2016年8月2日火曜日

高校野球オタクの目の付けどころ

予定より1週間遅れで医局会レクチャーを行った。大腸憩室出血は実は医局会では3度目の発表だ。それだけ自分にとって大事かつ切実なテーマだということだ。

この8ヶ月青雲会病院では憩室出血が倍増しその内視鏡治療成功率を高める工夫などを話した。おおむね好評だったようでデータ集めたりした甲斐があった。

オリンピックも近づいているが夏の甲子園もほぼ同時に始まる。今年は横浜、履正社などが優勝候補らしい。さっそく恒例の週刊朝日の特別号を注文した。

出場校を眺めていてふと面白い傾向に気がついた。昨今は私立校全盛で私が大学生だった30数年前は公立高のほうが多かったのにいつの間にか逆転している。それに比例し公立高の優勝も1990年代は佐賀商、松山商、2000年以降は佐賀北と激減している。それはともかく、今年〇〇学院とか△△学園といういかにも私立校らしい名称の学校が合計11校出場しているのだが、箱根の関を境に〇〇学院は全て東日本、△△学園はすべて西日本ときれいに傾向が分かれているのだ。東は八戸学院光星、聖光学院、作新学院、常総学院、山梨学院の5校、西は常葉学園菊川、智弁学園、創志学園、尽誠学園、高川学園、日南学園の6校だ。静岡の常葉学園菊川は学校数の都合で普通は東に入れるが歴史的には箱根の関を越えないので西側だ。これって何か意味があるのかな?

と思ってよーく調べると、西東京代表の初出場、八王子は正式には八王子学園八王子っていうんだって。おいおい困るよ、東は学院だって書いたばかりだろ。結局12校目もいたのか。ま、そんな例外もあるが、高校野球オタクとはこんなことにも興味と面白さを見つけ楽しみを見いだす人種なんである。

0 件のコメント:

コメントを投稿