2017年9月22日金曜日

高齢者にふさわしいスポーツとは

今日の読売新聞に「80代・90代もボウリング」とのタイトルで記事が出ていた。「中高年が気軽に楽しめるスポーツとしてボウリングが注目を集めている」んだそうだ。「力よりも技が重要で高齢になってもスコアを伸ばすことができるので80代以上でプレーする人も増えている」という。

かつてボウリングが一大ブームになった昭和40年代には全国で3700軒ものボウリング場があった。しかしブーム(私に言わせればバブル)が去った後は約1000軒ほどの時代が続き、この10年でさらに漸減傾向となり昨年は784軒にまで減った。確かにこの10年かつての名の知れたボウリング場があれもこれも閉鎖というニュースがボウリング雑誌や番組で話題になっていた。

ただ新聞によれば「中高年のプレー人口は増加中だ」とのこと。いわゆる長寿ボウラー(男性80才以上、女性75才以上)は日本ボウリング場協会によると1996年には54人だったのが今年は6940人(!)と大幅に増えている。かつてのブームを知る世代が高齢になったということらしいが、世代人口を考える私はそれは当然のことと思った。1996年に80才以上というと大正半ば生まれで戦争に駆り出されかなり亡くなった世代だ。ボウリングブームとも無縁だった。今年80才といえば昭和12年生まれで戦争には参加せずボウリングはやったことのある世代だ。だから団塊の世代が出てくる今後10年以上は長寿ボウラーは増え続けるだろう。

だが、一方でボウリング界全体で考えれば先は暗い。なにせ若者人口が減り続けている。T-MAXや国分スターレーンに練習に行っても待ち時間なんてまずない。たまに1時間くらい待たされることがあるがそれはどこかの会社などが貸し切りでボウリング大会をやっているときだ。ボウリングって結局若者が増えないとトータルでは衰退する業界なんだ。でも、そうも言っておられないので「シニア向けの教室や大会に力を入れて東京などでは80才、90才代の選手による大会も開いている」とか。ケガを予防しボウリングを楽しむための3か条もあった。「ボールを振り子運動のようにして投げる。力を入れない」「プレーの前後にストレッチを行う」「スコアにこだわらず仲間と一緒にプレーできることを楽しむ」。ふむふむ「スコアにこだわらず」以外は私も常にやっていることだ。

NHK朝ドラ「ひよっこ」の主題歌「若い広場」を歌って今なお活躍している歌手の桑田佳祐は去年還暦祝いにマイボール、マイシューズをプレゼントされたことがきっかけでボウリングにハマってしまったという。ネットでは279を出した時の動画が公開されたりhttps://videotopics.yahoo.co.jp/video/vtps/108261、今度Number誌でボウリング特集の編集長もするとか話題に事欠かない。彼の自己最高は289。今年の目標は「300点、めざせパーフェクト!」というからつい1年前の私と同じやね。とにかくボウリングは年取ってからも楽しめるし80才からでなく定年後の60才からぜひやって欲しいスポーツだ。(↓は桑田佳祐でなかなかのフォーム。後ろは日本男子プロ最多勝の矢島純一プロ)


おっと今日の串木野はレンコンをつかめずに1ゲーム目は150台も2ゲーム目後半から立ち位置を変えたら急にストライクが出だし3ゲーム目は269でチームパーフェクトにも貢献したった。1ゲーム目でそこから投げよってことだが気付きが遅いのも実力のなさなんだろう。

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