2019年12月13日金曜日

上野看護師はいますか?

外来から回復期病棟の上野Nsに連絡することがあって電話を掛けた。電話に出たのは半年ほど前から勤務しているスリブリNsだった。私は「上野看護師はいますか」と尋ねた。スリブリNsは「あ、少し待って下さい。呼んできます」と答えた。ほんの数秒待って「はい、何でしょうか」と電話に出たのは明かに上野看護師とは違っていて胸過多Nsの声だった。「え?何で胸過多さんが出るの。上野さんはそこにいないの?」「あ、分かりました。すぐ替わります」で、ようやく上野看護師と話すことが出来た。

会話の内容は問題ない。なにゆえ、スリブリNsは別人と勘違いしたのか。側で聞いていた外来のリバサイシ君が「先生、聞いていて私も回復期の師長を呼んだのかと思いました」と言う。なに?胸過多Nsは元回復期の師長で定年後は一般の看護師として勤務している。「『上の看護師を呼んで』って聞こえました」とリバサイシ。あーー。

「イントネーションが合っていなかったかなー」ともう1回「上野看護師」と言ってみる。「やっぱり、上の看護師に聞こえます」「うーん、上野さんか上野〇〇子って名前まで言っておけばよかったかな?」「ええ」

回復期は60才を過ぎた看護師が4〜5人はいる。電話に出たのが深バッバNsあたりだったら「何でアンタが出るんやー」って語気を強めたかもしれない。私のイントネーションミスと「上の」看護師が多かったことがヒヤリハット(?)を生んだ原因であった。

(当日記では個人名は変換して記載しているが、今回は内容が内容なので「上野」は本名のまま出した。なお、上野看護師本人にも了承済みである)

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