2020年12月22日火曜日

僻地診療を担うDrのためにも

 昨日、長島の町立診療所で副院長をしているブンぺぇDrから電話がかかってきた。近々院長が引退するが自分一人になっては大変で医師の派遣が出来ないかというものだった。

彼が診療所に勤務するようになってから2年半くらい経ち、2人医師体制で患者も増え、1日外来100人に往診も50人くらい抱えているそうだ。そこへ医師1人いなくなれば忙殺されるのは見えている。ただうちからはとても応援に出せる人はいない。逆にこっちが欲しいくらいだ。本来なら県単位で考えいかねばならない問題で「(地域医療、僻地医療に関わっている)うちのラブカメ先生に頼んでみる」と返事した。早速、昨夕にラブカメ先生にこの一件を伝えると、ブンぺぇDrは元々自分が教授の時の教え子でもあり「頑張っているよねぇ彼は。分かった、できるだけ派遣できる人がいないか掛け合ってみる」と快諾してくれた。今すぐとはいかないかもしれないが何らかの援助がきっとあるだろう。

そもそも長島町1万人の住民は病気になればなにかと不便だ。病院はなく診療所が4つくらいか。ブンぺぇDrのところは病床19床あるが例えばゼンコンDrのクリニックは病床は止めている。町の人口からして不足は明らかだ。となると入院が必要だったり大きな手術となると島外に出なくてはならない。今は黒瀬戸大橋があるから車で出られるが、それでも出水、阿久根までとなると1時間はかかる。住民にしたら遠くの大病院より近くの診療所が安心のはずだ。その診療所で一番大きいところが医師1人いなくなるだけで危機に陥る、僻地診療の危うさが露わではないか。

問題は医師の偏在だ。僻地も大都会も医療機関の設立基準が同じなのかな。僻地認定した地域を何かと優遇すれば都会の医師の中にも僻地診療をやってみたいという人は増える気がするが。ブンぺぇDrは鹿児島市内に家はあるが週の大部分を長島で過ごしている。もともと僻地診療に関心があって長島の診療所の行くことに手を挙げたブンぺぇDr、彼のような心ある医師の気持ちをくじかないためにも行政はなんとかしてほしいものだ。↓は3年前にKKB「かごとき」で放送された「離島・へき地診療」の特集。ラブカメ先生こと愛甲孝はここでも僻地診療について熱く語っていたのであった。下は今度引退される当時の院長先生。

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