2018年7月16日月曜日

「タモリ倶楽部」信号機マニア

東芝REGZAのタイムシフトマシンはTV視聴の習慣を大きく変えるほどパワーのあるものだ。見たい番組、見落とした番組をすぐに番組表クリックで見ることができるので逆にTVを見なくてもいいという気分にすらさせる。そして見る気のなかった番組をたまたま見て面白い!と思うこともある。

日ごろ、TV朝日の「タモリ倶楽部」はまず見ないのだがたまたまその前に見ていた番組の流れで付けっぱなしにしていたところ、全部見る気になった。今週は「信号機マニア」の若い男性(北海道大学院生の岩原拳士朗氏)がゲストでさらにゆきりんこと柏木由紀が招かれていた。このゆきりんが来たことで「おおっ」と思い、ちょいと見始めたのだ。世に信号機マニアという人たちが数百人いて昭和時代に作られた角形信号機は絶滅の危機に瀕していて彼らは必死に追いかけて撮影、確認をしているのだそうだ。昭和後期は丸みを帯びた信号機が主流で平成に入るとLEDになって特に東京では99%LEDで、古い角形信号機はたった4ヶ所しか残っていないという。しかも赤ランプのみが点滅する一時止まれの角形信号機でそれが新小岩には3ヶ所もあるという。

それら4ヶ所を全部タモリ、オードリー、ゆきりんと岩原拳士朗氏が回って行くだけの企画だった。ただ、この拳士朗氏、AKB48のファンでゆきりんとは実は初対面ではなかった。その証拠に写真撮影会で指でゆきりんとハートマークを作っている証拠があった。
検索中にはゆきりんと顔を近づけて信号機の写真を覗くシーンもあったり、この人、いったいどんな善行を積んでいたんだ?!うらやましいぞ、この野郎。
この角形信号機はいつ撤去されてもおかしくないらしく、番組でもはたしてまだ残っているかがテーマの一つだった。それで信号機のある場所に近づくと、全員下を向き、せーので顔を上げ、「あったー、よかったー」と喜んでいた。
信号機にもメーカーによって差があるらしく、小糸工業製は「下側のアームが円弧型でレンズの色が濃く、透明度が高い」とか「日本信号製は下側のアームが直線的」などさすがマニアックな視点を拳士朗君は語っていた。どうもAKBオタクとこんな物マニアは親和性が高いのかも。

以前、送電鉄塔マニアの特集がNHKであって鉄塔にも「オス」と「メス」があると知り驚いたことがあった。ちなみに鉄線を吊り下げているのがオスで引っ張っているのがメス、↓の写真でいえば奥がオスで手前がメスだ。
あと、その番組ではボウリングのはじけるピンの音を聞いただけでどこのメーカーのピンか言い当てるマニアもいたな。共通するのはいずれも男性でだいたい若い連中だ。彼らはたいてい女性にモテるタイプには見えない。が、今日のケンシローはえらかった。少なくとも自分の好きなアイドルと正々堂々渡り合うことが出来たのだからー。

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