2021年9月6日月曜日

コロナ禍でのWeb講演

このコロナ禍になって大きく変わったのが会合や会議のオンライン化だ。画面の中の情報をちゃんと把握しようとするのに面倒くささを感じたりするが、わざわざ出かけたりしなくても済むメリットは捨てがたい。

今夜は「鹿児島県消化器がん検診推進機構」の令和3年度夏季特別研修会のWeb配信を視聴した。これは薬品会社などが提供する配信と違って「消化器精密検査医療機関の遵守事項」でいわば義務であった。今までどおりなら県の医師会館での参加が必要だった。それが先週金曜から今週木曜の期間に2つの講演合わせて1時間半ほどを視聴しアンケート用紙に感想を書き送ってほしいんだとか。さぼったりズルするのはしづらいシステムだ。

さてさて、講演内容は「コロナ禍における超音波検査と肝疾患診療」と「コロナ禍における消化器内視鏡診療」と身近なものであった。指示通りにクリックすると、挨拶と司会の二人が出てきて、草の件Drに松ピカDrとどちらも私の直接の先輩Drだった。二人とも二十年、三十年前の姿からすると年を取ったと感じるが元気さは以前とあまり変わらないのがモニターを通しても分かった。↓上の草の件先生は眼が、下の松ピカ先生は髪が特徴である。

草の件先生↓、ほうれい線が目立ってますねえ。御年73歳。かつては学生運動の闘士で、あのテルアビブ事件の岡本公三(鹿大農学部)とも意見を戦わしたこともあったそうな。
この時の松ピカ先生↓、ばっちしカメラ目線でした。

講師の二人はいずれも旧鹿児島大学第2内科の流れを汲む教室に属しているいわば私の後輩だが、大学を辞めて20年を過ぎているので彼らとの直接の接点はない。しかし視聴していずれも分かりやすくポイントを押さえての講演で司会の松ピカ先生が「すばらしい」と褒めていたのも十分に肯けた。特に「消化器内視鏡診療」はデジカメでスライドをほぼ全部撮影した。アンケートに簡単に感想を記入し後は郵送かFaxで送るだけ。居眠りすることもなく自分のいいタイミングで見て聴くことができるし、このWeb講演、なかなかいいもんだと思ったヨ。

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