2017年6月17日土曜日

麻雀とはそんなゲーム

午前外来を終えて帰宅した。午後はスライド作りも残っていたがまずは仮眠だ。夕方から麻雀の約束があった。スライドは昨夜アウトラインを作っていたので明日もあるし大丈夫だろう。

開局はサブアラドDrの親で私のドラ3リーチから始まった。ドラ9索を対子にし赤五萬もあり満貫確定の36ピン待ちだった。これに親のサブアラドが向かってきた。二萬チー、2ピンチーと鳴いて聴牌している様子。鳴き三色か?あれ、1索3索と落としてきよった。何の役があるんだ?そう思って自摸を繰り返していると、「おったわー、こんなとこに」とドラの9索をたたきつけ「親満!」と上がりを宣言した。見ればピンズの一気通貫赤5ピン入りのドラ単騎待ち。げげ、そんなのに上がられるの?開局からリーチかわしての4千オールのご満悦のサブアラドDr。
私の絶対有利のはずが負けた。麻雀は一局一局をみればこういうこともありうる。自分の手順や判断にミスがなかったか思い巡らした。ミスといえるミスはない。ならば大丈夫と言い聞かせた。こういう心持ちでいることが大事なのだ。

半荘9回やって終わってみれば私が一番勝ち、サブアラドDrはマイナスに終わっていた。彼はその後3面張リーチが上がれないケースが何度もあり、一度など147索待ちのリーチピンフドラドラの手が親のダイボDrの終盤追っかけリーチ一四萬待ち(役はリーチドラドラ)に一発で振り込んだりした。一四待ちは7枚がすでに場に出ていてラス牌だった。
かー、ツイてませんねぇー。麻雀の神様に翻弄されている。だから一局面にとらわれずトータルで考えること、麻雀はそれを何度も何度も教えてくれる。ミスをしなければそうそう負けるゲームではないのだ。

この時親満を上がったダイボDrも今日はツモリ四暗刻の手を何度も張った。しかし一度も上がれず。終わってマイナスが一番大きかった。そんなこともある。一度でも四暗刻を上がっておればマイナスに終わることはなかったはず。下の手なんかその典型のシーン。

私はドラ筋(ドラ6ピン)のそれほど良い待ちとは言えないが親でもあるしここはリーチしていた。そこにダイボDrがなんとドラの6ピンを切って追っかけリーチしたが、宣言牌が私の当たり牌だったのは不運。5ピンか7ピンを切って三暗刻ドラ1にするのもありうるが役満の可能性をなくすわけにはいくまい。試しに次ぎのダイボDrのツモ牌は何と7ピン。つくづく運がなかった。頑張って手を作って、あとは当たりくじの抽選を待つ。麻雀はそんなゲームなのだ。

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