2017年3月18日土曜日

レクチャースライド作り

3連休だ。しかしやることがある。22日の水曜朝の医局会でレクチャーをしなければならない。今回のテーマは決まっていて大腸ポリープの切除法の一つ「コールドスネアポリペクトミー」について話す予定だ。2年前の学会で集中的に聴き、病院に帰ってからさっそく導入した。通常、ポリープを切断するのはスネアと呼ばれるワイヤーを通電して行う。それに対してコールドスネアポリペクトミーはそのまま切断する。すると血がにじみ大丈夫かなと思うのだが実は通電するより後出血が少ないということが分かって来た。ポリペクトミー後の出血は主に焼かれることで粘膜下層の血管が破綻するからである。これが利点の一つ。この他いくつもメリットがありこの1、2年普及してきた。しかし消化器内科以外のDrにはまだなじみがないだろうとテーマに選んだ。

図解で説明しようと自分で作るよりネットで分かりやすいのがありそれはそのまま参考にした。でもオリジナルの画像や青雲内視鏡室のデータも交えないと。そこは前日までにそろえておいたので夕方にはほぼ作り終えた。おいおい、発表までまだ4日もあるよ。かつての前日、いや当日1時間前までスライド作りにあたふたしていた頃がウソのようだ。パワーポイントでなくMacのキーノートで作るようになってからストレスが減ったのが大きい。写真や図、表の取り込みがドラッグ一発だし中央に配置するのが感覚的にすっと出来る。ほんといいわぁ。

さてカールは同窓生が出張で鹿児島に来ているとのことでランチへ出かけ、私は作り置きのカレーを食べ、休日を録りだめビデオを見ながら過ごしたのだった。

0 件のコメント:

コメントを投稿