2020年5月14日木曜日

韓ドラ「ドリームハイ」あれこれ

ただいま観ている韓ドラはちょっと古い2011年の若者ドラマ「ドリームハイ(KBS)」だ。その名前だけは知っていたけれど学園&音楽ドラマということで敬遠していた。あのペ・ヨンジュンが制作&出演(今のところ彼の最後のドラマ出演作)したことでも知られている。なんで今頃これを観る気になったか?それは今現在韓ドラの主役を張っている俳優、女優らが大挙出演しているドラマだと気づいたからだ。彼らにとって概ね初出演もしくはごく初期の作品でここから主役級に成長していった。

「ドリームハイ」とは関係ないが、この間まで観ていた「ここに来て抱きしめて(2018、MBC)」というドラマにもチャン・ギヨンとチン・ギジュという若手俳優女優が出ていていいドラマだったが若干主演女優のチン・ギジュに華がないというか今ひとつ乗り込めない印象があった。(↓左がチン・ギジュ、右がチャン・ギヨン)
私が購読している韓ドラ雑誌によると「本来はペ・スジになるはずだった」らしい。うーん、スジちゃんだったらもっと良かったのにー。彼女にはなぜか引きつけられるところがあり、「ドリームハイ」での初出演以降、有名ドラマに多数出ている。私は「あなたが眠っている間に(2017、SBS)」で初めて見てまた彼女の出演ドラマを観てみたいと思っていたのだ。
それで「ドリームハイ」だ。これには「太陽を抱く月」「星から来たあなた」のキム・スヒョン、「麗」「ホテルデルーナ」のIU(アイユー)、「キスして幽霊!」「ザ・ゲーム」のオク・テギョンとこれまで観たドラマの若手連中がいっぱい。芸能学校というやや特殊な学園での若者の挫折、成長を描いている。
主役のペ・スジは性格にやや難のある女子高生だがやはり魅力的に映る。目を引くんだ。そして主要6人が全員KーPOP出身というのもこのドラマの特徴で歌やダンスが演技よりうまい(すでにデビュー済みなので当たり前だが)。それと真冬なのにミニスカートというのも良かったネ。ストーリーや芸術性なんで抜きにしての若さあふれるドラマでたまにはこんなのもいいわ。(↓校舎の上で悩みを語るキム・スヒョンとペ・スジ)

余談だが、3年後名作「星から来たあなた(2013、SBS)」でペ・スジは主役キム・スヒョンのためにカメオ出演した(第17話)。その時の役名がドリームハイと同じコ・ヘミ役で女子大生というのが視聴者にはうれしい。スヒョン扮する教授に憧れる役でかなり言い寄るのだ。自分のことを覚えていないキム・スヒョンに「もう! 初めて会った時に、元彼のサムドン(「ドリームハイ」でのスヒョンの役名)にすっごい似てるって言ったじゃないですか」なんて言う。「ドリームハイ」では最後の最後に二人はキスをしたがすでに別れていたのか(笑)。そしてそれを見たチョン・ジヒョンが中に割り込んで邪魔をする笑えるシーンだった。
またキム・スヒョンは2019年のIU主演の「ホテル・デルーナ」最終回に兵役復帰後初のカメオ出演をして視聴者を驚かせた。いずれも「ドリームハイ」での共演が縁となったものだろう。

ただ、このドラマで思わず「そんなの絶対ありえへーん!」と叫んだシーンが一つあった。それは日本は名古屋への修学旅行でダマされてヤクザの親分の結婚披露宴で歌を披露することになったスジとスヒョン。その前にヤクザの方々が受付にやってきた。するとなんとボディチェックが入り「これはいけませんな、預かっときます」てな感じで、受付係がピストル、日本刀、木刀と取り出して受付テーブルに置いていくのだ。いくら何でもありえる?結婚式でっせ。ヤクザの出入りじゃないんだからー。

「ドリームハイ」で視聴韓ドラが通算120作目になった。まだ途中視聴作品もあるのでこれからもどんどん増えそうー。

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