2017年6月11日日曜日

交流戦ソフトバンク対阪神、いざヤフオクドームへ

昼ご飯は天神地下のイタリアンでそれぞれパスタ、ピザ、カレーを食べ、臨時バスに乗ってヤフオクドームに入ったのは13時を少し過ぎていた。球場内に入る時、中の空気というのかな、歓声と音響、選手と緑の人工芝など熱気を感じてうわーとなった。カールもプロ野球観戦は初めてでこれにまず驚いたようだ。私たちの座るところはレフトスタンド25番通路口のすぐ横の3連席で周りは阪神ファンばっかしだった。私とチッチは黄色の服を着ていき、どっちも黄色がチームカラーでまあ違和感はない。

試合は1回表の阪神の攻撃中でソフトバンクの投手は山田大樹、よく知らないが阪神も小野泰己とやらでそれほど知れてはいない、互いにローテーションの狭間か。どちらも「たいき」と読むのかと思いきや山田は「ひろき」と読むんだそうだ。マウンドは遠くて選手の表情などはよく分からない。ただゲームを俯瞰でき外野に球が飛ぶと迫力がある。阪神小野は四球が多くその後にタイムリーを打たれソフトバンクが2点先制した。阪神はヒットはそこそこ打つがタイムリーが出ない。そうだ、出水のスチョル先生が確か今日ここに来ているはずだと思いだし、ラインに「ヤフオクドームにいます」と3人の写真付きで送ってみた。
私がここにいるとはきっと驚くだろう。するとすぐに「我々もいます。3塁側内野席です」と返信が来た。娘のシモマキDrと甥っ子らと観戦にきていて、なかなか点が入らないことを嘆いていた。そうだ、スチョル先生、年に最低1回は阪神戦は観戦に行くそうだが、ほとんど負け試合ばっかしでチームが調子良くても見に行けば負けると言っていた。そうか、ならば今日はソフトバンクの勝つ可能性が高いぞ、よし。

5回表阪神攻撃、てんで点が入る雰囲気がないときにポコンと梅野が当てた打球がこっちに向かってきた。それが何とオーバーフェンス!ホームランだ。もう、レフトスタンドは大騒ぎ。カールの目の前のピンクの阪神シャツを着たおばちゃんは振り返ってハイタッチの仕草でカールはそれに応じた。
ここでは阪神ファンにならねばならない。私もよくやったと拍手はした(これが逆転ホームランだったらそうはしなかっただろうが)。そして六甲おろしの大合唱だ。私も歌ったぞ。「はーんしーんタイガース!フレーフレーフレフレー!」

プロ野球観戦って特に外野席は「お祭り」だな。まずはチームカラーの色をまとうかレプリカユニフォームを着る。お気に入りの選手の名前が入ったのを着るわけだがそれは現役選手に限らない。今日見た中では「村山実 11」もあった。攻撃の時はみんな立って選手の応援歌を合唱しメガホンを叩き風船を飛ばし点が入れば大騒ぎだ。非日常のお祭り参加を見ているよう。楽しむためにも今度来るときは絶対ソフトバンク側だ。

あと、今日強く印象に残ったのは阪神ファンの装いだ。ソフトバンクファンも同じ選手ユニフォームを着る人は多いが、阪神ファンのそれはあくが強い。そして背中で大いに語っているのだ。以下、私が写真に収めたコレクションをどうぞ。





すごいでしょ。中でも下写真の「狂神」「剛虎」のおっさんたちは怖かった。二人して腕を組み通路で仁王立ち。じっと黙っていても背中だけで大いに語っていたのだった。これらを見てカールは「ううん、私、阪神は嫌いでもないけど阪神ファンは苦手・・」とつぶやいていたわ。

試合はソフトバンクが阪神に決定打を許さず5ー2で押し切った。勝ち試合では球場が暗くなり花火のサービスもある。そして今日はすべてが終わったあと、なぜかドーム屋根が開き始めた。へー、これは初めて。約20分、完全に開ききるまで見ていた。あいにく曇り空だったけどこれはこれで開放感があってよかった。

帰りのバスは渋滞でこれは仕方ない。これも含めてお祭り参加だ。夕食は天神で肉料理を食べ帰宅の途についた。今回野球観戦経験できてよかった。好カードあれば次は新幹線でも見に行こうか。カールは「サッカーもいいな。サガン鳥栖の試合も見てみたい」と言っている。ふむふむ、スポーツ観戦が今後の楽しみになってきそうだわい。

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