2018年9月27日木曜日

運動会でやってもエイサー

近々小学校の運動会がどこもある予定だが、うちの近くの伊敷台小もそのための練習をし子どもたちの掛け声など聞こえてくる。ただ、今の我が家はここ数年運動会オフ時期に入っているのでそれほどワクワクはしていない。

人生は運動会オンの時期とオフの時期が約15年周期で巡ってくるとみることもできる。幼稚園から高校までの15年は運動会になじみがあるがそこから約15年はとんと縁が無くなる。でも自分の子どもが出来ると弁当持って応援する楽しみがまた15年ほど続く。子どもらが卒業するとまた縁遠くなりそのうち孫ができると・・と繰り返すのだ。今は二度目のオフ時期でチッチの運動会を最後に4年ほどどこにも参加していない。この前ヒトミンチョから聞いたが、そこじゃ地域対抗の参加もあって毎年のように運動会があるんだとのことで、まあ田舎のパターンは置いておいておこう。

そんな関心低下状態のカールが「あのさ、伊敷台小ではエイサーをやるんだよ」と教えてくれた。何それ、沖縄のいわば盆踊りの太鼓叩きを鹿児島の小学生がするんだと?
「そうなの。イーヤーサーサーって掛け声も聞こえてくるし、太鼓だけじゃなくパーランクーの音も聞こえてくるし、え、なんで?と思ったけど運動会でやるんだよ絶対」と。あは、パーランクーって久しぶりに聞いたよ。手持ちの片張り太鼓のことでエイサーには欠かせない。
どうもエイサーは全国的に人気があって運動会などでは沖縄以外でもやられるケースが増えて来ているとか。若者があれやってみたいと思わせるパフォーマンスゆえにここまで広がって来たんだろう。実は沖縄でも那覇出身のカールは「子どものころ見たことなかった」という。主に沖縄中部北部で行われていたお盆の踊りだった。逆に例えば那覇ハーリーや糸満ハーレーなどボート漕ぎ競争は南部が主で、地域の色分けがあるのも面白い。エイサーに話を戻すと、旧コザ市が全島エイサーコンクールを行って以降徐々に広まりかつ見栄えの良い踊りをするように変化していったらしい。確かに沖縄出張時代にホテルでエイサーを見たことがあったがお盆とは無関係で沖縄パフォーマンスの披露という感じだった。しかし返って宗教的色彩が薄まったことで今の人気があるのだろう。

へーえ、今度の日曜せっかくだから見に行こうか。いや、台風が近づいていて延期になるかも。予報ではもろかち合いそう。こんな時こそ「なぜに最近台風は鹿児島に来ないのか」の手かざしパフォーマーさんは進路を変えてくれんもんかねぇー(^_^;)

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