人で行った 横丁の風呂屋
「一緒に出ようね」って 言ったのに
いつも私が 待たされた
2025年7月15日火曜日
メジャーのホームランダービーに学ぶ
メジャーリーグのホームランダービーを見た。今年のオールスターゲームはブレーブスの本拠地ジョージア州アトランタで明日行われる。その前日に強打者8人が参加するホームランダービーはあり、2021年は大谷も出場した。3分間に出来るだけたくさんのホームランをかっ飛ばさなきゃいけないし、1回戦では上位4位に入らなくてはならない。そして打った本数で1位対4位、2位対3位が2分間の打ち合いをし、最後勝ち上がり同士で2分間打ち合う。
今年はパイレーツのオニール・デラクルーズがすごかった。150mクラスの飛距離のホームランを何本もかっ飛ばすんだもん。何本かは場外ホームランだった↓。
オニールは本数も1位で勝ち上がったが、準決勝は現在レギュラーシーズンンで38本も打っているマリナーズのキャッチャー、ローリー(NHK表記ではラリー)が彼に立ちはだかった。ローリーは1回戦は今一だったのがここに来て本領発揮し、ばかすかホームランを打った。バッティングピッチャーを元大学野球コーチの実父が、受け手のキャッチャーを年の離れた弟がやってファミリーで盛り立てていた。それに事前のメジャーリーグ番組で8歳の時に「ボクはホームランダービーで優勝するんだ」と言っているビデオが公開されていて、なんか応援したくなっちゃったよ〜。結局、その勢いで決勝も勝ち、幼い頃の夢を本当に叶えてしまった。今日のアトランタのトゥルーイスト・パークではこのホームランダービーしか行われなかったが観客は4万人以上も集まり、試合と変わらない熱気だった。実際、見ていて面白かった。このイベント、優勝賞金は100万ドルだ。日本円にして約1億4700万円だよ。たった数時間のイベントでこれだけもらえるって名誉もだけど現実的な夢もある。総じてアメリカはメディア、マスコミをうまく使って盛り上げるのが上手だ。実は、メジャー通の福島良一さんによると、メジャーリーグ機構は敢えて言ってはいないが、ホームランダービーに使っているボールは糸をきつく締めるようにして普段より飛ぶように設定してるとか。日本はどうなんだ?今年のプロ野球はあんまり点が入らず投手戦(貧打戦)が多いようだが、ファンがある程度喜び、熱狂するようにボールの締め具合もプロ野球機構がちゃんと管理したらいいのにー。この前の阪神巨人戦を見ても分かるように、観客はアメリカに劣らず入っているのだから、金銭的な規模が大きくなるようメジャーリーグを見習ってプロ野球全体を拡大する方向へ動いて欲しい。メジャーも労使問題で危機的状況があった後にチーム数拡大やルール、仕組みを毎年のように改善していき、30年前と比べ10倍くらいに規模が拡大している。私みたいにプロ野球よりずっとメジャーばっかし見ている日本人も最近は増えている。私も決して日本のプロ野球を見捨てたわけじゃないし、もっと隆盛するような方針で頑張って欲しいんだ。来年のWBCには今日のホームランダービー優勝者のローリーも本日出場を表明した。アメリカが本気を出しているゾ。日本よ、もっと頑張れ!
2025年7月14日月曜日
AIに対し偉そうにする
午後は大腸内視鏡が数件組まれていた。そのうちの1件に対して、オリンパスから「AI診断が出来る機器をぜひ試してほしい」と言われていて試行することになった。大腸の一番奥まで入れて、抜くときに大腸粘膜を観察する際に粘膜の異常があったらそれを指摘してくれるというものだ。設定は緩いのから厳しいのまであって「厳しめに設定するとしょっちゅうピンポンと音が鳴ってうるさく思われる場合もあります」とのことで「挿入時は鳴らさず、抜去時に鳴るようにして」と検査を始めた。
スムーズに奥まで入り、抜きながら観察すると、AIとほぼ同時に「あ、ポリープ」とその所見が目に入った。白い四角で囲まれた部位に異常ありますよということだ。↓。画面の淵が黄色いのはAI使用時にはそうなるとのこと。
いや、別にAI先生に指摘されなくてもこれは分かる。画面を拡大して観察すると・・ふむ、これは明らかに腺腫性ポリープで切除の対象になるな。で、内視鏡治療を行い、さらに他にポリープや小さな癌はないか画面を見続けた。しかし、私もAIもそのポリープ以外は異常なしだった。いや、もっと小さなポリープがあったのだが、それは過形成性ポリープといって切除する必要のないポリープだった。そこに近づけてみたが、ほう、AI先生反応しなかった。これは立派だ。それを「これもポリープです」といちいち指摘されたら小言の多い「うるさ先生」にすぎなくなる。そんなワケで「1回使っただけだがこれは使えるね」と私は「まずは合格」とまあえらそうに答えた。ただAIってのは進歩が早い。将棋や囲碁もあっという間に人間はおいていかれ、今やプロがAIを使ってお勉強する時代だ。いずれ私がAIに内視鏡所見のお伺いをたてる、そんな時代がもう間近に来ている。