2014年10月19日日曜日

びっくりサブロー

お昼過ぎからまたまたリアル麻雀。日曜はダイボDrがたいてい面子になる。彼は土曜夕方まで仕事なので日曜でないと都合が悪いのだ。前回は私の一人大負けでダイボDrが「へーん、めずらしいねえ」とうなずきつつ、リーチ!だと。調子よくてトップを何度も取りよった。

麻雀中には無駄口もよく出る。その中で見せたまえDrが1索を盲牌ミスし「最近盲牌ミスをよくする。昔は間違うことはなかったのに」と言えばダイボDrは「私は一切盲牌はしない」と言い返し「麻雀始めた頃、灘麻太郎(プロ)が盲牌なんかしないでしっかり手牌をみることが大事」と書いてあるのを見てしないと誓ったとのことだ。そこで私が「一索と7ピンを盲牌間違いしやすいって昔サブローが言っていたなあ。そうだサブローの義姉が私の麻雀牌で1索を盲牌して『うわ、彫りの深い1索だこと』って言ったのを思い出すよ」と語るなど大して意味の無い会話が続けられていた。

そうそう、その私の麻雀牌は当時1万円以上もして最上級クラスのものだったが、数年経って私のミスでほとんどの牌の塗料を剥がしてしまい歯学部の友人ダイスキ君に譲り改めて別の麻雀牌を買い直した。ダイスキはどうしたかというともともとプラモ好きでその塗料使って根気強く塗り直していった。ある時リファインされた元マイ麻雀牌を見せられ以前よりよりきれいで鮮やかになっているのに驚いた。思わず交換してくれといいたくなるほど。もらわれて良かったんやねー。

そんなエピソードを話すと、今度はダイボDrが「そのダイスキさんだけど、あの人は私の中学時代有名な人だった。頭もいいけどスポーツも得意でね。書道でも有名でしょっちゅう賞状をもらっていた」と言うので、そうか、天誅中での先輩後輩にあたるんだったなと思い出した。そしてその続き、ダイボ「ある時、麻雀面子が足りなくて困っていたらお前が『歯学部に麻雀バカがいるからそいつを呼ぼうか』と誘ってやって来たのがダイスキ先輩だった」との話に大笑いした。

さてダイボや見せたまえがトップ取るも、まだまだこれからという3回目の東発、私が親だった。雀荘のドアが開きふと後ろを見ると、なんとやって来たのはサブロー!みんないっせいに「サブロー、ないごっよ」と。だってオーストラリアにずっと住んでいて国籍も移し去年30年ぶりに会い、麻雀も数回打って帰国していった。次ぎ会うときはまた30年後・・ということはもう会うこともないだろうと思っていた。それが1年してまた日本に来ている、そして何だ、俺たちが今日ここで麻雀するなんて知るはずもないのに。「いやいや、もしかしたら麻雀やっているかなと思ってね。いなかったら近くの喫茶店で暇つぶししようと思ってさ」と涼しい顔だ。去年証券会社を辞め個人でネットで株関係の仕事をしているため日本に来やすくなっているみたい。

それはともかく私たちも時間をやりくりして麻雀をしている。2抜けで麻雀するわけにもいかずサブローは数時間観戦して過ごすことに。私の背後にいたときはペンチャン親リーチに「うーん」と賛成しかねる発言をしこれを聞いた見せたまえDrが「さてはまたこてるのくそリーチだな。ということは両面の1、9牌は通る」と9索を切って喰いタンに走りそれを上がりきり親を流しやがった。「こら、サブロー。お前が余計なことしゃべるから」と私がにらむと今度はダイボや見せたまえの後に付いたりと忙しい。このあともオーストラリアの話題や昔話などにぎやかな麻雀になった。見せたまえDrは自分がトップ取ればサブローに代わって打たせようとしたが来る前は2位1位だったのにその後は全然。結局次回打とうと約束してサブローが帰った後も勝てず負けに終わった。ふんふん、私はチャラで前回の悪夢は払拭できたかな。それにしてもサブロー、驚かしてくれたよ。

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