2019年8月18日日曜日

「仮面の王イ・ソン」見始める

カールが突然、「最近の新人会社員の研修には『怒られる訓練』ってのもあるんだって」を語ってきた。TVで聞いたらしく、最近の若者は怒られるという当たり前のことが経験ないってことか。まずその訓練をしないとすぐに辞めてしまうケースがあるからだそうだ。その上で「うちの子らが怒られ慣れているから大丈夫だよね」だって。そりゃそうかも、子らは布団叩きでママに道路まで追いかけられていたからな。この前の外食でも、次男三男が、「おはら祭りを見に行った際に理不尽に怒られ殴られた」ってエピソードを言っていたしー。

韓ドラは「仮面の王イ・ソン(2017)=君主〜仮面の主人〜」を見始めた。AbemaTVで見られるしキム・ソヒョンが女性主人公だからだ。以前NHKBSで放送されていたのは知っていたが時代劇なのに王子が仮面を付けるという変なセッティングにこけおどし的な雰囲気を感じチラとも見なかった。もとより韓ドラ時代劇はあまり見ない。というのも50話くらい続く作品が多く完走するのに骨が折れこれまで途中挫折した経験が多いからだ。50話以上の時代劇は初めて見た韓ドラ「チャングム(2003)」のほか「ホジュン(2000)」だけで「朱蒙」は途中で挫折した。他にもペ・ヨンジュンの「太王四神記(2007)」、ワイルドさが魅力の「推奴(2010)」も半分ほど見て挫折している。20話くらいなら現代劇と同じ長さなので4ー5作ほど見たことがある。これまで「チェオクの剣(2003)」「一枝梅(2008)」を見て「ファンジニ(2006)」は途中挫折したものの3/4くらい見ていたので10年後に力ふりしぼってどうにか最後まで見たがきつかった。その中で「太陽を抱く月(2012)」は面白かった。さすが視聴率40%以上を記録しただけのことはある。

で、「仮面の王」だが「太陽を抱く月」同様設定がフィクションというのがいい。史実にとらわれることがないため、話の展開が自由でスピーディーだ。王朝以外に闇で支配している辺首会(ピョンス会)という組織が出てくる。そこは怪しい丸薬を作りそれを月に2回飲まないと死んでしまうように王様を仕立て傀儡にしている。王様は自分の子がそうならないように仮面を付けさせどんな顔が知られないようにする。となると、中身が入れ替わっても周囲は分からないという設定になり、そこで成長した王子がある庶民の男を入れ替わる羽目になって物語は進む。王は辺首会に殺され王子は世間に出て商売人の頭領になっていた。ふむふむ、ほとんどあり得ない設定だが見ている側は面白いので敢えてツッコまず楽しむだけだ。午前4時までかかって一気に9話まで見た。王子に愛されるのがキム・ソヒョンで相変わらず可愛い。相手役の王子ユ・スンホも子役で有名で二人とも若いが演技力は全く問題がない。全20話だがこの勢いなら1日2日で見終わってしまいそう。私の久々の韓ドラブームはまだ続く。

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