2015年4月3日金曜日

葉酸の日、子宮の日

今日は何の日カレンダーってのがあって、4月3日は何の日かとみれば「葉酸の日」なんだって。葉(4)酸(3)に引っかけてのことらしい。記念日ってのは物事の始まり由来がだいたい多いが日本ではダジャレにちなむものも多い。葉酸はビタミンの一種で1941年に乳酸菌の増殖因子としてホウレンソウの葉から発見され葉はラテン語で foliumと呼ばれることから葉酸 (folic acid) と名付けられたとのことだ。カレンダーによると「胎児の先天障害のリスクを減らす栄養素葉酸の摂取をよびかける」趣旨で制定されたそうだ。へー、私なんか内科だと大球性高色素性貧血の治療に使う薬のイメージだがなぁ。高校時代の同級生にそのものずばり「葉」さんという女子もいた。医学薬学系に進んでいればこれでからかわれたかも。

そうそう、語呂合わせで言えば4月9日も子宮(49)の日なんだそうだ。子宮頸がんを考える市民の会が制定したとか。しかし子宮頸がんワクチンは副反応(副作用ではない)問題で普及は足止めをくらっている状況だ。私はどちらかと言えば全般的にワクチン賛成派だが日本人はわずかな副反応を気にしすぎるように思う。風疹ワクチンにしてもかつては中学女子に必須だったのがなにやら自主的接種になり接種者が減りその後流行してしまい去年など出産を控える御婦人が増えたりとふらふらしている。何百万人も接種をすればわずか副反応発生率0.001%でも10人以上には副反応が出る計算だ。その10人の障害をみればワクチンこわーいと思って接種止める方向に傾く癖がある。大局的見地や理性的な判断ができていない。毎年3000人以上が子宮頸がんで亡くなっていることを考えればワクチン接種は必須と思うが、いわゆるムードに流されやすい国民性にはカツを入れたいよ。

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