2020年5月29日金曜日

コロナ差別

週1回非常勤の並ぶンDrがこうぼやいていた。

「先週のことですけど、鹿児島市内でタクシーに乗ったんです。すると、運転手が『今時は病院関係者は乗せたくないですねえ』と言うんですよ。私は病院からは離れたところから乗ったので黙っていましたが・・」

そして「つい昨日のことですけど、コンビニで買い物をしてレジのところに来たら病院から電話があったので『ああ、それは脳神経内科に検査を依頼してくれ』なんてしゃべったら、レジの人が急に顔色が変わってさーっと引かれるような態度になったんです。その後自動ドアから出ようとすると係の人が明らかに自分をよけたんです」と。

どうも世間の人は病院関係者をまるでコロナ患者かのように扱っているようだ。これはいかんなあ。もっと冷静になってくれよんしんちゃん。病院内でも病棟のある看護助手が「外来の看護師には病棟にあまり上がって来て欲しくないわ」なんてぬかしたらしい。それも不当な差別につながるぞ。みんな自分はきれいでコロナは汚いと思っていやしないか。みんなコロナになりうるんだ。コロナは嫌っても人は嫌っちゃいけないんだよ。

コロナのせいで嫌な社会になってはいけない。コロナ対策の最前線で戦っている医療関係者を遠ざけてはいけない。「コロナ差別はダメ!」「コロナではなくあなたの心が人を傷つけるんだ」と言い続けよう。

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