2019年7月19日金曜日

「トッケビ」で一番印象に残った女優

昨日は京都でとんでもない事件が起きた。京都アニメーションのスタジオにガソリンで放火した基地外野郎がいた。現時点で死者が34人も出ている。へ、何が自分の小説を盗まれただって?テメーが小説なんか書ける訳ないだろう。こんな思い込み(妄想)の激しい勘違い野郎が疎外感を伴って行動を起こすとトンデモナイことになる。これほどの犠牲者が出るなんて・・あんまりだ。

こんな変人というか人格異常者をゼロにするのは今後も無理と思う。戦前の津山事件もそうだし、アメリカでは銃による大量殺人も同様のキャラの犯人を挙げれば枚挙にいとまがない。アメリカでは手段が銃のため社会問題化しているが日本では銃がないからよほどのことがない限りこのような大量殺人は起きにくいと思っていたが、この手段(ガソリン巻いて着火)で多量に殺せると分かれば、同様に病んだ犯人候補者らがやらないとも限らない。今後はガソリンの販売も規制が必要になるんじゃないか。それくらいの衝撃的な事件だ。

「トッケビ」を見終わった。なかなか良い作品だった。
登場人物の3人(トッケビ、死神、サニー)が900年前の高麗王朝での因縁が現代にまで影響していて、女性主人公のウンタクも出生にトッケビと死神が絡んでいる。トッケビとウンタクはお互いを好きになるがトッケビの900年のいわば呪いと解くためには花嫁たるウンタクがトッケビの胸に刺さっている剣を抜けばいい。しかしそうするとトッケビは本当に死んでしまうというジレンマがあり、この設定がなかなかだ。

カナダの紅葉、夜道のランウエィ、そば畑、スキー場の雪景色(これは冬ソナの背景とそっくり)、防波堤と波など美しい背景もいい。なにより誰もが経験する生と死がテーマであったこと、そのためにメインではないが印象的なミニストーリーが多く登場し視聴者は考えさせられることも多かった。女主役のキム・ゴウンは完全な一重で最近の韓ドラ女優の中では相当に珍しい。しかし溌剌さと切なさの両方を上手く演じ、彼女が選ばれたのも肯けた。
それと高麗時代の王妃キム・ソン役のキム・ソヒョン。子役出身で有名だった彼女がかくも美しく成長し魅力的になっていたのに驚いた。気品と可愛さの両方があり、私は年甲斐もなく何度も目を奪われた。
(↓王妃にて武臣キム・シン=トッケビの妹役。毅然と死を受け入れる演技もいい)
彼女は2012年の人気作「太陽を抱く月」で女性主人公の子役時代のライバル役だった。実際の子役女優でもライバルのキム・ユジョンが主役で彼女は脇役(名前が似ていて紛らわしい)。この時もいい感じだったが5年ほどで美しく成長したねー。
↓左キム・ユジョン、右キム・ソヒョン
左のキム・ユジョンも現在19才ながら主役をやるようになっているが、20才になったばかりのキム・ソヒョンも有力ドラマに出ずっぱりと聞く。今回の出演は特別出演でわずかだったのに私には一番印象に残った。彼女が出るドラマは今後チェックしよっ!

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