2014年4月7日月曜日

帰国女医

6Fにある当直室から降りて3Fの医局に行くとびっくり、ヒラメグDrがソファに座って「あー、センセー、よろしくー」と鎮座しているではないか。「えー!今日からだった?」と私。

ロンドンにいた彼女が4月5月に一時帰国して月に2週間ずつ青雲会病院勤務するというのはメールでやり取りしていた。でも4月9日からと思っていた。そのことを指摘すると「後からのメールで今日からになってませんでした?」と言うがつい最近確かめていて今日まさにメールで最終確認しようと思っていたので間違いない。でもいいや、今日からで何も問題ない。朝礼の時間も迫っていてそこで早速挨拶をしてもらった。彼女が青雲会病院に非常勤でいたのはちょうど4年前、おそらく半数の職員が知らないはずで朝礼はいいタイミングだった。

内視鏡室で新しくなった電子カルテの操作法を教え、その後人間ドックの経鼻内視鏡を私がしてみせた。彼女はロンドンにいた2年間は内視鏡を握っていなかったのだ。「久しぶりにやる前に誰か練習台になってくれないかな」などと気の弱いことを言っていたが、なに10年もやって来た杵柄(きねづか)スコープ握ればすぐに勘を取り戻すさとそんな無駄なことはさせなかった。そして数例見学した後「やってみるか」と勧めるとすぐに出来たヨ。ほうらね。大腸内視鏡は3年やっていないということだが何々それもいっしょ。明日からはやってもらおう。しばらくはにぎやかな内視鏡室になりそうだ。





(台湾3日目をようやく書き終えた。残るは最終日だけじゃー)

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