2022年9月28日水曜日

タッピーNsは語る「マスカット事件」

お中元でブドウなどの果物をいくつかから頂いた。それもそろそろ食べ終わる頃で、今日は朝食の後のデザートでシャインマスカットを食べた。

外来の仕事が一段落した昼過ぎに、タッピーNsと仏顔Nsが来ていて、私がその話をすると、タッピーNsが「そうそう。マスカットと言えばトモピー(娘も青雲会病院のNs)との間でマスカット事件があったわ」と思いだし笑いしながら語ってくれた。おそらくはどこの家庭にもある話かもしれない。タッピーNsが言うには「あの頃は子ども3人抱えてそんなお金ってなかったでしょ。ある時トモピーがマスカットを見て『あれ、食べたことない』と言うんで、私は『あれはね、まだ熟れてないブドウだから、今買っても食べられないの』」と言って食べさせなかった。それから何年経った頃か、おじさんの入院の見舞いの果物かごから何でも取って食べていいというシチュエーションがあった。タッピーNsはここぞとばかりマスカットを手に取り「これ、食べよー」と家族に持って来た。そこにトモピーが「お母さん、これはまだ熟れてないよ」と制したところ、タッピー「あんた何言ってんの。せっかくだから高いマスカットを食べなくちゃ」と言い返したその時のトモピーちゃんのお顔ったら。「私は今でもトモピーにそのことを持ち出されてチクチク言われるのよ〜」とタッピーNsは苦笑いしていた。

すると仏顔Nsも「私も小さい頃、キティちゃんの服を見ていてお母さんに『なんでキティちゃんは口がないの』と質問したことがあった。お母さんは『洗濯した時に取れちゃったのよ』と言って、私はそれをずっと信じていた」んだとか。あはは、私の親戚にも普通のから揚げを親に「これがケンタッキーだ」と言われてそう信じていたってのもあった。幼い子どもはウソとホントの区別がまだ分からず信じてしまいがちだ。笑い話で済むことが多いだろうが、そのまま訂正されずに大人になってしまうと大恥をかいてしまうのが、ちとコワくもあるがネ。

以上、今月はチッチの「和歌山事件」に続く事件シリーズ第2弾でした(笑)。

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