2018年11月3日土曜日

女性軍団と学会軍団が交錯する

学会3日目もよく晴れ、暑すぎず寒すぎず、今年は天気に恵まれた。会場に着くと、ポートピアホテル横の広場に何かの集まりがあるようで多くの女性たちが列を作って集まっていた。何のイベントか?若い人から中年までそんなにケバい人やヤンキーな人はおらずみんなスマホを片手におとなしく立っている。
背中にイベントのロゴが入った服を着ていて英語で何かプリントされているがよく読み取れない。で、こそっとデジカメに撮って後で調べてみた。「QUARTET NIGHT LIVE FUTURE 2018」とあり、これはスマホゲームの「うたの☆プリンスさまっ♪」というのがあってこれがCDやアニメなどにもなり今日はライブがあるようだった。
ネットで調べるとその設定は、『作曲家志望の少女・七海春歌は、アーティストを育成する芸能専門学校「早乙女学園」に競争率200倍の超難関を突破して入学した。そして学園の慣習に従い、アイドル志望の男子1人とパートナーを組み、卒業式に行われる「シャイニング事務所新人発掘オーディション」合格に向けて、パートナーに優勝の栄誉をもたらす楽曲を作るべく、1年間の学園生活を送ることに』というもので男性アイドルが幾人も登場するようでこれはいかにも女子が好みそうだ。私には1mmも関心が持てない世界で相手もまた消化器病なんか何の関心もないに違いない。この日本には全く別世界に生きる人々がそれぞれ同じような行動を取っており、本日この地ポートアイランドで一瞬の交錯があったわけだ。

ランチョンセミナーは「胆管結石はこう挑め」というタイトルのお話。たまには胆膵系の講演もいい。終わって、またデジタルポスターセッションに行き、自分の専門(?)である大腸憩室出血をまた聴いた。ここで私は質問までしてしまったよ。都立の某病院のドクターに「憩室の止血率が45%と高いがどのような工夫をしているのか」と尋ねた。演者が言うには「いくつかの工夫をするが最後には何としても(出血を)止めるんだという気持ちですかね」とまとめてくれた。これを聞いて合点がいった。まさに私も同じ態度で臨んでいるからだ。この他、憩室を絞扼するのにロングフードと留置スネアを使ってかなり上手く治療を行っている発表もあり、これは私も試してみたいと思った。

だいたい聴きたい発表や講演も終わり、ポートライナーで三宮へ行き新神戸で病院へのおみやげを買って、帰りの「みずほ」が18時10分発なので夕食も駅で終わらせた。

博多に着くと同じ5号車の同じ列にサブアラドDrの奥さんが乗り込んできた。実はこれ、偶然ではない。私が神戸を夕方出ると聞いたサブアラドDrが「妻が博多発20時23分に乗るがいっしょの列車かもよ」と教えてくれ、ならばと私がそれに合わせたのだ。ちょうど5号車10番の反対側の窓側席が空いていたのも良かった。で、鹿児島に着くまで1時間20分弱、彼女とずっとおしゃべりしどおしだった。駅にはサブアラドDrが迎えに来てくれていて私を自宅まで送ってくれた。ちょうど、ソフトバンク対広島が9回裏で広島の打者を後一人抑えればソフトバンクが日本一という場面。奥さんは大のソフトバンクファンだから最後内野ゴロでスリーアウトになったら手を叩いて喜んでいた。

自宅に着くと、サブアラドDrは「ゲンちゃんに会いたい」と玄関で抱っこしていた。(寝起きで少しとろんとしている)
今度はカールがゲンちゃんを抱っこして車のサブアラ妻に挨拶に行くと、妻は窓を開けようとしない。実は動物が苦手なタイプだった。夫は好きなのにこれじゃー将来もペット飼いは出来そうもないな。ハハ。

いやー、2泊3日の遠征で疲れとやや節制が悪く少し太った。ゆっくりしたいが明日はスピーチスライドを完成させなきゃ。疲れは簡単に取れそうもないネ。

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