2017年11月29日水曜日

写真パワー

今日は外来担当。これが忙しいんだな。胃や大腸の検診後精査が相変わらず多い。住民へ一斉に行われ一斉に結果報告が届くからだいたい同時期に集まってくる。もっとばらけてと言いたいが、インフルエンザや風邪の時期と重なっていないだけマシと思おう。この他、紹介で来る患者の中には一見内科と思いきや、実は泌尿器科の病気だったり外科対応しないといけない患者だったりする。嘔吐で紹介された高齢男性も診察してみると鼠径ヘルニアによるイレウス(腸閉塞)と診断し外科に頼んだ。ただ外科も相当忙しくすぐには診られない。幸い嘔気がやや落ち着いていたので待機できた。用手環納が無理とのことで手術が午後に組まれるそうだ。(結果は鼠径ヘルニアではなく腹部手術後の腹壁瘢痕ヘルニアだったとのこと。まあ当たらずいえども遠からず、外科にお願いして正解だった)

逆に皮膚科から内科で治療をお願いと院内紹介されたのが右下肢の蜂窩織炎のこれも年配男性患者で専門科の診断確定しているので後は治療指示出して経過観察だからある意味気楽だ。入院指示を出して、昼食にありつけたのが午後の14時前だった。ふう、今日は半ドンで帰る予定だが3/4ドンだったな。

さて、医局の机に着くと、なにやら感謝状とお礼のケーキ(バウムクーヘン)が置かれていた。10日ほど前病院を退職した静宮Nsからだった。彼女は17、8年勤務していたのかな。独身時代から知っている。子ども3人いて確か一番上が中3のはず。このところは透析室勤務になってそう会う機会もなかった。でも、透析室スタッフから「彼女の送別にアルバムを作るのでこてる先生のストックしている写真を提供して欲しい」と頼まれ、2001年から最近まで彼女の写っている職場写真などを集め、USBに移して何十枚か上げたのだった。自主的に院内の写真係を務めている私の本領発揮場面だな。ただ、この4年はMacの「写真」ソフトで顔認識させてあったので簡単に抽出できたが、それ以前はハードディスクに収めてあるフォルダから1枚1枚チェックしなければならずかなり時間がかかった。日ごろから顔認識させ入力していく大切さを感じるわ。

で、そのサプライズプレゼントのアルバムは「青雲会病院での思い出がたっぷり詰まった世界にひとつだけのもの(本人談)」でうれしすぎて号泣したんだそうだ。「いつの間に撮られていたのか笑ってしまう写真や大好きな同期や先輩スタッフ、青雲会が凝縮されていて感動でした♡」と提供した私にお礼が言いたかったとのこと。そうか、私も面倒と思いつつもやって良かった。そして、これまで職場で多少迷惑がられながらもコツコツと写真を撮っていて良かった。人はたった1枚の写真でも感情を揺さぶられることがある。写真にはみんなが思っている以上のパワーがある。どんなに雄弁な見合い仲人の口上より1枚の見合い写真に心動かされることもあるように。

で、この日から1週間後、またたった1枚の写真が某職員にエモーショナルな場面を引き出すのを私は目撃することになる。写真はすごい。(また1週間後に・・)

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