2017年9月16日土曜日

「大人の語彙力が面白いほど身につく本」

1ヶ月以上前、鹿児島中央駅のアミュの本屋で見かけた本「大人の語彙力が面白いほど身につく本」をamazonで購入した。チラッと見た時に読み書き意味いかに間違いあるいは勘違いしていたかページをめくるたび思い知らされ、即買おうと思った。ただその時はシホねえNsとの飲み会前だったので邪魔になると思い買わずじまいだった。

最初にえ?と思ったのが「小人数」だ。これ「しょうにんずう」のどこがいけないのと思った。でも間違いで「こにんずう」が正しいと。実は「人数」という言葉が別にありこちらは「しょうにんずう」でいいとのことだ。へーそうなのか。でも日常生活で「小人数」と使うことはあまりないな。似たような間違いに「生石灰」がある。「せいせっかい」が正しい。え!今まで「しょうせっかい」と言っていたのは間違いなの?でもそれは「消石灰」のことだった。生石灰は「酸化カルシウム」、消石灰は「水酸化カルシウム」のことなんだってさ。

絶対に間違えてしまうのが「血肉となる」だ。「ちにく」以外になんて読むの。でも間違いで「けつにく」が正しい。ただ、これも「血となり肉となる」の場合は「ち」でよい。次に「人力飛行」だ。正しくは「じんりょくひこう」。人力って人力車「じんりきしゃ」以外は「じんりょく」と読むのが正しいんだと。でも最近は「じんりきひこう」と読む人が増え必ずしも間違いとはいえないらしい。以下は私が間違った「読み」の例。

「四分五裂」・・・X「しぶごれつ」、〇「しぶんごれつ」
「同行二人」・・・X「どうこうふたり」、〇「どうぎょうににん」
「黙しがたい」・・・X「もくしがたい」、〇「もだしがたい」←たとえ正解でも使う?こんな読み。

ついで意味の取り違えパターン。これは結構間違う。以下は私も勘違いしていた言葉。

「時を分かたず」・・・X「すぐに」、〇「いつも」
「やおら」・・・X「急に、いきなり」、〇「ゆっくりと」
「破天荒」・・・X「豪快で大胆な様子」、〇「誰も成しえなかったことをすること」
「御の字」・・・X「一応、納得できる」、〇「大いにありがたい」
「にやける」・・・X「薄笑いを浮かべている」、〇「なよなよしている」
「憮然」・・・X「腹を立てている様子」、〇「失望してぼんやりしている様子」
「うがった見方をする」・・・X「疑ってかかるような見方をする」、〇「物事の本質をとらえた見方をする」
これら正解と言っている意味、ほんとかなと私はうがった見方をしている。あ、また間違った。

以下は一応意味を正しく知っていた言葉。

「さわり」・・・X「話のなどの最初の部分」、〇「話などの要点」
「やぶさかでない」・・・X「仕方なくする」、〇「喜んでする」
「姑息」・・・X「ひきょうな」、〇「一時しのぎ」
「おもむろに」・・・X「不意に」、〇「ゆっくりと」
「失笑する」・・・X「笑いもでないくらいあきれる」、〇「こらえきれず吹き出して笑う」
「流れに棹(さお)さす」・・・X「傾向に逆らって、勢いを失わせる行為をすること」、〇「傾向に乗って、勢いを増す行為をすること」(これは相当間違いやすい)

このほか書き間違いもたくさん指摘してあったがあまりに掲載語数が多くいちいち取り上げられない。カタカナ語で「Xボーリング、〇ボウリング」があったのは当然。未だに間違って書かれることが多いからこれだけは取り上げておいた。

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