2019年7月31日水曜日

NHKの功罪

今夜は当直、ちょうど月末でもあるのでレセプト書きもしなくちゃと思っていた。しかし、そうは問屋が卸さない。夕方から22時過ぎまでちょくちょく患者がやって来た。やはり最近の暑さがらみの疾患が多い。脱水やめまいなどね。それで全くレセプトに手を付ける余裕はなく、医局でソファ寝、でも寝てしまうと寝てしまうで目覚めてもすぐには頭が働かない。結局1枚も手を付けることなく諦めた。ま、週末までに済ませればええか。

ビデオでまたNHKBSの「ダークサイドミステリー」を見た。今回は「UFO伝説の正体2」とのタイトルで、UFOから降りてきた宇宙人と遭ったもしくは誘拐されたとかいう現象の正体とこっくりさんの検証だった(もう何回目の再放送らしい)。幻覚や思い込み、それと集団ヒステリー(今でいう「集団感応現象)であるとの解析はなるほどと納得である。とにかく科学的に検証してあいまいな結論を出さず、また不思議さで惑わすような姿勢がない点に非常に好感が持てる。私はかつての民放のように視聴率欲しさの無責任な煽りに怒りさえおぼえていたのでこのような姿勢を評価する。

私が録画しておこうと思う番組はNHKが8割くらいなんじゃないかな。民放はよく見るが録画しておこうと思う番組は少ない。また録画してもすぐに消すしー(好きなドッキリ番組がその典型)。だからNHKに受信料を払うのは当然だと思っているが、最近は「N国党」と略される「NHKから国民を守る政党」が参議院で1議席を獲得し話題になっている。先ほど受信料は払うと書いたが、それは実際にNHKを見ているし録画しているからであるが、数年前、私の子どもの一人がTVがないのに携帯を持っているから受信料を払えと集金人に言われたと聞いてそれはどういうことだと頭に来たことを思い出す。確かにNHKを受信出来る携帯ではあったが子どもは見ることはなかった。絶対に払わないと拒否させたのだが、その後裁判になりスマホしか持たない人にも受信料の義務が生じたようだ。今回N国党に一定の票が集まったのもそんな不満を持つ国民が結構多かった、そういうことか。

NHKは放送界の孤高にして巨人であるからこうした不満を持つ人がいるということを無視することなく常に襟を正して番組を作っていって欲しい。N国党のような妙な政党がなくなるように・・。

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