2015年1月22日木曜日

電カルなかりせば(台湾墜落機に我々が・・?)

いやー、患者が多い。病院のベッドは満床となり私も3人の入院があってついに合計24人患者受け持ちとなった。これは医者になって過去最大の受け持ち数だ。それよりたくさん受け持ったことあるよというDrもいるだろうが、急性期病院で外来、内視鏡などしながらこれだけの数はかなり限界に近いだろう。実際、患者の名前と顔と病状が一致しないことすらあるのだ。だから毎日電カルの患者一覧表をコピー印刷して確認をしている。入院退院する患者が毎日のようにいるし部屋移動もあったりするのでこの一覧は欠かせない。電カルの良さはそれ単独の機能より病院のどこからでも電カルパソコンさえあればアクセスできるという点が大きい。内視鏡の合間にもメールで依頼された処方追加や退院処理の件、紹介状作成依頼、レセプトチェックなどちょくちょく済ますことが出来る。電話指示で看護師にしてもらい(代行入力)後で承認する方法もあり、職員同士の情報共有するメリットもかなり有効で、これがなくて24人ものカルテに直接記載するとなると気が重くなるわ。10年近く前電カル導入の際には「絶対反対」を唱えた某Drもいたがあれは他病院の未熟な機能の電カルを以前使って辟易していただけだった。今となっては紙カルテに戻る気は起きない。「多少の使いづらさはあってもこれが時代の流れで今後必要になる設備」と突っぱねた理事長、院長の方が正しかったと思う。

緊急情報!

「2月4日台湾で起きたトランスアジア航空の墜落事故、これは他人事とは思えない。去年同じ航空会社の同プロペラ機で同じ台北松山空港から飛び立ったの中に私たち青雲会病院旅行グループ8人がいた。機体番号はB-22815。今回墜落したのはB-22816 。1番違いだった。あの時花蓮に向かう機体はいい揺れ具合で大多数のグループ人員は着陸前はお顔が青ざめていた。今さらながら幸運に感謝・・」

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