2018年6月4日月曜日

教訓の裏側

夕方の所属長会議で総務から職員に向けて「車の運転に注意しましょう。世間ではあの人が青雲会病院職員かとみられています」とのやや意味不明なご注意があった。

案の定「それはどういうことだ」と「可愛いんだ」理事長から問いただしがあった。

総務からの説明はこう。某職員が病院に向かう際、交差点のコンビニにちょっと買い物に寄ろうと思った。しかしよく考えれば出勤まであまり時間がない。で、買わずにもう一つの出口から出て病院に向かった。職員駐車場に入ったところ、後から付けてきた車の人に「ずるいこと(信号待ちをショートカット)をするんじゃない」とえらい剣幕で叱られたとのことだ。

ほう・・「そういうつもりでなくても怪しまれる行動は慎みなさい」という教訓にはなるだろうが、私には「世の中には変な人もいるから何か衝突しそうになったら慎重に対応しなさい」という話にも聞こえる。「あ、あいつズルしやがった」と思ったらそれを正さないと気が済まない(変わった)人が世の中にはいるんだ。わざわざ後を付けて(自分の時間を失うのや他人とトラブル可能性があるにも関わらず)説教しないと自分が許せない・・そういう人はいわゆるライトマン(RightMan)で自分は絶対に正しく意見を曲げないやっかいな人の場合が多い。正しいと思っているだけに対応するこっちは疲れるだけ、時間の無駄と損失にすらなる。

会議ではそのような意見は出なかった。無論、私も言わなかった。早く切り上げたい他の出席者の気分を忖度した結果であった。

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