2018年3月14日水曜日

変顔選手権

今夜は当直。33才で東南アジア系女性が救急車で運ばれて来た。事前に聞いた症状は「腹痛」と「過換気」だって?おいおい、昨日のことはまだ忘れてはいないぞ。慎重に慎重に。

でも、あっさり普通の過換気症候群だった。だからおおかたこのパターンが多いんだ。昨日の2件はまさに例外、しかし常にそれを頭の片隅に入れておかないと強烈なしっぺ返しに遭うってことだ。

ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」は50ページほど読み進めた。亀山郁夫訳の2006年出版だから比較的新しい訳で読みにくさはほとんどない。父親のフョードル、長男のミーチャ(ドミートリー)、次男のイワン、三男のアリョーシャ(アレクセイ)について人物紹介の形で書き進められていてまだどこが面白くてどこがすごいのかよく分からない。

そうこうするうち、ネットでたまたま推理作家鮎川哲也の「憎悪の化石(1959作)」が面白いという評判をみてそれをamazonで注文してしまった。どうも「カラマーゾフ」は大作だと知っているのでまだ集中して読み進める気力がないようだ。まあ、10年近くも本棚にほっといた作品だから慌てて読む必要はない。世界的名作ゆえ、気楽に読んでいけば何かスイッチが入って我を忘れるくらい没頭するかもしれない。ぼちぼち。

この前、長年外来、当直、手術室など勤務していたネークチダ君が退職した際、記念写真を撮った。ちょうどニッシNsの息子も来ていて3人で変顔をしたら、「さすがのぼくもこてる先生には負ける」と言っていたとか。みんな似たような上目遣いの変顔で別段私だけが変すぎることはないぜよ。でもみんなの一致した意見が「こてる先生の勝ち」だったらしい。そーーかなぁ。



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