2025年5月5日月曜日

小江戸、川越に行ってみた

休みは明日まであるけれど、1日早く東北を出ることにしていた。「新幹線も飛行機も予約が取りづらいし、1日は自宅でゆっくりしたいから」とはカールのお言葉だ。盛岡を午前8時44分発の新幹線に間に合うよう矢巾駅までチッチに送ってもらったのだが・・なんと7時55分矢巾発盛岡行きの列車が何かの不具合で30分遅れると電子表示があった。「こりゃいかん」とチッチに連絡しまた駅まで来てもらい、車で盛岡駅まで送ってもらった。早め早めの行動をしていてよかったわ。

そんなミニトラブルがあったけど無事に新幹線はやぶさに乗り大宮を目指した。そのまま東京から鹿児島へ帰るより、「埼玉の川越に寄って小江戸の町並みを見てみようよ」とカールの提案があったのだ。ふむ、秋田も行ったことはなかったが実は埼玉も通過はあるものの降りてどこかに行ったことはなかった。その点、カールは埼玉には詳しい。なんていったって学生時代から就職まで約5年くらい埼玉は大宮に住んでいたのだから。川越も一度行ったことがあるらしい。「埼玉って住みやすくていいところだけど特に名所とかないのよねぇ」とはカールの弁だ。その中で川越は江戸の町並みが一部残っていて観光客に人気らしい。昨日の夕方のニュースでGWでにぎわっている所の一つにも出てきていた。道を歩行者天国にするなどして対処しているという。

午前10時40分に大宮に着いて、JRで川越へ向かった。川越駅で降りて歩いて西武の本川越駅へ行き、そこでいったん荷物を預け身軽にしてから旧市街方面を目指した。いや〜事前の情報どおり人が多い。小江戸風町並みの中でも「時の鐘」という登楼が有名らしい。人混みの中を歩いて行ったのだが・・ふと気がつくとカールがいない。ぐるりと見渡してもいない。それに「時の鐘」ってどこにある?この辺りだと思ってきた場所にはそれらしき登楼は見当たらない。で、スマホでカールに電話を掛けた。すると「テル君、どこにいるの。呼びかけてもどんどん前に歩いて行ってー全然振り返ってくれないんだもん」「そう言うお前こそどこにいる?」「時の鐘の目の前」という。はあ?どうも私は駅から直線を歩けば行き着くと思っていたが、ちょこっと右に入ったところにそれはあるのだという。通話しながら歩くとカールの姿が見えた。やれやれこの人混み、きっと他にも迷子の大人がいただろうな。

↑の写真は既に迷子になっている私が人混みを写したものだが、左上に「時の鐘」があることにまったく気づいていない。↓はカールと合って少しメインストリートから離れて撮った「時の鐘」の写真。
この一帯は景観保存地区になっていて高さ16mの「時の鐘」を越えるような高さの建物は建ててはいけない決まりになっていると掲示板に書かれてあった。

歩いているとウナギの店が多いのに気がついた。「あら、川越ってウナギが有名よ」って言われても知らないよそんなこと。他に和菓子もいろいろ名物があるらしい。「川越プリン」てのあったけど「プリンってどこでも〇〇プリンって名で名物になっているわね」とカールに言われ、小岩井農場にもあったプリンを思い出した。結局いつものようになんにも名物は買わなかった。せっかく来たから〜で余計なものは買わない家風なんだ、こてる家は。

昼も13時を過ぎてお腹が空いてきた。人混みを離れて、本川越駅のビル中にあるサイゼリアに入ることにし、ドリアやパスタ、ハンバーグなど日頃と変わらない食事になった。ただ、私はサイゼリアは6年ぶりだ。鹿児島にはないからな。安いけれどまずまずの味で入店までに20分以上待った甲斐はあったわ。

食事を終えて西武の新宿線で約1時間かけて東京まで行き、そこから羽田空港、そして鹿児島空港には20時ちょうどに着き、自宅に帰り着いたのは21時を少し過ぎていた。ネコたちは元気かなぁ。あらら、ゲンちゃんはストレスがあったのか居間のカーペットをぐちゃぐちゃにしていた。ハナビは2階にいてそんな粗相はしていなかったようだ。ふう、やはり東北と鹿児島は遠い。行き来するだけで約8時間の余裕が必要だ。すぐにシャワー浴びてこてる日記を書きようやく一息つけた。後はお決まりのBTQ(バタンキュー)でした。

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