今日は午後年休を取り、カールと鹿児島空港へ向かった。日曜に横浜で姪のアーコちゃんの結婚式に出席するためで、1日早めたのは明日はどこか観光をしようという魂胆もあったから。チッチも今夜合流して新横浜のホテルにいっしょに泊まる予定である。
すこし余裕をもって空港に向かったつもりだったが、駐車場探しに少し慌てた。連休前の金曜日のせいか、どこも「満」の表示が看板に出ていた。いつも利用するところはもちろん、送迎車の付かないパーキングでさえ満車で、空いているところをぐるぐると回って探した。ようやく端に近いところに「空」の文字を見つけ駐めてそこから空港まで歩いて向かった。8分ほどで着いたが、余裕持って空港には向かわないと駐車場探しで下手すりゃチェックインに間に合わないってことになりかねない。
飛行機は20分遅れで出発だった。ここ最近はいつも遅れる。カールがコロナ時代を振り返る。「あの頃は空港はガラガラだし飛行機は定時出発はもちろん予定時刻よりも早く到着することが多かった」と。飛行機は満席で出発してしばらくしたらすぐに暗くなり、カールが「何か本でも持って来ればよかった」というので、私が出発直前にスマホにダウンロードしていた韓ドラをいっしょに見ようと提案した。どんなドラマか事前情報を私もよく知らない。UーNEXTの中で話題性上位だったからダウンロードしたのだった。女優チン・セヨンと元東方神起のキム・ジェジュンが主役だった。チン・セヨンの方はこれまで3作(「ドクター異邦人」、「アイテム」、「ボーンアゲイン」)いずれも現代劇を見たことがあって、彼女の時代劇「オクニョ」や「不滅の恋人」「カンテク」などは見ていない。時代劇の方がずっと有名でヒットもしたのに、これは私が韓ドラ時代劇を比較的苦手にしているからだ。ジェジュンのドラマは見たことが全くない。冒頭、飛行機のファーストクラスで二人は出合う。飛行機が揺れてそこで初めて接触するわけだが、見ている私たちも飛行機が上昇し少し揺れている時ですこし笑ってしまった。内容は女性が医者&学者で男性が元天才テニスプレーヤーでトラウマを抱えているという設定。タイトルは「悪い記憶の消しゴム」でなんだか昔の有名な韓国映画「私の頭の中の消しゴム」をパクったような・・。ところどころ笑わす場面が出てきてラブコメなのかな。ともかくも1話だけは見終わり有効な暇つぶしが出来たってところか。羽田で降りてからはバスで新横浜駅まで向かった。その方が若干早いとカールが乗り換え案内でしっかり調べていたのだ。しかし新横浜に着いてからが怪しくなった。泊まるホテルは当然予約済みでカールしか知らない(はず)。すでにチッチは到着済みでホテルの待合で待っているそう。でも「北口はどこ?」と言いつつ駅構内に向かったりするし(そもそも降りた場所が北口だった)、「この辺なんだけどな」という角地には温泉付きのホテルがあるにはあるが「ここじゃない」と言う。飛行機やバスの遅れなどで20分以上も予定時間を過ぎていて、後で聞けばチッチもおかしいと思っていたそうだ。10分15分経過しても目指すホテルが見つからず、私が業を煮やしてホテルからのメッセージメールが来ていないかチェックすると、あった。そこの住所をクリックすると・・場所を示す地図が出てきた。↓のピン止め部位。カールが目指したホテルらしき場所は黄色丸でウロウロしていたところがピンク丸。ホテルの場所はとは道路一つ違っていた。女性は地図に弱いという話を聞いたことがあるが、本当・・だな。
ホテルはものすごい効率を重視したところで3人泊まれるというその部屋は他のホテルならシングルレベルの狭さだった。部屋の中はベッドだけという感じでしかも一人は二段ベッドの上に寝なくちゃいけない。ノートパソコンを置くスペースも全くなく日記は寝ながら書いたわ。夕食は近くがちょっとした飲み屋&居酒屋街で、チッチが事前に調べた海鮮居酒屋は満室で入れなかった。それよりもその周辺には居酒屋勧誘のキャッチがうようよいてうるさかった。「いや、結構です」と言ってもしつこいんだ。たとえ行く店決めていなくても腕引っ張られて行くような店には行きたくないねー。で、結局全国チェーンの焼き鳥居酒屋「鳥貴族」にした。有名だけど実は誰も行ったことがなかった。で、利用してみてここは当たりだった。提供される焼き肉が美味しいんよ。「へ〜え意外」と感心するくらい。おまけに久しぶり私はビールを飲んだ。チッチとカールは当然生ビール。結構お腹いっぱいになって3人で7千円ほどで値段もそんなに高く感じなかった。「ここで良かったわ〜」というチッチの感想に大いに同意したのだった。
ホテルに帰って、大浴場を利用した。しかし、浴槽から上がるころには喉も乾くしふらふらだった。身体を拭くのも少しきつく、冷たい水を飲んで部屋のベッドで寝込むように倒れると、今度は左下肢に小さな引き攣(つ)れが・・。やっぱりアルコールのせいだ。ちょいと調子に乗り過ぎちゃたぜよ〜。
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