2019年12月16日月曜日

「ここにいるよ〜」

このところ胃カメラも大腸内視鏡も大変に検査数が多くドクターやスタッフは毎日忙しい。姶良市の胃癌大腸癌検診が終わり二次検査指定の人たちが毎日来ているせいだ。

今日は胃カメラをテキパキ済ませ、途中呼吸状態の悪い病棟患者の病状説明にも上がったり、昼休み前に大腸内視鏡も2件やった。ただいつもと違ったのは、病棟から内視鏡室に帰る時、ちょうど12時を過ぎていたのでこっそり昼食を摂ってから下に降り、医局に戻らず内視鏡室の検査台で昼の仮眠を取ったことだった。ライトも消しカーテン閉めての安眠態勢だった。

うつらうつらしていると、早上がりで食事済ませた佳及NsとコッパマNsが内視鏡室に帰って来た。何やらぺちゃくちゃだべっている。私がすぐ近くで寝ていることにまったく気が付いていない。そのうち何と私の噂話というか話題になった。「今日みたいに仕事を早くしてくれたら助かるのだけどねえ」とか、他にも私の話題があったのだがよく聞き取れなかった。眠気に負けなかったらそっとカーテンを開け「ばあ~」っと言うか、ちょっと前のネットドラマのように「ここにいるよ~」と驚かしてみたかったなぁ。ただ眠気に負けて体を動かすのがだるかった。ZZZ・・。

でもその10数分後、何で閉まっているんだろうと佳及Nsが違和感を感じたようで、さーっと開けたのさ、カーテンを。

「うわっ!!」

結構大きな声だったねぇ。「びっくりーっ」「何で寝ているんですかぁ」「さっきの聞いてましたぁ?」これに「聞いてたぞォ」と私は一言。「あいちゃー」と顔を赤くする彼女。そして「いや、悪口じゃありませんからー」と必死に言い訳をする。「ふふふ、障子に目ありカーテンに耳ありだ。ざまーみろ」


驚いてくれたのはまあまあだったが、せっかくならデジカメ構えてその様子を動画に撮っていたら完璧だった。しばらくはカーテンには警戒して私がいないか確かめるだろう。また気が緩んだ頃、完璧なドッキリを仕掛けてやろうと思ったことだった。

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