2016年8月1日月曜日

老け顔が今は・・

朝礼で可愛いんだ理事長が「青雲会病院が今日で満36年経った」とスライド付きでスピーチをした。8月1日が開業日でその日は土曜日で外来患者はたった2人だったそうだ。しかし、すぐに外来、救急、病棟と忙しくなり、病棟も50床、136床と大きくなり、8年前に新築移転、今に至っている。当時の写真が出てきて「可愛いんだ病院」との看板が今となっては珍しい。昔の写真はあまり残っておらずそれが途中から多くバラエティーに富んだものになった。実は、その多くが私が撮影し提供したものなんだ。ちょうど15年前に初めてデジカメを使うようになって常にポケットに携帯しみんなの仕事ぶりを撮りまくっていた。

後にこうしてスライドに使うためというわけではないけれど、私にはとにかく今を記録していないとすぐに「今」はなくなってしまうという観念がある。撮って保存しておきたい。当たり前と思っている今の姿は実はとても貴重なのだ。例えば10年前の旧「青雲病院」は移転後売却され、しばらく警備会社の社宅や焼き肉屋になっていた。しかし気がつけば既に取り壊され空き地になっている。あの建物は写真はみなくてもまざまざと私の脳裏には浮かぶがそれを再現して人に教えようにも写真がないと難しい。やがて自分の記憶もあやふやになる。今では幹部職員となった面々の15年前を見ると「ああ、このころは〇〇君や△△さんも分かったねー」と理事長が言う。建物や周囲の風景も懐かしさが漂っていた。

「それにしてもー」と不意に理事長が言う。「こてる先生は変わらんなー、年取らない、不思議だ」だと。いやいや、私自身は結構年取ってきていると思うのだがそうみえないとのことだ。白髪が増えたとはいえ髪の量はあるしちょっとふっくらしてきたからなぁ。で、「若い頃はえらく老けて見られていたからでしょう」と答えるようにしている。実際、5、6才年長にみられるのが普通だった。30才過ぎくらいから年相応に見られ40才半ばからは年より上にはみられなくなった。若い頃はおっさんにみられ、少し遅れて入部した鹿大医バスケ部の同期メンバーに「OBが来たのか」と思われたほどだった。今となっては若い頃の老け顔も悪くはなかったわい。

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