2016年10月15日土曜日

リコールに思う

朝はトヨタに出かけた。サイドブレーキのリコールがあったからでちょうど土曜午前が休みで都合良かった。最近はリコールは全く珍しくなく、担当のヨシナオさんも「事故が起きる前に早めにこうした対策を取っています」という。以前はリコールは販売のダメージがあるとして某自動車会社のように隠し立てしたり秘密裏に処置したりする風潮があった。先代のプリウスもリコールがあったけれど販売にはほとんど影響がなかった。車はあれだけの部品を組み立てて出来ている。リコールは自動車会社が車という商品に対してきちんと向き合っているという証明みたいなもんだ。「うちはリコールがない、欠陥のない車を作る会社です」ってもしアピールする会社があったなら返って疑いの目で見たらいい。

これって他にも応用が利きそう。そう、ある独裁国家や昔の軍事国家は「犯罪発生率は極めて低い」とか「我が軍に精神異常者などいない」なんて喧伝していたようだが、内実は逆で某陸軍など戦争神経症の兵隊さんが多くて困っていたらしい。要するに表面を繕っていいことばかり吹聴するような組織、人間は疑ってかかったほうがいいということ。完璧すぎる組織、人間には憧れるも、それは幻想に過ぎず、完璧だと取り繕う組織、人は信用してはならないってことだ。

修理予定は30分ほどということだったが1時間かかった。タイヤ圧や油膜取りなど頼んだからだろう。ともかくきちんとメインテナンスしてプリウスに乗る生活は続いていく。

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