2022年9月14日水曜日

「イカゲーム」がエミー賞を

例によって夜はソファ寝してしまい、未明に覚醒するという生活が続いている。草木も眠る丑三つ時、TVを付けて深夜番組か録画番組を見るパターンだ。

今日はNHKBSだったかアメリカのエミー賞で韓ドラの「イカゲーム」が大賞を取って、英語圏以外の初の受賞だと大きく報道していた。主演男優賞もイ・ジョンジェが取り感激の面持ちで英語でスピーチしていた。

韓国は映画「半地下の家族」でアカデミー賞を取ったのに続く栄誉やね。20年ほど前から韓ドラが注目され、当時は韓国国民の好みに合わせたありきたりのパターンを踏むものが多かったが、面白さを追求し、また海外にも通用させようという意識もあったところに、全世界配信可能なNetflixなどのコンテンツが普及していたのも大きかった。ネット配信なくしてはエミー賞などあり得なかったはずだ。肌の色が黒いとか黄色いとかはアメリカの視聴者もそんなに気にしなくなり、面白い作品ならそれでいいということのようだ。そう「面白い」かどうか。そこに尽きるわけだが、さらに名作として生き残るには何度も見るに堪えるかが大事だ。

「イカゲーム」にケチをつけるわけではないが、Netflixで一時視聴1位を独走し加入者を大幅に増やしたほどの勢いのある作品だったが、その後ベスト10には全然復帰出来ていないのはあれれという感じだ。「愛の不時着」や「梨泰院クラス」は2年以上もずっと圏内に入っていたのにね。新奇性と刺激性で勝負する作品だったからか。だから第2シーズンも予定されているのかな(笑)。第1話の40分過ぎ、あの巨大な「ヨンヒ人形」が登場してからの驚き、緊迫感、意外性はすごかった。それまでイ・ジョンジェ演じるダメ男のエピソードで少々辟易していた視聴者はこれでいっぺんに目が覚める。どうなる次は・・で全9話が過ぎて行く。確かに面白く、アジア人だろうが言葉がわからないだろうがは関係ない。

ま、ここは素直に栄誉ある賞を獲得したことを同じアジア人として喜ぼうか。

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