うん、ドジャース、第4戦負けたね。しかも4ー11という大敗。 でもこれは前半で相手に満塁ホームランを打たれそこそこリードされた時点で、「今日はおそらく負け試合、ならば二線級の投手出して明日以降に主戦級の投手を温存だ」とロバーツ監督は腹をくくったんだ。ポストシーズンならずともレギュラーシーズンでも幾度もこういう采配は見てきた。それが次回以降に結局ハマる。だから私も冷静に見られた。でも本当にシーズンの終わりが近づいて来ているねぇ。
午後は会議&外来の後、夕方は下血患者の大腸内視鏡を行った。いつもの大腸憩室出血だ。先週入院した高齢女性患者で、すでに2回大腸内視鏡観察するも出血源憩室を見つけられないでいた。今日こそはの覚悟で検査に臨んだ。血液がいっぱい付着していてしかも上行結腸に多くありその辺りに出血源があるとほぼ特定したのだがー。2時間を越えて粘ったけれど出血源は見つけられなかった。一応それらしき部位にクリップを掛けたが憩室出血専門医(?)としては甚だ怪しい結果だ。
明日から始まる消化器病週間学会(DDW)でもこの大腸憩室出血への対策や処置の方法など事前の抄録で紹介されている。憩室出血源発見率は良くて30%くらいというのは相変わらず改善されていないようだが、新しいデバイスも紹介の発表もあるからぞれはぜひ聴いておこう。ふ〜う、今日は帰りも19時を過ぎ、野球も検査も敗北感を感じつつ、明日以降の巻き返しに期待する私であった。↓は今回のものではないが、以前の患者さんのもので、ほぼ同じ所見だ。
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