2019年7月20日土曜日

ゲイノー問題

今日の土曜は朝は外来、午後は夕方まで日直だった。夕方、ネットで宮迫、田村亮の記者会見を見てみた。驚いたのがそもそも吉本興業とは全く無関係の立場で会見を開いていたことだった。彼らは最初から謝罪会見を開きたかったのに会社から「静観する」と言われ身動きできなかった。そこで弁護士を雇い反発する形でこのような動きに出た。へーえ、珍しいケースだ。

今回の問題は吉本の芸人らが「反社会」勢力の集まりに「闇営業」で参加したということだが、会見を見聴きしていると、「反社会」とのつながりがあったかどうかより「闇営業」をしてしまわざるを得ない吉本興業の体質にも相当問題があると思った。だいたい闇営業をこれまで見て見ぬふりしてたんでしょ。芸人と契約書を交わさないというのは有名だったしギャラの取り分も相当会社寄りだったとか、これだけ大きな会社になっても古い体質を残しているのが問題だったんではと。「反社会」についても50年くらい前までは山口組と組んで吉本の林社長は田岡組長ともどもレコード乗っ取り事件で逮捕もされている。元々の体質だろう。要するに今度の会見はいつかは出るべくして出てきたもので、吉本の体質が時代に合わないか遅れていたってことだ。

それよりもちょっと話題が移ってしまったが、私はジャニーズ事務所の問題の方が気になる。SMAPを辞めた3人がほぼTVに出られないという異常性、それを問題にしない(あるいは出来ない)TV業界に違和感を相当感じる。公取委がそこを問題視してくれようやく是正されるかもしれない。それに死者に鞭打つのはやや気が引けるもジャニー喜多川のセクハラ問題をどのTV局も取り上げないというのがねえ。ジャニーズに入って来たイケメン男子らを肉体関係強要していたというのはれっきとした事実で裁判でもそれは証明されジャニー喜多川は負けている(2004年2月24日の最高裁の最終判決)のだ。今回の訃報でそこを取り上げているのはやはり裁判で対峙した週刊文春くらいだ。芸能マスコミさん、あまりにもジャニーズ事務所に忖度しすぎじゃありません?私は30年前くらいに買った元フォーリーブスの北公次の著作「光GENJIへ」でジャニー喜多川の真性ホモぶりと肉体関係強要ぶりに驚き、事務所の男の子たちを見ると「ああ、彼らも・・」なんて思ったものだ。この日記では以前は「ジャニホモ」事務所と書いてきたのも当然だった。

それと芸能事務所の力が強すぎ、個人の自由があまりにも制限されている現状が問題かと思う。具体的には元SMAP3人や能年玲奈(現、のん)が干されている現状をよくしていってもらいたい。事務所と対立して辞めていった連中をあまりにも冷遇するやり方は他人事とはいえ気分がよくない。「あまちゃん」の能年玲奈を見てから朝ドラ見るようになった私だ。彼女の現況はあまりにも理不尽で可哀想と思うんだ。

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