2014年8月8日金曜日

旧暦を味わう

今日は旧盆の入りだった。沖縄や奄美では今もって旧暦の7月13日から15日にお盆がある。今年は今日から3日間だ。例によって医局の福百合さんはこのことを知らなかった。旧の盆に限らず旧暦がらみの行事に疎いのだ。さらに「8月は通常月遅れの盆を13から15日にするよね」と言うとちんぷんかんぷん、月遅れって何?状態だ。それで「そもそも昔旧暦で生活していたのが新暦移行になってそれまでの7月がおおよそ8月になった。で、お盆も東京の一部地域などでは新暦の7月にするところもあるが日本のほとんどの地域は月遅れだけど8月にするようになった。残る沖縄奄美が旧暦をかたくなに守っているわけ」と教えたが「はぁ」とお目々をパチクリだった。お盆は必ず月が満月に近くなるし盆踊りが16日(十六夜=いざよい)なのは常に夜が明るいから踊りやすいってわけだ。逆に三十日(みそか)は常に新月にあたり真っ暗な夜になる。新年を迎える夜は借金取りも来るしいつも暗い夜だったんやねー。旧暦って面白いわ。

0 件のコメント:

コメントを投稿