2014年8月16日土曜日

ツキもツモれば・・

沖縄から故マーキの娘サーヤが鹿児島に来ていて昨日はうちに泊まっていた。サーヤは沖縄のリハビリの学校に通っていて県外病院実習のため2ヶ月ほど鹿児島市内の病院へ研修に来ている。「青雲会病院でも受け入れているけど」と言うと「一人、クラスは違うけど男子学生が行っているはず」とのことだ。今日は休みということでカールがテル、セージもいっしょに霧島へドライブに連れて行った。温泉にも入るとかでサーヤは喜んでいた。チッチが「ボクも行きたい」と言ったが「受験生なのにダメ」とカールが一喝し、ちょんだ。まだまだ自覚が足りないぞ、チッチよ。

残された私とチッチはカールの作っていたカレーを食べ午後を過ごした。私は掃除機で1階の床掃除もした。クーラー効いていてもびっしょり汗かくねー。シャワー浴びてぐったり一休憩し、1回だけ天鳳をした。1万4千点くらいで3位の南3局、ドラの8萬を槓してまだ二向聴。するとラス目の対面がリーチしてきた。こいつに放銃すると一気にラス転落の憂き目に遭う。しかしこちらもチャンス手で簡単には降りられない。カンチャンが埋まりカン4萬かカン6萬のどちらかで聴牌で場に2枚出ている4萬を嫌い1枚切れのカン6萬で追っかけリーチした。後で牌譜確認すると対面は2、5萬待ちだった。私の方が不利だが一発勝負では麻雀は分からない。対面が6萬をつかみ私に放銃。裏ドラ2枚乗りリーチドラ6のあくどい上がりで親のインパチドボン、私の2位で終わった。よしよし、まずまずの調子でリアル麻雀に臨めるぞ。

で、午後6時からのいつものメンバーでの麻雀。これが絶好調だった。トップ、2位と来た3回目の半荘、トップ目の南場、9索暗刻、北対子の残りは678の三色を狙える手だった。7索と6萬が来ればいいなと思っていたのに7ピンが暗刻になって6ピンを捨ててイメージが膨らんだ。

北北⑦⑦⑦68999七八八

この手は6索か8索が対子になればトイトイか四暗刻が狙えるんじゃない?12巡目6索をツモり一向聴、次ぎ8萬をツモり何とあっという間にツモり四暗刻を聴牌ってしまった。
北北⑦⑦⑦66999八八八

次ぎ北か6索ツモれば役満だ。次のツモは中。これを下家の見せたまえDrがポンした。ここで見せたまえの動きを撮影するふりをしてこっそりデジカメで聴牌写真を撮った。そうしたら次ぎあっという間に6索をツモり上がった。「ツモ!四暗刻」上がれる時は簡単だな。これでまたトップ。役満賞もついてえらい儲けだ。みんなは呆れていた。

それから数時間経ったころ、サブアラドDrが7ピン、5萬と切って2巡目にリーチを掛けて来た。早い。ほとんどダブリーでこれじゃ全く読めない。ドラは7万で私は字牌6枚に残りは中張牌という中途半端な手で勝負にならない。ベタ降りした。他の二人もオリ気味でサブアラドDrもツモれないまま終盤になって彼にあせりが見え始めた。「ツモらせてくれ!」と牌を握る手に力がこもる。最後のツモ牌は2萬。がっくりうなだれるサブアラド。流れて開けられた手を見てみんな仰天!

444四四四④④④七七九九

何と、4の三色同刻出来がりでドラの7萬と9萬のシャボ待ち、ツモれば当然四暗刻、出ても倍満以上というとんでもない大物手だった。たった2巡目で特に三色同刻出来上がりなんて聞いたことも見たこともない。これが上がれなければさすがにがっくり来るわ。私との差は何か。答えは簡単、単に私がツイていただけ、そんなことも麻雀人生ではあることなのだ。

結局私は10回のうち7回もトップを取り過去最高に近い勝ちっぷりだった。最後のトップなんて残り1局を残して出産の連絡が入ったトップ目見せたまえDrが「すまん」と言い残し自分のクリニックに帰って行き、彼の打牌はすべてツモ切りということにして3人で争ったところ私が上がり小差のトップ逆転するというラッキーさだった。何が良かったのかよく分からない。ま、天鳳で鍛えられているというのはある。4週続けて卓を囲んだがしばらくリアル麻雀はお預けの予定だ。よしよし、数週間は勝ち気分の余韻にじっくりひたろうか。

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