2021年9月21日火曜日

「そのファインプレーの割に内閣支持率は低い」

今日見てみたら、車のフロントガラスのヒビはさらに広がっていた。うわっ!これはガラス交換を急がなきゃ。トヨタへカールに持っていってもらい見積もりをしてもらい、病院の通勤にはカールのゴルフを借りて出かけた。ヒビのまま高速道路走行なんて怖くて・・。

医局にあった医事新報誌を眺めていたら医師コラムの中にHPVワクチンの記事があった。その中に去年あたりからわずかずつではあるが接種延べ人数が増えているという報告があった。昨年厚労省が「積極的勧奨」は行わないまでもパンフレットを整備し接種を考慮してほしい旨の通達をやっているからというのと、産婦人科や小児科のドクターたちが「このままではいけない」とあちこちでアピールしているからだろう。わずかではあるがいいことだ。


コロナについては毎号記事があって、今回私が注目したのは「ようやく見えた第5波の収束」と題したものだった。その中には「注目すべきは第4波の時と比べて第5波の新規感染者数は3倍以上にもなったのに死亡者数は半分未満」で「これはワクチン効果と考えられる」とあった。そして「高齢者のワクチン接種がギリギリのタイミングで間に合ったのは本当に幸いであった」と指摘し、「そのファインプレーの割に内閣支持率は低い」とチクリとやっていた。↓拡大参照。

なかなか良い記事を書いているわいと思って写真に撮っておいた。で、こうして日記ネタになったのだが、アップロードの際に著者を見てあれと思った。「鈴木貞夫」「名古屋市立大学公衆衛生学教授」ってHPVワクチンの「名古屋スタディ」をまとめ上げた人じゃないか。「名古屋スタディ」はHPVワクチン被害者の会がワクチン被害の実情を学問的にしっかり調査して欲しいと河村名古屋市長に頼み込んだものだった。このことは2021年8月16日の日記「名古屋スタディからHPVワクチンの汚名を晴らす」にも書いた。結果は被害者の会や河村市長の思惑とは全く反対の「ワクチンは被害とは何の関係もない」というもので、鈴木先生に「なにか不備があるのではないか」と被害者の会は噛みついたが、きちんとやり直しても結果は変わらなかった。

こうしたきちんとしたデータに基づいて真っ当な意見をする人を私は好ましく思う。いくつもある記事の中で鈴木貞夫先生のものとは知らず写真に撮ったのは偶然ではなかったのだ。

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