御着屋でやっぱり

土曜午前は休みでカールとスーツ作りに出かけた。スーツってこのところ全く新調していなくて「そろそろまた作ったら」と言われいっしょに出かけたのだ。山形屋の駐車場に車を駐め、以前も作った2階のスーツ売り場に向かったのだが、早々に諦めることになった。予約をしていなかったせいで「注文は本日は午後からになります」って言われたんだ。3月のこの時期ゆえか、確かにすでに客が何組か並んでいた。

そんなこともあろうかとカールが事前に調べていて、御着屋にある「オーダースーツTANGOYA」に行くことにした。山形屋と違ってこっちはガラガラ。店員は2人で「まずは生地から」と生地を選びサイズ取りした後は、スーツにもいろんなスタイルがあって一つ一つセレクトしていく作業が待っていた。結局入店から出店までぴったし1時間かかったよ。

いやいや、一着作るのもなかなかだねえ。山形屋が予約を必要とするのももっともだ。

この後は、久しぶりに「やっぱりステーキ」で食事をした。約5年前に鹿児島に初出店した時は1時間も並んで千円で180ｇのステーキを頼んだ記憶があったが、今日は全く並ばず入れた。昨今のアメリカ牛肉の値上がりは企業努力ではどうしようもないようで、あの時ミスジステーキ180ｇで1000円だったのが徐々に値上げされ昨年12月1日から1980円にまで値上がりしていた。開店当時のお札1枚で十分なお肉量とご飯スープ野菜お代わり自由というインパクトがアピール出来なくては並ぶ人がいなくなったのもしようがないか。

ただ、カールは赤身ステーキ120ｇで十分だという。そっちは1290円でかなりリーズナブルだ。二人合わせて3270円で、いつもの昼食に比べても安いくらいだ。自分は並ばず気軽に入れる方がいいし、お代わり自由はそのままなので、また御着屋付近に来たら利用しよう。

この後は山形屋に戻り、加賀百万石のれん市で日本酒を買った。カールがこの前買ったら美味しかったそうで「またもう1本」となったのだ。初めて加賀の地方市を見たがお客さん多かったな。酒だけではなく、和菓子、金箔もの、工芸品などいかにも加賀百万石を思わせる品々が多く、人気があるのも肯ける。カールは石川県には行ったことがあるが私はない。この年になってまだまだ行ったことのない日本各地が多い。いつかは行くとして今日はデパートで雰囲気を味わえただけでも良かったねー（⌒о⌒）。